UCIの発表を見ました。
プロコンチネンタルチームが発表され、とても面白いことになりました。
プロコンチネンタルチームはイタリアのサッカーで言いますとSERIE Bです。つまりプロツールに所属しているチームのすぐ下のカテゴリーです。
プロツールのチームはUCIが認めているプロツールカレンダーに自動的に参加できます(参加というより、出場しなくてはけません)。プロコンチネンタルチームは各グランツールやクラシックレースの招待がないと参加できません。ツール・ド・おフランスではフランスのチームが目立っているのがそのためです。逆にジロ・ディタリアではイタリアのチームが目立っています。もちろん、ヴエルタではなぜかスペインのチームが多い。。。
2012年のリストは以下の通りになりました。
ベルギー
Accent.Jobs - Willems Veranda's
Landbouwkrediet
Topsport Vlaanderen - Mercator
カナダ
Spidertech Powered by C10
中国
Champion System Pro Cycling Team
コロンビア
Colombia - Coldeportes
フランス
Bretagne - Schüller
Cofidis, le crédit en ligne
Europcar
Saur - Sojasun
ドイツ
Team NetApp
イギリス
Farnese Vini
アイルランド
Colnago - CSF Inox
Utensilnord Named(元デ・ローザ)
イタリア
Acqua & Sapone
Androni Giocattoli
オランダ
Project 1T4I
ロシア
RusVelo
スペイン
Andalucía
Caja Rural
米国
Team Type 1 - Sanofi
Unitedhealthcare Pro Cycling Team
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イタリアはたった2チームです。ガルゼッリのアクア・エ・サポーネとスカルポーニが昨年まで所属していたデ・アンドローニ・ジョカットリ。。。なんだか、少ない!
イタリアのチクリズモはだめなのか。
そんなことはありません。
イギリスにはなぜか、ヴィスコンティが所属していたヴィニ・ファルネズィ、そしてアイルランドではコリナーゴ CFSとウテンスィル・ノルド!ちゃんととしたイタリアンチームです。
答えは簡単です。チームの運営費はイタリア国内で認められる基準よりずっと安いからです。つまり、この運営費ならイタリアでの登録が認めないのに立ちし、同じEUなら別の国を変えれば登録できます。面白いカラクリです。
さて、ここで目立っているのが初のアジアチームです!中国のChampion System Pro Cycling Teamです。すごい!
日本のプロコンチネンタルチーム、いや、プロツールチームはいつ誕生するか!!!シマノ、日産自動車は海外でプロチームのスポンサーになっているにも関わらず、国内では。。。うん。
キャノンデールのほうが頑張っているような気がします。
UCIのリンクはここです。
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