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2010年9月10日金曜日

やはり強い!



キャベンディシュ!やはり強い。
ツール・ド・おフランスで流したうれし涙から3ヶ月が経ちましたが、ヴゥエルタでも大活躍しています。彼が「Circolo della Tripletta」と呼ばれる選手アルバムに入りました。
このアルバムは「3大ツアーの優勝者」の意味で、ごく限られた選手しか入らない名誉のあることです。ツールで15勝、ジーロで5勝、そしてヴゥエルタでも1勝!!!とてつもなく強いヴェロチスタです。
もちろん、何もすることないですが、やはり名誉は名誉です。
ちなみにイタリアのペタッキも入っています。最近はニュースでお騒がせセレブになっていますが。。。(笑)
うさて、明日の早朝、軽く荒川を走ります(通勤コースの一つです)。日曜日は再び柳沢峠へ!見かけたら、声をかけてください☆

2010年6月16日水曜日

どうしたの!Cavendish!!!


Giro di Svizzera, quarta tappa.
ツール・ド・スイス、第4ステージ!ゴールシーンを見ましたか?
Petacchiは勝ちましたが、Cavendishはとんでもない転倒シーンを起こしました。2年間のジロ・ディタリアを思い出します。
昨日はゴール手前で60km/h~65km/hは出ているはずです。先頭のスプリンターがこけてしまいますと、いい事がないですね!
特にホイルの曲げ方びっくり!次のシーンを見ますと元通りになっています。
なぜ?

2010年5月27日木曜日

BRESCIA...

BRESCIA...
今日のジロのゴールです。
イタリアは人口20万人前後の街が多いです。この街は決して悪い場所ではないのですが、印象は極めて薄い。特徴という特徴はなく、思い浮かぶものは一つだけ:「フランチャコルタ」という格別においしいスプマンテです。以上!
あ!忘れていました。Bresciaではイタリアにして珍しいCriterium式のレースを行います。

今日のステージはスプリンターが主役でした。ロードレースの一つの花です。優勝したのが、Graipel(HTC Columbia)でした。
Velocista(ヴェロチスタ)と呼ばれるレーサーたちは体重70kg前後の大型選手です。体が重い分、山間部ではとても弱い存在ですが、平坦な場所では圧倒的に有利です。最後の300mは残った力を爆発的に出し切って、65km以上のスピードを出しながらゴールに突進します。まるで人間バズーカのようで!
どのチームもヴェロチスタは一人、二人います。
残念ながら今年のジロはCavendishがいません。好きなヴェロチスタの一人です。

今日は少しゴシップな話しをしましょう。

GraipelとCavendishは同じチームに所属していますが、仲が極めて悪いです。なぜかと言いますと、先輩後輩関係にありながら、後者のCavendishのほうが圧倒的に強いし、年俸も桁違いです。ということで、この二人はだいたいレースは別です。今年はGraipelはイタリアへ。新星のCavendishはアメリカへ(ツアー・オブ・カリフォルニア)。
やはりプロ同士の嫉妬心はすごそうですね。

さて、明日はジロはほとんど決まります。Bassoは優勝候補の一人ですが、数秒の差で若いPorte Richieがいます。気になる存在です。

もうすぐ終わる今年のジロですが、祭りが短い分、燃えます。

2010年5月9日日曜日

始まった、始まった!ジロ・ディタリア!!!

イタリア最大の自転車競技イベント、ジロ・ディタリアが始まりました。嬉しい!!!
今年のスタートはオランダで、ゴールはロメオとジュリエッタのヴェローナ市。
ジロ・ディタリアは文字通り「イタリア周遊ツアー」なのに、オランダスタート!
実は、ヨーロッパでのグランツアーは隣国からスタートすることが多いです。その土地でロードレースを知るための大事な機会ですので、いい事だと思います。いつも驚くのが、道を埋め尽くす人びとです。オランダでも町中が仕事をやめ、選手たちを応援しています。日本でもこうなればいいですね。
昨日のタイムトライアルに続き、今日はAmsterdaam-Utrechtです(210 km)。
Pellizzottiは出場停止になったことで、イタリア勢にとってはかなりの痛手です。優勝有力の一人だっただけに、悲しいことです。
意外と調子がいいのが、同じLiquigasのIvan Basso選手です。
Bassoは変わった弱点があります。コーナリングはきらい。濡れたアスファルトもきらい。つまり雨の多いオランダの気候は彼向きではないですね(笑)。しかし、昨日のタイムトライアルはとてもよかったです。トップから10秒差。その上、余裕のコメント「Sono contento, non tanto per il tempo ma per le sensazioni. Il giro e' partito bene sono molto soddisfatto.(とても嬉しいです。タイムの結果ではなく、感覚的に。ジロは良いスタートを切りました。本当に満足しています)」と!
さて、今日の優勝者は誰でしょうか!Volataで終わるので、 Graepel, Farrar, Petacchiかな?
楽しみにしています。

追伸
今日は和田峠へ行ってきました。やはりきつかったです!

