2010年8月31日火曜日

Muro!


ムーロ!イタリア人のチクリスタたちが恐れる言葉です。
ムーロとは「壁」!きつ〜い上り坂を指します。今日のヴゥエルタは第4ステージに入り、本格的な山岳コースです。
183.5kmを走りますが、最初の45kmだけ走りやすいです。その後、脚が震えるほどのアップダウンです。ゴール手前の1000メートルは平均傾斜が10%、500m手前の傾斜は26%。。。電動アシストの自転車が欲しくなります(笑)
昨日も大変なステージでしたが、Philippe Gilbert(Lotto)のレース運びは素晴らしかったです。今日のステージ優勝は決して不可能ではないと思います。

太っていても痩せていても、なぜチクリスタたちは山を目指しているのか。私も不思議に思います。
山岳コースは人生に似ています。山あったり、谷あったり、苦しかったり、楽だったり。。。
平坦なコースよりもアップダウンがあったほうがメリハリが出て、楽しいものです。
さて、明日から9月です。まだ暑いですが、朝晩は秋の気配がします。
もっと練習するぞ!

大好きなモンテ・グラッパの映像はこちらへ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tGbUp5tUOj4

2010年8月30日月曜日

日伊関係!


昨日、チームのメンバーと和田峠に挑みました。今年は3回目かな?
距離として少し短いですが、割と好きな峠で、2~3本やればちょうどいい練習になります。ヴェロチスタでない限り、足はやはりヒルクライムで鍛えるべきですね。重いアルミフレームで挑むべきです(笑)
現在、スペインでヴエルタが行われています。深夜レースなど、スタートは楽しいものでした(時差は恐ろしいものですが。。。)
しかし、チクリスモとは別に個人的に喜ばしいニュースがあります。
日本サッカーナショナルチームの新監督は、イタリア人に決まりました!Alberto Zaccheroniです。彼は、ユヴェントゥスとACミランの監督を務め、これから日本人プレイヤーを指導することになりました。
彼が日本人化するか、選手たちはジロラモみたいなイタリア人になるか、サッカーも楽しみです!

2010年8月29日日曜日

明日は早起きというのに


自転車を掃除したり、部屋を片付けたり、ジロ・デル・ヴェネトを見たりしてこの時間になってしまいました。ヨーロッパのレースにいつも悩まさせます。時差って必ず襲ってきます。
ジロ・デル・ヴェネトは土砂降りの中でゴールを迎え、リクイガスの押忍(Oss)という選手は勝ちました。変な名前ですが、イタリア人です。普段gregario(アシスト)をする選手ですが、このようなローカルレースでは主人公になれる数少ない機会です。ニバリは逆にスペインにいます。
ヴエルタ・ア・エスパニアはまだまだスタートしていません。今年は珍しく夜間のタイムトラヤルからスタートします。現地では夜の10時です(日本時間:朝6時)。
夜間レースは危ないです。障害物やアスファルトの歪みなどは見つけにくく、酔っぱらった人は道に飛び出します。ところで、かなりの騒音にも関わらず、誰も文句は言いません。なぜかと言いますと。夏は土曜日の夜10時という時間帯は決して遅い時間ではありません。太陽が沈んだばかりで、人々は晩飯を終えたばかりです。子どもたちもおばあさんもみんな道路に出て、チクリスタたちを応援します。

さて、せっかくですから、故パヴァロッティによるアリアをご堪能ください。Turandotより「nessun dorma(誰も寝てはならん)」


明日はヒルクライムです!!!

2010年8月28日土曜日

夢の超特急。。。


。。。ではなく、夢の電動アシストロードバイクが遂に実現化されました!!!
日本であまり馴染みのないメーカー、CARRERA(ブレーシャ市)は電気モーターを内蔵した本格的なロードバイクの開発販売に乗り出したようで、そのプロトタイプはドイツで開催されるユーロバイクショーで正式に発表されるそうです!

