2011年10月16日日曜日

腹一杯!

昨日のジロ・ディ・ロンバルディアはかなり面白かった。
ニバリ(リクィガス)の英雄的なアタックを信じていましたが、ガス欠に落ちて見る見る内に失速。エネルギー切れは恐ろしいものです。急に襲ってきて、急に体が悲鳴をあげる。プロもアマチュアも一緒。
優勝したのが、スイス人であまり知られていないチクリスタ、オリバー・ザウッグ。皮肉にも昨年までリクィガスに所属していました。イタリア語ではこういう諺があります。
Tra i due litiganti, il terzo gode (二人が喧嘩している間、第三者が得する)。つまり、優勝候補たちが牽制し合って、潰し合っている内に最終的に第三者が優勝する。もちろん、ザウッグは弱い選手ではありません。ものすごいきれいな優勝でした。やはり、Ride bene chi ride ultimo: 「最後に笑う者が良く笑う」ですね♪

今は2012年ジロ・ディタリアのプレゼンテーションを見ています。コンタドール、カヴェンディッシュ、フショフ、バッソ、スカルポーニ、ニバリ、クネゴが出演しています。今年の地獄と比べて、来年はとてもバランスのあるコース設定。かなり面白く、腹一杯になりそう!
明日以降、紹介します!!!
さて、終盤を見ます。

2011年10月15日土曜日

いよいよジロ・ディ・ロンバルディアが



始まった!!!
今年で106歳を迎えます。ミラノ北部の湖地帯とギザッロ教会を通る厳しくて魅力的なコースです。昨年の悪天候と違って、今年は見事な晴れです。安心してみられます。
現地はかなり寒いようです。ゴールのあるレッコ市には13度しかないです。映像を見ても、チクリスタたちの多くはアームウォーマーをしています。13〜14度はやはり夏ジャージの限界の気温ですね。
ジロ・ディ・ロンバルディアの別名は「La classica delle foglie morte」、つまり「枯れ葉のクラシック」。寒くなって、葉っぱが枯れ落ち、ストーブに火をつける時期です。このレースをもって伝統的にヨーロッパのすべてのプロレースが終了します。
が、しかし!
来年から9月の開催になります。世界選手権のちょうど一週間後に移ります。
勇気のある選択ですが今年から始まった「ツール・ド・チャイナ」のカレンダーが発表され、ロンバルディアとちょうど重なります(2012年10月10日〜14日)。多くのプロのチクリスタが参加できるように開催時期が変更されました。
うん。ブラヴォ!
さてこの10年の優勝者は以下の通りです。

2002年 Michele Bartoli
2003年 Michele Bartoli
2004年 Damiano Cunego
2005年 Paolo Bettini
2006年 Paolo Bettini
2007年 Damiano Cunego
2008年 Damiano Cunego
2009年 Philippe Gilbert
2010年 Philippe Gilbert

2009年と2010年は敵なしのジルベールでした。今年はイタリア勢がリベンジになるか!
さて、焼き栗を食べながらレースを楽しみます。

2011年10月13日木曜日

今週末は熱い!



今日は、ジロ・デル・ピエモンテ!
土曜日はジロ・ディ・ロンバルディア!
日曜日はジロ・ディタリア2012年発表会!
イベントが多くてまた寝不足になりそうです。

さらに月曜日はグラン・ガラ・コネリアーノ(イタリアベストチクリスタ賞)
昨年ニバリが受賞。
そして21~23日、ジャパンカップ!

自転車が熱い日々が続きます。

2011年10月12日水曜日

自転車のドーピング!


今朝はすごい自転車に出会いました。
マウンテンバイクなのにロードバイク並みのスピード。
下りは50㎞/h以上、上りは30km/hを軽々超えます。
すごい足の持ち主だ!と思ったら、よく見てみたら電動アシストでした。あれれ?確かに時速25㎞/hを超えると、電動アシスト自転車はエンジンを止める仕組みになっていて、自分の足で漕ぐしかありません。その上、バッテリーやエンジンで車体が非常に重くなっているはずです。この人はすごいロードレーサー?
ここで聞かなければ!
信号待ちをしていたオーナーに質問を投げたら、やはりエンジンを改造していました。見事な自転車ドーピングです。今年で2度目です。
個人的に電動アシスト自転車は大好きです。年を取ったら、まっすぐに買いたいので、色々と興味がわいてきます。しかし、改造は決していいことではありません。今は警察は自転車に対し割とうるさいので、また新しい火種になりそうです。

ドーピングと言えば、イタリアのリッコ選手です。
彼が日本のアニメが大好きで、イタリア語で書かれた「ハロー!スパンク」のジャンパーと野球帽を人前で平気で着ます。しかし、重なるドーピング疑惑のせいで、12年以上の追放勧告を受け、レースの復帰は絶望的なものになりました。非常に残念!

