2010年6月29日火曜日

まんとら〜


昨日、日記を書くつもりでしたが、パンクをしてしまったので帰宅は遅くなりました。ごめんなさい。

日曜日はSelle San Marcoのマントラを試してみました♪
巨大な穴の開いている、このサードルの特徴ですが、使い勝手がよくて購入を決めました。金曜日は手に入れます。

さて、最近となって尿道炎が激しくなりました。毎日、長時間自転車に乗りますと、少なくとも体はダメージを受けます。体重が限られた部分にしか乗らないため、局部は痛くなってきました。圧迫の影響で尿道が炎症を起こすからです。女性にはあまりない痛みだそうです(聞く勇気がないですけどね。。。笑)。
痛みはかなり激しいです。1分も経たないうちに納めますが、足を回せないほどの痛みです。立ち漕ぎすらできません。この半年はマメにシートポストの高さやサードルの位置を変えてみました。パンツの種類を変えてみました。全部だめでした。特にヒルクライムの時は一番発症します。

そこで、行きつけのなるしまフレンドに変わった形の試乗用のマントラに出会いました。日曜日はアルミのカモンデールに乗せて、奥多摩へ走りに行きました。不思議な感じでした。
座り心地がいい!痛みなし。その上、ダンシングは軽い。。。
なぜ?不思議で仕方ない!

この時は体も精密機械だなぁと感じました。普段、健康でいる時はなんともないですが、歯車が一つ狂いますと全身はダメージを受けますね。

さて、土曜日からツール・ド・おフランスが始まります。
睡眠時間は一番ダメージを受けそうです。
Contador, Evans, Armstrong, Schleck兄弟がいるこのツアーはイタリア人は優勝できるか!

2010年6月27日日曜日

ヴィスコンティ!!!


ルキーノ・ヴィスコンティ監督ではなく別のヴィスコンティの話しです。
チームISD NERIのジョヴァンニ・ヴィスコンティは昨日コネリアーノ・ヴェネトで行われたイタリア選手権に優勝しました。2007年に続き2度目の優勝。強い!
今年のコースは厳しいアップダウンが続き、かなり厳しかったです。

走行距離:259 km、時間:6h 46m

優勝後のインタビューの中で、彼はジロ・ディタリアに参加できなかったことをとても悔しがっています。ヴィスコンティが所属しているチームは「プロ・ツール」というカテゴリーに入っていないので、Liquigas, Lampreのようなチームと違って大きなレースに自動的に参加する事が出来ません。スロヴェニア、ルッセンブルグ。。。ローカルなツアーに参加できても、ジロ・ディタリア、ツール・ド・おフランス、北のクラシックに招待状がないと参加は不可能です。
ヴィスコンティはイタリアのカンピオーネになったおかげでチームの重みは増すはずです。
昨年、ジャパンカップで彼にインタビューしましたので、まだ読んでいない方がいたらここをクリックください

2010年6月26日土曜日

SETTIMANA TRICOLORE 2010


あふりかでサッカーの王者、イタリア代表は大敗を受け、私を含め、多くのサッカーファンはきっとがっかりしているでしょう。すごくいい試合をしても負けたら仕方ない。でもイタリア代表は最低のプレーで負けたので、リーグ敗退は当然の結果です。恥ずかしいプレーを見るより、さっさとお国に帰って、最初から勉強をし直してほしいものです。

これを別として、イタリアでは別のスポーツで盛り上がっています。もちろん、それがチクリスモです。
たった今、トレヴィーゾ(ピナレッロとベネットンの街)でSETTIMANA TRICOLORE 2010が行われています。このイベントでは2001年にスタートし、様々なカテゴリーのチャンピオンを決めるイベントです。同時にカンピオーネ・イタリアーノ・ディ・チクリスモ(自転車競技イタリアチャンピオン)が決まります。昨年はチームカチューシャのポッツァートでした。
一週間の間、マルカ地方(ベネト州の東地方)でたくさんのレースが行われ、明日は終了します。
イタリア選手権が行われる地域では祭り騒ぎが続きます。
普段20時に閉店するショップは真夜中に営業を延期したり、芝居、ライブコンサート、サイクリングスクール、ディナーなどなどが行われます。もちろん、レースの様子は毎日テレビでも放映されます(国営テレビで)。1000人のアスリートが参加し、プロの部門で5万人の観衆はゴールのシーンで盛り上がっています。
プログラムは以下の通りです。

