2011年10月26日水曜日

議論はスポーツを救う


友達の日記より。
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「今の若者には熱い議論ができない」
やっぱりそうなんだーという気持ちと、すごく残念な気持ちとあります。普段うちの学生をみていても、最近の日本の大学生は(っていう用語がもうたまらなくダサイですが)議論を戦わせるとか、反対意見を言うとか、とことん説得するとか、全然しないみたいですね。政治系のサークルですらそうだという話です。でも学生に話を聞くと、真剣な議論をしたい、でもしかたがわからない、という。必要とすら思っていない学生も多いみたいです。

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私が20歳だったころは、同じことが言われたような。。。(笑)

議論は確かに人間を強くします。議論に携わった人は刺激を受け、がんばる原動力となります。
スポーツの世界も例外ではありません。アスリートとコーチが議論を重ね、いいトレーニング方法を見つけ、選手は初めて進化するものです。
ファンも同じです。ファンたちも議論を重ね、好きなスポーツを支えます。
イタリアではスポーツを面白くするために討論、議論という形が使われています。かつて「La Domenica Sportiva」というテレビ番組が大人気で、サッカーを盛り上がりました。日本で放送されませんが、ジロやグランツールの各ステージが終わってから、延々とイタリアのコメンテーターたちはレースを解説したり、選手たちの酷評したりします。ゲストたちや選手本人も交えて、かなり白熱した議論が行われています。その名はすごいです「processo alla tappa(レースへの裁判)」。もちろん、全部生中継です。

明日はイタリア王手スポーツ新聞「ガゼッタ・デッロ・スポルト」で2012年ジロ・ディタリアをデザインしたミケーレ・アクエローネとマウロ・ヴェニがビデオチャットにて登場し、ファンの質問に答えます。これも生中継です。現地では17時から放送がスタートします。日本は深夜になりますが、ぜひぜひ質問を送ってください。
みんなと一緒にいいスポーツを作ろう!

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