2010年5月30日日曜日

超HIGH TECH

ヴェロナ。ジュリエッタとロメオ、オペラの街。ジロ・ディタリア最終ステージ。
とても美しい街です。
今日でジロが終わります。昨年と比べて内容が素晴らしくて腹12部です。
このブログを書いている最中、ステージはまだ終わっていませんし、イヴァン・バッソの優勝もまだ決まっていないにも関わらず、超満足です。
レーサーにとっても円形劇場の中でのパレードも感動的でしょうね。
去年と同様に最終ステージは個人タイムトライアル戦です。
この種目は面白い。なぜかというと、特殊な装備を使っているからです。
全部は特別です。自転車、ホイル、ヘルメット、シューズ、スーツ。。。一つのステージのために、2つのステージ又はそれ以上の経費が飛んでしまいます。

今日はTeam Skyの装備はとても気になりました。
Wigginsが使っている楕円形のクランクは非常に興味があります。ぜひとも試してみたいものです。
Team Skyはとても面白いチームです。このチームはSkyグループに所属していて、膨大な資金源に恵まれています。そのために、最先端の技術を積極的に導入するチームです。個人的に好きな姿勢です。
Team Skyはピナレッロの自転車を使っています。イタリアの自転車メーカーの中で、新素材の研究などをして積極的に技術革新を進めています。


さて、書いている間、ScarponiとNibaliの対決が行われています!素晴らしい。
そこで、Bassoが入ってきました!
Maglia Rosa獲得です!素晴らしい!
優勝の映像を楽しみたいので、明日はまだアップします!
FORZA ITALIA!!!



関係ないですが、石垣島で出会ったヤドカリのビデオを作りました。

BASSO... BASSO...

昨日興奮しすぎてあまり寝られませんでした。
明日も早起きのため、ブログを短めにします。すみません。

ジロは明日終わります。3週間に続いた格闘は明日で終わります。
選手はみんなくたくたです。イタリア語で、Sono tutti al limite.
今日のステージはまったりモードでした。178kmのコースでしたが、GPM(山岳賞)は5つで、人間がやることではありません(笑)。そのうえ、昨日のステージはすごすぎて、エネルギーは底をついたでしょう。

昨日はLiquigasのキャプテーンBassoはめでたくmaglia rosaになりました。しかし、ドキドキハラハラの展開となりました。Arroyoの奮闘で最後の最後までBassoのmaglia rosa獲得は不安定な状況で、見ているだけでアンドレナリンがあがりました。
さて、明日は早起きですので、ここで寝ます。
おやすみなさい。

2010年5月28日金曜日

Garzelliの活躍に涙!


STAR TRECKに出たら、宇宙人役がぴったりのこの人はもうすぐ37歳。チクリスモの世界だけでなくスポーツの世界ではもうベテランです。自転車はスプリントの時以外は有酸素運動ですので、40歳、50歳、60歳になっても気楽に楽しめるスポーツですが、結果は30代まで。

この人はクール、クールすぎる!怖いぐらい。でも今年は彼のジロは本当に素晴らしい!熱いぐらいです!粘り強く、筋金入りのscalatore(ヒルクライマー)です。見習いたいです!もっと山に挑みたいです。涙が出ます。

今日はMortiroloという山に登ります!1990年から注目され始めた山です。
峠は1800mの標高にありますが、いうまでもなくきつ~い山です。傾斜は平均で10%、最高は18%。。。特に標高1700mからは500mに渡って10%以上の上り坂が続きます。下りも大変です。道が狭く、カーブも多く、気を緩みますと落ちてしまいます。

今日は誰が勝っても文句はありません。素晴らしいレーサーです。
結果はお楽しみ!

2010年5月27日木曜日

BRESCIA...

BRESCIA...
今日のジロのゴールです。
イタリアは人口20万人前後の街が多いです。この街は決して悪い場所ではないのですが、印象は極めて薄い。特徴という特徴はなく、思い浮かぶものは一つだけ:「フランチャコルタ」という格別においしいスプマンテです。以上!
あ!忘れていました。Bresciaではイタリアにして珍しいCriterium式のレースを行います。

今日のステージはスプリンターが主役でした。ロードレースの一つの花です。優勝したのが、Graipel(HTC Columbia)でした。
Velocista(ヴェロチスタ)と呼ばれるレーサーたちは体重70kg前後の大型選手です。体が重い分、山間部ではとても弱い存在ですが、平坦な場所では圧倒的に有利です。最後の300mは残った力を爆発的に出し切って、65km以上のスピードを出しながらゴールに突進します。まるで人間バズーカのようで!
どのチームもヴェロチスタは一人、二人います。
残念ながら今年のジロはCavendishがいません。好きなヴェロチスタの一人です。

今日は少しゴシップな話しをしましょう。

GraipelとCavendishは同じチームに所属していますが、仲が極めて悪いです。なぜかと言いますと、先輩後輩関係にありながら、後者のCavendishのほうが圧倒的に強いし、年俸も桁違いです。ということで、この二人はだいたいレースは別です。今年はGraipelはイタリアへ。新星のCavendishはアメリカへ(ツアー・オブ・カリフォルニア)。
やはりプロ同士の嫉妬心はすごそうですね。

