2011年7月5日火曜日

さすが、イタリア人!


ツールには200人中、イタリア人は15人しか出ていません。少ない!ほとんどがランプレとリクィガスに集中し、後はまばらです。スポーツのグローバル化はここにも影響を与えているでしょうかね。ちなみに日本人の参加はゼロ!これもさびしい。

異なる国の選手は様々な食文化を持ち、食材、味付け、調理法は全部異なります。多国籍チームの食事の出し方ほど困ることはありません。
UCIプロチームの場合、栄養士、調理師が各チームに同乗し、宿泊先のホテルのキッチンを借りて、調理する場合もあります。しかし、昨年のコンタドールのドーピング疑惑の影響で(違反物質で汚染された肉を食べたことが原因らしいですが)多くのチームは敏感に「食事の安全性」に取り組んでいます。
リクィガスの場合は、宿泊先のホテルの横に食堂を作ってしまっているようです。フランスの料理はお口に合わないというより、胃袋がイタリア料理に慣れているので、油を変えるだけで体力回復が遅れてしまいます。特に今年から注射による栄養接収は全面的に禁止になり、胃袋が素早く吸収できる料理を食べないとレースに影響が出かねません。
リクィガスによれば、以下の食材をストックしておフランスに向かいました。

パスタ:500㎏
肉:100㎏
パーメザンチーズ:20㎏
さらに、生ハム(油の少ないサンダニエーレ)、モッツァレッラチーズ、トレンティーノ州のヨーグルトと蜂蜜、などなど。。。
いやいや、一度でもその食堂を訪れてみたいですね(笑)

ここだけの話ですが、アスターナとカチューシャのメニューもイタリア料理です。
なぜでしょうか(笑)

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