さて、あと少しでレースシーズンがクライマックスを迎えます。
先週はジロ・ディ・エミリアとパリ・ツールが行われ、明日はジロ・ディ・ピエモンテ。最後はジロ・ディ・ロンバルディアとジャパンカップ!
11月と12月はレースは大きなレースはほとんどお休み!
そして1月にまたシーズンが始まります。
楽しみ、楽しみ!

2011年10月8日土曜日

痛恨のミス!


今日は富士スピードウエイでレースがありました。しかし、今回はリタイアという結果になりました。久しぶりの経験です。

今日は体調万全、食事万全、滑り出し万全、天気もいい!すばらしいレース日和でした。
ぐいぐいと踏み込み、ぐいぐいとスピードがあがる。心拍数も安定している。
しかしパドックを超えて最初のピンカーブの下りが終わろうとした瞬間に「カキン!」という不吉な音。。。
後輪のスプークが真っ二つに折れた。金属疲労!つまりストレスです(写真は私のバイクです)。
ホイール自体は変形し、もう走れません。予備をいつも持ってきているのに今回は忘れてしまい、結局リタイアになりました。痛恨のミスです!56kmしか走っていないのに少し悔しいですが、ま、これも経験ですね。怪我しなくてよかった。

やはり人間だけでなく、ストレスが金属も折れてしまう。
定期的に息抜き&点検しておかないとだめですね。

自転車から学ぶことが多い。

さて、今日は早く寝て明日は合宿です!

レースです!


本日はレースです!もうすぐ出発します。
静岡にある富士スピードウエイで「富士チャレンジ200」というレースが行われ、私も参加します。サーキット内で44周して、200kmを走りきります。あちらこちらで富士山の姿が見えるものの、44周はさすがに景色に飽きます。ま、がんばります。
200kmは多いと感じる人がいるかもしれませんね、イタリアでも200kmを超えるレースが多いのでびっくりする数字ではないです。普通に行けます。その上、サーキット内で行うレースは確かに安全ですし、パンクはほとんどしないです。
しかし私からすれば隔離された世界で少しつまらないものです。個人的にロードレースは一般道で行うべきですね。
さて、行ってきます!!!

2011年10月6日木曜日

変化の時


アップル社の創業者、スティーブ・ジョブズ会長がこの世を去りました。
私もアップルユーザーですので関心のあるニュースでした。しかしアップルの商品がいいのでその製品を愛用していますが、はっきり言ってジョブス氏のことはまったく興味がありませんでした。ニュースから流れる名言を聞けば、案外と面白い人だと気づきました。
「Stay hungry, stay foolish」
気に入りました。
ハングリー精神は大事ですね。自転車に乗りますといつも腹ぺこです。この点では共通しているのでは?と(笑)

さて、イタリアでも面白いことが起きています。
イタリア自転車競技連盟はプロになる前の若いアスリートに対し、一部のロードレースへの参加を禁止することになるかもしれません。ここで誤解されてしまうので説明します。

イタリアでは自転車競技がとても盛んです。U13才から参加できます。しかしロードレースが多すぎてプロの世界に入る若者が疲れすぎて、自転車への情熱が低下する傾向が見られます。つまり、ほやほやのプロがすでにオーバーワークです。しかし、世界が別の動きを見せています。蚊出る・エヴァンス(BMC)、ペター・サガン(リクィガス)、マーク・カヴェンディッシュ(SKY)がマウンテンバイクや室内自転車競技の出身です。つまり、現在のチャンピオンたちは一般道で行われるロードレースを知らないでチクリスモの世界に飛び込みました。

