2010年3月7日日曜日

Toscanaの美しい景色♪

今日も雨ですのでインドアースポーツを楽しんでいます。
昨日早く寝てしまったので今朝はローラー台に乗って、自転車を漕ぎながら「モンテパスキ・ストラーデ・ビアンケ」を見ました。
ローラー台に乗りながらレースを見ることは危ないです!興奮しすぎて、バランスを何回崩しそうになりました(笑)
このレースは本当に美しくてつらいです。まずは199kmの内、ほとんど平坦な道はありません。トスカーナ地方の特徴でもある丘は、急な上り坂と下り坂の連続です。標高差はなんと!3000mです!ほぼ富士山と一緒でスプリンター殺しのレースです!さらに57kmに渡って舗装されていない砂利道(strade bianche:白い道)があります。
雰囲気はパリ・ルーベに似ていますが、大変さは3倍。

そうそう。レースを見ながらいつも思う事があります。イタリアの景色は美しいです
実況でもこの地方の美しさに触れ、この「白い道」をアスファルトから守る動きは活発になってきています。この地域を管轄しているシエナ市は景色保全法に基づき、アスファルト使用を規制するそうです。イタリアの諺でもありますように(chi bella vuole apparire, un po' deve soffrire)「美しさを保つために、ある程度の不便さを我慢しなくてはいけない」。
日本でも景色保全をもう少しやってほしいですね。物を壊し過ぎです(汗)


[レース情報]
距離:全199km(舗装されていない道路は57km)
標高差:3000m
参加チーム: 15チーム (115人)
優勝者: Maxim Iglinskiy (Astana)(またしてもイタリア人優勝ならず)

[テクニカル情報]
ホイール素材:ほとんどアルミニウム
スプロケット: 39-27(激坂対応)
チューブの太さ:24-25mm(6.5〜7気圧)
最大傾斜:18%


さて、この美しい景色との再開は5月のジロ・ディタリアと10月のエロイカです。
楽しみ、楽しみ。

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