元気な体の持ち主が感染しても症状が軽いようで、疾患のある人だと重症化しやすい。厄介のがその強い感染力だ。一気に病院はいっぱいになるからです。
(信頼できない)WHOの話によると、まめな手洗いとアルコール消毒が効くそうです。花粉症用のマスクは。。。ほとんど効果なし。
せっかくアルコールの話が出たので、面白い話をしましょう。大好きでスプリッツに欠かせないリキュール、Aperol(アペロール)についてです。
かつて、このリキュールはなんと!インフルエンザに効く特効薬として販売されていたようです。その証拠はこれです!
1951年のイタリアの大衆紙で掲載された広告のようです。一部は欠けていますがこう書かれています。
(全文)
Signora! Ora che la bella stagione veste la nostra amata penisola di calore e luce non è certo tempo d’abbassare la guardia: faccia tosto scorta dell'”Aperol”, la buona bevanda tonificante che previene le cause dell’influenza e rinvigorisce il convalescente… perché: a base di china, rabarbaro e genziana, accresce la resistenza e regola la secrezione biliare.
L'”Aperol”, essendo poco alcolico può essere preso anche dai bambini.
(訳)
奥様! 暖かい季節が私たちの愛する情熱と光のイタリア半島を包むようになったけれども、油断する訳には行きません。「アペロール」の在庫を増やしましょう。 「アペロール」は、インフルエンザを予防し、患者を元気にする爽快な飲み物です。「アペロール」は、キナの木、ルバーブ、リンドウから作られています。 「アペロール」は体の抵抗力を高め、胆汁分泌を調節します。アルコールが少ない「アペロール」は、子供にも摂取できます。無料でサンプルとパンフレットをお取り寄せください。
昔の広告は面白いですね。時代の変化がわかる貴重な資料です。
アルコール度数11度のリキュールを子供に飲ませても平気な時代があったのですね(笑)。
実は個人的にさほど驚きません。ヨーロッパでは昔からアルコールの入った飲み物は万病に効く特効薬とされています。各地の修道士たちは、様々なハーブのエキスをアルコールに溶かせ、薬として売っていました。立派な収入源でした。一方、値段の安かったワインは一般人の飲み物でした。
さて、ストックしている「アペロール」でも飲んで、体調を整えるとするか。
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