2012年12月20日木曜日

カチューシャショック、ホントウノリユウハ?

WORLD TOURライセンスを得なかった世界最強2位のチーム、カチューシャの騒動は収まることはありません。昨日ブレーシャで行われた記者会見にてチームマネージャーのヴィアチェスラフ・エキモフ氏は降格の理由についてこう述べています。
「Esclusi per ragioni etiche」。。。


どんな意味を持つか!
WORLD TOURに昇格または居続けるために、様々な基準が必要です。経済的な安定、ポイント獲得のほか、チームモラール。Ragioni etiche (ラジョーニ・エティケ)とは、モラールを理由にという意味です。
結局、UCIからしますとカチューシャはドーピング対策を十分に取らなかった責任として、降格させました。
実際、2009年と2012年にもドーピングによる失格がありましたし、ザーベルもドーピングを告白。
カチューシャとして黙ってられるか、来月はシーズンがスタートします。
カチューシャはWORLD TOURでもなくPRO CONTINENTALチームでもない!
どうなるか!!!気になります。



大胆でクリエティブな時代。。。

70年代。
公害問題、オイルショック、ヒッピー、テロ事件、など。。。
暗いイメージの多いこの時代ですが、実は創世の時代でもありました。
ウォークマン、VHS、ビデオゲームが誕生したのは70年代。
ピンクレーディーも70年代。
機動戦士ガンダム、宇宙戦艦ヤマトも70年代。
なんでもあり、意外と無茶でクリエティブな時代でした。

ジロもとてもクリエティブな時代に入っていました。
1978年にジロ・ディタリアはなんと!ヴェネツゥアに行きました。
ヴェネツィアは知っての通り、水の都。本土とヴェネツィアを繋ぐ「自由の橋」と呼ばれる場所とローマ広場意外は、車も自転車も市内に立ち入る事ができません。歩道天国です。
ところで、ジロはヴェネツィアまで出向き、しかもサンマルコ広場にゴールが設けられました。
いや、すごい事です。ジロだけのために特設のコースが造られ、今では考えれません!
1978年と言えば、さほどの観光客もいなくきっとコースが作りやすかったでしょうね。
さて、自転車競技が嫌い人でも景色を楽しんでください。

2012年12月19日水曜日

トスカーナ。。。

トスカーナ地方と言えば、ルネッサンス発祥の地、世界遺産、フィレンツェ、シエーナ、ピサ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、キャンティ、フィオレンティーナステーキなどなど。。。
自転車で言えば、チポッリーニ、ベッティーニ、ペタッキなどの古郷。。。
トスカーナは本当に美しい地方でどの人の心を満たす事ができる。

トスカーナ地方はやはり気候がよくて海岸線の近くの地域では真冬でも雪がほとんど降らないので、アウトドアスポーツをする人たちにとっては暮らしやすい地域です。World Tourだけでなく、多くのロードレーサーはトスカーナに住んでいます。



さて、来年3月にクラシックバイクしか参加できないエロイカとクラシックのストラデ・ビアンケも行われます。さらに9月にトスカーナで自転車競技世界選手権が行われます。
自転車が熱い1年になりそう。
ヴェネツィアを愛する人としては悔しいですが、トスカーナへ行きたい!!!笑

2012年12月17日月曜日

フェッラーリ!

今日は友達のすすめでアラブ料理を食べにいきました。アラブの中でも、フランス文化の色が強く残っているモロッコ料理でした。うん、思った以上に上品でウエイターとすべてフランス語でやりとりをしました。プチ海外旅行を楽しんだ気分でした。

アラブの世界となんらかの縁で、2日前にAl Jazeeraというアラブ系の国際テレビ局からまた話題となるインタビューが配信されました。


ドーピングマイスター、悪の医師と称されたミケーレ・フェッラーリがドーピングを全部否定し、アームストロングとは違反行為をしていないと名言。しかも、UCIのドーピング検査を大批判。
アラブのテレビはすごい!
フェラーリ医師の英語は子供でもわかるので、ぜひインタビューを見てください。
明日はまたコメントします!

2012年12月15日土曜日

贅沢なおもちゃですが。。。

スポーツに欠かせない小型ビデオカメラ。二つのモデルは非常に気になっています。
SonyのアクションカムHDR-AS15と最新型GoPro HD Hero3。
ドきつい色が好きで、GoProが候補ですが、ソニーも非常に捨てがたい。。。
迷える羊に愛のご意見をください!!!

フィレンツェの夢が消えた!

来年9月、自転車競技世界選手権が行われる花の都、フィレンツェ。3月に第1回フィレンツェ・グランフォンドとストラデ・ビアンケ開催等。。。節約、エコ、健康の影響もあって、トスカナ中、いやイタリア中は過去に例にない自転車大大大ブームとなっています。
しかし、少し残念なニュースがあります。
2014年ツール・ド・おフランスはフィレンツェではなく、イギリス、ヨークシャーからスタートする事が正式に決まりました。
実は、バルセロナ、エディンバラもフィレンツェと同様にツールの出発地点になる事を申し込んでいました。いい競合相手ばかりでした。

ツールは最後に海を渡ったのが1998年でした。この年にある有名なイタリア人が世界を驚かせてツールを制覇しました。その人は、マルコ・パンターニ。つまり2014年に優勝するのがイタリア人かも!
フィレンツェに申し訳ないですが、なんだか楽しくなってきました。

2012年12月13日木曜日

タイムリー!!!

昨日、TEAM モヴィスターのジャージを紹介したら、今日は来期の新しいジャージが発表されました。ブルー調は暗くなって、大人の雰囲気を引きだしています。うん、悪くはない。
それから元TEAM RABOBANKの公式名は決定されました。昨日紹介した「Blanco-Giant」ではなく、Blanco Pro Cyclingになりました。

自転車のチームは本当に不思議なものです。サッカーチームとは違って、主スポンサーがチーム名を決める事が多く、毎年のようにチーム名が変わることがあります。
実は、TEAM RABOBANKも過去に何回も名前を変えました。

(1984–1986) Kwantum Hallen-Decosol-Yoko
(1987–1989) Superconfex-Yoko
(1990–1992) Buckler-Colnago-Decca
(1993–1994) Wordperfect-Colnago-Decca
(1995) Novell Software-Decca
(1996–2012) Rabobank


Yokoって誰???
気になります。




2012年12月12日水曜日

大好きなオレンジが消える?

最近の自転車ニュースをみて驚くばかりです。カチューシャのWORLD TOUR降格に続き、今度はラボバンク。
メインスポンサーが降りたチーム・ラボバンクの名前も18年以上親しまれたカラーも消えることになります。
公式ではないですが、新しい名前はBlanco-Giant(ブランコ・ジャイアント)になる可能性が高い。
チームカラーは白、黒にブルー。好きなオレンジがきれいさっぱり消えます。
こんな時代の情報漏えいは恐ろしいものですね。

うん。。。オリジナリティーに乏しいデザインです。Caisse d'EpargneがMovistarに変わった時ぐらいよくないカラーリングです。

文句はさておいて、チームが存続しつづけるだけで嬉しいことです。
Cannondaleの新ジャージも気になります。どのものになるでしょう。楽しみです。

2012年12月11日火曜日

カチューシャ、ショック!

イタリア語ではこんなことわざがある。
「Tra i due litiganti, il terzo gode」
日本ではうまく説明できるかどうかわかりませんが、だいたいこんな意味です。
「2人が喧嘩していたら、3人目が得する」
まぁ、日本と中国が喧嘩したら、得するのがアメリカ。日本と韓国が喧嘩したら、もちろん得するのがまたアメリカ。世界がうまく動いています。
しかし、自転車の世界では大変なことが起きています。
強豪チームの一つ、ローシアのカチューシャがトップカテゴリーのWorld Tourから追い出された形になりました。寝耳に水。キャプテーンのホアキン・ロドリゲズは世界ランキング1位だけでなく、チームは2012年世界ランキング2位だったにも関わらず、チームはB級とされたのです。イタリアでも大騒ぎです。
問題はどこにあったのだろう。
World Tourに入る、そして残るには、様々な審査基準があります。経済力、獲得したポイント、スポーツマンシップなど。そして入れるには審査を経た18チームという狭き門。
15位以内なら自動的に更新できるはずです。どこかでトラブルがあったとしか言おうがない。
カチューシャとしては再審査を裁判に訴えるか、UCIプロコンチネンタルチームとして登録という選択が残されています。これの動きはとても気になっています。
カチューシャには日本人スタッフもいるのに!
ところで、18チーム中、3チームは日本の企業がメインスポンサーです。シャープ、日産とシマノ!
Ale', ale', Japon!

