2013年2月20日水曜日

チポッリーニについて

サイクリスト・サンスポにも関連記事を書きましたが、イタリアの最強で大人気のスプリンター、マリオ・チポッリーニにドーピングの疑いがかけられました。かなりびっくりしました。

2月9日(土)になりますが、イタリアの大手スポーツ新聞、ガゼッタ・デッロ・スポルトの一面に「チポッリーニ、ドーピングの証拠!」という大きな見出しがありました。
ガゼッタ紙によれば、現在、裁判中のスペイン人スポーツドクター、フエンテスとチポッリーニは過去につながりがあり、特に2002年にドーピングにつながる禁止薬物や輸血を使用したということです。証拠としてフエンテス自身が書いたメモにあるという。
アームストロングにフェラーリ医師、チポッリーニにフエンテス医師。
ただ、今回の報道はエスカレートせず、すぐに沈静化しました。
思った通りの展開になりました。
アームストロングの劇場型告白以降、イタリア人はドーピングスキャンダルのニュースにうんざりしたわけではなく、裁判で使われる資料は外部に漏れだした不満と、新聞の報道の仕方に対する怒りがあります。
1999年にパンターニのドーピング疑惑でレース出場停止になり、確かな証拠がないにも関わらず、マスメディアが一斉に彼をバッシングし、彼の人間不信と自殺につながりました(死因のどうきについてまだ解明されていない点が多く、神秘に包まれている)。

今回、スペインの検査機関にも批判の声が集中しています。
フエンテス医師が持っていた200以上の血液サンプルの半数以上は、自転車競技以外の選手たちの物だという。けれど、誰の物だか、名前が未だに出てきていません。隠蔽操作なのか、なぜ自転車競技だけなのか、不明な点が多く、不平等な扱いで多くの自転車ファンは不満を抱いています。
チポッリーニの展開は非常に気になります。そして下記の動画のように、彼がまた派手に暴れてほしい。格好いい人だから。
詳細を知りたい方は、こちらへ



(上記のビデオは、芸能人をいたずらのターゲットにする有名なテレビ番組)

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