状況を重く見たイタリア自転車競技連盟は思い切った対策を考えているようです。毎月の第3日曜日は若者のロードレースを禁止し、ほかの種目のレースに参加することを義務づけます。マウンテンバイク、シクロクロス、タイムトライアルなど。若者たちに違う種目にも目を向かわせるための対策です。なんだか楽しそう。
さて、イタリアのチクリスモはどうかわるか、楽しみです。

2011年10月3日月曜日

自転車は確かにエコですが。。。


お金が意外にかかります。
昨日、練習で260kmを走りました。
東京→立川→奥多摩湖→柳沢峠→勝沼(山梨県)、そのままユータンしてまた山に登った。手応えのあるコースでした。
毎回思うことですが、自転車にはエンジンは付いていないのでガソリン代がいらないものの、足はモーターですので、当然ながらエネルギーが必要です。結局、昨日もコンビニで買った食事とドリンクだけで3000円以上かかりました。
長めのレースやロングライドに慣れていない初心者がよく失敗することは、エネルギー切れ状態に陥ることです。自転車はお尻と太ももと言った体で一番大きな筋肉を使いますので我慢して食べないでいますと、血糖値が急に下がり一気にエネルギー切れになります。意識も朦朧しますので事故の危険が高まります。
イタリアではロードレースの「ロ」つまりレースの基本の基本は「レース中に食べる」ことです。
世界選手権ではテレビであまり映せなかったが、集団の中で走っている選手たちはとにかく食べています!最後のスプリントに備えるために食べます!エネルギーバー、チーズやハムのパニーニ、フルーツ、ケーキ、ジェル類など。最近ナツの粉末と蜂蜜の入っている商品が人気のようです。メニューは豊富です。
さて、今週末はレースがあります!!!
がんばって食べます!

2011年9月29日木曜日

時の流れに。。。


身を任せ。。。

確かに忙しいときは、無理せずに時に身を任せるしかないですね。
さてさて、一週間ぶりの投稿です。恥ずかしい限りです。
色々なことが起こりました。

【世界選手権】
最低のコースでしたが、これもレースですね。
今年も女子エリートではイタリアが優勝!さすが、ナデシコイタリア!強かったです。
逆に男子エリートでは暴れん坊のカヴェンディッシュが見事に優勝。ほかの優勝候補、グライペル、カンチェッラーラ、ジルベールも足も手も出ませんでした。
イタリア勢と言いますと、ベッティーニ監督がチームを一新しましたので、勉強モードに突入。あまり目立ちませんでした。ベンナーティは14位でフィニッシュ。
しばらく英語圏のチームが勝ち続けるでしょうね。
ところで、日本勢も侮れません。

[SKIL SHIMANO]
スキルシマノは今シーズン限り消えますが、なんと!名前を変えて復活します。しかもかなり強いチームになりそうです。ドイツ人のマルセル・キッテルはメイン選手で、チーム名は「Project 1t4i」に!
。。。
少し覚えにくい。なんと読むんでしょうね。プロジェクト・ワンティ・フォーアイ?
英語の頭文字から生まれた名前だそうです。
t=Team
i=Inspirarion
i=Integrity
i=Innovation

メインスポンサーは、シマノ、フェルトとパール泉。
キッテルのほか、HTCの解体でヤコブ・デゲンコルブもやってくるようです。
日本勢はスポンサー的にも選手的にも成長に近づくあるものの、国内の環境整備はまだまだですね。ツール・ド・チャイナは正式的なUCIイベントなのに、ツール・ド・ジャパンは開催されず!
日本は矛盾だらけですが、これも日本の魅力ですね。白でもなく黒でもなく、日本人はグレーゾーンが好きのようです(笑)。

2011年9月21日水曜日

巨人対決!


日本では台風15号はひどい爪痕を残しています。
デンマークでエリート男子個人タイムトライアルが行われています!まさに台風の目の中のようなレース展開。
言うまでもなくトニー・マルティン対ファビアン・カンチェッラーラ!
この種目の巨人たちです。ドイツ対スイス!