その仕組みは簡単!重いバッテリーを水筒の中で納め、エンジンはシートポストに入っています。操作ボタンは、ハンドルにうまくカムフラージュされ、見た目は普通のロードバイクにしか見えないのです。
現段階は、バッテリーの使用継続時間は45〜50分で、将来的に90分までエネルギー供給できるようになるらしい。パワー出力は100〜250w。素晴らしい!
メーカーによれば、この夢の自転車のターゲットは、ヒルクライムを愛する太めや年齢の高いチクリスタたちです。
開発者はあのボイファヴァです。ヴィゼンティーニ、キャプッチ、そしてマルコ・パンターニのマネジャーでした。

あ!忘れてました。気になりますね、値段!
完成車で7,500円〜15,000ユーロです。
悪くない。年を取ったら買います!

2010年8月26日木曜日

Giro di Spagna...又はGiro del Veneto?


今週末はジロ・ディ・スパニャ(ヴエルタ・あ・エスパニャ)が始まります。セヴィヤからスタートします。
実は最初から最後まで見た事がありません。同じ時期に地元でジロ・デル・ヴェネトが行われるからです。生まれ育った場所で、テレビでしか見えないプロのチクリスタたちは通ります。その時みんな道路を出て、応援します。懐かしい光景です。自転車競技のために街や職場、普段の生活も数分停止します!
ジロ・デル・ヴェネトはレジョナルレースですが(「ツール・ド・愛知県」みたいな)、1909年にスタートし20チームは参加します(そのうち、3つはプロツアー、7つはプロフェッショナル)。スペインではがんばる人もいれば、ヴェネト州ではアニオーリ (Liquigas Doimo)、バッラン (Bmc)、キャリーニ (De Rosa Stac Plastic)ガット (Isd Neri)と言ったイタリアを代表するチクリスタは参加します。このジロ・デル・ヴェネトには注目すべきチームもいます。世界チャンピオンのベッティーニが率いるイタリア代表チームも参加するからです。世界選手権を占うには大事なレースです。
ドキドキします!


さて、ヴエルタには以下のチームは出場します。
AG2R LA MONDIALE (おフランス)
ANDALUCIA - CAJASUR(スペイン)
ASTANA (カザフスタン)
BBOX BOUYGUES TELECOM (おフランス)
CAISSE D'EPARGNE (スペイン)
CERVELO TEST TEAM (スイス)
COFIDIS, LE CREDIT EN LIGNE (おフランス)
EUSKALTEL - EUSKADI (スペイン)
FOOTON-SERVETTO (スペイン)
FRANÇAISE DES JEUX (おフランス)
GARMIN - TRANSITIONS (メリケン)
LAMPRE-FARNESE VINI (イタリア)
LIQUIGAS-DOIMO LIQ (イタリア)
OMEGA PHARMA-LOTTO (ベルギー)
QUICK STEP (ベルギー)
RABOBANK (オランダ)
SKY PROFESSIONAL CYCLING TEAM (英国)
TEAM HTC - COLUMBIA (メリケン)
TEAM KATUSHA (ロシア)
TEAM MILRAM (ドイツ)
TEAM SAXO BANK (デンマーク)
XACOBEO GALICIA (スペイン)

2010年8月23日月曜日

また事故です!


自転車で通勤をしますと、交通事故によく遭遇します。

車対車
バイク対車
自転車対タクシー。。。さまざまです。

昨日、甲州街道沿い相模湖付近でロードバイクと車の接触事故直後の現場を見ました。
先ほど、家のすぐ近くにママチャリに乗った男性の単独事故を見ました。60歳以上でかなり酔っていました。顔を強く打っていて、血だらけでした。
昨日の事故はロードバイカーの仲間がいたので、警察が来るのを待たなかったのですが、今夜は救急車と警察をきちんと待ちました。この時間は辛かったです!
だって、汗だく体に薄っぺらのジャージ!蚊にとっては格好の獲物になりました。待っている間は足は8回刺され、腕は3回刺され、ジャージに守れていたはずのお尻も刺される始末!
日本の蚊はすごいです!夜勤も日勤も関係なく24時間営業です。
やはり夏はじっとしてはならない季節です(笑)


追伸:
イタリア語で蚊の事を「ザンザ〜ラ」と言います。音を聞くだけでぞっとします(笑)

2010年8月22日日曜日

前?後ろ?どっち?