2013年のUCI WORLD TOUR TEAM
  1. AG2R La Mondiale
  2. Astana Pro Team
  3. BMC Racing Team
  4. Cannondale
  5. Euskaltel Euskadi
  6. 元Rabobank
  7. FDJ
  8. Garmin Sharp
  9. Lampre-Merida
  10. Lotto Belisol
  11. Movistar
  12. Omega Pharma-Quick Step
  13. ORICA GreenEDGE
  14. RadioShack Nissan
  15. Sky Procycling
  16. Team Argos Shimano
  17. Team Saxo Tinkoff
  18. Vacansoleil-DCM 

◎告知◎
インビーチ(自転車競技者やファンのためのイタリア語会話)の説明会及び無料トライアルレッスンは12月16日(日)16時に開催!
http://www.il-centro.net/01/page2/italiano_inbici/index.html
みなさん、ご参加下さい!

2012年12月9日日曜日

病気とスポーツ

自転車競技の世界では、面白いチームは続々と誕生しています。
かつては、ベジタリアンだけのチームはかなり話題になりましたが、今度は糖尿病を発症したチクリスタたちだけで構成された新しいチームが誕生しました。
アメリカを拠点とするTeam Novo Nordiskというコンチネンタルチームです。
スポンサーはデンマークの製薬会社。機材はColnagoShimano
もともと2008年アメリカで誕生したTeam Type 1 – Sanofiというチームでしたが、スポンサーの交代とレーサー選抜規定の変更で、チームが一新しました。自転車だけでなく、ほかのスポーツの選手も所属しています(約100名)。
レースの世界からみますと、多少の問題点があります。
一番大きいのはバッソ、コンタドール等と言ったレベルのチャンピオンたちは、糖尿病にならない限り、このチームに入れません。結果として、グランツールにまだ招待されていません。

病気になってもきちんとハイレベルでスポーツをし続けることができるし、枠組みがきちんど存在しているので素晴らしい事だと思います。

 もちろん、できるなら私もこのチームに入りたくありません。。。笑

2012年12月8日土曜日

FIRENZE 2013!

自転車競技レース世界選手権2013!
開催地は花の都フィレンツェと周辺の美しい都市!

みんな行きたくないですか。

2012年12月6日木曜日

爆弾ニュース!EPOに効果なし?

またまた爆弾のようなニュースが飛び交ってきました。
ドーピング物質の一つとされているホルモンEPOは実は効果が確かでないという研究結果が出ました。
本当なら全世界の反ドーピング組織が吹っ飛ぶほどのニュースです!!!

私が見たのがオーストラリアのABCネットワークです。このネットワークによれば、 アダム・コーエン教授を率いるオランダの研究チームはEPOの身体への影響を調べてきました。結果はBritish Journal of Clinical Pharmacologyという専門誌に公開されました。
コーヘン教授によれば、EPOの効果が認められなく、プラセボ効果による安心感でパーフォマンスが向上するそうです!!!
結局、1990年代初期から魔女狩りの対象となったEPOは嘘だったのか!!!

私は能天気な人なので、プラセボ効果の塊ですが、人間の秘められた能力に脱帽するばかりです!

さて、全世界のスポーツ組織はどう動くのか、注目したい大ニュースです。
なぜかと言いますと、ドーピング疑惑で大変なに目にあったレーサーが多数いるから。

やはりスポーツがいい!

自転車、サッカー、ゴルフ、水泳、ランニング、バドミントン、ラグビー、剣道、ボディボード、スキー。。。
スポーツはたくさんあります。みんな楽しくて素晴らしい。
なぜ素晴らしいかと言いますと、頭がスイッチオフできるから。

2年前にサシャ・ゴルベールジェーという面白いおフランス人写真家が、わざとらしくスポーツをする前と終えたばかりの人の写真を撮りました。彼が社会を皮肉するような作品が多く好きですが、今回スポーツをバカにするようなものでしたので、頭にきました。
普段、スポーツをやっていない人たちに無理矢理ジョッギングをさせ、その様子を撮り、荒れ果てた姿を作品にした。卑怯だと思いました。
実は、スポーツは様々な効果があります。
体力維持やダイエットのほか、頭のスイッチオフという機能です。今日はまさにそう感じました。
 一日中をコンピュターの前で過ごしましたので、体が重く、頭も痛かったです。ところで、帰り道は自転車に乗ったので少しずつ頭が晴れ、帰ってきたらもう気分が晴れました。
有酸素運動を10分以上やりますと、頭の中で不思議なことが起こります。考えを整理できるようになり、やがて無になります。運動をしながらの座禅のようなものです。
さて!みなさんもっとスポーツを楽しもう!!!

2012年12月5日水曜日

ミスさくらんぼ、ミスメロン、ミスいちごに

ミス・チクリズモ!!!

イタリアのレースに欠かせないものが、やはり美しいミスたちです。
ジロディタリアに登場するミスたちが一般公募で選ばれ、国籍は問わないようです。理論上では審査を通れば、日本人女性も参加できるはずです。バッソにチュー、ヴィスコンティにちゅ〜ッ、カヴェンディッシュにちゅ〜〜〜。チャンピオンたちにキスし放題です。

イタリア美人と言いますと、若い頃のソフィア・ローレンやジーナ・ロッロブリジダ。最近ではモニカ・ベルッチと言ったグラマーな女性が多いですが、実はイタリア人男性が好む女性はこんなタイプが多い。
:金髪!
:白か薄い日焼け!
:黒!
:豹のような黒!

16世紀から変わりません。
  
ルネッサンスの巨匠Tiziano Vecellioの「ウルビーノのヴェネレ」(↑)はまさに代表的なイタリア美人です。

先週、イタリアで第8回ミスチクリズモが選ばれ、チクリスタたちの目の保養になりました。ゲストとしてニバリ、ヴィノ、
今年は日焼けしたピアチェンツァ出身のアレッスィア・フランキさん(22歳)。小麦色の肌の明るそうな女性です。
規定では、ミス・チクリズモになるには、まず自転車選手であるか、心から自転車を愛するか、年齢は18〜35歳まで。選抜を経て、毎年11月末にコンテストが行われます。
しかし、ここがイタリア!サービスを忘れない。
ミスコンテストの最後に上半身裸の若い男のダンサーたちが、女性のために激しいダンスを披露するコーナーもあり。
やはり女性にも目の保養が必要な時代になってきました(笑)。

2012年12月4日火曜日

変な名前は以外と面白い。。。

お隣の国、アメリカでは「アップル」や音声認識ソフト「尻」に因んだ名前の新生児が増えているそうです↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121203-35025164-cnn-int

人の名前は人生の中で最も大事なもので、変な名前がつけられたら困るのが本人です。
あっぷる。。。
「リンゴ」変な名前だと思います。でもよく考えてみればイタリアでもmela(リンゴ)に因んだ名前が昔からあります。「Melania (メラニア)」「Melinda (メリンダ)」「Melissa(メリッサ)」「Ermelinda(エルメリンダ)」等。。。
まぁ、「バナナ」という名前はないと思いますが、変わった名前も意外といいかも。逆にバラエティに飛んだ名前は、その国の文化の豊かさを物語っています。日本も名前を楽しんでいる国の一つだと思います。

イタリア人プロサイクリストの名前も変わったものが多い。個人名よりも名字かな?
少し見てみよう。
Ivan Basso (ちびのイヴァン)
Michele Scarponi(デカ靴のミケーレ)
Sasha Modolo(モジュールのサシャ)

なんだか面白い名前が多い。
続きます。

Marco Pantani(泥だらけのマルコ)
Daniel Oss(骨ッ子のダニエル)
Daniele Ratto(ネズミのダニエレ)
Daniele Pietropolli(チキン石のダニエレ)
Oscar Gatto(ネコちゃんのオスカル)
Oscar Favilli(炎のオスカル)
Adriano Malori(気分が悪いアドリアーノ)
Alessandro Petacchi(コインのアレッサンドロ)
Matteo Bono (イケメンのマッテオ)
。。。
名前は文化であり、誇りである。だから大事にしましょう。
「尻」はいやだなぁ。。。

2012年12月2日日曜日

プロも学校へ行く!

