イタリア中部地方の都市、ラクイラ。
昨年、大きな地震が発生し壊滅的な被害を受けました(残念な事にイタリアも日本と同様に地震大国です)。
同僚の一人はラクイラ出身です。大使館のおけがで家族の無事を速やかに確認できました。よかったです。テレビから映し出される映像から、町は復興工事の中にあることがわかります。
今日のレースは大変でした。いや、残酷でした。
260km!選手は7時間以上休憩なし走り続けます。
この地域は夏でも涼しいうえに、今日は雨!寒い!寒すぎる!体が寒さで確実に動かなくなります。エネルギーは切れてしまえば、集中力が消えて精神的なダメージは大きくなります。いつも思う事ですが、この人たちは普通ではないです。巨人です!
毎日のようにmaglia rosaが入れ替わり、毎日はドラマです。
今日のステージを見ますと、二つの大事なことがわかりました。
まずは、外国人選手の絶対的な強さです。
タイムトライアルで優勝したリクイガスを除けば、イタリア人のステージ優勝はまだゼロ。ま、今回イタリア人選手は25%しかないので、イタリア人が一番少ないジロになりました。
もう一つ、リーダー的な存在の選手がいないことです。
Pantani, Cipollini, Di Luca, Armstrong、いないです。
強いリーダーの影響力はすごいです。他のチームに所属していてもだいたいみんな従います。
自慢にならないのですが、僕はチームの中で「鬼軍曹」と飛ばれています(性格は優しいのにね〜、笑)。
やはり、それなりのレース展開が欲しいですから。
さて、ジーロはゆっくりと北部に向かっています。きつい山が待っているよ〜。
やっぱりリーダーは大事ですね~,鬼軍曹!!
返信削除強いリーダーは責任重大で、疲れます。。。
返信削除だから変態が多いかな?(笑)
鬼軍曹としてがんばります!!!(笑)