2019年11月27日水曜日

コレクションは楽しい病気♪

人は「物を集めたがる運命」を背負う生き物です。
切手、コイン、貝殻、世界の砂、陶器、ワイン、シーサー、コケシ、瓶、お箸、漫画、人形、古い地図、エッチな下着などなどなどなど。。。小さい物から大きな物まで、対象物は無限大。
人生において誰もがコレクションの魔力(病気?)にかかる。遺伝子の仕組みですので、逃げることができません。それはまた綺麗に見せたいものです!整理整頓するために棚を買ったり、タグをつけたり、珍しい物を探すため旅に出たり、病気が浸透すると新居を構えたりします。
コレクションは麻薬のようなもので、断つことが極めて困難!!!

自転車も例外ではありません。
とにかく場所を取る、ゴム類と皮類は劣化する、カビる。。。ボトル、雑誌、ジャージ、カスク、フラッグ、レース関連グッズ。。。物が多い。広い場所が必要とします。
この甘い病気にかかった人は、イタリアで自転車博物館(資料館?)を続々と誕生させています。それぞれのオーナーの個性に合わせているので、個性的で面白い。エロイカ大会の誕生は、この楽しい資料館の誕生に影響していると思います。コモ湖が見下ろせるギザッロ協会の隣にある「ギザッロ自転車博物館(LINK)」でさえ、2006年に誕生した新しい施設です。エロイカが誕生して10年です。
でもコレクションには面白い副産物があります。
貯蔵品が増えれば増えるほど、真剣に取り組めば取り組むほど、その価値が上がり、一人で楽しむ領域を超え、人に見せてもおかしくない物になります。個性あふれる資料館や博物館と呼ばれるようになります。文化となります。
実に素晴らしいことです。

イタリア版GCNチャンネルにて一人のコレクターが作り上げた資料館が紹介されました。全部イタリア語ですが、せめて映像をお楽しみください。(※解説にはNIPPO Vini Fantiniの元選手、アラン・マランゴーニさん!うまい!)
取材された場所は、ガルダ湖の北側に位置する「チクロ・コレクション(LINK)という資料館です。なんと!ホテルの中にあります!これもまたすごい!
次のイタリア旅行の際に、リヴァ・デル・ガルダ市に立ち寄ってみてください。
入場無料、要予約。


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