個人タイムトライアルはロードレースの中で山岳ステージに次ぐきつい種目です。
風の抵抗を直接に受けるために、この種目に勝つには綿密なペダリングとポジションの研究、特殊なジャージとヘルメットの着用、特殊な自転車とホイルの使用。全部特別です。チクリスタたちは宇宙人のように見えるほどです。
90秒ごとに選手たちがスタートしますので、テレビの生中継は次から次へ画面を変えます。拳を握るほど緊張するレースです。
マルティンのペダリングは100回/分、カンチェッラーラは109回/分
コーナリングのアプローチも違いますし、勉強になります。
ああ、今夜はまだ寝づらくなりそう。

2011年9月19日月曜日

始まりました!


世界選手権が始まりました!!!
今朝は女子ジュニアのタイムトライアル、今は男子アンダー23が戦っています。開催地はデンマークの首都、コペンハーゲン(人魚姫の街)。
デンマークと言えばSaxo Bank!そしてここもチクリズモは大人気です。中心街のほとんどは車が通行禁止で、通勤手段と言えば公共交通か自転車です。ホテルでも自転車の貸し出しは無料で、オランダに次ぐ自転車フレンドリの国です。コペンハーゲンの人口は52万人、登録された自転車は56万台!人口より自転車の数が多い。
デンマークは世界で実存する2番目に古い王国のようです(形は変わりましたがもっとも古い王国は、日本!)。

今日のレースは、23歳未満の選手がタイムトライアルの世界一を決めるものです。平均時速50km/h!コースは高低差はないですが、カーブ、減速ブロック、石畳が多くて自転車とチクリスタにとっても嬉しくない条件です。
タイムトライアルを専門にしている身体も特徴的で、背が高くやせている人は有利のようです。例えば、185cm/65kgは珍しくない。
奥が深い種目です。

本日はエリート級のイタリア代表チームはコペンハーゲン入りします。もうすぐミラノ、マルペンサ空港を出発します。
フォルツァ、いたりあ!

2011年9月18日日曜日

モンディア〜レがスタートします


すみません。一週間以上ポストをさぼりました。仕事のきつい一週間でした。

さて、日本ではツール・ド・北海道が行われています。NIPPOはほぼすべての賞を独占しています。明日は最終ステージ。テレビで放映されたら、日本でもチクリスモの知名度はきっとあがります。

テレビ放送。。。

ネット時代だと言われてもテレビはまだ最重要なメディアです。そして今年はなんと!チクリズモ最大の祭り、世界一のチャンピオンを決めるレースは日本では放送されません!!!
毎年、J-Sportsの放送を楽しみにしていましたが、ないです!!!
個人的にイタリア本放送も見られますので痛い話ではないですが、楽しみにしていた多くの日本のファンにとってはがっかりする話です。
放送権に関する問題だろうと思いますが、来年はぜひ日本語で放送してほしい。
明日はアンダー23のステージが始まります。

イタリア語による放送を見たい人はぜひご連絡ださい。


イタリア語講座:
ロードレース世界選手権:Campionati mondiali di ciclismo

2011年9月9日金曜日

殺す気か???


イタリアの国営テレビはすごすぎる!マリオ・チポッリーニ特集の後、パオロ・ベッティーニ特集が放送されました。ただ昨日は我慢できずにいて全部見てしまいました。結果は予想通り、夜は寝られませんでした。時差はひどいものです。殺す気かと!叫びたいぐらいです(笑)。
今夜はバッラン特集!3夜連続世界選手権特集で今回とっておきます。健康のためです。

なぜイタリアではこんな特集ばかりが放映されているか、少し考えてみました。
もちろん、世界選手権が近いこともあります。しかし、イタリアのロードレース黄金時代を築いたヴェテランたちが去り、今は若手選手が育っている最中です。まだ経験が浅く、大きな大会ではベルギー、オーストラリア、イギリス勢の活躍が目立っています。圧倒的な力のチャンピオン不在の時代は、過去にさかのぼり昔のチャンピオンたちの活躍を見てイタリア人たちは勇気をもらっているような気がします。もちろん、個人的な見解ですが。。。(笑)
チクリズモに限らず、サッカーも同じです。カンナヴァーロ、トッティ、ブッフォン、みんなはもうアラフォーです。

さて、イタリアではジロ・ディ・パダニアは毎日トラブル続きです。
しかし、明日私は第1回前橋赤城山ヒルクライムのため前橋に向かいます。仕事が忙しくてヒルクライムを全然練習できませんでしたが、あまり無理せずに楽しんで行きます。
会場で見かけたら、ぜひぜひ声をかけてください。ハグハグします!