今日は仕事の予定だったのですが、急にキャンセルされて、一日空きました。それで、久しぶりに柳沢峠(山梨県)まで走ってきました。
往復225kmの道のりで練習として悪くないです。関東のチクリスタの間で割と人気のあるヒルクライムスポットです。山梨県にあります。自宅を出て、甲州街道で大月に向かって、池田さんが教えてくれたフルーツラインを通って、標高1472mまで上りました。帰りはそのまま奥多摩まで下って、5号線へ!

今日は非常に暑かったので、何度も何度もコンビニに入りジュース、水、紅茶を買ってしまいました。計10リトルの液体を飲みました。水だけじゃスポーツに向かないので、必ず天然塩とクエン酸を少し入れておきました。天然塩、ミネラル豊富で意外と甘い。

さて、いつも悩みの種はサードルの位置と高さ!
今日はうっかりしていて、一番固いセッレ・イタリアのSRLシリーズを付けたまま出発しました。このサードルは非常に固く、私にとっては尿道炎を起こしやすいサードルです(そのためにセッレ・サンマルコのマントラシリーズを買いました)。
サードルの位置を割と前に設定しています。マルコ・ピノッティ(チームハイロード)と同様、サードルに座ったまま登ることが好きですから。しかし、プロ選手は小さめののフレームを使っていますので、ほとんどは後ろにシフトされています。一つをとっても話題のつきないチクリスモです。
さて、ぎりぎりのラインで尿道炎を起こしませんでしたが、重なるコンビニ休憩で大事な部分を休ませたと言うしかないですね。次はマントラで登ってみます!!!

2010年8月21日土曜日

保険に入っていますか


また自転車と生活にまつわる話です。
80年代に入ってヨーロッパでは自転車に対する環境づくりは整いつつあります。自転車専用道路が作られたり、前後のライトが義務化されたり、車が規制されたりなど。。。日本でも少しずつ法律整備や街づくりは進んでいます(進んでいると期待しています、進んでいるかな)。
しかし、やぷ~ニュースでは、また自転車に対する少しマイナスの記事が掲載されました。
事故や損害賠償の話です。

ヨーロッパでは、自転車は自動車だとされ高速道路や有料道路の一部を除けば車道で走行するものです。違反・事故をした場合、車と同じルールが適応されます。
日本では自転車は歩道で走るものだと考えている人は多いです。しかし、歩道走行をしますと、歩行者に煙たがれ、車道を走りますと、車から「歩道を走れ!」という態度が帰ってきます。少し困った問題です。
法律はどうだ?
免許証を持っている人間なら知っています。自転車は車道です。歩行者を邪魔しない限り、歩道走行も認められます。

困った問題は、事故があった場合です。車対自転車の過失割合は、車が大きい。歩道上での自転車対歩行者の過失割合は、歩行者はゼロ!厳しい。
記事にも下記のような記述があります。
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歩道上の自転車事故で高額賠償判決が相次ぐとともに、主要4地裁の裁判官が「歩行者に原則過失なし」との「新基準」を打ち出したことは、自転車と歩行者の事故急増を受け、司法が自転車利用者に「厳罰化」で警鐘を鳴らしたと言える。一方で、車の自賠責保険のような賠償を求められた際のセーフティーネットや、自転車道などインフラ整備は不十分なままだ。この状態で厳罰化を進めれば大きな混乱を招くのは避けられず、今後、幅広い議論が求められる。
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つまり、政治家対は十分な議論をせずに、環境整備をせずに法律を決めてしまうので、混乱をもたらします。イタリアと一緒ですね(笑)
対策として保険に入るしかないですね。みんな入っていますか。


全記事はこちらです↓
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bicycle_accident/?1282359836


おまけに↓

2010年8月20日金曜日

恐るべし、GEOX!


サソトレの次はラボバンクのメンチョフか?