12月6日(木)は、イタリアで面白い企画があります。
合宿先のボアリオ・テルメ市にて、ランプレ・メリダの選手たちが地元の中学校に出向いて、地元の学生を相手にチクリズモ(自転車競技)の魅力を教えてゆく。参加する選手はクネゴウリッスィボノの予定。テレビで言えば「ようこそ先輩」のような内容かな?
テレビがらみで日本ではおそらく多くのスポーツ選手が出身校を訪れると思いますが、イタリアでも同じです。
しかし、近年の自転車競技の再人気の影響もあって、イタリアプロチームのトップ選手が積極的に地域イベントに参加したり、学校を訪れたりします。
 クネゴやウリッスィ等を前にして生徒たちはきっと興奮しているでしょうね。イタリアでは自転車競技選手は本当にスターです。
 私も自転車競技を強く意識をし始めたのが、ちょうど小学校5年生でした。学校から帰ったら国営テレビをつけて、雲上の人たちが疾走している映像を見たら、なんとも言えない不思議な魅力を感じ始めました。当時は、もし学校にジロ・ディタリアのチャンピオンは目の前にいたら、緊張してきっと何も言えなかったでしょうね。

学校訪問や社会活動は大切な取り組みで未来の選手を育つために重要ななことだと思います。日本では、宇都宮ブリッツェン等が行う地域密着型チームの取り組みが素晴らしいと思います。

さて、数年前の記事ですが、イタリアの子供たちがクネゴ選手に当てた質問がまだ読めます(全部イタリア語ですが)。
http://www.gazzetta.it/Ciclismo/Primo_Piano/2008/10/20/cunego.shtml
内容はかなり面白く、ドーピングの 質問も平気で出します
恐るべし、イタリアの子どもたち!

2012年12月1日土曜日

ALBERTO CONTADOR! 引退宣言???

イタリアの多くのメディアによれば、Team Saxobank-Tinkoff所属のエース、アルベルト・コンタドール(ジロ・ディタリア、ヴエルタ、ツールの王者)が引退時期について言及したそうです。本当かどうか調べましたが、情報源を見つけることができませんでした。
Saxobank-Tinkoffには宮澤崇史選手も所属しています!

イタリアの複数のサイトによれば、彼が30歳になっていないのに、2015年に引退すると言ったそうじゃ。Team Saxobank-Tinkoffの契約が切れる時期でもあるし、33歳での引退になります。
彼が名誉ある大きなレースに勝つ事しか考えていないので、やはり33歳は体力の大きな壁でしょうね。
自転車競技では、33歳になってもレースに十分に勝てる年齢です。ワンデーレース、クラシックレースなら40歳、41歳になっても勝てます。つまり、自転車競技はかなり息の長いスポーツです。アマチュアとして80歳になっても楽しめます。
しかし、彼が目指すのがジロ、ツールとヴエルタ! やはりコンタドールはただものでないですね。
さて、情報が本当ならこれからの3年間を存分に楽しみましょう。なぜかというと、彼がいつもDa' dello spettacolo!!! (イタリア語で「レースを面白くする」)からです。

◎告知◎
インビーチ(自転車競技者やファンのためのイタリア語会話)の説明会及び無料トライアルレッスンは12月16日(日)16時に開催!
http://www.il-centro.net/01/page2/italiano_inbici/index.html
みなさん、ご参加下さい!

やめないでよかった

「やめないでよかった」。。。
2012年ツール・ド・おフランスを総合優勝したBradley Wigginsがこう書いています。

実は先月に発売されたばかりの彼の自伝「Bradley Wiggins: My Time」では、チームメートのフルームに対して不満が爆発し、ツール・ド・おフランスを辞退する事を考えたそうです。
その日はツールの第11ステージ。ニバリが2度目のアタックを仕掛け、クリス・フルームが猛烈な反撃に出る。キャプテンであるウィギンスもペースもペースに付いていけず、フルームが「おい!速くしろ、こののろま目!」という態度でキャプテンに振り向く。
やはりテレビの向こうで感じた感覚は正しかった。いつも冷静に見える巨人のウィギンスもこの日に限って怒っているように見えました。

人間関係は難しいものです。常に変化します。空気を読むよりも、人間関係をいかにプラスに持っていくことは大事です。忍耐だけではどうにもならない場合があります。やはり、信念をつらぬくことは大事ですね。
レースはほとんど休みになった今、様々な事に手が回れるようになりました。
さて、有意義な2013年に向けて、土台作りをします!



ところで、12月16日(日)はみなさんをここで待っていますよ。
http://www.il-centro.net/01/page2/italiano_inbici/index.html

2012年11月15日木曜日

ヨーロッパで頑張っている選手たち!

ジャパンカップが終わり、とても気になっていた選手にインタビューすることができました。
Team Saxo Bank Tinkoff Bank所属の宮澤崇史選手です。
Team Saxo Bank Tinkoff Bankにはあの超有名なContadorが入っていますが、唯一の日本人選手いの声が聴きたかったのです。
Team Nippoを除けば、ヨーロッパ・イタリアで活躍している日本人選手はまだ少なく、彼の考えや体験が知りたくて多くの方と共有したかったのです。
ぜひここからアクセスしてください!
www.il-centro.net/magazine/1211/speciale.html



2012年11月8日木曜日

2012年10月28日日曜日

人生は勉強すること!

人との付き合いの中で、人生の答えが見えてくる時がある。 昨日、友だちに聞かれた。 「マルコ、なぜいつも勉強しているの?」 ひらめいた! 「遊びの範囲を広げるため」 そう。勉強する前と勉強をしてからの遊びは味がまったく違います。やはり人生を楽しむために知識が必要だと思いました。自然に新しい分野に挑戦し、視野が広がります。 友だちよ、ありがとう。

2012年10月24日水曜日

まさにバーチャルレース!

見ても尽きない!



便利な世の中になりました!!!

2012年10月23日火曜日

激震の9~10月!

しばらくブログを放置しました。書きたいことがないわけでなく、この2か月であまりにもたくさんのことが起こりすぎて、しばらく見守ることにしました。
個人的に自転車業界は変革の時代に向かっているような気がします。原因は下記の通りです。

ランス・アームストロングのドーピング疑惑に対する処分
それに伴う歴史的なスポンサーの消滅と新規加入
ディスクブレーキの導入

日本人のトップチーム入りの増加

悪いニュースもあれば、実は素晴らしいこともたくさんあります。これから楽しみです。
さて、10月19日(土)宇都宮で行われたジャパンカップクリテリウムの面白いビデオを見つけましたので、ぜひ見てください。血が騒ぎます。


↑全レースの模様です!すごい!

2012年9月30日日曜日

南よりのジロ?



これはジロの全貌です!
バランスがいいコースですね。今年は南イタリアのステージが多く、おそらく政治的な意図があるように思います。
スポーツと政治は切り離せないですね。

政治と言えば、日本と中国。ツール・オブ・北京ではSaxo Bankの宮沢選手は参加できないでいます。残念。
http://www.spaziociclismo.it/?action=read&idnotizia=23239
第2次世界大戦前の五輪でもこんなことが起こらなかった。。。

2012年9月28日金曜日

GIRO 2013



なにも言えなくて、ジロ!
ジロ2013、日曜日はベールを脱ぐ!
でも明日はジロ・ディ・ロンバルディア 。
眠れない夜が続く。

2013年、世界選手権!

トスカナで!
ホテルはとれるのか。。。


世界チャンピオンのチポッリーニが紹介!

さらに↓

2012年9月21日金曜日

giro 2013



Giro 2013!
9月30日、ヴェールを脱ぐ!
とりあえず、前菜!

2012年9月6日木曜日

CONTADOOOOOOOOOOR!



海外のチャンネルですが、昨日の感動を再び!
ヴエルタ第17ステージ、 Santader -> Fuente De
コンタドールの猛アタックにロドリゲズは沈没!
リーダー交代劇を上記のビデオでご堪能を!


2012年9月4日火曜日

You are a dancing rider!!!!



楽しいビデオを発見!Sky Teamのクールさもいいですが、はしゃぐチームも大好き!

今日はヴエルタ休憩


昨日のステージは恐ろしすぎて、白熱しすぎて、興奮しすぎて、寝つけは悪かったです。
だからヴエルタはきらい(笑)
今日は心を癒そう♪
上の動画は素晴らしい!!!

2012年9月2日日曜日

ヴエルタ熱!

ロドリゲズvsコンタドール!
優勝候補にはヴァルヴェルデやフルームもいますが、今年のヴエルタはまさにこの二人の優勝争いに集中しています。
昨日の第14ステージでゴール2km手前にコンタドールが猛烈なアタックをし、リダージャージのロドリゲズを瞬く間に離しました。テレビ画面からはコンタドールのステージ優勝になるのではと思いましたが、2年前にジーロを思い出しました。コンタドールは確かに登りに強いですが、無敵ではありません。彼の強みは瞬発的な加速力にあります。ほかのレーサーには真似できない。不意に彼の後ろに付こうとしたら、ペースが乱れ足が乳酸でパンパンになります。
2年前のニバリと同じように、昨日はロドリゲズは自分のペースを崩さず登りつづけました。そうしたらコンタドールを追い抜き、ステージ優勝を果たしました。
レースは時間を争う戦いですので、1秒でも稼げば稼ぐほど優勝に繋がります。
さて、今日も恐ろしい上りが待っています。今日もロドリゲズとコンタドールの対決は気になります!
みんなヴエルタを見てますか。(JSportsまで!)