さて、明日はジロはほとんど決まります。Bassoは優勝候補の一人ですが、数秒の差で若いPorte Richieがいます。気になる存在です。

もうすぐ終わる今年のジロですが、祭りが短い分、燃えます。

2010年5月26日水曜日

ジロの主題歌は素敵


今年のジロの主題歌を聞いた事がありますか。
ジロにはオープニングテーマがあって、毎年変わります。昨年はものすごく好きでしたが、CDは売っていません。

今年はPaolo Belliというイタリア人歌手は歌っています。アマチュアーのチクリスタで人気グループ「Ladri di biciclette(自転車泥棒)」のリーダーでした。
最初はあまり好きではありませんでしたが、だんだん好きになりました。軽いタッチの音楽に合わせてつぶやいている台詞。
最近の宮崎駿のアニメのように、聞けば聞くほどじわじわ味が出てきます。
歌えるように訳を付けました。


Pedala, non fermarti mai 踏め〜、やめないで♪
Pedala, piu' forte che puoi 回せ〜、もっと早〜く〜ぅ♪
La vita e' una montagna 人生は、山のようで♪
Dietro a ogni curva c'e'tanta fatica 上り坂は疲労がたまる♪
Ma la vita e' una impresa infinita 人生は終わりなき道♪
Pedala, pedala 踏め、踏め♪
E poi girati, ne vale la pena そして後ろを振り向け♪
Guarda la strada che hai fatto 歩んだ道を見つめて♪
E' la piu' bella che c'e' 一番素敵だよ♪


なんだか、納得しますね。みんな、歌ってみましょう。

CRONOSCALATA


今日のジーロはぜひともやりたくないコースの一つでした。
Plan de Corones, 12,9 kmのcronoscalata(個人タイムトライアル&ヒルクライム)。ゴールは標高2200mにあります(富士山五合目と一緒)...
二つとも少し苦手な種目です(笑)。
短く見えるこのコースですが、実は心臓破りの激坂の連続です!最高傾斜は24%。歩いてもきつい傾斜を自転車でやり遂げます。立ち漕ぎはできません。タイヤが滑るぐらいです。
若い心臓はとにかく、40歳になりますと話しは別です。気をつけないと、命が保証できません。
富士山や和田峠、ヤビツ峠もそうですが、テレビでは傾斜の大変さはまったく伝わりません。やはりヒルクライムはテレビで見るより、やる物ですよね。

イタリアではこのようなコースは珍しくありません。アルプス地方では4000m級の山々はたくさんあって、マウンテンバイクをはじめ、ロードバイクで行ける場所が多いです。2000mを超えた時点で木が少なくなって、今日のような広大な景色が広がります。
個人的に好きなコースの一つはVal Gardena(トレンティーノ州)にあります。Dolomiti山脈を通り抜けるこの谷は実に美しい。ヒルクライムが終わって食べられるチーブフォンデューとカネデルリは体も心も癒されます。

比較にはならないですが、山の道の怖さはここでよくわかります↓

2010年5月24日月曜日

レース展開のジレンマ


ブログは面白いものです。
考えたこと、感じたこと、発見したことをそのまま、自分の言葉で伝えることができるからです。さらに、これをみんなと共有できます。
このブログの趣旨は日本にいるイタリア人のチクリスタの生活スタイル、思考を伝えることです。

たまにこのブログをサボったりいします。
実は、書きたいことがないではなく、書きたいことが多すぎて、脳がショートしてしまいます。許してください。一応、人間です(笑)
今は、3つの大きなイベントがぶつかっています。
ジロ・ディタリア、ジロ・デル・ジャッポーネ(ツアー・オブ・ジャパン)と富士ヒルクライムです

1)ジロ・ディタリア
 なぜか日本ではツール・ド・おフランスほど人気はないのですが、私のDNAの一部ですので、いつも第一!。
2)ツアー・オブ・ジャパン
 日本が誇る大事なレースにもかかわらず、今ひとつ人気がない。。。
3)富士ヒルクライム
 2週間後のレースです。体重を後3kg落とさなくてはいけない(汗)。


 雨になった日曜日はジロ・デル・ジャッポーネ東京ステージを見に行ってきました。雨の割りに人が多くて、嬉しかったです。
目的は、デ・ローサの選手たちと監督をインタビューするためです。日本についてどう思うか、このレースの感想だとか。
ある選手は興味深いことを言ってくれました。