2010年3月24日水曜日

雨のため、野外練習中止



雨が降りますと、屋内活動が中心となります。というより、親知らずを抜いてもらったので、念のため激しい活動は中止。口の中でまだ血の味がしますから。
今日はレース観戦です。もう一度ミラノ・サンレーモが見たくなってきました。
ところで、私のお気に入りのカヴェンディッシュ!スペインで行われている、Vuelta de Catalonaでやっと勝ちました!
24歳!これからの活躍は楽しみです。
今日の動画は好きな日本人イラストレーターの作品です。
かわいい。
言葉を使わなくても、愛情が伝わりますね。

-----------------------------イ語--------------------------
Oggi piove, fuori ci sono solo 2 gradi. Forse nevichera'. Quando nevica non faccio un gran che, Se non posso andare in piscina, sto a casa e guardo un po' di televisione.
Sono un po' dolorante perche' mi hanno estratto un dente, cosi' ne approfitto per vedermi la Milano-Sanremo di domenica.
Oggi non ci sono video legati al ciclismo, ma un video di un artista illustratore giapponese che mi piace. L'animazione e' semplice ma carina. Anche senza usare parole, l'amore si puo' trasmettere.

2010年3月22日月曜日

スペインは強い!

コンタドール、フレイレ。。。スペイン人勢は強い!

昨日無事に合宿から帰りましたが、休む事なく会社へ。でもミラノ・サンレーモの結果を確認できました。そうしたら、フレイレの文字が!今年もコンタドールをはじめ、スペイン勢が強いです!今回でフレイレは3度目の優勝になります(1999、2004、2010)。
彼の言葉から:

「Il velocista deve saper aspettare」(スピリンターは待つことを覚えなくちゃ)

つまり、優勝するために我慢、我慢、最後まで我慢。レースはすごい駆け引きですね。私は我慢できないので、いつもやられます(笑)

昨年優勝を果たしたマルク・カヴェンディッシュは全然だめでした。歯の治療がうまく行かなくて、その原因で口が炎症を起こしてしまいました。抗生物質を使う事に。さらに、歯の矯正まで。スポーツ選手は精密機械ですので、歯が一つかけただけで、全身のバランスが崩れます。自転車に限った事でないようです。ゴルフ選手も野球選手も同じです。


さて、ジロ・ディタリアの招待チームが発表されました。
1) Acqua&Sapone
2) Ag2r-La Mondiale
3) Androni-Diquigiovanni
4) Astana
5) Bbox Bouygues Telecom
6) Bmc Racing
7) Caisse d'Epargne
8) Cervelo
9) Colnago-Csf Inox
10) Cofidis-Le Credit en Ligne
11) Footon-Servetto
12) Garmin-Transitions
13) Lampre Farnese
14) Liquigas-Doimo
15) Omega Pharma-Lotto
16) Quick Step
17) Rabobank
18) Sky
19) Htc-Columbia
20) Katusha
21) Milram
22) Saxo Bank

参加するかも!
Carmiooro-Ngc
Flaminia
Isd-Neri
De Rosa-Stac Plastic
Skil-Shimano
Vacansoleil

参加しないチーム
Radioshack (Armstrong)

2010年3月20日土曜日

MILANO-SANREMOはいよいよ明日!

明日から自転車合宿に出ますので、二日間このブログを更新する事が出来ません。
明日からというと、イタリアのグランクラッシカ、あのミラノ・サンレーモが開催されます。しかし合宿中ですので見られないということです。録画して日曜日の夜は見ます。結果は気になりますね。
ミラノ・サンレーモとは、ファッションの町(いやいや、ビアンキの町)ミラノと、リグリア地方にあるサンレーモ(イタリアカンツォーネ紅白歌合戦で有名)をつなぐ歴史あるレースです。1907年に始まり、敗戦が決まった1944年と1945年だけ中止になりました。
走行距離が長いのでかなり過酷です。山を越え、海を越え、朝10時スタートし、午後5時に終わるのです。300kmを走り抜けます。私にとっては未知の世界。最長で220kmしか走った事ないですから。
明日、イタリア北部の天気は雨!300kmは雨の中。。。リタイヤーは多そう。。。2年前は事故が多くて、けが人が続出。

