2010年8月19日木曜日

自転車泥棒



イタリアではこんなく暗~い映画がありました。戦後イタリアで生まれた「ヴェリズモ」という芸術技法(社会の現実を痛感に描写すること)は、イタリアの貧しい労働者の現実を訴えるために、息子のために自転車を盗むお父さんという悲しい話を映画にしました。
見る度に心が痛みますが、名作です。

さて、今は2010年。日本にもイタリアにも飢死する人はほとんどいません。SEX & THE CITYのような贅沢さえしなければ、普通に生活できます。
しかし、今日のやぷ~ニュースを見てびっくりしました。ロードバイク盗難の話でした。

最近、大都会を中心にロードバイクを狙った窃盗は相次いでいるようです。
確かにロードバイクは軽くて、分解しやすくて、捕らえやすいものです。私も一度、六本木でやられました(ボロボロでしたので、盗まれても大した利益にならなかったと思うが)。しかし、ここは大都会。変な人、苦労せずに働かずにお金を簡単に儲かりたがる人は少なくありません。窃盗は一番早い手段です。高級そうな自転車を狙えば、儲けは簡単です。トッポより、ベンツ狙うことと一緒ですね。
ヤフーオクなどで売買されているパーツの一部は盗難品だと友達に言われました。そうかもしれない。製造番号を消せば、誰のものかわかりません。

でも一番悲しかったことは、犯行を行った人は元レーサーだったり、自転車と縁のある人だったりします。本当に悲しいことです。
全記事はこちらです↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000657-yom-soci

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