最近、プロチクリスタ国際連盟(CPA)は面白いアンケート調査を実施しました。
サポートカーと選手を繋ぐ無線の使用を禁止する動きが活発になってきていますので、実際にレースに出ているチクリスタたちはどう考えているか意識調査が行われました。
回答した344人中、207人は必要と答えました。
当然の結果です。
ちょうど昨年オーストラリアで行われた世界選手権では無線の使用が全面的に禁止され、懐かしい光景が広がりました。手書きのプレート、大声で叫ぶ。。。
しかし個人的な意見からしますと、あると便利ですね。
無線って本当に便利なものです。安心しますし、変わってゆくレースをリアルタイムで把握できますし、いつも新しい作戦を錬る事ができますし、グランツアーではなくてはならない存在になってしまいました。
確かにテレビの向こう側からしますと、レース展開は単調になりがちですし、ツール・ド・おフランスでおなじみのパターン「逃げる4−5人→追う集団→ゴール4km手前に吸収」になりがちですし。。。チクリスタたちは一人でありながらチームの一員でもあるため、結局はっきりした答えがないですね。
一度なしでやってみたら面白いかもしれません。その後総合的に判断すればいいですね。
今日のイタリア語ポイント:
無線:radiolineまたはauricolari
C.P.A.とはフランス・ペルピニアン市を拠点とする国際組織で、チクリスタたちの労働組合的な存在(?)です。簡単にまとめますとUCIやスポンサーに対し、チクリスタたちの声を代弁する組織です。今年の5月に代表占拠が行われる予定です。
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