2021年3月31日水曜日

さよなら。。。別れの時がやってきました。

本日は、3月31日。
春が進み、過ごしやすい季節になりました。自然界は「さ〜、お目覚めだよ。今年もがんばろう」と言ってくれているようです。しかし、日本では春は別れの季節のようです。

本日で2012年にスタートした新規メディア「サイクリストサンスポ」は終焉を向かいます。2013年に何気なく始まった連載コラム「つれづれイタリア〜ノ」は8年間も続くとは私も想像できなかったです。

サンスポはメディア媒体としてユニークでした。
自転車が社会に与える影響についての記事が多く、どちらかというとバランスの取れたアカデミック志向のメディアでした。そして顔の見える媒体でした。記事は人間が書くものですので、社会的責任があると思います。特定の事例を除けば、顔が見えない記事はジャーナリズムではないと思います。シェフの顔が見えるレストランと顔の見えないファミリーレストランの違いなのです。

「つれづれイタリア〜ノ」の最後のコラムが公開されましたので、ぜひ楽しんでください。6月を持って全部消える運命にあります。また違う形でお会いしましょう。

謝意
サイクリストの現役スタッフ、そして引退、移動したスタッフに心から感謝いたします。
柄沢さん、後藤さん、松尾さん、上野さん、平澤さん、平野さん、石川さんなどなど。。。ご苦労様でした。本当にありがとうございました。落ち着いたらぜひサイクリングでもしましょう。

2021年3月11日木曜日

古民家&自転車!最高の組み合わせ


 昨年11月に行われたJVR (Japan Vintage Ride)「松本古民家ライド」のビデオが完成しました。私も参加したイベントですが、強く感動したイベントの一つです。
古い自転車に乗り、知性のある方に囲まれながら歴史のある建物に泊まる。夢のような経験でした。

今回の経験を経て、様々なことを考えました。

イタリアと日本と類似点が多い。イタリアも過去の輝かしい遺産を背負いながら近代化を果たしました。でもその過去は「重苦るしく不要物だ」と思う政権もありました。水の都ヴェネツィアの運河を埋め立て、その代わりに近代的な道路を作ろうという企画も持ち上げっていました。
実際、経済成長の波に乗ったイタリアは、1980年代まで多くの街は肥大化し、田園風景はショッピングセンターに代わり、鉄筋コンクリートで作られた団地で暮らすことが多くの人の夢でした。日本とほとんど変わりません。

しかしこの急な成長を見た一部の政治家たちと知識人は、このままでいいのかと疑問に思い始め、先人たちが残してくれた風景や守るべく、ガラッソ法などの制定につながりました。あれから40年が経ちました。その考え方は一般市民にも浸透し、文化遺産や古い街並みを大事にする動きが全国に広がっています。大きな都市を離れ、人口30万人程度の都市に住処を移す人は年々に増えてます。

日本も誇るべき文化と芸術がたくさんあると思います。
古民家と呼ばれる建物もその一つです。最近になって古民家の価値が再評価されていますが、まだ民間レベルに止まり、国レベルで守ろうとする意思はないようです。結果として、毎日のように歴史的な建物や風景は姿を消し、駐車場やどこにもあるようなプレハブのアパートに生まれ変わります。本当に勿体無いことで心が痛みます。

過去の物の全てがいいと思いません。過去の物や文化から得ることが多いと感じています。過去の文化を知ることによって現在はどれだけ便利になったか、そして現在の社会はいかにも自由になったかと知るきっかけにもなります。
さて、次のイベントは楽しみです。

2021年3月2日火曜日

イタリアと猫の好きな方へ

イタリアと猫の好きな方へ!
このビデオを絶対に見ないでください!絶対に!
脳の活動は停止します!笑


新型コロナウイルス感染拡大は本当に厄介ですね。