↑関係ないですが、面白いビデオを見つけました!
イギリスは面白いですね。

2012年8月31日金曜日

逃げるか、逃げないか♪

ヴエルタ第13ステージ。
今日もヴェロチスタ(スプリンター)向けのステージです。
現在、逃げ集団には7人。10秒ごとに位置を交換するので、パワーを温存しながら高いスピードを維持。

なぜ逃げ集団が生まれるのか。
まずは、逃げ集団を作るには相当な努力が必要。テレビで放映されないが、スタート地点から50km付近までメイン集団の先頭にはアタックが続き、やがて数人の選手は逃げきることができます。しかし、10人を超えた段階でメイン集団は一気にスピードアップし、逃げた選手を瞬く間に吸収します。逃げ切れる人はみんな総合位が低い選手です。
かつて、スポンサーへのサービスでしたが、最近スプリントポイント山岳賞を狙ったり、チームに取っては重要なポイントは拾う事が大事な仕事になりました。ポイントによって、WORLD TOURというトップカテゴリーの生き残りがかかります(コンタドールが所属しエいるSAXOBANK-TINKOFFはなんと!最下位)。
逃げ集団のほとんどはゴール3km前に吸収される運命にありますが、逃げ切れることもあります。そこでステージ優勝は大きな成果です。
さて、ヴエルタ観戦に戻ります。
下記はUCI公式サイトからコピーしたデータです。トップチームたちの順位です。
(8月26日現在)

順位 チーム名                 国  ポイント
1
SKY PROCYCLING GBR 1,401
2
LIQUIGAS-CANNONDALE ITA 988
3
OMEGA PHARMA-QUICKSTE BEL 866
4
KATUSHA TEAM RUS 773
5
ORICA GREENEDGE AUS 660
6
BMC RACING TEAM USA 655
7
ASTANA PRO TEAM KAZ 622
8
LOTTO BELISOL TEAM BEL 604
9
RABOBANK CYCLING TEAM NED 577
10
MOVISTAR TEAM ESP 551
11
RADIOSHACK-NISSAN LUX 529
12
GARMIN - SHARP USA 524
13
EUSKALTEL - EUSKADI ESP 424
14
LAMPRE - ISD ITA 403
15
VACANSOLEIL-DCM PRO CYCLING TEAM NED 335
16
FDJ-BIG MAT FRA 246
17
AG2R LA MONDIALE FRA 239
18
TEAM SAXO BANK-TINKOFF BANK DEN 155

2012年8月30日木曜日

気になる市場の動き!

昨日のヴエルタ・あ・エスパニアはすごかった!
認めるのが悔しいですが、今年のジロとツールと比べて、とても面白いレース展開になっています。
Skyのフルームはオリンピックとツールによる過労でペースダウンが目立ちます。
Saxobank-Tinkoffのコンタドールのパーフォマンスは右上がりです。
Katushaのロドリゲスは奇跡を起こしています。しかし、最後までマリア・ロッサ(リーダージャージ)を飾ることができるか、疑問。
それだけ面白いレースになりました。

さて、話を変えます。
イタリア人は自転車競技情報にあまりにも夢中すぎて、選手たちの移動を敏感にフォローしているようです。選手たちの移籍とその取引はイタリア語ではCiclomercato(チクロメルカート)といいます。
ここでキャッチした最新情報(あくまでも噂ですが)を掲載します。
Farnese Vini
Luca Scintoが率いるファルネーゼヴィーニはもしかしたらキッキ、ペタッキを獲得するかも。

Saxo Bank-Tinkoff
ダニエレ・ベンナーティを獲得するかも。

RadioShack
消滅する可能性大。ビッグたちはそわそわし始めた模様。

Sky Team
カヴェンディッシュ離脱の噂。。。まさか、オメガ・ファルマ/クイックステップに?

Lampre-ISD
 スプリンター募集中。カヴェンディッシュを悩ましたロベルト・フェラーリになるかも。

AG2R
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォに求愛モード。。。


市場の動きはやはり気になります。

2012年8月29日水曜日

名前を覚えるには

グランツールを見るしかない。
自転車競技にはプロツールチームのほか、プロコンチネンタルとコンチネンタルのチームはたくさんあります。各チームは最低で20名の選手がいますので、普段、人の名前を覚えるのに苦労する私はみんなの名前はなかなか覚えられません。
さらにスポンサーが変わればチームの名前も変わります。選手たちも入れ替えます。さらに混乱します!
おなじみのチャンピオンたちのほか、数多くのサポート選手の名前を覚えるにはグランツールが最高の機械です。逃げ集団に入った選手ならその名前は最低でも10回聞きます。今日のようなタイムトライアルレースなら、各選手の名前は必ず一回以上でます。
再来月、宇都宮でジャパンカップが行われます。チャンピオン以外に素晴らしい活躍をしている選手たちはたくさん来日します。みんなの名前を覚えましょう!

さて、今日のヴエルタ第11ステージには、Sky Teamのフーム、そしてSaxobank-Tinkoffのコンタドールの直接対決があります。コンタドールは本調子ではないのに、フルームに次いで総合3位。40kmのタイムトライアルではどれだけ順位が変わるかとても楽しみです。
もちろん、この二人意外は強い選手もたくさんいます。特にアスターナはすごくがんばっています。そして機材を見るのも楽しみ!楽しみ!
さて、生中継に戻ろう!


2012年8月28日火曜日

Liquigas-Cannondaleは不死鳥のように。。。

Liquigas-Cannondale。2005年にイタリアで誕生したこのチームは来年でメインスポンサーのリクイガスが降ります。
Valerio Agnoli, Stefano Garzelli, Danilo di Luca, Filippo Pozzato, Luca Paolini, Ivan Basso, Vincenzo Nibali, Franco Pellizzoti, Roman Kreuziger, Eros Capecchi, Damiano Caruso, Francesco Chicci, Damiano Oss, Elia Viviani, Peter Sagan, Moreno Moser等々、数多くのチャンピオンを生み出したイタリア屈指のプロチームです。記録に残る名選手だけでなく、彼らの優勝を支えたチームメートも強いです。
イタリアでも憧れのチームです。
そう。今年はメインスポンサーがおりますので、もしかして空中分解するのではないかと危惧されました。
ところで、いい知らせがあります。
イタリアの報道によれば、新しい運営会社がリクイガスに変わって、スポンサーになるということです。その名はBrixia Sport Spa...
正直言って聞いた事がない会社です。
Brixia Sport Spaの母体は、ミラノとヴェローナの間にあるブレシャ県に拠点を置き、石油関係の会社だそうです。Brixiaとは、ラテン語でブレシャ地区を意味する。
新しい会長はPaolo Zani (Liquigas株式会社取締役)、Roberto AmadioおよびPaolo Papetti (Brixia Finanziaria株式会社)。
もうすぐ新しいメンバー、ジャージ、ロゴとサブスポンサーが発表されます。
自転車はもちろん、Cannondale!
今年、ジャパンカップ(10月19〜21日開催)に出る予定ですので、みなさん選手たちに会いにいきましょう!

さて、ヴエルタ観戦に戻る!!!今日はスプリンター向けのコースです。

2012年8月27日月曜日

ジェラート、ジェラート、ジェラート!!!

今年は石垣島に行っていないので、今日は急に食べたくなってきた、石垣ジェラート!!!
夏が終わろうとしているのに、なぜでしょう。
石垣島へ訪れる方はぜひお店まで訪れてください。
来年は新しい空港が開港する予定で、本土から行きやすくなるかな?

ヴエルタ&アームストロング

昨日、宇宙飛行士のニール・アームストロングが亡くなりました。彼が1967年に人類初の月面着陸を果たし、文字通りの宇宙人となりました。
別の宇宙人は地球上にいます。ロードレーサーのランス・アームストロングです。ドーピングの疑いで1998〜2005年ツールどおフランス7連勝の剥奪処分を受けても、アメリカでは不動の人気があるようです。アメリカ人は慈善活動とお涙ちょ〜だいの話に弱くて、彼の癌との戦いの話を前で涙を流した人は多いはずです。だから愛されています。確かに感動的な話ですが日本とイタリアはもっとドライかな?