2009年にディ・ルーカを破って、ジロ・ディタリアを優勝したメンチョフ(ロシア)はチームGEOXへ!2年の契約だそうです。次に噂されているチクリスタはダミアーノ・クネゴ!
GEOX! どこからそのお金は出ているか!

やはり、バランスがいい選択です。ツアー用にサストレとメンチョフを使う。一日のレースでクネゴ!久しぶりに強いイタリアのチームが誕生することですので、鳥肌がたちます!

2010年8月19日木曜日

自転車泥棒



イタリアではこんなく暗~い映画がありました。戦後イタリアで生まれた「ヴェリズモ」という芸術技法(社会の現実を痛感に描写すること)は、イタリアの貧しい労働者の現実を訴えるために、息子のために自転車を盗むお父さんという悲しい話を映画にしました。
見る度に心が痛みますが、名作です。

さて、今は2010年。日本にもイタリアにも飢死する人はほとんどいません。SEX & THE CITYのような贅沢さえしなければ、普通に生活できます。
しかし、今日のやぷ~ニュースを見てびっくりしました。ロードバイク盗難の話でした。

最近、大都会を中心にロードバイクを狙った窃盗は相次いでいるようです。
確かにロードバイクは軽くて、分解しやすくて、捕らえやすいものです。私も一度、六本木でやられました(ボロボロでしたので、盗まれても大した利益にならなかったと思うが)。しかし、ここは大都会。変な人、苦労せずに働かずにお金を簡単に儲かりたがる人は少なくありません。窃盗は一番早い手段です。高級そうな自転車を狙えば、儲けは簡単です。トッポより、ベンツ狙うことと一緒ですね。
ヤフーオクなどで売買されているパーツの一部は盗難品だと友達に言われました。そうかもしれない。製造番号を消せば、誰のものかわかりません。

でも一番悲しかったことは、犯行を行った人は元レーサーだったり、自転車と縁のある人だったりします。本当に悲しいことです。
全記事はこちらです↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000657-yom-soci

2010年8月18日水曜日

Tre valli varesineを見たか?

今日からイタリア北部、ロンバルディア州で「トリッティコ・ロンバルド」がスタートしました。初日はSocieta' Alfredo Binda主催のトレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ(Tre Valli Varesine)が先ほど終了し、GarminのDan Martinはポッツォヴィーヴォを破って優勝しました。地元のバッソはだめでしたし、もう一人のジモティーGarzelliも落車し、病院に運ばれました。今年もコースきつかったです。ちなみにこのレースは1919年にスタートし、今年で90回を迎えました。歴史と伝統のあるレースです。

トリッティコとは「3つの」の意味で「ロンバルド」はロンバルディア地方の意味です。つまり「ロンバルディア州の3つのレース」を指しています。この3日間でロンバルディア地方の異なる地域でレースが行われ、3つのレースで総合順位を争います。UCIヨーロッパツアー1.HCにランクされています。明日は「コッパ・ウーゴ・アゴストーニ」が行われ、あさっては「コッパ・ベルノッキ」の番です。
8月はイタリアはまだ熱いです!日本は猛暑ですが、チクリスモは燃えているか?

このTre Valli Varesineの参加チームの一部を紹介します。
Liquigas - Doimo
1 Basso Ivan
2 Nibali Vincenzo
3 Santaromita Ivan
4 Agnoli Valerio
5 Vanotti Alessandro
6 Finetto Mauro
7 Vandborg Brian
8 Zaugg Oliver
D.SP. Mario Scirea


BMC Rancing Team
11 Santambrogio Mauro
12 Ballan Alessandro
13 Barton Chris
14 House Cole
15 Stalder Florian
16 Kohler Martin
17 Kroon Karsten
18 Zahner Simon
D.SP. René Savary


Lampre-Farnese Vini
21 Cunego Damiano
22 Gavazzi Francesco
23 Lorenzetto Mirco
24 Marzano Marco
25 Mori Manuele
26 Rocchetti Federico
27 Spezialetti Alessandro
28 Ulissi Diego
D.SP. Maurizio Piovani


