2010年10月31日日曜日

雨。。。

今日で10月が終ります。
印象として雨が多かったような気がします。台風が去っても先ほどまた雨が降り出しました。うん。今月の走行距離は1000km程度ですので、相当天気が悪かったと思います。
自転車は天気に左右されやすい乗り物で、夏はまだいいとして、冬の雨の日はぜひとも自転車乗りたくない季節です。濡れてもいいですが、仕事に支障が出る可能性がありますので、さすがに控えます。
ヨーロッパでも秋冬は自転車のオフシーズン。イタリアや南フランスはそれほど道は凍りませんが、スイス、オーストリア、ドイツ、北ヨーロッパ全般は自転車に乗れません。この時期は、インドアー競技は多くなりますし、ジロやツールでがんばったチクリスタたちのほとんどが休暇中です。
クラシックを狙うチクリスタたちは11月中旬からトレーニングを再開。そして、イタリアで多くのプロ選手を管理しているチェントロマペイは大忙し。ここではカデル・エヴァンス、イヴァン・バッソ、ランプレの選手たちなどは身体を調整していきます。
実は僕も一度きちんと自分の身体能力を計り、新しいトレーニングメニューに挑みたい。
やはり日々成長です!

今年始めになりますが、イタリア北部の冬はこんな感じです↓

2010年10月30日土曜日

信じられない!

今月は思ったより忙しく、自転車に乗る時間は少なかったです。走行距離はぎりぎりで1000kmを超えました。最低でも1500kmを走りたいので、悲しいことです。去年の同じ時期に2000kmを走っていたのに。。。

一日中は壁に囲まれて生活をしてしまいますと、頭がおかしくなりそうです。自転車に乗る事で体を動かすだけでなく、頭もリフレッシュできます。自然にストレスや疲労はどっかへ飛んでゆきます。
自転車ばかりに乗っているチクリスタたちもこの時期になりますと、ほとんど自転車に乗りません。完全に休みに入ります。カンチェッラ〜ラは好きなアイスホッケーを見て、シュレック兄弟は自宅の近くにある池で釣りを楽しんだりしています。カヴェンディッシュはコレクションのランブレッタに乗って、トスカーナの美しい風景を楽しんで行きます。
誰でもリフレッシュが必要ですね。
さて、来週から少しトレーニングを再開しないと体がだるくなります(笑)

2010年10月29日金曜日

2010ジャパンカップ・ロードレース動画公開

やっと完成しました!
ぜひ見てください。いいレースです。

2010年10月28日木曜日

2800万円。。。


25万ユーロ。高いか、安いか。
これがマルコ・パンターニが1998年7月27日にツール・ド・おフランス中に使用した自転車の値段です。自転車は影が少し薄くなったビアンキ製です。1998年7月27日と言いますと、パンターニが黄色ジャージを手に入れ、パリまで守って行きました。壮快そのものでした。
この名車は、彼の友人が所有しています。しかし、来年にオークションにかけられることになりました。その売り上げは、寄付される(らしい)。
オークションですので、どこまで値段があがるか、気になるところです。

パンターニは伝説的で悲劇のチクリスタとして知られ、天才的なヒルクライマーの一人でした。あご髭の個性的なファッションで、別名「イル・ピラータ(パイレッツ)」。2004年に薬物による中毒で死去しました。生きているのなら今年は40歳。

彼がイタリア人がもっとも愛しているチクリスタの一人で、彼の家族は今でもチクリスモというスポーツを支えるために様々な活動を行っています。パンターニ博物館があるぐらいです。
イタリアではチクリスモは盛んですが、多くの方は普及活動に携わっています。今年、イタリア政府は「全国自転車の日(Giornata nazionale della bicicletta)」を定め、この日にイタリア全土では自転車教室、ツーリング、多様なイベントが行われます。多くの都市の中心部も閉鎖され、自転車と緊急車の走行のみ認められます。まさにparadiso delle biciclette(自転車天国)。いいな。
イタリア環境省が作ったビデオは以下の通りです。