さて、ヴエルタは第9ステージが行われています。もうすぐゴールです。バルセロナに入る集団は、スペインのもっとも美しい街の一つを通過します。しかし、昨日のステージも素晴らしかった。ラ・ガリーニャという山が美しくていつか登りたい。
やはりグランツールの魅力の一つは、知らない場所をたくさん見せてくれる点にあります。
ヴエルタの問題は、気候です。スペインの8月は日本に負けないぐらい熱くて、一日のレースで10Lの水を飲む選手も少なくない。補給する選手の姿は何とも言えない微笑ましい。
選手たちは暑い時期に必ず、水が入っているボトル(体を冷やすため)とスペシャルドリンク(ミネラルとエネルギー源)が入っているボトルを持っています。
一番つらい立場にあるのは、逃げ集団の選手たちです。もしサポートカーが近くになければ水さえもらえません。チャンピオン級の選手たちも同じです。水がないと、かなりつらいです。パフォーマンスは一気に落ちます。沿道で応援する人たちからもらったりすると、リスクを伴います。ドーピング物質が入っている可能性があるからです。
さて!第9ステージはなんと! 今年は不調のジルベールがステージ優勝。今年に入って初めての優勝です。BMCとしても最高の結果。
コンタドールはまだまだですね。
さて、明日はどんなステージが待っているか。


2012年8月25日土曜日

激震!

日本と韓国は竹島領土問題で揉めている中、日本でもあるニュースが話題となりました。
過去にツール・ド・おフランスを7回連覇した伝説のライダー、ランス・アームストロングがドーピングした疑いがかけられましたが、アメリカ反ドーピング機関(USADA)との闘いを止めることを表明し、事実上、過去の優勝がすべて無になる可能性を出てきました。
チクリズモの聖地、イタリアでもトップニュースとして扱われています。
数年前に日本でもブームとなったリストバンドの先駆け者はまさにこのランス・アームストロング。
日本ではドーピングはタブー視され、あまり話題にならないのですが、イタリアではレースの最中でも出てくる話題です。
さて、イタリアでどのように伝えられてるか。主に二つの反応が出ています。

(1)UCIとUSADAへの不満
1998年〜1995年はすでに過去の出来事で、動きは遅すぎる!コンタドールへの処分と同様に選手を処分するならスピーディーに対応してもらいたい。そうでなければ、UCI(国際自転車競技連合)が実施している高額なドーピング検査はなんのために存在しているか、不明。
 (2)UCIとアームストロングの微妙な関係
UCIトップとアームストロング自身の妙で密室な関係は、ドーピング発見をわざと遅らせたのでは?という疑いも浮上しています。事実、USADAやイタリアのパドヴァ県警が独自で行った調査によってUCIが見逃した大物選手のドーピング事件が次から次へ浮上させました。これがおかしい。つまりUCIという組織の中で腐敗が進んでいるということです。

報道によれば、UCI自身がUSADAのやり方は権限を超えたため、USADAを批判しました。
まだ戦いが終わっていませんので、結末は気になります。
個人的にアームストロング選手はそんなに好きではないですが、優勝を剥奪しない方向で動いてもらいたいものです。




2012年8月21日火曜日

Vueltaが始まりました!!!

さて、いつの間にかお盆がすぎて、残暑がある中でスペインでヴエルタ・ア・エスパーニャがスタートしました。しかし、大嫌いなレースです。内容が嫌い訳ではなく、時差が8時間以上があるため、終わるのがいつも深夜です。ああ、また寝不足がぁ!!!笑

実はヴエルタはイタリア人にとっては馴染みが薄いレースです。ツール・ド・スイスやツール・ド・ロマンディ等と違って、イタリアの国営テレビはほとんど放映しません。結果として、知名度はかなり低いものです。内容がよくてもとても残念なことです(日本でJ-Sportsがあるので助かります)。

さて、今日は第4ステージ。山に入ります。
今年は誰を応援するかかなり困っています。
イタリア人選手が勝てばとても嬉しい。でもクネゴはすでに1分以上の差がつきました。
復活したばかりコンタドールにも優勝してほしい。あのドーピング物質は本当に検出されたかどうか、定かではない上にUCIが下した処分は遅すぎた。敵であるはずのイタリア人もUCIの対応に非常に不満。
TEAM SKYも気になります。フルームの活躍よりもただ単にPINARELLOに勝ってほしいからです、笑

さて、今日はどんなレース展開になるか。楽しみです。

(上は紹介ビデオ)

2012年8月10日金曜日

お台場へゴー!

今年も開催決定!


昨年は大変楽しかった。今年も行きますので、ぜひ会場で会いましょう!!!
会場は東京のお台場で、フジテレビの裏にある公園です。

2012年8月9日木曜日

お盆前ですが、秋の気配。。。

完全に違法アップですが、面白いビデオを見つけました。ジロ・ディ・ロンバルディアの歴史を紹介するビデオ。全部イタリア語ですが。。。



2012年8月7日火曜日

自転車と猫!ラブ!!!

自転車とは関係ないですが、やはり自転車と同じおゆに猫が好き!
すみません。。。


2012年7月27日金曜日

久しぶりに...

ぐっと来た!
Pennarola製の最新モデルRC-8を見て一目惚れしました!
派手な色のジャージが好きにも関わらず、渋い色のバイクが好き。通勤で持っているCannondale Caad 9 (Diadora special edition)を買った理由も色による物です(もちろん、その後自分なりに色を変えた)。

Pennarola社のバイクはイタリアでもあまり見かけないのに、日本では割と知られて、とても驚きました。やはり日本人の繊細なセンスに合うかな?
 紹介は下記のリンクまで。
http://www.cyclesports.jp/

さて、明日は第1回ジロ・デ・イタリア アマトーリ最終締め切り! みんな参加しませんか!すごいレースです!

2012年7月25日水曜日

soldi, soldi, soldi (2)

やはりお金が好きです♪
嘘、お金は好きだというよりも、お金はとても大事です。趣味ではなく、スポーツ選手として活躍している人たちにとっては賞金はとても大きな動機づけです。


ツールの賞金(チーム別)ランキングが出ましたのでここで紹介します。
結果としてSkyがすごすぎて、2位のリクィガスの4倍以上の賞金を獲得することに成功!!!
無敵でした。あらしろのEuropecarもなかなかがんばりました!日本人選手は確実に強くなってきています。
最階位のバカンスソレイユはかわいそうぐらい何も獲得していません。。。
さて結果は下記の通りです。

1. Sky ProCycling // 824,840 ユーロ
2. Liquigas - Cannondale // 204,110 ユーロ
3. Lotto Belisol Team // 136,700 ユーロ
4. BMC Racing Team // 134,190 ユーロ
5. RadioShack - Nissan // 125,950 ユーロ
6. Team Europcar // 107,060 ユーロ
7. FDJ - Big Mat // 71,470 ユーロ
8. Astana Pro Team // 70,700 ユーロ
9.Team Saxo Bank // 66,690 ユーロ
10. Orica - GreenEDGE // 39,440 ユーロ
11. Rabobank Cycling Team // 39,000 ユーロ
12. AG2R La Mondiale // 27,770 ユーロ
13. Garmin - Sharp // 26,970 ユーロ
14. Movistar Team // 25,120 ユーロ
15. Euskaltel - Euskadi // 19,830 ユーロ
16. Omega Pharma - Quick Step // 19,370 ユーロ
17. Cofidis, le Crédit en Ligne // 18,570 ユーロ
18. Lampre - ISD // 15,700 ユーロ
19. Katusha Team // 12,830 ユーロ
20. Argos Oil - Shimano // 12,590 ユーロ
21. Saur - Sojasun, // 11,480 ユーロ
22. Vacansoleil Pro Cycling Team //  9,720 ユーロ

ところで、あさって申込み締め切りとなっているジロ・ディタリア アマトーリ、もう申し込みましたか。

2012年7月24日火曜日

Soldi, soldi, soldi...

今年もツールが終わり、3週間があっという間にすぎました。毎年の事ですが、いつも不思議な感覚です。
面白かった/面白くなかった。賛否両論はぶつかる中で、個人的に面白かった。カンチェッラーラ、シュレック兄弟、コンタドール。。。チャンピオン不在のレースになりましたが、それなりに面白い場面が多かった。

今日はお金の話をします。
ツールの総合賞金額は350万ユーロ以上!世界一です。ジロディタリアと比べれば3倍以上!詳しく見てみましょう。
マヨージョーンの総合優勝は 450,000ユーロ。第2位:200,000ユーロ。第3位:100,000ユーロ。
91位以下の選手にも賞金があります。400ユーロ。

マヨージョーンを着るだけで、一日あたり7,000ユーロ
各ステージ優勝:8000ユーロ
マヨーヴェール(ポイント賞):6,000ユーロ(一日あたり)
マヨー・ア・プア(山岳賞):6,000ユーロ(一日あたり)
最終的にポイント賞と山岳賞を獲得した人は、各25,000ユーロ。

マヨーブラン(新人賞):6,000ユーロ(一日あたり)
最終的に20,000ユーロ。
などなど。。。

そもそもチクリスタたちはお給料をもらっているので、基本的にいただいた賞金をチームに預け、みんなで分かち合う習慣があります。マッサーやメカニックにも賞金が渡る訳です。やはりチームプレーは大事ですね。
さて、明日もお金の話をしますか。