6月19日(土)
タイムトライアル
16歳未満(男女)23歳未満(男女)パラリンピック部門、ハンドバイク部門
6月20日(日)
周遊コースレース
(ハンドバイク、パラリンピック部門)
6月22日(火)
周遊コースレース
(23未満男子)
6月23日(水)
周遊コースレース
23未満女子、エリート女子
6月24日(木)
周遊コースレース
エリート女子(契約なし)
6月25日(金)
周遊コースレース
23未満男子
6月26日(土)
周遊コースレース
エリート男子
6月27日(日)
タイムトライアル
23未満女子、エリート女子

近い将来も日本でも同じ光景が見たいですね。
ジャッポーネ、サッカーもチクリスモもがんばれ!!!

2010年6月24日木曜日

石垣島トライアスロン、動画完成!!!

お待たせいたしました。
2ヶ月の長い時間はかかりましたが、2010年石垣島トライアスロン大会の動画はやっと完成しました。
なぜこんな長い時間がかかってしまったかといいますと、動画編集ソフトは変になったり、使いたかった動画が消えたり、欲しい素材がなかったり、色々なトラブルにあったが、無事に完成しました。

2010年6月23日水曜日

Ballan, お帰りなさい♪

2008年世界選手権の王者Alessandro Ballanが帰ってきました。過去のブログにも少し触れましたが、2ヶ月前に禁止薬物使用の疑いでチーム(BMC)からレース出場停止命令を受けていました。彼の強みであるClassiche del Nord, Paris Roubaixには参加できず。
結局、禁止薬物使用の事実がなかったので、レースに復帰することができました。
実は、190cmのあるこの選手には親近感を感じます。Castelfranco Venetoの出身で、イタリア語を話す時は笑います。どうしてもヴェネツィア弁が抜けないからです。(笑)
この街は実家からわずか40kmしかないので、恥ずかしいながら私も同じ方言を話しています。イタリアに帰る度に「ヴェネト州の出身ですね」とすぐバレます(笑)

Alessandro Ballanは面白い人です。英語は苦手のようでチームメートとの会話は少し困っています。彼が所属しているチームは本拠地はアメリカなのに!!!(笑)
BMCはスイスの自転車メーカーの名前ですが、チームの運営はアメリカです。BMCはがんばればとても強いチームです。2009年の世界チャンピオンのCadel Evansもここに所属していますから。Giro di Svizzeraはがんばっていました!しかし、ジロ・ディタリアではこんなに弱いチームか!と心配したぐらいです(一人でがんばるCadel Evansはかわいそうでした)。
さて、ツール・ど・おフランスはどうなるだろう。楽しみです。
Alessandro、がんばって!!!

2010年6月22日火曜日

面白かったけど、現実は厳しい!

Giro di Svizzera(ツール・ど・スイス)もGiro Bio(Under 27プロの卵)も終わりました。やっと普通の生活に戻ります。
と言いたいところですが、サッカーワールドカップはまだ残っているのではありませんか。7月いっぱい寝不足が続きそうです(笑)
さて、今年は同時に開催された両レースを見ることができてとても面白かったです。
年齢と経験はまったく異なるレースだっただけに、どっちを見ても飽きないものでした。片方はベテランの安定さ、一方、ジロ・ビオは若さにあふれる走りでした。スプリントにスプリントにスプリントのオンパレード。