問:日本のレースとイタリアのレースは違いはありますか。
答:"La differenza principale sta nella tattica di corsa perche' qua corrono come i dilettanti da noi. Correndo in Italia con i professionisti c'e' piu' organizzazione con le squadre, il 90% delle volte la corsa ha piu' senso logico. Ad esempio, ho notato che le squadre giapponesi si giocano molto contro, quindi non c'e' una fuga che vada bene a tutti, allora e' un continuo inseguirsi. Poi non si fa mai la classica pausa a meta' corsa che si fa in Italia. Penso che le corse a circuito e le tappe corte portino a questo stile di corsa. In Italia si fanno corse in linea di 200 km, e' chiaro che si rallenta a meta' gara.' "
訳:「大きな違いは作戦にあります。このレース(ツアー・オブ・ジャパン)では運び方はイタリアのアマチュアーレースのようでした。イタリアではチーム同士はもっと協力します。レース運びは90%はロジックな(計算された)ものです。日本ではチーム同士は協力しません。敵対意識は強いようです。選手たちは逃げても協力体制がありませんので、逃げ切れません。最初から最後まで互いを追いかけるレース展開になります。
もう一つの違いがあります。イタリアではレースの半ばに少し休みますが、日本ではしませんでした。おそらく、クリテリウム(周遊コース)や短いレースが多いことが原因の一つです。イタリアでは200kmを超えるレースは少なくないので、休みも取ります。」


敵対関係にあっても、協力する。
チクリスモから学ぶことが多いですね。
実は私も大きな大会に出る度に、大きな違和感を感じます。協力し合う選手は少なすぎて、列車が作れません。休めません。個人プレーがほとんどです。急ブレーキ、急発進、急カーブ。。。みんな敵です。
やはりチクリスモは「さしつさされつ」の世界だと思います。
最後に勝つ選手はエネルギーを極限に消費していない選手です。

おかげさまで、日本でもロードレース人口は少しずつ増えています。ヨーロッパで活躍する日本人選手も確実に力をつけています。
やはりチクリスタ・イン・ジャッポーネは日本のイタリアの架け橋としてもっとがんばらなくちゃ!

FORZA ITALIA, FORZA GIAPPONE!

ツアー・オブ・ジャッポーネ2010


東京ステージを見に行きました。
本当はZoncolanの上でジロを応援したかったですが。。。(笑)
テレビで見られるので感動をする物ですね。

2010年5月22日土曜日

モンテ・グラッパ

ジロ・ディタリア

懐かしい名前です。モンテ・グラッパ、グラッパ山。。。
今日のジロはまさに父が愛した山を通りました。

父が山が大好きでしたので、幼い頃はこの山や周辺の山をよく歩きました。キノコ狩りしたり、栗狩りしたり。山の頂点についたら、母が作ってくれたサラミや山のチーズ「カチョッタ」のパニーニを食べたりしました。
父は6年前に好きな山の上で亡くなりました。猛暑による心臓発作でしたが、好きな山の上でしたので、苦しい顔はしなかったそうです。

モンテグラッパは良い匂いのする山です。自転車で上ると、森の甘いエキスは体に入ってきます。下りもそんなに難しくないので、80km/hぐらいは出ます。
でもどうしても下りは苦手です。テレビから流れる映像を見ても体が固くなります。

イタリアではこう言います。
discesisti si nasce, non si diventa.
「練習してもダウンヒーラーにはならない。ダウンヒーラーとして生まれるのだ!」
つまり、生まれながらの才能がある!ない人はない。

その通りですね。
一生懸命にがんばってもSavoldelliにはなれないのです。

今日はLiquigasが勝ちました!見事なチームプレーでした。
明日はZoncolanが待っています!明日はまた興奮します!!!

軽い時差ぼけ(笑)

。。。になってしまいました!やばい!
毎年、この時期になりますと軽い時差ぼけになります。
ジロ・ディタリアのせいですね(笑)
仕事はいつものように遅いのに、帰ったらジロ・ディタリアを観戦します。
まぁ、好きですから、文句なしですね(笑)

さて、昨日に続き今日もイタリア人が勝ちました!Marco Pantaniの地でEmilia Romagna出身のManuel Belletti選手でした!嬉しい!
やはり、時々ある程度のナショナリズムは悪くないですね。
昨日のレースは面白かったです。
逃げていた選手たちを助けるために、集団にいた仲間は軽いレース妨害を起こし、Evansは切れてしまいました。作戦って面白いですね。チクリスモは力だけでは勝てません。チームプレーはすべてではないにしてもとても大事です。

今日のイタリアのマスメディアはArmstrongのドーピング疑惑の話しで持ち切りでした。どの新聞もトップニュースになりました。
Armstrongが好きな人は少ないようです。同じチームにいた人たちは誰もいい事は言いません。やはりチャンピオン気質の人とどうしても付き合いにくいかな?
もしかして、罠のでは?と言う人もいいますが、これからの展開は気になります。

明日からジロの一番きつ〜いコースが始まります!アルプスに入ります!燃えます!
時差ぼけはしばらく続きます。。。(笑)

2010年5月20日木曜日

息抜き

この二日間、東京は雨でした。雨の日は自転車をやめて、スクーター通勤します。
昨日もまったく運動をしていなかったので、会社近くのプールへ行ってきました。石垣島トライアスロン以来です。

水泳は気持ちいいスポーツですね。水に包まれますと、何とも言えない心地よさ。
普段と違う筋肉を使うことで、毎回新鮮です。実は、自転車乗りからしますと胸や腕の筋肉はほとんど不要です。体重は重くなるだけでスピードダウンにつながります。しかし、コンピューターに向かう生活をしていまいますと、どうしても猫背になって姿勢を保つために肩の筋肉が大事です。そして、息抜きです。