2012年7月22日日曜日

英国、おフランス、スロバキアに

アメリカにイタリア!ツールは本当にバラエティにとんでいます。
現在、ツール最終ステージが開催されています。私と同様に見ている人も多いはずです。逃げ集団もなく、グルッポはゆっくりとパリに向かっています。
よっぽどのことがなければジャージと総合優勝が決まっています。
黄/Maglia Gialla: Wiggins (Inghilterra)
緑/Maglia Verde: Sagan (Slovacchia)
玉/Maglia a pois: Voeckler (Francia)
白/Maglia Bianca: Van Garderen (America)

総合優勝は下記の通りです。
1' Primo: Wiggins (Inghilterra) 賞金:450,000ユーロ
2' Secondo:  Froome (Inghilterra) 賞金:200,000ユーロ
3' Terzo:  Nibali (Italia) 賞金:100,000ユーロ

本当に国際的なレースです。
イタリア人が総合優勝の表彰式に出るのが7年ぶりですが、箱を開けてみればイタリア製の自転車がかなり活躍しました。
Sky Team: Pinarello (+Shimano)
Europcar: Colnago (+Campagnolo)

このツールでは完全にイタリアメーカー勢の復活です。Pinarelloの本拠地であるトレヴィーゾ市ではきっと祭り騒ぎです。
ちなみに、SaganとNibaliはCannondale。Van GardenerはBMCです。

さて、来週からオリンピックが始まります。またカヴェンディッシュが優勝か。楽しみです。
さて、テレビを見よう!!!
Jsportsのスタッフはよくがんばりました!

2012年7月21日土曜日

英国の強さはイタリアにあり!

昨日もツール・ど・おフランスはすごかった。
ヨーロッパ系の多くのコメンテーターは今年のツールはバランスがとれていないし、つまらない!と言っているが個人的にかなり面白い。
昨日もSKY TEAMは圧倒的な強さを見せてくれました。Wigginsのアシストに感動を覚え、カヴェンディッシュのステージ優勝に納得!やはり強いチームです。
このTeam Skyは英国のチームですが、勝つごとに少しだけ嬉しい。なぜかと言いますと、使っている機材はPinarello社の物だからです。そう、イタリアのメーカーです。今までメーカーとして君臨していたSpecializedに一撃(「スペシャ」ファンにすみません、笑)!
やはり完璧な戦闘マシーンを提供するメーカーの責任は大きい。イタリア勢のリベンジが始まった!
Team Skyの紹介はこちらへ↓



さて、9月にジロディタリア アマトーリという素敵なレースが行われます。開催地はイタリア中部東海岸、アルバ・アドリアティカ市。とての素敵なリゾート地です。


多くの方を参加してほしい、イタリア最高のグランフォンド戦です。申し込み機嫌は27日(金)ま。
レースの詳細はこちら(cyclowired
お申し込みはこちらへ(toptour.jp)

2012年7月20日金曜日

FROOME派?それともWIGGINS派?

昨日のツール・ど・おフランスはすごかった! LIQUIGASのニバリは力を発揮できず沈没!BMCの蚊出るエヴァンスもさらに沈没! 緑谷(Valverde)が4年ぶりのステージ優勝。
しかし、昨日すごかったのが、Sky内のFroomeWigginsの対決!
若きFroomeは圧倒的に力があるにもかかわらず、キャプテンのために働かざるをえなく、ステージ優勝も逃した。その上、ストレスがたまりすぎて、Wigginsに向かってずっとmandare fucilate(目で殺す)。キャプテンに対しこれ以上の屈辱的な行動はない。今日はきっとお仕置きが待っているに違いありません(笑)
 しかし、2年前のジロを思い出します。
 Gregario(アシスト)だったNibaliとCapitano(キャプテン)だったBassoも同じ状況でした。
若きNibaliが若い力が溢れ、チーム作戦の狭間にあり、キャプテンを待つためにマリアローザを逃しました。 しかし、FroomeとNibaliの違いは、その時はNibaliが第14ステージ優勝できたことです。見て!この喜びの顔!


キャプテンのためにずっと働き続けることは相当つらいことです。 イタリアのほとんどのマスコミはFroomeの行為を批判していますが、僕は理解できます。Marco Pantaniと同じように無線を捨てればよかったかも。。。
さて、ツールの優勝者はほぼ決まりました。
のちほどジロ ディタリア アマトーリの追加情報を載せます。ご期待下さい!
ステージのハイライトは下記まで!

2012年7月19日木曜日

GIRO D'ITALIA AMATORI 2012始動!!!


第1回ジロ・デ・イタリア アマトーリ」アマチュアのための第1回ジロ・ディタリアの日本人特別枠の申し込みがスタートしました!!!
以前にも紹介しましたが、このレースはFCI(イタリア自転車連盟)公認のレースで、イタリア国内で行われている9つの有名なグランフォンドを繋ぐレースです。最終の3ステージはアブルッツォ州アルバ・アドリアティカで行われます。「ジロ・デ・イタリア アマトーリ」は、言わば「アマチュア版ジロ・デ・イタリア」のグランフォンドのシリーズ戦です。
9月14日〜16日に毎日ステージが行われ、チャンピオンが決定されます。
さて、本来ならこのファイナルの3連戦にあたる第7・8・9ステージに参加するには、指定のグランフォンドを1つに参加しなくては行けませんが、今回スペシャル枠として日本からも一般参加者の出場が可能となりました。
このイベントのパーソナリティはなんと!あのジルベルト・シモーニクラウディオ・キアプッチです!
9月のイタリアは気候的に過ごしやすいし、アブルッツォ州は中部イタリアのとても美しい地域です。

お申し込みはこちらへ(TopTour専用サイト)
レースの紹介はcyclowiredまで!

最終3ステージのコースは下記の通りです↓


後日アルバ・アドリアティカとその周辺の魅力を紹介します。

Mamma mia!

久しぶりのカキコ!
悔しいが、今年のツール・ど・おフランスが面白い!昨年はとんでもないつまらなかったのに。やはりla corsa, la fanno i corridori (レースは選手が作りしもの)!
無敵のSky Team (Froome-Wigginsペア)の前でBMCのCadel Evansが沈没。Radio Shackが破滅!Liquigasの海峡のサメこと、Nibali選手だけは対抗できるようです。
さて、ブログも復活したので、今日から面白い情報をばしばし載せます!!!
よろしく!

ジロ・ディタリア アマトーリ最新ビデオ公開↓

2012年6月20日水曜日

スイスとはおさらば!

今日からイタリアはナショナル選手権で盛り上がります。ヴィスコンティ3年連続優勝なるか!

思い返せば、ツール・ド・スイスは盛り上がりました!!!日曜日は最後の最後まで誰が勝つか全くわからず、今年もこんな展開になると思わなかったです。やはり21ステージから構成されているグランツールより、8~9ステージのツールのほうが盛り上がるのではと思います。
一方、後10日でツールどおフランスがスタート。
確かに華のツールですが、個人的にあまり面白くない。Tappa di trasferimento(移動ステージ)が多すぎるからです。しかし、今年はタイムトライアルが多く、少し気になります。

話が変わりますが、日曜日は小さな店まで遊びに行きました。
東京では神宮前地区(自転車ショップ集中地帯)を除けば、主な自転車ショップは幹線道路沿いにあるか、入り組んだ路地にあるので面白い。
行った店の名はハイロード
小さな店ですが、なんと!私の大好きなカペルミュールシリーズがぞろりと!嬉しかった!
 店主の青山さんは本当に面白い人で、自転車やロードレースの話が尽きない。
大きな店もいいですが、小さな店はそれぞれ心を持ち、入ってみないわからない発見が多い。
青山さん、今後もよろしく!
次はクオーレへ遊びに行きますか!

2012年6月14日木曜日

変な試合に、変なレース。。。

日本x豪州。。。
どこから見ても変な試合。
レフリーのダメぶりには逝ってよしという感じですね。なぜ国際試合に素人当然のレフリーが出ることができるか不思議ぐらいです。

昨日のジロ・ディ・スヴィッツェラも変なレース展開。おとといの素晴らしいレースに続き、昨日は一気にだらだらモード。10分単位で変わってゆく天気のせいかな?
15㎞地点で逃げた小さな集団は11分差でのゴールしました。普段のレースならあり得ないことです。
レースが終わってみると、唯一に面白かったことが最終スプリントの牽制と駆け引き。
毎回は感動を覚えるレースを演出することは無理でも昨日の内容は少しひどかったなぁ。

さて、アンディ・シュレックは怪我でツール・ド・おフランス参戦を辞退。所属のRADIOSHACKはずっと勝てずにいて大丈夫なのか心配です。また別のビッグ、蚊出るエヴァンスはフランスに勝利しなかったらBMCもかなりダメージを受けるでしょう。
結局、今年初めに最強のチームだといわれたRADIOSHACKとBMCはだめだめで、逆にSKYは素晴らしい活躍をしています。イタリア製の自転車を使っているので少し嬉しい(ピナレッロですよ♪)
さて、今夜は細かいアップダウン。
せめてスイス美しい景色を楽しみましょう!!!