Team HTC - Columbia
31 Cavendish Mark
32 Goss Matthew Harley
33 Eisel Bernhard
34 Pinotti Marco
35 Monfort Maxime
36 Roulston Hayden
37 Saramotins Aleksej
38 Velits Martin
D.SP. Valerio Piva


Garmin - Transitions
41 Martin Daniel
42 Farrar Tyler
43 Van Der Velde Ricardo
44 Hesjeedal Ryder
45 Stetina Peter
46 Kessiakoff Fredrik
47 Meier Christian
48 Peterson Thomas
D.SP. Lionel Marie


Footon - Servetto
51 Capecchi Eros
52 Capelli Ermanno
53 Cheula Giampaolo
54 Corti Marco
55 Diaz Daniel
56 Gianetti Noe
57 Margalio Ran
58 Merino Pedro
D.SP. Stefano Zanini


Andalucia - Cajasur
61 Vicioso Arcos Angel
62 Calvente Corbas Manuel
63 Gomez Marchante Josè Angel
64 Toribio Alcolea Jose Vicente
65 Ortega Ocana Manuel
66 Piedra Perez Antonio
67 Carrasco Garcia Sergio
68 Montenegro Jorge Martin
D.SP. De Vecchi Fernando


Xacobeo Galicia
71 Martinez Serafin
72 De Segovia Botella Jose Antonio
73 Fernandez Sainz Alberto
74 Torres Muino Pablo
75 Dominguez Lemos Gustavo
77 Isaichev Vladimir
78 Pacheco Torres Francisco Jose
D.SP. Jesus Villar Blanco


Acqua & Sapone - D'Angelo & Antenucci
81 Garzelli Stefano
82 Ciavatta Paolo
83 Andriotto Dario
84 Codol Massimo
85 Failli Francesco
86 Miholjevic Vladimir
87 Proni Alessandro
88 Sarmiento Tunarrosa Cayetano José
D.SP. Franco Gini


De Rosa - Stac Plastic
91 Chiarini Riccardo
92 Berdos Oleg
93 Golcer Jure
94 Caruso Damiano
95 Salerno Cristiano
96 Ermeti Giairo
97 Lagana Sergio
98 Montagutti Matteo
D.SP. Giovanni Fidanza


Androni Giocattoli . Serramenti Pvc Diquigiovanni
101 Scarponi Michele
102 Ginanni Francesco
103 Bertagnolli Leonardo
104 Bertogliati Rubens
105 Solari Luca
106 Taborre Fabio
107 Wurf Cameron Jones
108 Rodriguez Jackson
D.SP. Marco Bellini


Carmiooro - NGC
111 Sella Emanuele
112 Ferrara Raffaele
113 Kocjan Jure
114 Quadranti Antonio
115 Raisoni Alessandro
116 Ratti Aristide
117 Fournet Fayard Sebastien
118 Tonti Andrea
D.SP. Roberto Miodini


Ceramica Flaminia
121 Anza Santo
122 Bailetti Paolo
123 Fumagalli Cristiano
124 Gentili Massimiliano
125 Colli Daniele
126 Girardi Edoardo
127 Noe Andrea
128 Giordani Leonardo
D.SP. Massimo Podenzana


ISD - Neri
131 Visconti Giovanni
132 De Negri Pier Paolo
133 Caccia Diego
134 Mirenda G. Luca
135 Gatto Oscar
136 Huzarski Bartosz
137 Longo Borghini Paolo
138 Ricci Bitti Davide
D.SP. Luca Scinto


Colnago - Csf Inox
141 Pozzovivo Domenico
142 Modolo Sacha
143 Canuti Federico
144 Brambilla Gianluca
145 Frapporti Marco
146 Belletti Manuel
147 Marangoni Alan
148 Stortoni Simone
D.SP. Roberto Reverberi


など。。。

今年のコースは以下の通りです。


昨年の優勝はLampreのSantambrogio選手でした。


1966年のアーカイブ



追伸
Riccardo Ricco'はQuickstepとの交渉をうまく行かず、Vacansoleilに移籍!
チクリスモの世界は面白い!

2010年8月16日月曜日

熱いぞ、イタリア!


