スイス、ルガノにてツールどスイスが始まりました。ファーストステージは個人TT(タイムトライアル)。
集団ではなく一人で行う種目ですので、信じるものが自分の力と経験のみ。
150万円以上をするような自転車に乗り、無理な姿勢で走り。最速のタイムを争う競技です。体重の軽い人より、重い人が有利。カンチェッラーラ(スイス)、イギンス(英)、ピノッティ(伊)などがエクスパート。
ルガノ。。。イタリア人からしますと不思議な場所。海外でありながら人口の8割以上はイタリア語が母国語。言葉は同じなのに通過、社会制度、教育、歴史、全部異なります。
もともとコモ地区の一部でスイス連邦に渡された経歴がある。
歴史って、面白いものです。
今回注目すべき選手は、モレーノ・モゼル(リクイガス)。
彼がモゼル家のサラーブレットでフランチェスコ・モゼルの甥に当たります。
このフランチェスコ・モゼルはすごい選手で、イタリアでは知らない人はいない。優勝の一部を紹介します。
ジロ・デ・イタリア 1984総合優勝。
ティレーノ~アドリアティコ 1980・1981優勝
ジロ・ディ・トスカーナ 1974・1976・1977・1982
ジロ・ディ・ウンブリア 1974・1975・1977・1981・1983
世界自転車選手権 1977年優勝
パリ〜ルーベ 1978・1979・1980
ミラノ~サンレモ 1984
ジロ・ディ・ロンバルディア 1975・1978
イタリアの旗イタリア国内選手権 1975・1979・1981
とにかくすごい選手の甥です。名前は重いですが、若いモレノも強いようです。イタリアのチクリズモは面白い若者の手に渡っていますので、これから楽しみです!
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