日本はストライキの少ない国ですが、イタリアとフランスは比較的に多い国です(ベルルスコー二首相とサルコジ大統領が就任してから極端に減りましたが)。。。
スポーツ界もストライキとは無縁ではありません。実際、日本でも野球選手もストライクをしているぐらいですから。さて、3月26日(土)は全世界のチクリスタたちはストライキに入るという可能性が出てきました。イタリア、ベルギー、おフランスで行われるワンデーレースは中止になるかもしれません。
ストライキの発端がUCI(国際自転車連盟)が決めた無線使用禁止です。ごくわずかなトップレースを除けば、ほとんどのレースではサポートカーとチクリスタたちを繋ぐ無線の使用が禁止となりました。それに反対する多くのプロ選手を代表するジャンニ・ブーニョ(世界自転車競技選手協会会長?)は遂にストライキの実施を宣言しました。そのわけが「禁止する利用が明確でない上、レース運用の安全性は非常に欠けます」とのことです。
ま、確かに無線は便利な道具です。一度使ったら後戻りができません。レース作戦や展開のシナリオは事前のミーティングでほぼ決まりますが、シナリオ通りにいかないのがレースという魔物です。無線で状況を把握することがとても重要なことですね。
私もあると便利だと思います。一方、逃げ集団は成立できないデメリットがあり、レース自体はつまらない(特にフラッットなコースの多いツール・ド・おフランス)。
結局、メリットとデメリットは必ずありますので、あってもなくても問題が収まらないのです。チクリスタ400人以上が無線の使用を求めるであれば、その声を聞いはほうがいいと思います。
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