東京は猛暑!左膝から血(昨日落車してしまいました♪)
チクリスモの世界も燃えています!以前に聞いていた噂は本当になったからです。
裸にしか見えなかった肌色のジャージのフートン・セルヴェットが解体され、その代わりにトレヴィーゾの大手靴メーカーの「GEOX」は新しいチームを発足させます。
新しいチームの中心的な存在は今年のジロ・ディタリアで大活躍したサストレです。
機材は気になります!!!トレヴィーゾですから、fujiからピナレッロに変わるかな?

実は私にとってはとても嬉しいニュースです。まずはGEOXファンですから。
日本という蒸し暑い国ではジオックスの靴は最適です。靴底を通して足は呼吸しますので、なかなか蒸れないのです。
嬉しさのもう一つの要因は地元の会社ですから!
今夜実家に電話をしてどんな騒ぎになっているか聞いてみたい。

GEOXの日本国内の店舗はこちらです。ちなみになるしまフレンド神宮店も近いです!

2010年8月15日日曜日

日焼けが危ない?

今日も東京は暑かったです。でも私は暑さは平気です。どんなに暑くても普通に自転車に乗ってどこへでも走れます。しかし、今日は少し体の様子は違っていました。
全身が熱くて、額から大量の汗。。。おかしい。。。

腕を見たら、驚きました。日焼けした皮膚の下から汗が逃げ道を失って、小さな水ぶくれのようなものがたくさん出来ています。
汗を出すことで、体が冷えてゆく仕組みとなっていますので、逃げ道を失った汗が逆に体温上昇をもたらします。基本的に日焼けした肌は死んでいるので、幕を作っていたわけですね。
体の仕組みは不思議なものです。毎日勉強になります。
今までのパターンですと、明日から脱皮が始まります(笑)


イタリアニュース
明日からGran premio Capodarcoが始まります。二日間続くこのレースは、1964年に始まってマルケ地方で行われます。アップダウンが続くきついコースで、UCIヨーロッパツアーの中でカテゴリー1.2です。多くの実業団が参加します。もちろん、国営テレビで中継されます。
テレビで中継させるか否か、選手たちのがんばりが変わりますね。私も一度生中継されたいです(笑)

2010年8月13日金曜日

渡り鳥の季節。。。

真夏というのに、チクリスモは渡り鳥の季節の真っ最中です。
ツール・ド・おフランスを優勝したContadorはAstanaを去ってSaxobankに!
Giro di Austria(ツール・ド・オーストリア)を優勝したRiccardo Ricco'はベッティーニやヴィスコンティが活躍したQuick Stepへ!
Michele ScarponiはLampreへ!
8月はまさにチクリスタたちの移籍の季節です。

移籍することはチクリスタのみならず、スポーツマンが成長するために欠かせない過程の一つです。
さて、来年のクラブ編成はとても気になります。



追伸
噂されていたヴィスコンティのLiquigasへの移籍は実現せず、ISDに留まることに。

2010年8月11日水曜日

メタボ対策としてのチクリスモ


いつも思うんですけど、市民レースに参加する度に、アスリート体系とほぼ遠い人が多いということです。だいたいのイメージは50歳、男性。お腹が出っ張っているというか、体内脂肪率は軽々と25%を超えているというか。とにかく、体重の重そう。
実はイタリアでも同じです。
愛妻のパスタを少し食べ過ぎたか、生ハムと地元のワインがおいしいせいか、いつの間にか体重は90kgを超えてしまいました。健康を取り戻すためにチクリスモに再び情熱を注ぐ人は増えています。お金があるので、最新のピナレッロドグマかデローザのキング3でも買おう!

