2014年7月26日土曜日

スポンサーの話。。。


昨日公開された連続シリーズ「つれづれイタリアーノ」のテーマはどうしようと悩んでいました。
ヴィンチェンツォ・ニバリ特集にしよう思いました。28歳の彼は、ツール・ド・おフランスに優勝できる確率はほぼ100%だが、やはりレースは最後までわからないので、保留としました。
その代わりに別のテーマを選びました。スポンサーの問題です。
きっかけだったのが、地元のサッカーチームの消滅です。100年以上の歴史を持っているチームでしたが、運営に必要な資金を調達できず、結果としてチームが消えました。スポンサーはチームを捨てたからです。
今回の出来事を分析し、自転車のスポンサーについて考えました。特に、マリアローザのスポンサー、バロッコ社社長の言葉に驚きました。
サッカーより自転車を!
あまりびっくりしなかった。以前から自転車競技が持っている高い宣伝効果を聞いていたので、逆に面白かった。記事は下記まで。
http://cyclist.sanspo.com/144969

2014年7月19日土曜日

メッシーナ海峡のサメ!強い!


今年のツールどおフランスは久しぶりに面白い!
今日も山岳コース(第13ステージ)。そして、先ほど、メッシーナ海峡のサメこと、チームAstana所属のキャプテーン、ヴィンチェンツォ・ニバリが3度目となるステージ優勝を飾りました。強い!
優勝した瞬間、全国紙が一斉に速報を出した!
Tour, trionfo di Nibali sulle Alpi (ツール、ニバリはアルプスを制す)
サッカーワールドカップではイタリアはだめでしたが、自転車競技においてイタリアはやはり強い!13ステージ中、ドイツに並び、イタリア人も4回ステージ優勝。
さて、ニバリは最後のステージ、パリまでマヨ・ジョーンは持って行けるか!
ツールの道路の下に魔物が住んでいるので、総合優勝を祈るばかりです!

2014年7月18日金曜日

ここが変だよ、日本!

日本はとても住みやすい国ですが、たまに不思議な法律に驚かれます。一つは、いわゆる「ダンス規制法」。深夜1時過ぎに、クラブやビーチでサルサや盆踊りを踊ったら、アウト!風俗営業に当たるらしい。
もう一つは、道路交通法。

本日の産経新聞より

高速道路を自転車で逆走 運転の男性、トラックにはねられ重傷

 18日午前2時15分ごろ、堺市美原区の阪和自動車道の美原南インター付近上り線で、自転車の60代くらいの男性がトラックにはねられ転倒、左腕を骨折する重傷を負った。大阪府警高速隊は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で、トラックの同府摂津市鳥飼野々、会社員、古川一男容疑者(66)を現行犯逮捕した。
男性は自転車が立ち入り禁止の高速道路で、自転車で逆走しているにも関わらず、トラックと接触したことで、運転手が逮捕されることに。
自転車の人の無責任な行動が事故を招き、ルールを守っていたトラック運転手が逮捕される。
常識で考えると、逆じゃない?法律解釈の問題?
ここが変だよ、日本。

2014年7月16日水曜日

お金の話,,,

今日はお金の話しをしましょう。スポーツ選手にとっては、基本給の他に賞金は重要な収入源の一つ。ジーロやツールでは、毎日様々な賞金がでます。ステージ優勝賞金、マヨージョーン賞金など。昨日までのツールの獲得賞金を見てみよう(7月15日現在)。

1位、マルセル・切ってる 24,350€
2位、ヴィンチェンツォ・ニバリ24,161€
3位、ピター・サガン 23,930€
4位、ブレール・カドリ16,533 €
5位、トニー・マルティン15,350 €

チームAstanaが獲得した賞金の総額は 36,740€
もちろん、一人の選手はがばっと全額をもらうわけなく、チーム内に分かち合うことがルール。
さて、今日で賞金はどう動くか。気になるところです。

追伸♥
総合優勝した選手に450,000€(約6300万円)が贈られます。
欲しい!!!