2010年10月27日水曜日

150周年記念のジーロ


2011年のジロ・ディタリアを紹介するビデオを全部見ました。いやいや、面白いことになりそうです。
来年、イタリアは150歳を向かいます。イタリアは以外にも若い国家です。150周年という節目にジーロ・ディタリアも統一イタリアの歴史的で重要なスポットを沿う形で形成されました。

◎トリノ:イタリア初代の首都からスタート
◎ローマ:交通止めによる難色でスルー。。。(笑)
◎シチリア:イタリア統一発の州
◎ラヴェンナ:ガリバルディの愛妻、アニータが死去した場所
◎ヴェネト州:第一次世界大戦の激戦地!
◎オーストリア:第一次世界大戦の宿敵
◎ミラノ:1848年の統一運動はここから始まった!

20州の内、17州がジーロの恩恵を受けます。しかし、歴史的な様子をさておいて、ジーロは自転車競技レースですので、レースとして評価したいものです。距離は3949km(一応、ルールは3950kmです)、標高差24,555m!!!
今年のジーロと同様に、山はジーロ後半に襲って来ます。選手たちは疲れているのに、鞭打ちをかけるように山が迫ってきます。あの恐怖のゾンコランも!(笑)

追伸
ところで、イタリアには「自転車の日」があります。知っていますか。

2010年10月26日火曜日

ジャパンカップの名声

全国的に寒さが強くなりました。イタリアでも大雪に舞われる地域があって、自転車に乗りづらい季節が近づきつつあります(北部の冬はかなり厳しい)。
イタリアと言いますと、日曜日に閉幕したジャパンカップがかなり認識されているようです。様々な新聞を読んでみますと、マーティン選手の素晴らしい活躍は讃えられました。そして、ジロ・ディ・ロンバルディアと同様にジャパンカップはチクリスモのシーズンを締めくくるレースとしての名声は高まりつつあります。日本に住んでいるチクリスタとしてとても嬉しいことです。

今年のジャパンカップはとても面白かったです。
土曜日のクリテリウムはネットの生中継でしか見られなかったのですが、日曜日の本番は観客、物産展、屋台の数は確実に増えているように感じました。レースも白熱し、最後までドキドキしました。スポーツは平和的な戦争で、気持ちいいですね。
イタリアにもフランスにも自転車競技は大きな祭りです。子ども自転車教室、ファッションショー、環境保全キャンペーン、様々催しが行われ、自転車に乗らなくても十分に楽しめるイベントになっています。
宇都宮で行われるジャパンカップは、経済効果は無視できなくなったぐらい大きなレースになりました。20年前からがんばっている宇都宮市議会のがんばりに乾杯!
ビデオレポート完成まではまだ少々お待ちください。

2010年10月25日月曜日

ジャパンカップ2010

雨が免れ、無事に終了!
まず、予告編をご覧ください!

2010年10月22日金曜日

明日はジロの全貌が!


明日は宇都宮でジャパンカップがスタートし、まずはクリテリウムが行われます。
そして明日はまたイタリアで2011年のジロ・ディタリアの全ステージが発表されます。来年のテーマは「イタリア統一150周年」です。

そう。イタリアという「国」は意外と若いものです。イタリア以前、ヴェネツィア共和国、フィレンツェ公国、シチリア王国、様々な国家が所狭し混在していました。その遺産は今の美しいイタリアを作っています。
テーマは統一ですので、トリノで発表会が行われます。なぜこの街なのか、ちゃんと意味があります。新生イタリアの初代首都はローマではなく、トリノだったからです。2011年のジーロはこの初代首都からスタートし、イタリアの歴史の中で重要とされる地域を次から次へ通って行きます。
トリノからシチリア島のエトナ山(22年ぶり)まで、そして第一次世界大戦の舞台となったゾンコラン峠(ぜひとも登りたくない山の一つ)。ゴールはローマ、ヴェロナに続き、ミラノに戻ります。
どんなジロになるか、楽しみです!