2011年9月8日木曜日

もう!最高でした!!!

世界選手権に控え、イタリアではヴエルタで活躍しているイタリア人チクリスタたちよりも、ベッティーニ監督がどんなチーム編成をするか、こんな一点ばかりが注目されています。
世界選手権はチクリズモの花です。優勝した人の見一年間マリア・イリダータ(アルクアンシエル・ジャージ)を着ることが許されます。かつて年俸もアップしていましたが、今はわかりません(笑)。イタリアが最後に優勝したのが2009年でした。ちょうどベッティーニの引退の年でした。
そろそろイタリアが勝たなくちゃ!とプレッシャーがかかっています。

昨日イタリア国営テレビで、2002年に行われた世界選手権とチポッリーニの劇的な優勝の特集番組が放送されました。早く寝てよかった。見ていればもう寝られない状況でした。アンドレナリン200%放出!
イタリアチームのトレインの素晴らしさ、シントの粘り強さ、シレア、ディルーカとペタッキのアシスト、最後はチポッリーニの見事なスプリント!あまりにも興奮しすぎて、眠気が一瞬にして吹っ飛びました。最高でした。その影響で通勤も快走!ストレートで普通に40㎞/h!!!
さて、今日はもう一度じっくりとみましょう。見たい人はぜひ一緒に見ましょう!!!

2011年9月7日水曜日

ち、ち、ちぽっり~に


今夜はイタリア国営テレビでイタリアを誇る最強のスプリンター、マリオ・チポッリーニの特集が放送されます!
見たい人はぜひご連絡ください!!!!!
ビデオを予約しなくちゃ!

2011年9月6日火曜日

複雑な思いのレース


今日から新しいレースが始まります。ジロ・ディ・パダニアと言います。
知り合いがオーガナイザーであるだけに、かなり複雑な心境にいます。
このレースは英語にしますと、ツール・オヴ・パダーニアになります。しかし、この「パダーニア」という地方はどの地図にも存在しない場所です。ボッスィというイタリア人の政治家が作り上げた造語です。このボッスィは「北部同盟」という政党を作り、過激な口調でイタリア北部(ポー川より北の州)の独立を促しています。長年続いた政治家への不満や不信をうまく利用し、イタリア国内で年々人気が高まっています。どちらかと言いますと、右翼的な思想。ベルスコーニ首相は彼の暴言がエスカレートしすぎないように手を焼いています。

このボッスィ党首は実はチクリスモが好きで、彼が描いている架空の国「パダニア共和国」を夢みて、まずは国際レースに名前を付けてました。UCIも認めている立派なレースです。
参加者はプロツアーのチームを始め、コンティネンタルチームや世界選手権を控えているオーストラリアやポーランドなどのナショナルチーム。バッソ、ヴィスコンティも参加。リーダージャージの色はグリーン。北部同盟を代表する色です。

しかし、報道によれば「パダニア共和国」をよく思わない人々はレース中に道路を占拠し催しをボイコットしようとしました。あちらこちらで反北部同盟のビラが巻かれ、警備に当たっていた警官と衝突した場面もありました。警官の一人がが負傷した模様。
結局、若きサシャ・モドロ(コルナーゴ CFS)がステージ優勝しましたが、後味の悪いレースになりました。
やはり政治色の強いイベントはよくないような気がします。特に今回はイタリアを二分化するような政党の強い意向で誕生したレースだけに思いが複雑です。
明日は第2ステージ。またボイコットデモが予想されます。


速報
レオパードとラジオシャック!正式に合併しました!
新しい名前は、RADIOSHACK-NISSAN-TREK!
日産だよ、日産!

