BRESCIA...
今日のジロのゴールです。
イタリアは人口20万人前後の街が多いです。この街は決して悪い場所ではないのですが、印象は極めて薄い。特徴という特徴はなく、思い浮かぶものは一つだけ:「フランチャコルタ」という格別においしいスプマンテです。以上!
あ!忘れていました。Bresciaではイタリアにして珍しいCriterium式のレースを行います。
今日のステージはスプリンターが主役でした。ロードレースの一つの花です。優勝したのが、Graipel(HTC Columbia)でした。
Velocista(ヴェロチスタ)と呼ばれるレーサーたちは体重70kg前後の大型選手です。体が重い分、山間部ではとても弱い存在ですが、平坦な場所では圧倒的に有利です。最後の300mは残った力を爆発的に出し切って、65km以上のスピードを出しながらゴールに突進します。まるで人間バズーカのようで!
どのチームもヴェロチスタは一人、二人います。
残念ながら今年のジロはCavendishがいません。好きなヴェロチスタの一人です。
今日は少しゴシップな話しをしましょう。
GraipelとCavendishは同じチームに所属していますが、仲が極めて悪いです。なぜかと言いますと、先輩後輩関係にありながら、後者のCavendishのほうが圧倒的に強いし、年俸も桁違いです。ということで、この二人はだいたいレースは別です。今年はGraipelはイタリアへ。新星のCavendishはアメリカへ(ツアー・オブ・カリフォルニア)。
やはりプロ同士の嫉妬心はすごそうですね。
さて、明日はジロはほとんど決まります。Bassoは優勝候補の一人ですが、数秒の差で若いPorte Richieがいます。気になる存在です。
もうすぐ終わる今年のジロですが、祭りが短い分、燃えます。
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