小さ〜い秋、小さ〜い秋。。。


見つけた。。。
はい、東京でも秋になりました。
私にとっては秋・冬は困った季節です。体内脂肪が少ない方はわかると思いますが、寒くなりますと体がすぐに冷えます。北半球ではチクリスモは休みモードに入りますので、来年のTour Down Under(オーストラリア)まではテレビ放映は極端に少なくなります。
世界選手権は終わり、チクリスモのシーズンを締めくくるレースとして知られているジロ・ディ・ロンバルディアはすでに先週の日曜日に終了しました。ジルベールは強かった!
イタリアと比べてまだ暖かい日本では、もうすぐ宇都宮でジャパンカップが行われます。テレビ画面の向こうでしか見られないプロのチクリスタたちを身近に見られる数少ないレースの一つです。毎年見に行きます。
このレースのポイントは、ワンデーレースに強い選手は勝つということです。イタリアのチクリスタで言えばクネゴ、ヴィスコンティ、スカルポーニのような選手は得意とするコースです。
会場で見かけたら、声をかけてください。普段着で行きます。

2010年10月21日木曜日

40歳でも、50歳でも勝てる?!

このブログを3日間安んでしまったせいで、また情報渋滞に陥りました。ああ、仕事がぁ。。。
先日、来年のツール・ド・おフランスのコースが紹介され、なかなか面白いものです。ヒルクライムは増加、そしてルール変更!スプリンターにとっては少し厳しくなりそうです。
今度の土曜日はジロ・ディタリアが紹介されます。その模様が国営テレビで放送されます。楽しみです。

さて、日曜日は奇跡と言えることが起こりました。
ジャンニ・ロンゴというフランス人女性チクリスタは、ヘルビエで行われた「クロノ・デ・ナスィオン」に優勝しました(タイム・トラヤルレース)。彼女はとても強い選手です。オーストラリア・ジーロングで行われた世界選手権では5位に入賞しました。ただ、すごいと思う事は彼女の歳です。51歳!私より10歳も上!すごいの一言です。私の母に似ていますから、妙な親近感があります(笑)
チクリスモは、50歳でも勝てるんだ!感動しました。
実は、イタリアでは80歳のチクリスタたちは少なくないです。自転車競技は何歳になっても楽しめるスポーツです。12月に実家に帰った時に、真冬にも関わらず、多くの先輩のチクリスタたちは車の上に自転車を乗せて、山に向かっていました。30、40年後の自分の姿が見えるような気がしました。この点では、なるしまフレンドの鳴嶋会長や、このブログでも繋がっているTaさんはすごいと思います。私もこのようになりたいと思います。

日曜日はジャパンカップを観戦するため、宇都宮に行きます!チクリスタとして行かないとね。。。

2010年10月17日日曜日

イベント終了&スタミナ問題

最近、仕事が忙しくて通勤以外は自転車に乗っていません。少し不満です。
ちょうど今日、板橋区で行われたイベントが終了し、来週のジャパンカップ取材だけが今月の大きな仕事として残っています。そうしたら、ロングライド復活です♪

話しを会社に戻します。
会社としてイベントに参加する事は、多くのエネルギーが必要とします。企画案、準備、会場のレイアウトと設置、スタッフ手配、会場の撤去作業などなど。さらに、パンフレットの準備、印刷、会場内の司会、お客さんの対応など。。。朝から晩まで忙しく走り回る。改めて振り返りますとイベントには大きなエネルギーが必要となりますね。

同じ会社にアメリカンフットボールを楽しんでいる同僚がいます。がっちりとした体格ですが、すぐに疲れて椅子に座りたがる。瞬発力はありますが、長〜いお仕事には向かいないようです(笑)
チクリスタになって感じた事が、たくさん働いてもあまり疲れを感じないということです(家に帰ったらばたんきゅ〜ですけどねw)。持久力を重んずるチクリスタたちは、おそらく忍耐強いと思います。私の場合はパワーの源が食事にあります。とにかく、バランスよくたくさん食べることです。常にエンジンにガソリンを入れないと、仕事は進みませんからね。
明日の朝からゆっくりとトレーニングを再会します!秋晴れを願って♪