プールには面白い出会いもたくさんあります。
下手な人は多い中で上手な人は目立ちます。自然に会話が弾みます。
スポーツを楽しんでいる他人同士、なぜこんなに自然に会話ができるでしょうか。
不思議で面白いです。

さてさて、昨日のジロはとんでもないレース展開になりました。リクィガスは56人のfugaを軽視し、結局、優勝候補だったBassoとNibaliは大分遅れてしまいました。ま、これも勝負の世界ですね。
そして、チクリスモのさらなる不祥事!
2006年にドーピング検査で陽性が確認されたLandis選手(2006年ツール・ド・おフランス優勝)は、今日は薬物使用を認めました。さらにArmstrongの名前まで出してしまいました。。。
4年間で使った金額は9万ドル(当時のレートからしますと、1200万円)
みんなドーピングすれば、ドーピング検査をしなくてもいいのに(笑)

2010年5月19日水曜日

ラクイラ

イタリア中部地方の都市、ラクイラ
昨年、大きな地震が発生し壊滅的な被害を受けました(残念な事にイタリアも日本と同様に地震大国です)。
同僚の一人はラクイラ出身です。大使館のおけがで家族の無事を速やかに確認できました。よかったです。テレビから映し出される映像から、町は復興工事の中にあることがわかります。

今日のレースは大変でした。いや、残酷でした。
260km!選手は7時間以上休憩なし走り続けます。
この地域は夏でも涼しいうえに、今日は雨!寒い!寒すぎる!体が寒さで確実に動かなくなります。エネルギーは切れてしまえば、集中力が消えて精神的なダメージは大きくなります。いつも思う事ですが、この人たちは普通ではないです。巨人です!

毎日のようにmaglia rosaが入れ替わり、毎日はドラマです。

今日のステージを見ますと、二つの大事なことがわかりました。
まずは、外国人選手の絶対的な強さです。
タイムトライアルで優勝したリクイガスを除けば、イタリア人のステージ優勝はまだゼロ。ま、今回イタリア人選手は25%しかないので、イタリア人が一番少ないジロになりました。
もう一つ、リーダー的な存在の選手がいないことです。
Pantani, Cipollini, Di Luca, Armstrong、いないです。
強いリーダーの影響力はすごいです。他のチームに所属していてもだいたいみんな従います。

自慢にならないのですが、僕はチームの中で「鬼軍曹」と飛ばれています(性格は優しいのにね〜、笑)。
やはり、それなりのレース展開が欲しいですから。
さて、ジーロはゆっくりと北部に向かっています。きつい山が待っているよ〜。

2010年5月18日火曜日

日本のチクリスモ、がんばれ!

イタリアでは「ジロ・ディタリア
ジャパンでは「ジロ・デル・ジャッポーネ

好きな国にチクリスモ最大のイベントが開催されています。
イタリアではまだArashiro選手の活躍は話題になっています。驚いていますが、とてもいい事だと思います。これをきっかけに日本でもチクリスモがもっと盛んになれば嬉しい限りです。将来的に多くの若い日本人アスリートをイタリアでがんばって欲しいですね。
その前にジロ・デル・ジャッポーネをもっと人気になってほしいです(link)。

今日のジロは南イタリアにいます。道路は滑りやすくて、転倒者は相次いでいます。
日曜日は私は大井埠頭にいます!
ジロ・デル・ジャッポーネを応援しにいきます。見かけたら、声をかけてください。

2010年5月16日日曜日

富士山、再び!

今日はまた富士山に登ってきました。
今回は全自走です。つまり、自宅→富士山五合目→自宅を全部自転車で走りました。262km、悪くない。標高差3000m以上。。。

長い距離を走りますと、体は様々な悲鳴をあげます。乳酸がたまるだけではなく、腎臓や肝臓はものすごい負担がかかります。
今日は何年ぶりに右足の太ももを痙攣しました(イタリア語でspasmo muscolare)。ちょうど三合目を超えたところでした。原因はおそらくミネラル不足からです。それでも自転車を降りずに、力加減を左足とお尻にかけて、瞬時に天然の塩をなめて、スポーツドリンクでカバーしました。3分が経たないうちに痙攣は奇麗に消えました。
体は本当に不思議な機械ですね。

もう一つ。

長い距離を一人で走りますと、様々なことを考えます。
今日は「なぜこんな無茶までして走るのか」。
今年で私は42歳になります。プロ選手でもないし、年齢的にレースに優勝することは不可能です。カテゴリー優勝出来るかもしれませんが、男子40代・50代のトップになってもね。微妙な気持ちです(笑)。

それじゃ、なぜ走るのか!
やはり自己開発のためですね。
人間って止まってしまうとだめになります。面白くない人間になります。元気なおじ〜ちゃんとそうでないおじ〜ちゃんの違いは、好奇心と向上心の程度にあります。元気なおじ〜ちゃん
はいつも勉強しています。憧れます。
自転車で走り続けることで、新しい場所へ行けるだけでなく、新しい出会いはたくさんあります。
だから自転車はやめません。というより、スポーツをやめられません。

さて、今もジーロを観戦しています(イタリア語放送で♪)
ゴールは山の中。今日と一緒じゃん(笑)

2010年5月15日土曜日

Nibaliが落ちた!