Giro di Svizzeraは事故が多発し、Cavendishのゴール手前の転倒シーンは一番印象に残りました。
Giro Bioはチーム出場停止で始まりました。まずはロシアのチームの書類不備による参加資格停止処分、そしてBruno Leali(元イタリアチャンピオン)が率いるLucchini Unideltaチームによる薬物隠し疑惑による出場停止。
どのスポーツにもいわゆる「スペシャルドリンク」は認められます。しかし、多くのドーピング疑惑のあったプロサイクリストの世界では、申告義務があり、自転車連盟から認められたら問題なく使用できます。
「隠した」ことが問題視され、出場停止処分を受けました。選手たちはお気の毒ですが、しょうがないですね。
ジロ・ビオでは、以下のルールは定められている。(一例)
■ 使用させる薬の申告の義務化
■ 医者同行の義務化(サンプリング形式で選手を指定)
■ 選手たちの集団行動の義務化
■ レース後のアスリートとスタッフの接触は密室では禁止

以上のルールはアマチュアーの世界。
プロの世界はもっと厳しいものです。

さて、来週末はツール・ど・おフランス!!!
不眠、不眠♪

2010年6月20日日曜日

モデルデビュー。。


ついにモデルデビューしました☆
先日、渋谷を歩いたらいきなりスカウトされました。
「自転車モデルになりませんか」と言われて、今日はスタジオで某写真家と対面!
どうしましょう。。。











嘘です(笑)!スカウトの話しはデタラメですが、写真モデルの話しは本当です。
知り合いの写真家から「自転車モデルになってくれませんか」と頼まれて、今までやったことがないので、受けました。
今朝、渋谷の近くにある撮影スタジオへ行ってきました。面白い経験でした。
写真家の指示がある時と、自分で考えて動く時もありますので、どう撮られているかまったくわかりません(笑)
撮影のテーマは「レースマンとしての自転車ライフとオフの時の自転車ライフ」。
少し威張って、レースマンとしての格好はmaglia iridata(アルカンシエル)、オフの格好はオレンジをベースにジロラモ風のちょいワルオヤジ系にしました(笑)。
出来上がった写真は少しいただけるということで、楽しみにしています。

さて、天気はまだもちそうですのでこれから軽く走ります。
今夜のイタリア・ニュージーランド戦の前、ジロ・ディ・スヴィッツェラ最終ステージを見ましょう!

2010年6月18日金曜日

La pioggia♪


Sul giornale ho letto che
il tempo cambiera'
le nuvole son nere in cielo...
あの有名なイタリア人歌手、ジリオーラ・チンクエッティが歌っていました。
彼女は決して若くないですが、あの暖かい声が好きです。そしてこの古い歌が大好きです。「雨」!雨が降っても、愛があれば楽しいものだと!
その通りですね。雨は嫌ではありません。
春は嫌な花粉症を消してくれるので、ありがたい存在です。
夏は会社のベランダの植物に自然の潤いをもたらすので、水をあげなくてもいい(笑)
体が濡れても嫌ではありません。だから雨の日も走っています。

ただ、雨が降る時のサイクリングには、いくつかの点に気をつけなければなりません。

第一、車やバイクから自転車が見えないということ
低い姿勢でハイスピードで走るので、必ず派手な格好をしたほうがいいです。車との衝突は避けやすくなります。

第二、マンホールの位置を必ず認識すること
東京はすごい街です。急カーブのど真ん中に必ずマンホールがおいてあります。ブレーキに触れただけで、滑ってしまいます。責任者、出てこい!(笑)

第三、点滅ライトをつけること
昼は助かります!夜は微妙。。。なぜかと言いますと濡れたアスファルトに無数の光が反射してしまうので、自転車の小さな点滅ライトは見えません。だから、必ず後ろの音に敏感になることは大事です。

第四、自転車を必ず手入れすること
。。。ちょいと面倒くさい。特にブレーキの減り方は激しい。。。(笑)


さて、日曜日は大井埠頭でも行って練習しますかね。
その前、私が好きな曲を紹介します!(画面の下は翻訳があります♪)

だいたいこんな感じ☆

新聞には天気が変ると書いてあった
空は黒雲ばかりで、なぜか雀はもう飛んでいない
しかし、私は変らない、決して変わらない
この世の中が終るかもしれないけれど
私には関係ない

雨は空が青いときには 
私達のの愛を濡らさない
あなたが私を見つめる時は
雨は存在しない
傘を捨てて!いとしい人
あなたがそこにいればもういらない
温度は下がる、太陽が行ってしまう
冬が好きな人がいない
でも私の中には消えることのない火がある
なぜだかあなたは知っている♪

日本語版も見つけました☆イタリア語とは大分違うように思いますが、気のせい?