追伸
板橋会場で知り合った電車の好きなカマタさん、ご連絡ださい。

2010年10月16日土曜日

でぃ・る〜か♪


帰ってきた、帰ってきた♪
イタリア王者、ディ・ルーカ選手は帰ってきました!彼は2009年にCERA(ドーピング物質)使用が発覚し、自転車競技から出場停止中でした。しかし、警察に協力したおかげで、出場停止期間が早く終りました。めでたし、めでたし。男っぽい走りだけにもっと活躍を見たかった選手の一人です。
彼がすでに35歳です。35歳と言いますと、スポーツマンとしては若くない。しかし、チクリスモの世界では瞬発力よりも巨人な持続力が要求されますので、30代もしっかりがんばれます。40代もまだまだ行けます!

最近はチクリスモの世界ではドーピング疑惑にまつわる話題が多すぎて、わざとやっているのではないかと思うぐらいです。今話題のコンタドールのケースもそうです。
そして、以前にも触れましたが、チクリスモの世界でも癒しキャラが多くなり、バッソを含め、みんな優しそうな顔をしています。時代の流れかな?ディ・ルーカは逆に優しくないキャラです。昔のイタリア人チクリスタたちのほとんどが怖いキャラでしたので、久しぶりに怖い顔が見たくなりました。世界のスプリンター、チポッリーニも伝説になったぐらい怖い人でした。
チポッリーニのマジ切れ顔をここからご堪能ください↓

2010年10月15日金曜日

ああ、言ってしまった!

富士チャレンジ200ソロ男子の結果が出て驚いています。

完走者:449名
未完走:500名
参加辞退:250名

ちなみに私は53位でした。今年は膝の影響でのんびりと走りました。完走できただけで嬉しいです。
それにしても今年はリタイヤや不参加は多かったですね。雨がきらいなチクリスタが多い事に加えて、土曜日開催は厳しいですね。金曜日は働く人が多いので、私を含めて寝ないで参加した人も多かったはずです。よっぽど自転車が好きでなければ、こんな事は誰もしませんね(笑)。

さて、チクリスモの世界では、色々な騒動が起きています。
コンタドールのドーピング疑惑、キャヴェンディシュとHTCコロンビアによる契約を巡る衝突。。。
イタリアでもとんでもないことが起こりました。
イタリア五輪委員会のアンチドーピング検察を務めるエットーレ・トッリは、コンタドールのドーピング疑惑についてのインタビューを受けた際に、次のように述べた。

ドーピング行為は健康に害を及ぼさない限り、認めるべきです。最近、検査したチクリスタたちの全てがドピングをやっていると認め、ドーピング撲滅は無理です。100人中99人はドーピングをやっているにも関わらず、検査を免れる選手がほとんど。さらに、ドーピングはますます功名になってきて、検査する事に限界があります

アンチドーピング検察として、言ってはならない言葉です!!!
本当ならもちろん、大問題です。昨年の12月、トッリ自身はディルーカへの3年の出場停止を要請した人でイタリアのスポーツ界で有名です。ドーピングスキャンダルは相次いでいるので、おそらく反応として述べただけだと思います。私も昔のポストに書きましたし。
ま、プロの世界では、極限まで体を扱いているので、無理もないです。私もコーヒーの手助けがなければ仕事がはかどれません(カフェイン中毒になったかもw)
さて、明日はコンタドールのスキャンダル疑惑について書こうかな?


