日本において、全てのスポーツの存在意義はオリンピックにかかっています。オリンピックに勝てば、ヒーローになれます!オリンピックに勝てば、そのスポーツが瞬く間に人気になれます。
戦後の苦難を乗り越え復興を見事に果たした敗戦国、日本はオリンピックに夢を託し、平和の訪れと国のプライドの復活を実感させた大きなイベントです。
さて、このオリンピックフィーバーに乗って、自転車競技は人気のスポーツになれるのか。
短期的に見ると、悲観的な意見を持っています。
残念ながら自転車競技において日本は弱い。
イタリアと日本の二つの魂を持つプロコンチネンタルチーム、NIPPOヴィ二・ファティーニは世界と戦える日本人選手を育ちあげるため一生懸命に頑張っているし、規模が小さいながら成果は現れてきています。だが、それ以外、なかなか大型選手が生まれない。
新城幸也選手(バーレイメリダ)と別府史之選手(トレック・セガフレード)以外は、トップカテゴリーであるワールドツアーのチームで活躍している選手はいません。
「やはり日本人選手が肉体的に、精神的に弱いのか!」
とんでもないです!
水泳、サッカー、野球、柔道、テニス、マラソン、カーリング、アイススケートなどなど。。。日本勢は世界中で活躍し、世界と対等に戦える選手が多いです。長距離、短距離のスポーツでも輝かしい成績を残しています。それでは、なぜロードレースの場合はこんなに弱いのか。
答えは簡単。
国内のレースは圧倒的に少ないし、質が悪いからです。
少し前ですが、cyclist.sanspoでその原因を分析してみました。ぜひ読んでみてください。そして日本人選手をあらゆる形で応援しましょう!!!
きっと明るい未来が待っています。
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