怪我した!
自転車も故障した!
でもチームが待ってくれた!
さ〜!早く一緒に行きましょう!
やはりチームプレーはいいですね。

今日は美しきトスカーナは雨の中。アップダウンの激しいコースだけに雨になりますと、地獄そのものです。なぜかと言いますと、今日のコースの特徴はsterratoという道にあります。Sterratoというと、イタリア語で舗装されていない道のことです。選手は泥だらけで先頭に立つとまだいいですが、後ろにいる選手たちは泥を顔面中に受けます。ブレーキも使えません。まずは効かないのです。使用したら、全員落ちてしまいます。
今日は勝つために運と実力は5部5部ですかね。
Paris-Roubaixを見ているようで、かなり興奮します。

今年のジロ・ディタリアは本当にドラマチック!!!

私はどちらと言いますと、このコースは大好きです。気候条件が厳しければ厳しいほど燃えます。大自然からエネルギーをもらっているような気がして、元気が出ます。レース中、景色を楽しんだり、空気を吸ったりして回りを楽しむ余裕さえ出ます。
ああ、一緒に走りたかった!!!
さて、明日は富士山に登ります。早く寝ます。

(写真は晴れた時のMontalcino地方。やはり美しい)

2010年5月14日金曜日

美しいイタリア♪

今日のジロはとても美しいコースです。FidenzaからMarina di Carraraまで。リグリア州からトスカーナ州に入ります。
ジロ・ディタリアの一つの楽しみは風景を楽しむ事です。トスカーナはイタリアの中でももっとも美しい地域だと言われ、私もそう思います。ヘリコプターから映し出される風景は実に美しい。自国ですが、目がうっとりします。

今日はアペンニーニ山脈を通ります。私は平坦なコースより、険しい山道の方が好きですから非常に勉強になります。やはりプロ選手のダンシングとダウンヒールは無駄がなく、美しい!
私も対向車のない山道を思い切って走ってみたいですね(日本では無理ですけどね。。。泣)。

今日はMatthew Lloydが優勝しました。でも注目したいことがあります。Liquigasの動きです。このチームの作戦は明確でした。Maglia rosaのニバリとキャプテーンのイヴァン・バッソのタイムを保つため、集団を牽制しポイントの低い選手を先に行かせました。うん、レース的につまらないですが、やり方としてうまい。。。。起こる選手はいるでしょうね。

今日の平均時速39 km/h...
どうやって出るの???

BRAVO ARASHIRO、その②

ジロ・ディタリアを共同共催するGazzetta dello Sport紙もArashiro選手を絶賛しています!

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Yukiya Arashiro, 25enne della Bbox, il protagonista della quinta tappa del Giro d’Italia, 162 km da Novara a Novi Ligure. Arashiro non è riuscito a regalare al suo Paese il primo storico successo di un corridore giapponese alla corsa rosa, ma è stato il protagonista di una fuga durata 144 km e conclusa con una volata a tre vinta dal francese Jerome Pineau.
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[ジャパン語訳]
ジロ・ディタリア第5ステージ(Novara→Novi Ligure、162 km)の主人公はYukiya Arashi選手(25歳、Bbox所属)でした。
Arashiro選手はジロ・ディタリア史上初の日本人として優勝できませんでしたが、144kmにわたって続いた逃げの主人公でした。
スプリントで終わったこのステージはフランス人のJerome Pineauは優勝をしました。

Forza Giappone!!!

まったく関係ないが、癒しの動画を入れます。
自転車の次はネコが大好きですから(笑)

BRAVO ARASHIRO!

新城幸也, ciclista in giappone今日のステージもドキドキハラハラの展開になりました。昨年と比べて、今年のジロ・ディタリアは本当に面白く感じます。
今日のヒーローは言うまでもなく、石垣島出身のARASHIRO選手です。
彼のがんばりのおかげで4人が長いfugaが出来て、時速60kmで追いかける高速集団もやるすべもなく、最後まで彼らを吸収することは出来ませんでした。
イタリア人のコメンテーターもみんなARASHIRO選手の活躍は大絶賛!

彼がヒーローだ!