またまた富士チャレンジの動画を公開します↓

2010年10月13日水曜日

自転車事情

今日からイタリアの交通法が変わり、自転車に対するルールも変更されました。夜間走行に関わるものです。
昔からイタリアは自転車の夜間走行に厳しい国です。中校生だった頃から(30年前の話しですが)フロントライトのみならず、バックライトも義務づけられ、何回も警察に止められた記憶があります(笑)。日本に来て以来、バックライトのついていない自転車はいつも見かけますので、驚いています。
さて、ルール変更の内容は以下のようなものです↓
夜間に市外地域や幹線道路、トンネル等を走る場合は、原則としてレフレクターがついたジャケットの着用が義務になりました。
着用できるものは「Uni En 471」企画に適用しなければなりませんので、工事現場でよく使うリフレクターをイタリアに持って行ってもだめのようです。

夜間走行をよくやる私は賛成できます。自転車は暗くて車から見えにくいからです。今回イタリアへ行った時に、リフレクターを忘れないようにしなくちゃ!

2010年10月12日火曜日

富士チャレンジ200完走!!!

やはり毎日やらないとだめですね。
レースと仕事で忙しかったので、今週は我がブログ、チクリスタ・イン・ジャッポーネを少しサボりました。すみません。
書きたい事がないというわけではありません。眠気に負けただけです。。。汗

さて、どこから始めればいいのかな?
9日は富士スピーロウエイ(御殿場)で行われたレースからにしましょう。

土曜日はチーム定期のレース「富士チャレンジ200」に出ました。
このレースはサーキット内で行われるクリテリウムのようなもので、ぐるぐると200kmを一人で走るか、制限時間7時間以内に何周を走ったかを競うチームレースです。つまり同じコースに様々な種目のレースが行われる不思議なレースです。私はロングライドは得意ので今年も200kmソロというカテゴリーに参戦しました。目標は一つ!5時間を切る事です。
が、しかし!レースが始める前からこの目標は非現実だと知っていました。
1.膝損傷。。。
  膝は完治できないままの参戦(少し無謀)
2.天気。。。
  この3年と違って、激しい雨の中のレースになりました。

膝の損傷はしょうがないと思いました。無理をせずに走れば、まぁ、完走は確実でした。
しかし、雨の中のレースはめったにないので、かなり興味がありました。

雨の中は様々な危険が潜んでいます。もちろん、転倒がかなり怖いですが、低体温は一番厳しいものです。長い時間に体が冷たい雨にさらされますと体温は一気に奪われ、意識が朦朧したり、自分にとっても他人にとっても危険です。ここで、やはり経験は物を言う!
有効な手段として、以下となります。
第一、体をショッファージュ(暖める)クリームで塗ることです。できることなら、落ちにくいクリーム又はオイルのほうがいいです。体は寒さから守ることができるだけでなく、水ははじけされます。
第二、レインコートをきちんと切る事です。低体温が防げます。
第三、基本の基本ですが、レース中はきちんと食べることです。特に冷たい雨の中でエネルギーは普通の1.5倍が必要となります(体は雨の影響で重くなり、タイヤの性能も低下させることも)。

結局、時間が経つに連れて雨がひどくなる一方でした。私は53位でフィニッシュしました(タイム;5h 41mちょうど!)
昨年と比べて35分ロスしましたが、満足の行くタイムです。人間は何でもできると思いました。
さて、来年はどうなるかな?楽しみです。

2010年10月8日金曜日

数時間で

おっとっと、3日間はポストをサボってしまいました。いけません!
イタリアは少しした騒動が起こっているので、紹介したかったです。しかし、後数時間で、富士サーキットに向かいます。富士チャレンジ200に参加するためです。
このレースは単調ですが、だいたい5時間前後で終わりますが、今年は悪条件は二つあります。
一つ、膝の損傷。。。まだ痛いです
二つ、天気!明日から大雨です。

雨は嫌い分けではないが、この時期は寒いので、風邪をひかないように気をつけなければなりません。
とりあえず、怪我しないように気をつけます。救急車の世話にはまだなりたくないです。
古い動画ですが、コースはこんな感じです↓

