2013年6月18日火曜日

財政破綻すれば。。。

サイクリストサンスポで「きょうの自転車イタリア語」が公開されたら、こんな厳しい意見が出ました。


22時間
夏休みが3ヶ月……はやく財政破綻しちまえばいいのに(笑) 【自転車イタリア語】 ITALIA IN BICICLETTA ―

実は、まったく同感です。
かつてイタリアでの労働者の権利はゼロに等しいものでした。奴隷扱いと言っても過言ではありません。父や田舎のおじいさんの話を聞くと、不公平な世界でした。
学校は昔も3か月休みでした。田舎の労働力が足りず、子どもも働かざるを得なかったのです。

戦後になると、労働組合の奮闘や労働者の意識変化の影響で、やっと人間らしい労働環境が送れるようになりました。しかし、今度は働くことより休むことにイタリア人が執着し始めました。
労働者側は休みを求めすぎた結果、経済は悪くなる一方です。社会は「休むことの本当の意味」を忘れました。
高度経済成長を迎えた国に多く見られるジレンマですが、イタリアでは深刻な問題です。
一度、本当に国家が破たんしてもいいのかなと真剣に思います。

私の出身はヴェネト州です。
伝統的に働くことは美とされます。他の州のイタリア人から。。。

質問:「なぜそんなに働くの?」
答え:「何が悪いの?」

自転車が好きな理由はここにあると思います。つらいスポーツですが、得ることのほうが多い気がします。これはあくまで個人的な意見ですが。。。
さて、休みには何をしようか(笑)
もちろん、きょうの自転車イタリア語」最新号もよろしく!

---------------------------------------------------
自転車競技レース世界選手権観戦ツアー2013 in Firenze
お申込みはこちらへ
---------------------------------------------------


0 件のコメント:

コメントを投稿