チクリスタたちの数は星の数があるように、レースも星の数ほどあります。
レースの頂点は言うまでもなくグランツールと呼ばれる3週間を超すレースです。その中でジロ・ディタリアがあります。
その次は、一週間程度のツールがあります。ティレーノ・アドリアティコ、ツール・ド・ジャパン、ツール・ド・スイスなど。しかし、一日で終わるレースがほとんどです。いわゆるワンデーレース。
世界選手権もそうですが、その中で「Classiche(クラシック)」と呼ばれるレースはかなり感動的です。100年を超えるレースが多く、代表的なものはミラノ〜サンレモ、ヘント〜ウェヴェルヘム、ロンド・ファン・フラーンデレン、パリ〜ルーベ、パリ〜ツール、ジロ・ディ・ロンバルディアなど。実は自転車競技が始まった時はこういったレースは過酷そのものでした。時代は時代で道路が包装されていなかった上、300kmを超えるコースも少なくありませんでした。結果として、完走するには12時間以上もかかることがしばしば。時によってあまりにも過酷すぎて、人から熱狂的に支持されていました。勝者はヒーローそのものでした。
こういったレースを紹介してくれるのが、この本です↓
「クラシックレース 壁のないコロシアム」砂田弓弦写真集
表紙を見るだけで鳥肌がします。みんなはもう買いましたか。
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