単調、単調。。。

2010年10月5日火曜日

EROICA


さすが、イタリア!
10月日はオーストラリアで世界選手権が行われている最中、イタリア・トスカーナ地方では「エロイカ」というレースが行われました。その様子は国営テレビが世界選手権の真っ最中でも生中継で放送されてしまうぐらい人気があります。5時スタートです。
レースというより、サイクリングイベントです。1位になる必要はありません。
ルールは簡単:80年代まで製造された自転車しか使用できません。服装も人工素材を使ってはいけません。昔のままです。今年も世界中から3000人以上のチクリスタたちが参加しました。コースも4つが用意されていて、一番長いコース(205km)は120km以上は舗装されていない道です。
休憩場も面白く、振る舞われるものがバナナとスポーツドリンクではなく、ソーセージ、ペコリーノチーズとキャンティワインです。
レースも楽しいが、こういったイベントも楽しいですね。来年、一緒にでませんか。実家にはまだ80年代ものの自転車が残っていますw

英語のサイトもありますので、ここへどうぞwww.eroica-ciclismo.it/

2010年10月4日月曜日

Peccato...

残念。。。
アッズッレはがんばりましたが、アッズッリはだめでした。今年もイタリア人は世界チャンピオンになれなかったのです。ノルウエーのウショフ(Thor Ushovd)は勝ちました。優勝候補だったカンチェッラ〜ラ、ジルベール、ファッラー、フレイレもだめでした。ポッツァートはがんばりましたが、4位でしたがBRAVO!
皮肉な事に来年ウショフのチームはなくなります。セルヴェロはガルミンのスポンサーになるからです。

今年の世界選手権は面白かったです。Radioline(無線)による情報伝達が禁止されたので、各国のチクリスタたちは大変だったそうです。
イタリア勢の場合、こう打って出た。ベッティーニ代表監督はスピードが出ない場所でレースに出られなかった選手を配置し、選手たちに情報を与える作戦に出ました。ま、メリケン勢以外はみんなイタリア語が話せるので、情報漏れは確実ですが。。。笑
勝てなかったものの、チームとしてベルギー、イタリアはよく働きました。

さて、今週末は富士チャレンジ200!
実は体は万全ではありません。先週は重い物を運んだら、左膝を痛めてしまいました。痛みはほとんど消えましたが、膝の内部にまだ違和感を感じますので、明日は病院へ行きます。
ま、ベスト記録は出ないと思いますが、完走を目指します♪

2010年10月3日日曜日

うしさんの変化♪


明日はいよいよ世界選手権!今日は仕事中でしたので、生中継が見られなかったが、明日は見ます!絶対見ます!なぜかと言いますと、今日はイタリア勢が勝ちましたから!アズーリではなく、アズーレのほうです。そう!女子が勝ちました!女性パワーはすごいですね。
さて、話しが変わりますが「うし」は自転車競技のルールを変えたようです。うしとは、UCIのことです(「うし」とは、UCI、国際自転車競技連合のことです。たまたま日本語モードでこの文字を打てば「うし」に変換されてしまう。嬉しいハプニングです)

チクリスモのルールは意外とわかりにくいので、ここで簡単に説明してみます。
そもそも多くのレースは存在している中で、2005年にうしは新しいルールを決めました。各チームの競技レベルを上げるためにPROTOURというカテゴリーを作りました。このカテゴリーに参戦できるチームは全世界で20だけです。成績や財政運営、ドーピングに対する取り組みなどの評価によって決定されます。一度入ったら、4年間居座れるシステムです。いわゆるエリートチームの誕生です。

UCI自身も運営にお金が必要という事で、テレビ放映権やスポンサーなどから多額のお金が入る仕組みを作りました。一括運営です。確かに合理的な方法です。
しかし、問題点はここにありました。A軍に入ったチームはパラダイス、B軍に落ちてしまったチームはかなり厳しい現状が待っています。そして、昔から存在しているレースも(クラシック、ミラノ・サンレーモ)の運営母体は猛反発しました(スポンサーを渡さんぞ!的な?)

さて、分裂を避けるために、うしさんは次のように決めました。
来年からPROTOURが廃止され、World Tourという新しいカテゴリーが生まれます。つまり、ProTourとしてスタートしたレースと昔からあるレースのカレンダーを統一させました。そんなメリットがある?
正直言って、よくわかりません。。。汗