パオロ・ベッティーニ、復活!

今回チクリスタとしてではなく、最近亡くなったフランコ・バッレリーニの変わりに、イタリアナショナルチーム監督として復活します。
Melbourneでどんな活躍を見せてくれるだろう!

2010年6月16日水曜日

どうしたの!Cavendish!!!


Giro di Svizzera, quarta tappa.
ツール・ド・スイス、第4ステージ!ゴールシーンを見ましたか?
Petacchiは勝ちましたが、Cavendishはとんでもない転倒シーンを起こしました。2年間のジロ・ディタリアを思い出します。
昨日はゴール手前で60km/h~65km/hは出ているはずです。先頭のスプリンターがこけてしまいますと、いい事がないですね!
特にホイルの曲げ方びっくり!次のシーンを見ますと元通りになっています。
なぜ?

Suisse, Svizzera, Schwitzerland...

Tour de Suisse、Giro di Svizzera, 第4ステージを見ています。SchwartzburgからWettingen周遊コースへ。190kmのコースです。
Giro D'ItaliaやTour de Franceと比べてTour de Suisseは短いですが面白い。確かにTour de Franceの準備期間として位置づける選手もいれば、質は高い!
昨日は無意味で小さなアタックが多くて、集団はバラバラでした。今日はヴェロチスタ(スプリンター)が優位となるゴールですので、集団はうまくまとまっています。スピードがあがると、急に細くなると思ったら、また膨らみます。まるで生き物みたい。

このツアーのホームページはすごいです!データが細かく見るだけで勉強になります。(http://www.tds.ch/)。さすがスイス人!

ああ、秋まで時差ぼけが続きそう。。。笑

2010年6月15日火曜日

BRAVO GIAPPONE!!!


昨日のワールドカップは二つの大事な試合がありました。

日本vsカメルーン
イタリアvsパラグアイ

イタリアのプレーはまあまあだったのに対し、日本は素晴らしかったです。気持ちのいいプレーでした。イタリアでも日本チームは絶賛されました!!!
新聞のタイトル(コッリエーレ・デッラ・セーラ紙)はこれです↓


「Il Giappone piega il Camerun」
Considerata la migliore formazione africana, il Camerun viene battuto 1-0 da un Giappone ordinato e concreto.


訳:
「日本はカメルーンをひざまずかせる」
最強のアフリカ勢チームとして高い評価を受けていたカメルーンは、組織的で具体性のある日本に破られました。

(元の記事)

ブラーヴォ、ジャッポーネ!
チクリズモに限らず、スポーツはいいものですね。

スイスから伊タリアへ


東京は雨の季節になりましたが、ヨーロッパは6月に入りますと晴天が続きます。スポーツにとっては最高の季節です。
もちろん、今は世界中の人々はサッカーに熱中しています!この時間は日本中は日本vsカメルーンを見ていると思いますが、私はもう少し待ちます。イタリアはその後にやるからです。明日はきっと寝不足。。。どうしよう。。。笑
せっかく時間がありますので、ジロ・ディ・スヴィッツェラを見ています。
今はヨーロッパは毎日のように大事なレースが行われています。おフランスはドフィネ、イタリアでジュニアーのジロ・ディタリア、スイスではTour de Suisse (伊語:Giro di Svizzera)が行われています。
おフランスでは、コンタドールががんばっています。イタリアではプロの卵が走っています。スイスではまた大物ががんばっています。カンチェッラ〜ラ、ボーネン、シュレック兄弟、キャヴェンディッシュ。。。
この二つのレースは同時進行で行われていますので、何を優先すべきか迷います(贅沢な悩みですけど)。
今日はスイスにしました。この国に住んだ事もありますし、とても走り心地の良い国です。
山はもちろんありますが、平坦な道も多いです。どこへ行っても道路はきれいに整備されて、空気もおいしいし、人々は自転車に優しい(なぜか自殺の多いですが。。。)
スイスのチャンピオンはカンチェッラ〜ラと言います。
実は彼は微妙なスイス人です。以前にも言及したと思いますが、彼がイタリアから移民してきた両親の間で生まれたので、イタリアの血をひいています。どこへ行ってもイタリア人は自転車を手放さないですね(笑)



ヴエルタ最新情報!
Radio Shack, BMC, Skill Shimano, Acqua Saponeは出ないらしい!