2011年9月5日月曜日

台風



台風の影響で全国的に天気が荒れ、死者が出るほど記録的な雨が降りました。いや、降り続けています。本当にひどい天気です。
台風のないヨーロッパでは、9月も多くのレースが行われます。ヴエルタ、ジロ・ディ・ロマーニャ、ジロ・ディ・パダニア等々。そして、一番大きな祭りは再来週はコペンハーゲンで世界選手権です。全国の代表監督が誰を出すか、チーム編成、対策などを練っています。
ベッティーニ監督は以下のチームを作ろうとしています。

確実:Bennati, Paolini, Modolo, Oss, Viviani, Capecchi, Visconti
検討中:Ponzi, Belletti, Gatto, Quinziato, Tosatto, Ulissi, Ginanni, Pozzatoなど
とても若いチームでなんだか初々しい。

日本勢では、別府史之、新城幸也、宮澤崇史が出る予定です(7月の段階ですでに決められていました)。昨年の世界選手権で新城は9位に着いたので、日本人チクリスタたちの可能性はぐんと伸びました。とても嬉しいことです。
フォルツァ・イタリア、フォルツァ・ジャッポーネ!

2011年9月4日日曜日

あんぐりる、あんぐりる


お呪いに聞こえるこの言葉ですが、実はスペインで行われているヴエルタ・ア・エスパニャの有名な山です。ヴエルタの聖地のような場所です。12kmで1300mの標高差。最高傾斜24%。かべ!壁ですよ。雨が降った場合、サポートカーが登れないほどです。2002年に多くの車が立ち往生し、サポートできずにて大問題になりました。昨年、ニバリがここでアタックしヴエルタを手にしました。
しかし、イタリアのゾンコラン山と同様に割と最近有名になった山です。
やはりチクリズモの宣伝効果は絶大ですね。そしてなぜかロードレースの中で山岳コースは一番面白い。集団はだんだん細くなり、アタックが続くからかな?

残念ながらランプレのスパルポー二選手は不調を訴え、リタイアしましたが、ニバリはがんばってくれるかな?
イタリアの新聞の言葉を借りて、forza italbici!

2011年9月2日金曜日

世代交代?


若者に力を!

たびたびこのポストに年の話が出てきます。
昨日、ヴエルタでリクィガスのピター・サガン選手がステージ優勝しました。21歳の若い選手ですが、粘りのある走り方で好きです。スロヴァキア人です。イタリアのペタッキとベンナーティは何もできなかったです。
ドイツ人ですが、注目すべき別の選手がいます。2位に着いたデゲンコルブ選手。HTCは消滅するので、来年はスキル・シマノで活躍の場を獲得しました。
ベテランたちの優勝劇は嬉しいですが、新しいチャンピオンたちの活躍も気になります。

世界選手権では、若きイタリア人スプリンター、サシャ・モドロはイタリア代表チームに内定をもらいました。カヴェンディッシュはみんなが認める優勝候補ですが、彼と対等に戦える選手は少なくないです。
みんな、見ていますか。

2011年9月1日木曜日

平成の大合併


平成という時代は、過去の政権が作った膨大な財政赤字を埋めるため、増税、国家公務員のリストラ、市町村の合併、国有企業の民営化で始まりました。

チクリズモの世界もこれに似ています。プロチームの運営費はスポンサーがほとんどまかなっています。優勝賞金もありますが、とても足りません。スポンサーが資金ぶりが厳しくなりますと、生産性の低い分野をばっさり切ります。スポーツは真っ先です。

チームが生き残るために、スポンサーを変えます。変わる度に、チーム名が変わり、ジャージも変わり、自転車も変わります。ある意味で、チームはスフィンクス、不死鳥のような運命をたどっていますね。死んでまた違う形でよみがえります。

例えば、マルコ・パンターニのいたMAPEIというチームの例を見てみましょう。今はQuick Stepとして活躍しています。来年はまた名前を変えます。
Saunier Duvalというチームは、Scott American Beef --> Fuji Servetto --> Footon Servetto --> Geox TMC...5回も名前を変えました。来年はまた新しい名前?

合併もあります。昨年GarminとCerveloは合併し、新しいチームを作りました。来年はまたすごいチームが合併すると噂されています。
フランスの大手スポーツ新聞「Equipe」によれば、アームストロングのRadioshackとシュレック兄弟のLeopardは合併する???とのことです。本当ならチクリズモ史上最強のチームになるはずです。

やはりスポーツの世界は甘くないですね。ただ、わがままを言わせてもらいますとチームがワンシーズンで消えたり、名前はごろごろ変えたりするとあまり嬉しくないことです。愛着がわきません。この点では、LampreとLiquigasは頑張っています。なんと!2005年から存在し続けているからです。

みなさん、グッズやジャージを買うなり、チームをサポートしましょう。