12月6日(木)は、イタリアで面白い企画があります。
合宿先のボアリオ・テルメ市にて、ランプレ・メリダの選手たちが地元の中学校に出向いて、地元の学生を相手にチクリズモ(自転車競技)の魅力を教えてゆく。参加する選手はクネゴにウリッスィとボノの予定。テレビで言えば「ようこそ先輩」のような内容かな?
テレビがらみで日本ではおそらく多くのスポーツ選手が出身校を訪れると思いますが、イタリアでも同じです。
しかし、近年の自転車競技の再人気の影響もあって、イタリアプロチームのトップ選手が積極的に地域イベントに参加したり、学校を訪れたりします。
クネゴやウリッスィ等を前にして生徒たちはきっと興奮しているでしょうね。イタリアでは自転車競技選手は本当にスターです。
私も自転車競技を強く意識をし始めたのが、ちょうど小学校5年生でした。学校から帰ったら国営テレビをつけて、雲上の人たちが疾走している映像を見たら、なんとも言えない不思議な魅力を感じ始めました。当時は、もし学校にジロ・ディタリアのチャンピオンは目の前にいたら、緊張してきっと何も言えなかったでしょうね。
学校訪問や社会活動は大切な取り組みで未来の選手を育つために重要ななことだと思います。日本では、宇都宮ブリッツェン等が行う地域密着型チームの取り組みが素晴らしいと思います。
さて、数年前の記事ですが、イタリアの子供たちがクネゴ選手に当てた質問がまだ読めます(全部イタリア語ですが)。
http://www.gazzetta.it/Ciclismo/Primo_Piano/2008/10/20/cunego.shtml
内容はかなり面白く、ドーピングの 質問も平気で出します。
恐るべし、イタリアの子どもたち!
0 件のコメント:
コメントを投稿