2018年8月9日木曜日

VIVA SUMMER TIME

東京五輪に向けて、サマータイムの導入の議論が本格的に始まりました。
違和感や不安を持っている人が多いと思いますが、産まれてからずっとこの制度を体験してきましたので、個人的に大好きで、負担に思ったことがありません。寝不足を感じたこともなければ、疲労感、ストレスも感じたことがありません。日が長くなることで、会社の後の時間が楽しくなります。心配されている家畜のストレスですが、牛と鶏もちゃんとおいしい牛乳と卵を作ってくれています。
春から秋にかけて、時計の針を1時間を前にずらせば完成です。電波時計が普及している日本では、何もしなくても自動的に時計が新しい時刻に合わせます。

実は来日してずっと違和感に思ったのが、夜が早いことです。例えば、本日の日本とイタリアの日没時間を比較してみましょう。
日本 18:30
イタリア 20:30

ヨーロッパ諸国の中でイタリアの日没が早いほうですが、すでに2時間の差が発生しています。日本の場合、サマータイムの導入云々よりも、まず1時間の時差を直してもらいたい。
サマータイムの影響を受けるのが、実はロードレース大会の放映時間です。
今ではジロ・ディアリアやツール・ど・おフランスなどの放送が23時にスタートし、深夜の1時に終了。サマータイムが導入されれば当然ながらもっと遅くなります。
もう一つ、時差ボケです。
現在のヨーロッパの7時間の時差が9時間になれば、時差ボケが治るのが少し長くなります(もともとボケているので、関係ないですが。。。笑)。
でも上記の例は特殊なもので、人口の98%には関係ありません。

日が長くなると、何が変わるのか。
人それぞれですが、まずは外で過ごせる時間が増やせます。明るいうちに散歩もできます。アクティーブな生活をする人ほど恩赦を受けるはずです。
サマータイムを怖がらないで、一度体験してもらいたいものです。
Grazie Olimpiadi di Tokyo.

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