確かに、新城選手は今日のヒーローです。
18km時点から始まった4人の逃げ集団は彼からスタートしました。
そして、ゴール手前の1600mに彼のスプリントがなければ、迫ってくる集団に吸収されたに違いはありません。
イタリア人コメンテーターの言葉:
「Sono stati veramente straordinari, ci hanno creduto fino alla fine.」
(逃げ集団の)みんなは素晴らしかったです。最後まで信じていたからです」
「Arashiro ha fatto un errore, ha tirato troppo.」
(Arashiro選手は一つの過ちをしました。集団を引っ張りすぎたのです)
「Non e' riuscito a giocare al meglio le proprie carte anche se e' stato determinante il suo contributo. Ce la puo' fare.」
(ベストは尽くせなかったが、彼の活躍は重要でした)

その通りです。彼が3位にゴールインしましたが、きっと今日のナンバーワン。

さて、ここで友達からの質問。
「160km以上を時速40km以上で走り続けると疲れませんか。」
答え:
疲れます!疲れるというより、体は壊れます(笑)
ま、巨人な持久力を保つため、そして体をリカーバーするために、レース直後、選手たちは水を飲んだり、糖分を摂ります。イタリアでポピュラーな飲み物はEnervit R2。5袋20ユーロ前後。決して安くないが、壊れてゆく体を考えたら安い物です。
グルタミン酸も大事だそうです。

チクリスモはちょっぴり高いスポーツですが、燃えます!

2010年5月13日木曜日

ITALIAからの嬉しいプレゼント

ジロ・ディタリアさきほど会社に小包が届きました。弟からです。
「あれ?珍しい。。。」
開けたら、びっくり!なんと、サンティーニ製のGiro d'Italia 2010ウエアー、一セット入っていました。
弟と私は身長も体重も一緒ですので、サイズはピッタシです。
イタリアからの素敵なプレゼントにうっとり(笑)
ジャコモ、ありがとう!グラッツィエ!!!

2010年5月12日水曜日

PROVA CONTRO IL TEMPO

またはPROVA A CRONOMETRO。イタリア語で「タイムトライアル」。今日のジロの種目です。
9人で構成されたチームは5分間隔でスタートし、最初にゴールした5人の選手は結果となります。スピードのみを重視する種目です。
平均時速50kmを出すために空気抵抗を極限にまで抑えたロードバイクを使用し、まるでSF映画から出てきたような印象です。チクリスタたちは宇宙人みたい(笑)。
スペックも半端ではありません。
特殊なディスクホイル、電動変速、特殊なハンドルに特殊ヘルメットとウエアー。
すべては特殊で高額!

実はTeam Liquigasを除けばイタリア人は一番苦手な種目としています。
イタリア人はFantasista気質である以上、最近チームを苦手とする傾向があります。イタリア人としてちょっと恥ずかしい。団結は力なり!L'unione fa la forza!

さて、Team Liquigasの無線ラジオから聞こえてきたかけ声を拾いました(やり方は秘密♪)
以下の通りです。楽しんでください。

Ale' ale' ale', andiamo, andiamo, grande, grande, bravo Vincenzo, grande cosi', andiamo ragazzi, a tutto campo, via via via via, tutti cosi', avanti, avanti, avanti, via via via via, Ale, tocca a te, vai, vai, vai, ale ale ale, che e' buono.
Vai veloce, veloce, veloce, entra bene, decisi, decisi, cerchiamo la fila, la fila!
Bravo Saba, bravo Saba, via via via, bravi cosi', bravi cosi'...
Ale' ale' ale', pensiamo a volare, vai vai vai vai, bravissimo, bravissimo, tira ancora, tira ancora, bravo cosi', bravo bravo, bravo cosi'. Bravo, dritto, bravo ale', gira a destra, ancora.

血が騒ぎます。

突然ですが。。。

本日文化放送のお昼番組に生出演しました。
内容はイタリアのパスタについてでした(ベターですね)。
最近テレビ、ラジオ、イベント出演依頼は増えてすぎて、困っています(笑)
いつかみんなと会いたいですね。

ところで、5月23日(日)はツアー・ド・ジャパン東京ステージ(大井埠頭開催)を見に行く予定です。見かけたら声をかけてください。

結束は力なり。。。

2010年ジロ・ディタリアが始まって、4日間が経ちました。今日はオランダ→イタリア移動のため、レースは休みです。
今まで本当にドラマチックなレース展開になりました。見るだけでドキドキハラハラします。
オランダは戦地そのものです。

■ 雨が多い!滑る!
■ 風は強い!飛ばされる!
■ 道路は障害物だらけ!ぶっつかる!!!

この3日間は転倒するレーサーは多くて、メディカルアシストは大変だったそうです。昨日もド派手な事故は多発しました。どの国へ行っても風は危ないものです。高速ホイルの幅が大きければ大きいほど早く走れますが、それが横風の抵抗を見事に受けて自転車はふらつきます!風向きをうまく読まないと、他の選手とぶっつかる危険性は高まります。

さて、私にとっては昨日のレースで大変印象的なシーンがありました。

第2ステージでmaglia rosa(マリア・ローザ)になった世界チャンピオンのCadel Evansは、第一集団から逸れて、必死に戻ろうとするシーンでした。
普通なら遅れた選手たちは、違うチームであっても協力し合ってトップ集団に戻ろうとします。しかし、maglia rosaになったCadel Evansを手伝う選手は誰もいませんでした。
仕方ないですね。チャンポンはいつも孤独な存在ですから。
確かにCadel Evansは強い選手ですので恐れられています。しかし、彼には徹底的な弱点あります。チームです。必要な時に彼の周りにいつも仲間はいません。
支えてくれる仲間がいなければ、どんな強い選手も力つきて失速します。
人生そのものですね。
一人で強がっても周りは支えてくれる、手伝ってくれる人はいなければ人生はつらいだけです。
この点でもチクリスモは素敵なスポーツです!
明日はジロはイタリアに戻ります。チームによるタイムトライアルです。
明日もハラハラドキドキします。

2010年5月9日日曜日

始まった、始まった!ジロ・ディタリア!!!