2012年6月12日火曜日

遮断機!

ジロ・ディ・スヴィッツェラ(ツール・ど・スイス)第4ステージが行われています。
雨に濡れたスイスの草花は本当に美しい。また行きたくなりました。
さて、昨日、若きサガンが劇的なステージ優勝を飾りました。雨でアスファルトが濡れていたため、ゴール手前に落車寸前。瞬時に足をペダルから外し、バランスを取り戻し、パワーで相手を交わし余裕のゴールへ。いや、本当にドキドキしました。
もう一つの面白いハプニングがありました。レース中に遮断機が降りた。
遮断機?
変な話ですが、レース中はチクリスタたちは赤信号を突破したり、反対車線を走ったり、スピードオーバーをしても大丈夫ですが、遮断機だけは守らなければなりません。遮断機は降りたまま、突破した選手に対して失格命令が下ります。
イタリアのローカルレースでは実はよく見られる風景です。遮断機の恐怖は容赦なく集団を襲ってきます。
(上:例の遮断機)
昨日は、逃げに転じていた選手たちは比較的に多くなかったため、集団は追いつめる事ができましたが、大きな集団なら逃げられたかもしれません。過去に遮断機のせいで多くのレースの結果は左右されました。やはり優勝をするにも運が必要ですね(笑)。
さて、今日は誰が勝つか!

2012年6月10日日曜日

モレノM、カンチェッラーラ、さがん。。。

オリンピックの影響かもしれませんが、今年はレースは変なふうに重なっているように見えます。UCIカレンダーを作成した人はその時、何を考えていたか。
ドフィネは今日で終了し、昨日からツール・ど・スイスがスタート。。。なんで?

各チームのスケジュール調整や選手・スタッフの配備はかなり大変。世界の経済状況はよくないのに、チームの経済的な負担を無視したカレンダー設定ですね。

さて、昨日、スイスではリクイガスの若い二人は大活躍しました。モレノ・モゼル(伊)とペーター・サガン(スロバキア)。モレノ・モゼルはまだ21歳。結果は3位!もしかしてステージ優勝できる!と思いましたが、カンチェッラーラとサガンに追い越された。
モレノはヒルクライムが得意ようで、これからの活躍は楽しみ。
昨日は結局サガンがステージ優勝をし、カンチェッラーラは不本意な2位。しかし、彼が事故から復帰したばかりで悪くない成績だと思います。
さがん。。。実はイタリア人の多くはこのサガンが大好きです。イタリア国営テレビのコメンテーターも「イタリア人だったらいいのになぁ」とコメントするぐらいです。NHKは絶対しない発言ですね(笑)

今年もスイスでどんなドラマが待っているのだろう!
みなさんJ-Sportsを見て。ロードレースを応援しましょう!!!

2012年6月9日土曜日

ヨーロッパが熱い!

スイス、ルガノにてツールどスイスが始まりました。ファーストステージは個人TT(タイムトライアル)。
集団ではなく一人で行う種目ですので、信じるものが自分の力と経験のみ。
150万円以上をするような自転車に乗り、無理な姿勢で走り。最速のタイムを争う競技です。体重の軽い人より、重い人が有利。カンチェッラーラ(スイス)、イギンス(英)、ピノッティ(伊)などがエクスパート。

ルガノ。。。イタリア人からしますと不思議な場所。海外でありながら人口の8割以上はイタリア語が母国語。言葉は同じなのに通過、社会制度、教育、歴史、全部異なります。
もともとコモ地区の一部でスイス連邦に渡された経歴がある。
歴史って、面白いものです。

今回注目すべき選手は、モレーノ・モゼル(リクイガス)。
彼がモゼル家のサラーブレットでフランチェスコ・モゼルの甥に当たります。
このフランチェスコ・モゼルはすごい選手で、イタリアでは知らない人はいない。優勝の一部を紹介します。
    ジロ・デ・イタリア 1984総合優勝。
    ティレーノ~アドリアティコ 1980・1981優勝
    ジロ・ディ・トスカーナ 1974・1976・1977・1982
    ジロ・ディ・ウンブリア 1974・1975・1977・1981・1983
    世界自転車選手権 1977年優勝
    パリ〜ルーベ 1978・1979・1980
    ミラノ~サンレモ 1984
    ジロ・ディ・ロンバルディア 1975・1978
    イタリアの旗イタリア国内選手権 1975・1979・1981

とにかくすごい選手の甥です。名前は重いですが、若いモレノも強いようです。イタリアのチクリズモは面白い若者の手に渡っていますので、これから楽しみです!

明日からスイス!

ジロが終わったら、イタリア選手権があります。しかし、同じ時期にもう一つの好きなレースが行われます。Tour de Suisseです!
日本でも放映されているので、とても嬉しい!(J-Sportsにて)

ツールどおフランスの前の大型レースだけあって、いつも大きなドラマがあります。昨年がクネゴのドラマ、2年前はカヴェンディッシュのドラマ。とにかくワクワクするステージが多い。やはり短いツールの魅力は最初からがんばらないと後がないですね。
山が多いのでジロの雰囲気を再び感じる事ができることがまた好きになった原因の一つ。
明日からイタリア語圏のルガノ市からスタートします!
みんな見ましょう!!!

イタリアプロチーム編成は下記の通り。
LAMPRE - ISD
  BERTAGNOLLI  LeonardoITA
  BOLE  GregaSLO
  CUNEGO  DamianoITA
  HONDO  DaniloGER
  KVACHUK  OleksandrUKR
  MORI  ManueleITA
  PETACCHI  AlessandroITA
  VIGANO  DavideITA
 (クネゴはリベンジになるか)

LIQUIGAS-CANNONDALE


AGOSTINI  StefanoITA
  DALL'ANTONIA  TizianoITA
  DUGGAN  TimothyUSA
  KING  EdwardUSA
  MOSER  MorenoITA
  OSS  DanielITA
  SAGAN  PeterSVK
  VIVIANI  EliaITA
 (モゼルとサガンの活躍は楽しみ!)
注目チームは↓

RADIOSHACK-NISSAN

  CANCELLARA  FabianSUI
  FUGLSANG  JakobDEN
  GERDEMANN  LinusGER
  HORNER  ChristopherUSA
  KLÖDEN  AndreasGER
  MONFORT  MaximeBEL
  RAST  GrégorySUI
  SCHLECK  FrankLUX
 (スイス王者、カンチェッラーラの動きは気になる)

ASTANA

  BAZAYEV  AssanKAZ
  FOFONOV  DmitriyKAZ
  GASPAROTTO  EnricoITA
  GAVAZZI  FrancescoITA
  KESSIAKOFF  Fredrik Car SWE
  KISERLOVSKI  RobertCRO
  MURAVYEV  DmitriyKAZ
  PONZI  SimoneITA

しばらくスイスチーズを食べて応援しよう!!!

2012年6月6日水曜日

ジロぼけ。。。

ジロが終わって、一週間以上が立ちました。まだジロぼけ中です。
現在、フランスでTour de Daufine'の真っ最中。来週からイタリア選手権が行われる。メリンダカップも終了。。。うん、 レースが多い。来月はツールどおフランスとオリンピック。シーズンの真っ最中ですね。

面白いデータを見つけたのでここで紹介したい。賞金の話です。
レースに優勝または入賞しますと賞金が与えられます。ジロ・ディタリア2012年では下記の通りです。ユーロ安なので少なく見えますかな?
(グリーン色はイタリアのチーム)

1. Garmin-Barracuda: 277,554 Euro
2. Katusha: 204,495 Euro
3. Sky Team: 150,167 Euro
4. Vacansoleil: 84,834 Euro
5. Lampre-ISD: 72,746 Euro
6. Movistar: 66,633 Euro
7. Colnago- CSF Inox: 57,300 Euro
8. Androni Giocattoli-Venezuela: 54,727 Euro
9. Farnese Vini-Selle Italia: 48,080 Euro
10. Astana: 42,335 Euro
11. BMC: 42,024 Euro
12. GreenEdge: 39,869 Euro
13. Liquigas-Cannondale: 35,960 Euro
14. Omega Pharma-Quick Step: 35,378 Euro
15. Lotto Belisol: 31.280 Euro
16. Euskaltel-Eustadi: 29,060 Euro
17. Team NetApp: 22,958 Euro
18. Radioshack: 22,656 Euro
19. FDJ-Big Mat: 19,628 Euro
20. AG2R La mondiale: 17,695 Euro
21. Team Saxo Bank: 13,645 Euro
22. Rabobank: 11,266 Euro

2012年5月30日水曜日

ジロが終わりましたが。。。

その感動は再び!
このサイトで↓
http://www.cyclowired.jp/?q=node%2F84741

やはり日本のイラストレーターは面白い!!!