2010年6月12日土曜日

ANOTHER TOUR


今日は南アフリカでサッカーワールドカップが始まりました。
サッカーも好きなスポーツの一つでこの時期は胸がかなり騒ぎます。今年はブラジルとアルジェンティーナが強いです。イタリアと日本、FORZA, がんばれ!

さて、自転車の話しに戻りましょう。
今日はイタリアで注目すべきツアーが始まりました。「ジロ・ビオ」というレースです。
このレースは日本で全く知られていないと思います。アマチュアー選手で27歳以下しか参加できないミニ・ジロ・ディタリアですから。しかし、UCIのヨーロッパツアーではME 2.2としてちゃんと位置づけられています。イタリアだけでなく、スイス、ロシア、オランダ、多くの国は参加しています。
なぜ注目すべきかと言いますと、新しいチャンピオンの誕生を占う点でとてもいい機会だと思います。
全ステージ:9(Tour of Japanより多い)
総合距離:1277km
チーム数:28(20:イタリアチーム、8:外国人チーム)
チーム構成:4〜6名

このレースはまだプロではない選手たちは参加しているにも関わらず、毎日テレビで放送されます。日本の甲子園のような物ですね(笑)。レースもバランスが取れていて、スプリンターが好む平らなコースから山岳コースまであります。
日本でも自転車競技人口が増えつつありますので、このようなレースは実現できる日々は決して遠くないと思います。

ところで、賞金は気になりませんか。
このレースは以下の通りとなっています。

各ステージ優勝
1位 1.181ユーロ
2位 589ユーロ
3位 294ユーロ

ビオ・ジロ優勝
1位 2,855ユーロ
2位 1,424ユーロ
3位 950ユーロ

もっと若ければ参加したかった。アラフォーのための「ジロ・ビオ」はないのかな?(笑)

2010年6月10日木曜日

石垣島トライアスロン、その(2) ISHIGAKI TRIATHLON 2010



ぼちぼち石垣島トライアスロンのビデオはできつつあります。
残りは1つ!

2010年6月9日水曜日

e adesso pedala...

■6-13日、ツール・ド・ドーフィネ
■12日、ジロ・ディ・スヴィッツェラ(ツール・ド・スイス)
■17日、ジロ・ディ・スロエニア
■20日、チッタ・ディ・ストレーザ、カップ

今月だけで、面白いレースがたくさんあります。市民レースも数えられないほどあります。
来月は、ツール・ド・おフランス!
やはり春・夏は自転車の季節ですね。

5日(土)はチェゼナーティコという街で「Marco Pantaniメモリアル」というレースが行われました。UCIヨーロッパツアーの1.1カテゴリーとして位置づけられて、今までPellizzotti, Simoni, Cunego, Mazzanti, Sella, Viscontiなどなど、数多くのプロ選手は参加しました。

イタリアでは、チクリスタはヒーローそのものです。サッカー選手以上です。
Marco Pantani, il Pirataは若くして自殺した伝説のヒルクライマーです。現在、悲劇のヒーローとして知られていますが、今も多くの人たちは彼のことを愛しつづけています。
一度もこのレースは生で見たことがないのですが、ぜひとも見たいレースの一つです。↓



現在、パンターニ家は「マルコ・パンターニ財団」を運営しています。この財団に寄せられた資金は若いチクリスタたちの育成に生かされています。みなさん、ぜひとも募金をください。

その前に、Pantani自身が歌った伝説の主題歌「E adesso pedala」を楽しんでください。


"
この歌の内容を知りたい人はぜひ、→ここに←来てください(笑)