イタリア最大の自転車競技イベント、ジロ・ディタリアが始まりました。嬉しい!!!
今年のスタートはオランダで、ゴールはロメオとジュリエッタのヴェローナ市。
ジロ・ディタリアは文字通り「イタリア周遊ツアー」なのに、オランダスタート!
実は、ヨーロッパでのグランツアーは隣国からスタートすることが多いです。その土地でロードレースを知るための大事な機会ですので、いい事だと思います。いつも驚くのが、道を埋め尽くす人びとです。オランダでも町中が仕事をやめ、選手たちを応援しています。日本でもこうなればいいですね。
昨日のタイムトライアルに続き、今日はAmsterdaam-Utrechtです(210 km)。
Pellizzottiは出場停止になったことで、イタリア勢にとってはかなりの痛手です。優勝有力の一人だっただけに、悲しいことです。
意外と調子がいいのが、同じLiquigasのIvan Basso選手です。
Bassoは変わった弱点があります。コーナリングはきらい。濡れたアスファルトもきらい。つまり雨の多いオランダの気候は彼向きではないですね(笑)。しかし、昨日のタイムトライアルはとてもよかったです。トップから10秒差。その上、余裕のコメント「Sono contento, non tanto per il tempo ma per le sensazioni. Il giro e' partito bene sono molto soddisfatto.(とても嬉しいです。タイムの結果ではなく、感覚的に。ジロは良いスタートを切りました。本当に満足しています)」と!
さて、今日の優勝者は誰でしょうか!Volataで終わるので、 Graepel, Farrar, Petacchiかな?
楽しみにしています。

追伸
今日は和田峠へ行ってきました。やはりきつかったです!

2010年5月7日金曜日

向き、不向き

誰もが苦手な仕事、苦手な食べ物、苦手な人がいます。
スポーツの世界にも苦手な種目が存在します。僕の場合は、ダウンヒル。つまり、下り坂です。
おととい柳沢峠ルートを選んだ理由は、ダウンヒルを練習するためです。
一緒に行動した友達は天才的といえるほどのダウンヒラーでジェットエンジンが付いているように下ってゆきます。
差がつくポイントはやはりコーナリングですね。ブレーキを使わないで下って行かなければ、試合に勝てません。僕が強い種目はヒルクライムです。山登りです。一定のペースを一切崩しません。
中学生の時はFrancesco Moser選手は人気絶好調でした。
彼もダウンキラーと呼ばれたぐらい強かったです。20歳にして顔中しわだらけで、クロノマンで積極的なレース展開を好んで走っていました。
それぐらい気持ちの上で強くなりたいですね。
さて、ジーロ・ディタリアはいよいよ明日です!
イタリアではピンク色の特番はすでに始っています!!!


追伸:現在Moserは入院中です。薪を割ろうとしたら、薪が顔面に直撃。。。痛そう!!!

2010年5月6日木曜日

GIRO D'ITALIA 2010-I PARTECIPANTI!

2010年ジロ・ディタリアはもうすぐ始まります。
今年のスタートはオランダ、ラボバンクの本拠地。アイスランドの噴火で飛行機は飛びますかね?ま、陸続きですので、バスで移動すればいいですね(笑)
今年のジーロは22チームが参加します。198名の選手は過酷なレースに挑みます。
しかし、また不祥事発覚?
バッランに続いて、リクィガスのPellizzotti選手はpassporto biologicoに異常が見つかり、ジロ・ディタリアを前にして出場停止処分に!
このpassaporto biologico(身体パスポート?)とは、奇妙になりつつドーピングを発覚するために使われる精密な検査システームです。血や尿、5つの検査を行い、ヘマトクリット値などの血液学的プロフィール、尿検査を基にしたステロイド・プロフィールの変化から違反を見つけます。
Pellizzottiは猛反対をしています。弁護士をたてドーピングが発覚した訳ではなく、異常が見つかっただけですから、ジロ不参加を取り消してほしいとのことです。
イタリアのファンたちもUCIの選択に猛反発をしています。10ヶ月前に行った検査はなぜこの時期に公表されるのでしょう。UCI組織のあり方を疑問視する発言は続出しています。
わかる気がします。


さて、2010年ジーロ・ディタリアの参加チームは以下の通りです。
BMC RACING TEAM (米)
ACQUA & SAPONE D'ANGELO ANTENUC (伊)
AG2R LA MONDIALE (フランス)
ANDRONI GIOCATTOLI - DIQUIGIOVANNI(伊)
ASTANA (カザクスタン)
BBOX BOUYGUES TELECOM (フランス)
CAISSE D'EPARGNE (スペイン)
CERVELO TEST TEAM   (スイス)
COFIDIS, LE CREDIT EN LIGNE (フランス)
COLNAGO - CSF INOX (アイルラド)
FOOTON - SERVETTO (スペオン)
GARMIN - TRANSITIONS (米)
LAMPRE - FARNESE VINI (伊)
LIQUIGAS - DOIMO (伊)
OMEGA PHARMA - LOTTO (ベルギー)
QUICKSTEP     (ベルギー)
RABOBANK     (オランダ)
SKY PROFESSIONAL CYCLING TEAM (英)
TEAM HTC - COLUMBIA (米)
TEAM KATUSHA     (ロシア)
TEAM MILRAM     (ドイツ)
TEAM SAXO BANK     (デーンマーク)

残念ながらViscontiのチームISD-Neriは参加できず。。。来年に持ち越しかな?