今年のジロのコースは思った以上に面白かった。確かにびっくりマークの付くほどのステージはありませんでしたが、全体的にバランスのいいステージが続きました。イタリアがいいなと思いました!!!
唯一残念なことは、レース展開。
昨年のツール・ド・フランス並みしょぼんとしていました。。。自転車競技でも草食男子が増えたか(笑)
さらに、予測は完全に外れ、イタリア勢の完敗に終わりました。
これがレースのいいところですね。
さて、次のレースがあるので、どんな面白いハプニングがあるか、わくわくします。

2012年5月22日火曜日

中休みの次。。。

昨日 はチクリスタたちは最後の休みを楽しみ、今日からレース再開。
明日から地獄の4日間が始まる。山、山、山。。。
優勝候補たちはみんな明日を待っている。標高差1万5000m。個人的にこれだけの標高差は経験がないので一度やってみたい。その後、救急車の手配をお願いします(笑)

昨日は休みかといって、選手たちは完全に体を休むわけではない。常に足を回さないと乳酸は分散できないので、自転車で走ったり、ローラー台に乗ったり、体を温めたり、マッサージをしたり。。。じっとはしません。
今日のコースは割とフラットで、難関は2か所だけ。ロドリゲズのようなアタックに強い選手に有利かな?
トレンティーノ州はとても美しい州で今日のコースはブドウ畑、古いお城とかわいいらしい教会の間で疾走してゆく。
やはりジロはレースだけでなくバーチャル観光も楽しめますね。

みんな、ジロを見ていますか

2012年5月19日土曜日

チェルヴィにアにて、4度

明日からツール・ド・ジャポンがスタートする。
今日はジロ第4ステージはピエモンテ州を出て、ヴァルダオスタ州チェルヴィニア村に到着する。現地情報によれば摂氏4度。曇り/雨。。。残念。
ピエモンテ州でも最高気温13度。厳しい。
チェルヴィニアとはチェルヴィーノ山の麓にある村で、とても美しい。アスペンスポーツが盛んでゲレンデだけで350km。。。

さてとチェルヴィーノ山は日本人にはなじみの薄い名前です。実はある有名な山のイタリア語名です。ドイツ語で発音しますと、マッターホルン


 さて、山岳コースで雨になりますとヒルクライムより、ダウンヒルのほうがとても厳しい。アスファルトは滑りやすいからだけでなく、気温が低いので体が低体温になる可能性が高いです。寒さに弱い選手にとっては厳しいコースです。
唯一の対策はウィンドーブレーカーと食事。寒さは余計なエネルギーを奪うのでとにかく食べなくちゃ!たくさん食べなくちゃ!
晴れたら素晴らしい山々が見られたはずです。でも山には悪魔が住んでいますので好き勝手放題します。
さて、もうすぐ放送が始まりますのでチクリスタたちを応援しましょう。
堺市に住んでいる方は明日は家を出てジロ・デル・ジャッポーネを応援してください。

2012年5月18日金曜日

忘れていました!!!

日曜日からツール・オブ・ジャパンがスタートします!!!
2年ぶりの開催でとても嬉しい。
プログラムは以下の通りです。
第1ステージ:境ステージ
第2ステージ:美濃ステージ
第3ステージ:南信州ステージ
第4ステージ:富士山ステージ(ヒルクライム)
第5ステージ:伊豆ステージ
第6ステージ:東京ステージ

沿線に住んでいる方、ぜひ応援してください!そしてステージを見に来て下さい。イタリアみたいにキャラバン隊はありませんが選手たちと至近距離で会えるのでとても楽しいイベントです。
イタリアからチームニッポとアモーレ・エ・ヴィータが来ます。そのほか、日本国内の強豪チームも参戦します。
詳細は公式サイトまたはcyclowiredまで


2012年5月17日木曜日

後半突入!!!

さて、ジロがスタートしすでに11ステージが修了。これからペロトンに隠れていた優勝候補は前に出ると思われます。
昨日までジロはトスカーナ、ウンブリア、世界遺産に登録されている街や村たちを通過し、今日から後半に突入。刻々、山、アルプスが近づいてきています。
今日のステージはリグリア地方。ゴールは観光地のセストリ・レヴァンテ。

土・日、所属しているチームの合宿で東京⇔下田間を走りました。片道200㎞のロングライドで歯ごたえがありました。
伊豆半島は細かいアップダウンが続き、足に乳酸がたまりやすいコースが多く、東京近場の練習場としてお勧めです。箱根峠、だいかん山、天城峠、いい峠がたくさんあります。
難点は車の数。道路が狭いので、どうしても自転車は車から煙たがれます。10人のレーサーの列にドライバーはきっとイライラしていたでしょうね。

今夜のジロ12ステージは伊豆半島の地形に似ています。細かいアップダウンが続き、その上道路が狭い。テクニカルなコースでアタックしにくいです。短い登りを苦手とするバッソよりもヴィスコンティやホアキン・ロドリゲズに有利なコースかな?
とにかくジロから目が離せません。
みなさん、JSportsで感動を覚えてください。

2012年5月14日月曜日

世界チャンピオンとしては。。。




世界チャンピオンのカヴェンディッシュ。。。少し太りすぎ?
今回も色々と物議をかもしています。

2012年5月10日木曜日

ダイエット中の方、今日のステージを。。。

見ないでください!本当につらくなります。
昨日のTTが終わり、カチューシャやアスターナの好成績とマリアローザの交代が大きな話題でした。新しいリーダーはガーミンのナヴァルダウスカス、リトアニア人として初めてです。
今日はジロは大変な場所を走ります。
モデナ→ファーノ、古代ローマ人が作ったエミリア街道を爆走します。通常、グルメ街道。
エミリア・ロマーニャ地方はおいしいものがいっぱい!
生ハム、パメザーンチーズ、クラテッロ、バルサミコ酢、ニョッキ、ラザーニャ、ランブルスコ。。。などなど。ああ!食べたい!!!
厳しい健康管理や体重制限に苦しんでいる自転車競技者にとってはお気の毒の場所です。

今日のステージはずっとフラットですので美しい町々を通過していきます。しかしゴール手前にモンテ・ガビッチェという難解な山が待っています。下りはかなりテクニカルですので、グループはバラバラになる可能です。ヴェロチスタたちは少し苦しむかな?

見ないでくださいは本当は冗談です。美しいイタリアと面白い解説をぜひご堪能下さい!!!

2012年5月9日水曜日

ジロはイタリアに帰還!

ジロ・ディタリアという世界で一番わくわくする自転車競技の祭典が始まりました。
もちろん、すべてのレースにはドラマがあります。しかしジロは特別。
参加選手200人。スタッフは同じぐらい。その上、テレビクルー、報道陣、警備隊、各自転車連盟の関係者、キャラバン隊の美しいお姉さんたち、ボランティア。。。ステージが変わる度に何千人は移動します。変わらないのが、サポーターの熱気とドキドキ感。
今年もJスポーツをサポートし、地元の情報、グルメ情報を提供しています。
こうやってイタリアをもっと身近に感じてもらえれば一番うれしいことです。
さて、デンマークのステージを経て、今日はジロはイタリアに戻ります。ロメオとジュリエットの街、ヴェローナでチームのタイムトライアルレース。

チーム・タイム・トライアルとは、 一つのチームはSF映画に出そうな自転車に乗って(価格はん百万円)、一列に並び、ガンガンペダルをこぎ、スピードを争います。チームは間隔をあけて出発しますので面白い。固まった小さな集団が平均時速50㎞を超えるスピードでやってきますから一瞬で去っていきます。その後ろは監督を載せたサポートカー。前後に報道陣。物々しい雰囲気。

ルールとして最初の選手がゴールラインを切ってから5人目がゴールを切るまでタイムが止まりません。自転車にも重さやジオメトリーに関する細かいルールがありますので、解説に聞くだけで面白い。
予想ではスカイ(英国)、ガーミン(メリケン)がステージ優勝候補。でもイタリアのリクィガスも黙っていられない。バッソは今年は特別にTTに磨きを入れたらしい。

一秒を争うステージだけに手に汗が染み出るほどドキドキします。
心拍数もアンドレナリンも上がります。

ところで告知!
自転車ファンやロードレーサーのためのイタリア語入門会話コースは人気があるようで、いよいよクラスを増設。金曜日の20時スタートのほか、月曜日18時に追加。
入門コースですので、かなり楽しい!
ぜひお問い合わせください。クラスは無理ならプライベートレッスンも受講可能。
アクセスはここから!http://www.il-centro.net/01/page2/inbici/index.html