非常に洗礼された着物の文化、何百年に磨かれた伝統的手芸があります。目を奪うほど美しい名品が多いし、日常生活に使う茶碗、お皿にも美を感じます。世界に誇るべきです。
しかし、ユニフォームになりますと、話が別。
記憶に新しいのが、2020年東京オリンピックのボランティアユニフォーム。。。私の知り合いもかなり否定的です(マスメディアはスポンサーと政治家のしがらみがあるので、立場を明確にしない)。
誰が、どのように、このようなデザインにたどり着いたのか、心から知りたい。。。
新国立競技場のごたごた劇も含め、結局、責任者の顔が見えないまま、常識を疑うデザインが決まってしまいます。
過去にも書きましたが、個人的にボランティアユニフォームは、ドラえもん+スーパーの割引シールを無理やり合わさったデザインにしか見えません。
↓
あああ!痛い!痛すぎる!ボランティアのみなさん、本当にかわいそうです。
先週、自転車競技日本ナショナルチームジャージのダサさについてだいぶ厳しく書きました。しかし、このデザインについて、もっと深く調べてみました。内部事情に精通した方の話から、新しい事実が判明しました!!!
自称「シマウマジャージ」をデザインをしたのが、パールいずみではなく、別のデザイン事務所でした。結果として、WAVEONEが作っても、CHAMPION SYSTEMやPEARL IZUMIが作ってもデザインが一緒!
(Waveoneデザイン)
2013年に発表された時に戻ると、こう書かれていました。
新ジャージは、シマウマのゼブラをモチーフにしいる。このデザインに込めた想いは、『ゼブラに学ぶ知性と強さの両面を兼ね備えるデザイン』とのことだ。 (本文)
「横からのフォルムも野生を感じさせるデザイン」
どこが野性的???こちらが野性的でしょう↓↓↓
インスピレーションに無理があります!どうしてもデザインが出来上がった時に、無理やりストーリーを作り上げてしまった印象がします。
結局、誰もがJCF(?)に逆らえず、野性的でもない、ゼブラにも見えないデザインが決定されてしまいました。
さて、(絶望的な望みですが)、2020年東京オリンピックに向けて、いいデザインを期待します。今度、スポーツを愛するデザイナーにきちんと作ってもらいたいです。
最後に、一回だけイタリアナショナルチームジャージは恥ずかしいと思ったことがあります。2008年北京オリンピックのジャージです。
「ITALIA」のフォントが漢字を真似て、アジアの文化を少しバカにしてしているように感じました。考えすぎかもしれません。。。
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