2010年6月8日火曜日

Mt.富士ヒルクライム、その②

少し遅れながら、6月6日(日)「第7回mt.富士ヒルクライム」レース本番の出来事を乗せることができます(編集したビデオは一日で700以上のアクセスを記録しました!ありがとうございます)。

さてさて、朝4時になりました。起床時間です。
日本で行われる市民レースはなぜか値段が高くて、朝が早い!イタリアで行われるグランフォンドは30〜35ユーロで参加できるレースが多いです。富士ヒルクライムは8000円です。スタート時間は9時のレースも多いです。

朝4時起床ということで、ほとんど寝ていないに等しいです。夜11時に宿に到着したことで、心拍数は高いままで寝付くことはできせんでした。
朝ご飯を飲み込んで、5時に宿を出て、スタート会場となる富士北麓公園へ移動しました。レースは7時スタートです。
今年も晴天に恵まれ5000人以上の参加者がいます。いい雰囲気です。
7:05に私のウエーブがスタートしました。滑り出しは快調で、人をだんだん抜きます。スバルラインはそれほど傾斜はないので、楽に登れます。

しかし、ここでハプニング発生!

着用していたパンツは体に合わなかったので、四合目を超えた時点で急に股間が激痛が走り、思い切ってスピードダウンしました。股間の激痛は無視できません。包丁が体の中に刺されているような痛みで、立ち漕ぎも何もできません。少しずつパンツの位置を直し、痛んでいる場所に血が再び流れ始めることを待つしかありません。その間ゆっくりと進みます。
それでもゴールは1h17m20sでクリアー。
目標より3分早かったので、満足です。痛み以外は、全然疲れていません。
五合目でチームの友達と合流し、安全に帰るはずでした。。。

つづく!

2010年6月7日月曜日

FUJI HILL CLIMB 2010、動画完成!

とりあえず動画を載せます。
ブログの続きはのちほど!

2010年6月6日日曜日

Mamma mia...

富士ヒルクライムは無事に完走しました。
眩しい太陽の下で24kmの上り坂をを80分で完走できると思ったら、77分で出来てしまいました。とても嬉しいです。
この2週間はまともな練習が出来なかったことと、試合まではほとんど休めなかったことが重なり、満足のいく結果です。一つだけ失敗してしまいました。ジャージ選びです。
少し大きいサイズのビーブパンツを着用しましたので、途中で激痛が走って、最後の10kmはかなり失速してしましました。パットが合わなかったかな?お尻が痛みますと、座るだけでつらい。足に力は全く入りません。残念。何もかも勉強です。

レースの事はまた詳しく書きたいのですが、試合前日と当日はハプニングだらけでした。まずは土曜日から。

土曜日は5時に仕事が終わり、チームが泊まっている宿を目指すために、山中湖に向けて出発しました。全自走のつもりでした。
会社を出たら、嫌な予感がしました。彼方に黒い雲が。。。
予感は見事に当たりました!高尾までの距離は2回激しい土砂降りに合ってしまいました。雨は嫌い訳ではないですが、荷物がある時は話しは別です。
自転車を止めて、レインウエアーを着て、リュックにカバーをして、出発。これの繰り返し。
高尾に着いたら日が暮れていました。夜でしかも雨の中での山道は極めて危ないので、全自走を断念して、高尾→大月間を電車にしました。
大月→山中湖も厳しかったです。ここでも3度ほど激しい雨に降られました。
Mamma mia...って感じ。
宿に着いたのが、夜11時を過ぎたころ。起床時間は4時。。。ちょっと厳しい。

つづく。。。

2010年6月5日土曜日

富士ヒルクライム♪

仕事が終わったので、これから山中湖に向けて出発します。
日記は明日までお預けです。
天気もよさそうで、絶対に日焼けします!!!(笑)
それでは

ciao ciao

ド、ド、ド、ド〜ピング♪

ジロが終わって、日曜日はフランスでドーフィネが始まります。私は富士ヒルクライム♪
さてさて、今は変わったドーピングでイタリアが騒いでいます。
自転車ドーピングのことです。UCI規定により、重さ6800gr以下の自転車は使用できないようになっています(技術的に5000grの自転車は可能だそうです)。