2010年5月5日水曜日

二度あれば三度ある!


今日はとても嬉しい一日でした。
おとといの富士ヒルクライム練習に引き続き、今日も峠三昧の練習でした。
自宅を出て、チームのケンちゃんと立川で合流。今日のコースの予定は:
甲州街道経由で相模湖→大月→甲州→フルーツライン→柳沢峠→奥多摩湖→青梅→自宅
全230kmのタフなコース(標高差2150m)

幸せその一
高尾駅の前のコンビニで、石垣島トライアスロン大会エージの部門で3位になったフランス人に出会う。大会中にも話していて、間接的であったが互いに面識があったので、再開を喜び合う。「La prochaine fois, on va a faire du velo a Oi-futo, Salut」と挨拶して、旅が続く。

幸せその二
フルーツラインから柳沢峠に登っている途中、ナルシマンの二戸さんに出会う。
「あ!ナルシマのジャージだ」としかわからなかった僕ですが、猛スピードで下っていた彼が僕をちゃんと認識していて、挨拶のためにまた激坂を登りました。純粋に嬉しかった!!!
彼のブログはこちらです:「amore da volare
Amore da volareとは「飛んでゆく愛、飛ぶほどの愛」
とても深い意味のあるタイトルです。

幸せその三
午後6時頃、青梅のコンビニで休憩をしていたら、背後から「マルコさん!」
イタリア人写真家のAlessioさんが声をかけてくれました。家族と一緒に車で山に出かけていて、偶然にもそのコンビニにいました。有り得ないぐらい嬉しかったです。


偶然が重なりに重なって、本当に嬉しい一日になりました。
スポーツつながり、仕事つながり、友達つながり。。。
みんな大事なつながりです。つながる事は幸せですね。


富士ヒルクライムのビデオは出来上がったので、ここで公開します↓


追伸:日焼けしすぎて、腕・首・顔・足が痛い(笑)

2010年5月3日月曜日

富士ヒルクライム練習!

あれれ?
たった150km走れば、家から富士山五合目まで行ける?
今日はこのような不思議な経験をしました。

富士ヒルクライムを来月に控えチームのメンバーを誘って、イケメン3人で残雪が残る富士山に登りました。
みんなと大月駅で合流しましたが、僕は家から完全自走を試してみました。始めてです。
甲州街道を経由して家からスバルライン入り口まで、たった120km!!!
道路は渋滞しているにも関わらず、4時間ちょいですいすいと行けます。びっくり。
足の疲れを残し、富士ヒルクライム練習をスタート。
入り口から五合目まで、92分で登れました(荷物はたくさんありましたが。。。)
今日は雲一つなく、標高2000mから眺める景色は素晴らしかった。富士山は美しい雪化粧、下の世界は春の新緑が眩しかったです。
帰りも完全自走をやりたがったが、暗くなりすぎて断念しました。結局、自転車を電車に乗せて帰りました。

ちなみに先週の月曜日は沖縄にいました。海の中にいる熱帯の天然魚をこの目で見たばかりです。日本の自然は本当にバラエティーにとんでいますねw
ビデオも撮りましたので後日乗せます!
みなさん、、よいGWを!

2010年5月2日日曜日

世の中はGW!

GWが始まって、初の書き込みです。
みなさん、どうやって楽しんでいますか。
私は石垣島トライアスロンが無事に終わって、ずっと仕事に集中しましたので、書き込みはおろそかになりました。すみません。
さて、今日は完全に休息しました。晴れの日曜日なのに自転車を家に起き、スクーターで交通量の少ない都内を走って回りました。休足が必要でしたから。
サイクリストとしては健康管理はとても大事なことです。休足もトレーニングの一部です。
スポーツを真面目に始まってから、体が発するメッセージに非常に敏感になりました。
昔から測定器なきでも心拍数を感じていますが、胃の調子、筋肉や内臓の疲労、エネルギー消耗を感じるようになってからレースの成績も上がりました。
今日は「安め!」と体が訴えていたので、それに従いました。正解!

来週はジロ・ディタリアはスタートします。
主力選手が今週からクールダウンを始めています。
しかし、Basso, Pinotti。。。イタリア勢は元気がないので、心配しています。逆に、イギリス、オーストラリア、スペイン勢は非常に元気!
世代交代が遅れていることは原因かな?
さて、明日は富士ヒルクライムですので、早く寝ます!
オール自走です!!!