もちろん、強い選手はたくさん出ます。
ボーネン、カンチェッララ、フレイレ、カデル、バッラン、ポッツァートなど。。。
Armstrongが出ると意欲を見せていましたが、嘔吐下痢症にかかっていて参加を辞退しました。
が!!!彼の変わりに別府フミユキが出るのではないか!!
とても楽しみにしています。

留守している間、ISD-Neriのヴィスコンティくんのインタビューも読んでくださいね。




2010年3月17日水曜日

Tirreno-Adriaticoの王者は?

Stefano Garzelli(36歳)でした!!!
この選手はすごいです!見た目は怖い(私ほどではないですが。。。笑)。まるでSF映画に出てくる悪役のような威圧感を与えてくれます。イタリアサッカー審判のコッリーナさんみたいです。
実はガルゼッリは2008年から一度もステージ優勝をしたことがないです。彼がAcqua & Sapone Cafe Mokamboという長~い名前のチームに所属しています。なぜこんな長い名前かというと、スポンサーは2つあるからです(Acqua&Saponeはイタリアのマツモトキヨシのようなもので、Cafe Mokamboはコーヒー豆メーカー、UCCといった感じかな?)。このチームは来日したりしますので、5月開催のツアー・オフ・ジャパンに出会えるかもしれません。

Tirreno-Adriaticoに優勝したのはハーゲンでした。
スカルポーニより先にフィニッシュしたガルゼッリはボーナスポイントをもらったので、結局一度もステージ優勝しなくても優勝しました。ポイント制は本当に不思議ですね。
つまり、ロードレースは力も物を言いますが、頭脳を使わないと勝てません。

Garzelli自身も優勝したことを信じずに「まるで映画のワンシーンを見ているようで」とコメントしました。スカルポーニは悔しかったでしょうね。
実は面白いことがありました。ボーネン、カンチェッラーラ、フレイレ、ポッツァートは実はグループの中心にいました。なぜかというと土曜日は「ミラノ・サンレーモ(link)」があるからです!!!
強化合宿のために見られませんが、録画します!!!

でもどうしたの!カヴェンディッシュ!!!

-------------------------イ語-----------------------
Garzelli ha vinto la 45' edizione della Tirreno-Adriatico. Le vittorie durante le gare a tappe sono molto strane. Anche se non si vince una corsa, si puo' vincere tutto un tour. Un ciclista non deve avere solo buone gambe, ma anche un buon cervello, altrimenti non si vince.
Sabato c'e' la tanto attesa Milano-Sanremo, io purtroppo non sono a Tokyo per un allenamento di rafforzamento con la mia squadra, ma lo registrero'.

PS: Garzelli non assomiglia a Collina o a un personaggio dei Star Trek? (ha ha ha)

2010年3月11日木曜日

どうしたの!Cavendish!!!



Tirreno-Adriaticoが始りました!!!
Paris-Niceと同時進行ですので、どっちを見るかいつも悩みます(贅沢な悩みですけど)w
やはり天気が悪い!日本と同様にヨーロッパも厳しい寒波に追われ、イタリアも例外ではありません。先日季節外れの大雪が降りました。
どんなに寒くてもアスリートたちは走らなければなりません。風邪を引いてもほとんど薬の飲めない職業です。その理由はドーピングに引っかかるからです。おそらくぎりぎりのラインまでドーピングをしていますから、薬に含まれる成分の摂取でドーピング検査に陽性反応が出ます。

さて、ロードレースの目玉の一つはスプリンターによるフィニッシュです!グループは60kmまで加速し、一瞬にしてゴールします。数ミリで勝負が決まります。
3年前から注目している選手がいます。Mark Cavendish!
彼はイタリア人ではないのですが、ものすごく力の持っているスプリンターです。アメリカのチームに所属しているにもかかわらずイタリアに住んでいて、イタリア語もぺらぺら。しかし、昨年の輝かしい成績のに対し今年は一勝もしていません。表情も厳しいままです。
もちろんイタリア人選手を応援しますが、イタリアにこんな言い伝えがあります。

[VINCA IL MIGLIORE] (もっとも優れた人は勝つのだ)

フェアープレーの原則ですね。
今日は第2弾です!早く帰って、見よう!!!