ずばり、騒ぎの内容はこれです。電動エンジンが隠れている自転車がある!
この報道はジロ・ディタリアでも聞きましたが、UCI(国際自転車連盟)が本格的に動いたのが始めてです。

実は疑いのある選手の中で、今年のパリ・ルーベで優勝したカンチェッアーラ選手がいます。
彼の素晴らしい加速はエンジンのおかげではないかと疑われています。モーターの助けで、20%以上のパーフォマンスが得られるそうです。

リハビリ用に電動アシストのロードバイクは存在していますが、バッテリーが大きい上に、重い。場所も取りますので、だいたいサードル下にある入れ物に入れておきます。

瞬時的な加速のために3kg以上のモーターとバッテリーをずっと持ち運びつづけることは決して楽ではないはずです。
今後の行方は気になります。

2010年6月3日木曜日

今日は軽めの練習

今週の日曜日は富士ヒルクライムに出ます。
ヒルクライムですので、当然ながら山を一気に上るレースです。
80分の短いレースですが日本では割と多いレース形式のようです。イタリアではGranfondo Pinarello(今年から「la Pinarello cycling marathon」に名称変更)のようにいかないですが、やはりレースは楽しいものです。

私のような人は本当は単独のヒルクライムレースに向かないはずです。体重は70kgですので、重力との戦いですので、軽い人や心臓の若い人は有利に決まっています。より早くゴールするために、トレーニングと減量しか方法はないですね。
それでは、なぜ山に挑むのか。

仲間がいたり、景色がよかったり、好奇心があったり、空気がおいしかったり。。。
理由はたくさんあります。家でテレビを見るよりも、外にいたほうが新しい発見はたくさんあります。

日曜日に終わったジロ・ディタリアを思い出します。
Zoncolan, Mortirolo, Monte Grappa...
チクリスタたちにとっては憧れの山々はたくさんありました。
ジロ・ディタリアに出ている選手たちも21日間に渡る過酷なレースに挑むために、エネルギーをうまくコントロールしています。すべてのステージに優勝できる万能の選手も存在しませんし、無理してすべてのステージでの優勝を狙う選手もいません。向かないステージでエネルギーを温存し、得意のステージで一気にパワーを爆発させます(余力を残しながらも)。

富士ヒルクライムのような単独ステージは一発勝負ですので、すぐに終わるというちょっぴり物足りない味がします。
やはり6時間を越えるレースでないと満足しない私です。大体みんな疲れ始める4時間を越えた段階で燃え始めます(笑)!

今日は軽めの練習(60km)で一日が終わります。
日曜日は新鮮な足で挑みたいですね。
さて、みんなどんな練習をしていますか。

2010年6月1日火曜日

羽田空港の匂い♪


昨日久しぶりに(3週間ぶりに)羽田空港まで走ってきました。
ジロ・ディタリアが終わりましたので、やっと夜間練習ができるようになりました。
バッソの優勝で嬉しいですが、Porte, Arroyo, Nibaliの活躍に驚きました。いい勝負を見せてくれましたので、練習する意欲は倍増しました。

仕事が終わりますと、夜間練習をよくやります。都内とはいえ夜は車の流れは緩やかで、自転車にとっては走りやすい環境になります。特に環八は走りやすいです。
好きなコースは:渋谷→羽田空港→自宅(全長86km)

天狗橋に着きますと、空が広くなって景色は一変します。

飛行機の離着陸が見られるだけでいい景色ですが、一番好きなことは匂いです。
羽田空港はいつも違う匂いがします。
海の匂い
工場地帯の匂い
飛行機のエンジンの匂い

でも決まって、ある匂いがします。
草花の匂い。

たまらなく甘くて、蜂蜜のような優しさが鼻を包んでくれます。
昨日はまさに草花天国でした。懐かしかったです。
イタリアでZoncolanの手前やMonte Grappaに向かう途中、のどやかな農業地帯が広がり、牛のために草はよく刈られます。同じ匂いがします。
さて、日曜日は富士ヒルクライムがあります!
がんばります!