イタリアではこの10年でグランフォンドと呼ばれるレースは非常に増え、参加者も増えています。人気あるレースはすぐ定員になります。ぜんぶはきついコースです。来年の4月はフランドルでもグランフォンドが行われる予定です。250km以上のコースでプロ選手もやります。
ここでメタボを克服するために、あえてこのきついグランフォンドを選ぶ人も多い。完走できると大きな達成感があるからです。

グランフォンドに参加するために緩やかな減量と筋肉の増加が課題です。従って、バランスのある食事制限と段階的な運動量の増加が必要です。ここでイタリアでは国をあげて、チクリスモとダイエットのプログラムを組む病院やクリニックは非常に増えています。
お腹周りが気になったら、車ではなく自転車に乗ろう♪

2010年8月10日火曜日

2010全日本10時間耐久サイクリングinつくば、レポートその2

またまた市民レース「2010全日本10時間耐久サイクリングinつくば」に参加しました。3度目です。
このレースはママチャリは参加できませんが、ドロップハンドル・フラットバーのスポーツ車とMTBなら参加できる市民参加型レースです。
イタリアではまずない形のレースでとても興味深いものです。
場所は普段バイクが走るつくばサーキット内です。とても走りやすいコースです。ほとんど高度差はなく何もしなくても43km/hは出ます。メタボリーな人も楽しくアプローチできるレースです。問題は一つだけ!経験がないレーサーが多いということです。
急ブレーキ、急割り込み。。。割と危険な行為が多い中で、経験者として基本的なルールを教えなくてはいけない。ウザイと思われても仕方ないが自分の安全のためにもやります(目の前の落車は避けたいことです)。
とりあえず、疲れを感じる前に先頭交代することと、水を飲む意外はハンドルから手を外さないこととなどなど。。。
残念ながら一番足りないと感じたのは、感謝の気持ちです。
速いスピードを保つためには、素早い先頭交代はロードレースの基本中の基本です。がんばった選手に「お疲れ」だとか「Bravo」だとか声をかけて相手を励まします。言っても言われても気持ちいいものです。
しかし、市民ロードレースの場合、先頭交代を拒むレーサーは多い。たった30秒の仕事のために?そして感謝の言葉も言わない人も多い。恥ずかしいことだと感じるからかな?

まぁ、多くの課題が残すレースでしたが、こうやってチクリスモに興味をもつ人は増えることでとても嬉しいことです。
次の話題はイタリアに戻します!!!

2010全日本10時間耐久サイクリングinつくば、レポート

とりあえず、動画で!

2010年8月9日月曜日

5位で入賞です!

昨日行われた「全日本10時間耐久サイクリングinつくば」((財)日本サイクリング協会主催)のレースの結果をお伝えします。
【Menロード】カテゴリーで5位で入賞です!
がんばりました。

今日は仕事ですので、詳細はのちほど!

2010年8月7日土曜日

久々のレース♪

明日はつくばでレースがありますので、今準備中。レース名は全日本10時間耐久サイクリングinつくば
10時間耐久レースですでの、もってゆく物が多い。チーム用の水、予備の自転車、予備のホイル、着替え、食べ物、テント、機材。。。急がし、急がし!
さて、シャワーを浴びて行ってきます!!!
あさってブログをアップします。

2010年8月6日金曜日

伸びたり。。。縮んだり。。。

身体は不思議なものです。
今朝もそう思いました。

朝は普通に自転車通勤を始めたら、大きな違和感を感じました。この前に調整をしたばかりなのにシートポストの位置がおかしい。低すぎるというか。。。
ロングライドやレースの後はいつも起こる現象です。朝は筋肉はまだ寝ていて、伸びきっています。逆にレース中は筋肉は強い緊張状態にあるために数センチ縮みます。
Lotta contro il tempo(タイムトラヤル)ではこの様子はとてもわかりやすい。
スイスチャンピオンのファビャン・カンチェラーラの走りに注目すれば、全般と後半の座り方の位置はぜんぜん異なります。だんだん体は前に沈みます。
レースの前のウォーミングアップは正しいシッティングを見つけるための大事な時間です。日曜日はうまく走れるか。

夏。。。

にもかかわらず、休みがほとんど取れません。自転車通勤がなければ、ほとんど練習できません。ビデオカメラも回していませんので、古い動画をアップします。

2010年8月5日木曜日

無料ドリンク券


ヤフー、ホットペッパー、全国の情報誌から様々な無料サービス券、無料ドリンク券、割引券などの情報が掲載されています。お店からしますと減益になりますが、損をしてでもその名前を知ってもらうための大事な手段です。

