2011年11月16日水曜日
ボルネオで自転車?
今日は全国で厳しい寒さになりましたが、マレーシアから熱~いニュースが飛び込んできました。
ヨーロッパでチクリズモが安定した人気がある中で、アメリカ、オーストラリアでもレースが確実に増えています。そして、中東、アフリカやアジアでも手に取るような変化が起きています。
昨年、第1回ツール・ド・北京がワールドツアーに登場したばかりで、今度はマレー半島に位置するボルネオ島でも自転車競技レースが行われることになりました。その名は、文字通り「ツール・ド・ボルネオ」です。
ボルネオ島は神秘的な熱帯林が広がり、象、オランウータンや夥しい動植物が住む場所として知られてます。アマゾンと同様、環境破壊が著しく進んでいる場所としても注目されています。まさに以下のイメージ通りです↓
しかし、イタリア人にとってはボルネオ島は以外にも親しみのある場所です。エミリオ・サルガーリが書いた人気冒険物語シリーズ「サンドカン」の舞台になっているからです。英国がマレー半島に進めていた侵略行為に立ち向かう勇敢な海賊の物語です。
古い作品ですが1976年代でイタリアでテレビシリーズ化されて以来、不動の人気を得ています。知らないイタリア人はいない!
さて、ツール・ド・ボルネオはどうなるか。4月末の開催ですので、雨期に入っているか、天気はどうなのか、少し心配です。ぜひとも見たいですが、どこで放映されるかまだわかりません。UCI Asian Tour主催。
確実にチクリズモにもグローバル化の波が押し寄せています。伝統のあるヨーロッパの防波堤を出て、世界に進出しています。自転車を愛する者としてこれ以上喜ばしいことはありません。
【告知】
土曜日の午後、上野にあるワイズロード・上野ウェア館で私がモデルとなったKAPELMUURフェアが開催されますので、会場にいると思います。
見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。
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