2014年7月15日火曜日

言葉の壁!



cyclist.sanspo.comにて好きなコラムがあります。ブリッツェン監督の栗村修さんの「“輪”生相談」です。このコーナーは読者の様々な質問を答えるもので、とても面白い。
6月17日公開の第25回では、自転車留学を考えている16歳の男子高校生は留学すべきかどうか、悩みをぶつけた。
栗村さんはメリットとデメリットを分析し、様々な事例を紹介する。
http://cyclist.sanspo.com/138563
個人的に気になった1カ所があります。
「言葉ひとつとっても障害になる」
そう言葉です。 海外や国際の舞台で活躍するには、最低限の語学力が必要不可欠。
これは、イタリアや日本といった天然資源のない国では、語学の取得は通らなくてはいけない道です。海外との貿易がないと、経済が破綻するからです。

自転車競技において、公用語は二つ:英語とイタリア語!
トム・ボーネン、カンチェッラーラ、クリス・フルーム、カデル・エヴァンス、フィリップ・ジルベール、ピター・サガン、タイラー・フィニー、エディ・メルクスなど、みんなイタリア語を流暢に話しています。
イタリア人として嬉しいことですね。
さて、みんなで自転車イタリア語合宿をしましょうか?笑
http://www.il-centro.net/01/page2/italiano_inbici/index.html

2014年7月14日月曜日

Che ecatombe!!!

ツールどフランス2014よ!
クリス・フルーム(TEAM SKY)に続き、優勝候補の一人、アルベルト・コンタドール(TINKOFF-SAXOBANK)も落車して棄権!!!
なんということ!まるでサッカーワールドカップの波瀾万丈の展開を見ているようです。
ああ!こうしてヴィンチェンツォ・ニバリの優勝につなげればいいけど。。。

Brava Germania!

けさ早く、サッカーワールドカップ、世界選手権2014年が終わりました。
ドイツがアルゼンチンを下し、26年ぶり4度目の優勝を飾りました。
いい試合でしたので、どちらも勝ってもおかしくなかった。二つのチームにブラーボと言いたい!

さて実は、ツールどおフランスでもドイツ人選手が強い!
メッシーナ海峡のサメこと、ヴィンチェンツォ・ニバリがマヨージョーンを着ている間、マルセル・キッテル、アンドレ・グライペル、トニー・マーティンがステージ優勝!9ステージ中、5つのステージはドイツ人が優勝することに。
ドーピングスキャンダルが相次いだ2000年代。牛マークのミルラムを最後にドイツのワールドツアーチームは消滅しました。しかし、今のドイツでは自転車競技は再び脚光を受けはじめています。やはり経済力はそのままスポーツにも反映されることなのか?

さて、今夜はツールを見て、久しぶりにドイツワインでも飲もう。
もちろん、心の中でイタリア人勢を応援いています、笑

2014年7月11日金曜日

イタリア人は古いものが好き?大ウソです!


イタリアでは最新鋭の自転車と同じぐらいの数の古い自転車は町中で見かけます。
見てみると、そのほとんどが格好良く、スタイリッシュ。なぜか!
イタリアでも多くの自転車が生産され、消費され、消えててゆく運命にあります。これは日本と一緒。
しかし、一部のデザインの優れたものだけが残り、その名車が倉庫入りせず、街を走りつづけます。結果として、おしゃれな自転車がだんだん増えます。
つまり、イタリア人は古いものが好きのではない。

美しいものは好きだけなのです!


美しい物を手放したくない!
街並みの同じです。なぜイタリアの街並みが美しいかというと、美しい建物、美しい教会だけが残るためです。

今年は、「グラツィエッラ」という可愛い折りたたみ自転車の製造50周年記念日に当たります。なんと!ボッテッキャという大手自転車メーカーはその名車を復活させました。そしてイタリアは空前のグラツィエッラブームに沸いています。
私の実家にあるので、帰ったら乗ります!!!
詳細はこちらへ

http://cyclist.sanspo.com/142590