もちろんイタリアにもこの習慣があります。
Conegliano Venetoの近くにユニークなレストランがあります。チクリスタたちの間でとても有名です。毎週の日曜日はCa' del Poggioという激坂(平均傾斜15%)に挑んだチクリスタたちにRistorante Relaisはaperitivo del ciclistaというサービスしてくれます。スプマンテと季節のおつまみ(手長エビムース、生ハムのサンドイッチなど)が無料振る舞われます。11:30-12:30の限定サービスです。

Conegliano Venetoは小さいながらとても有名な街です。トレヴィーゾ県北部に位置し、スプマンテの名産地です。ジロ・ディタリア、ピナレッロ・グランフォンドなど、多くのロードレースが開催される地域です。Ca' del Poggioはとても有名な場所で、レストランのオーナーが熱烈なチクリズモファンでもあります。Ballan, Pellizzotti, Lorenzetto。。。チャンピオンたちとのディナーなど、たくさんのイベントがは開催されます。

詳しくはここ:www.cadelpoggio.it

2010年8月3日火曜日

E' FATTA!


シュレック兄弟が去るSAXOBANKにあのトレアドルのコンタドールがやってくる!!!
コンタドールの移籍はイタリアの新聞のトップニュースを飾りました!

ヨーロッパではチクリスタたちはサッカー選手と同様、トップスターです。27歳のコンタドールはアスターナに残ってもらうために500万ユーロの契約を結んでいたが、新しい契約の内容は気になりますね。。とりあえず2年契約です。

さて、チクリスタたちはみんなお金持ちかといいますと。。。話が少し違います。スポーツの世界ですのでここも厳しい現実があります。
まずはプロを目指すチクリスタたちは、雇ってくれるチームを探すことから苦難の道が始まります。見込みのある選手たちもなかなかチームが決まりません。契約を結んだと思ったら、年間23、000ユーロ。1年ごと更新。不安定労働者です。とりわけ、いつのまにか消えてゆく選手が多い。

ところで、ほかのトップ選手の給料は以下の通りです。

Tom Boonenの給料は230万ユーロ
Cadel Evansは200万ユーロ
Filippo Pozzato、100万ユーロ
Damiano Cunego、80万ユーロ
。。。

コンタドール、恐るべし(笑)

2010年8月1日日曜日

C'E' IL GIRO NELL'ARIA


8月は比較的にレースの少ないイタリア。ジロ・ディタリア、ジロ・ディ・スヴィッツェラ、ツール・ド・おフランスの後は、チクリスタたちは短い休養を楽しんでいます。

この中で2011年のジロ・ディタリアの全貌が少しずつ見えてきています。
来年のジロはイタリア国内からのスタートです。今回は古都のトリノ市です。この街はイタリア人にとってはイタリア統一運動の象徴的な街です。
2011年はイタリア統一150周年記念にあたります。18世紀まではイタリア半島は歴史と伝統のある小さな国家から成り立っていました。フィレンツェ、ヴェネツィア、ローマ、ナポリ。ぜんぶ違う国でした。しかし、18世紀の帝国主義の拡大によって、小さな国が次から次へ大きな国家に飲まれてゆく中で、トリノ市ではイタリア民族によるイタリアという国家を誕生させましょうという運動が始まり、現在に至るまで。つまり、イタリアという国は150年しかない比較的に若い国家です。

最終ステージはミラノとなります。首都ではないのに、ジロ・ディタリアはここでグランフィナーレを向かいます。
ミラノはジロと長い付き合いがあります。93回中73回ジロがここを通ったり、フィニッシュとなったりしました。多くのチクリスタたちを生み出しました街でありながら、トップメーカーもここで拠点をおいています。Bianchi, Colnago, Berga, Masi, De Rosa, Legnago...
自転車メーカーの激戦区です。

2011年のジロ・ディタリアのテーマは「統一」です。150年経ってもイタリア人にはまだ欠ける様子ですけどね(笑)