2017年3月31日金曜日

Shibuya Runwayに参加しました

ファッションは、個性、生き方、気分、思想に合わせて選ぶべきです。
カペルミュールのモデルとして選ばれ本当に幸せです。大好きな自転車をより豊かに表現できるからです。
さて、先週の渋谷ファッションランウエーに参加しました。場所は渋谷駅の南にある神社、金王八幡宮。静かな佇まいの神社ですが、この日のイベントのために別世界になっていました。
そして渋谷を代表する名店のモデルたちに囲まれてランをスタート。
様子が公開されましたので詳細はこちらへ↓
さて!これからもっとがんばります。


 (楽屋の様子、モデルの江口もえさん!!これからの活躍は楽しみです)


そしてランWayへ!
デザインポイント:赤いパンツとグレーのジャージ
イタリア人が赤色が大好きなアイテムの一つ。日本の夏に合うカラーです。

2017年3月27日月曜日

レースに疲れた人へ

世界的に空前の自転車ブームです。
歴史的に自転車競技が強い国だけでなく、自転車が最近浸透してきた国にもその存在感を増しています。例えばアラブ諸国では「新しいゴルフ」として富豪たちの間で「ど」がつくほどの高級な自転車が売られています。そしてレースも増えています。

イタリアではプロのレーサーの真似をしたくて、グランフォンドと呼ばれるレースに挑む人は多い。狂うほどの練習、高額な機材の購入、いい結果を出すために不正行為行う人も出てきています。
しかし、この行き過ぎた競争に飽きた人も少なくないです。
この人たちの受け皿は二つあります。

(1)L'Eroica(エロイカ)
https://eroicajapan.jp/

トスカナ生まれのエロイカ(英雄)大会。古き良き時代の自転車に乗り、砂利道を走り、おいしい郷土料理と美しい景色を楽しむ。目的は完走のみ(リンク)。


(2)グラベルロードで行う大会

最新の自転車に乗り、マップを片手に車が通らない凸凹の田舎道を疾走する。距離も長い(150~600㎞)。ここの目的も完走のみ。
人気コラム「つれづれイタリア~ノ」では、この新しい種類の大会を紹介しています。
レースに疲れたみなさんはぜひ読んでください。
http://cyclist.sanspo.com/323789

私もこういった大会によく参加します。
ぜひご一緒を!

2017年3月26日日曜日

機械の美しさ

戦争はいけないと思いながら、戦争や平和維持のために開発された武器、戦車、飛行機などがなぜかかっこういい。飾りっ気ない、実用的なフォームの裏にも、人間がどうしても美しさを入れたがるためでしょうか。要らない機能は全部カットされます。
(大好きなビデオ↓)
 
自然界もそうです。 
動物たちが実用的な体を持ちながら、どこかで美しさも備えています。グロテスクな木でさえ、美しい花を咲かせています。
 
スポーツも同じだと思います。
特に自転車競技には、ロードバイクという平和的な武器があります。最高の機能を追求しつつ、美しいフォームも要求されます。そのため、自転車を作っている職人たちが独自の美的意識を注ぎこむことに全身全霊を投じています。
アタラ、オルモ、ビアンキ、ケズィーニ、チネリ、コルナゴ、デローザ、ピナレッロなどの職人たちだけでなく、日本のフレーム職人も独自の美を世の中に送り出しています。
この世界観を楽しむために、エロイカの世界の中に飛び込んできました。
やはり人間が心を込めて作るものが美しい。
 

2017年3月21日火曜日

世界ティラミスの日!

こどもの日。。。猫の日。。。いい夫婦の日など。
日本では毎日のように何かの記念日があります。
実はイタリアにも「記念」の古い文化があります。それが「〇〇聖人の日」なのです。しかし聖人が多すぎて1日に数十人を祭る日もあります。今日3月21日は12名もいます。多すぎ!
しかし、近年となって日本に習い、イタリアでも様々な記念日をが生まれています。そして個人的に大好きな記念日があります。
世界ティラミスの日
歴史の浅い記念日ですが、ティラミス事態は60年以上の歴史のあるイタリアを代表するスィーツです。しかも近所にあるトレヴィーゾ市で開発されたようです。トレヴィーゾといえば、ピナレロやベネトン、おっぱいの噴水で有名な街です。陸上のヴェネツィアとも呼ばれているぐらい運河が多い。

実はイタリアではティラミスは子供があまり好むスィーツではありません。どちらかというと、大人向けのデザートなのです。ふわふわのビスケットに濃厚なマスカルポーネチーズクリームにブラックコーヒーとビターココアが材料。辛口のスプマンテを飲みながら楽しむデザートです。
せっかくですので今日はおいしいティラミスをいただきましょう。
明日からダイエット!!!

2017年3月18日土曜日

名古屋のお恥ずかしい話!


4月に名古屋来港で「レゴランド」がオープンするそうです。
名古屋を訪れる観光客が少なすぎて、世界的に有名なレゴブランドの力を借りて、名古屋の魅力を広く知ってもらいたい。
入館料:6900円

正直な感想。。。また無茶な計画か。

かつて、2005年に同じ名古屋港で「イタリア村」という箱モノが作られました。ヴェネツィアの街並みが再現され、わざわざイタリアから本物のゴンドラが持ち込まれました。しかし、交通弁の悪さと街並みの再現力の低さで、2008年に廃業。
今回も「レゴランド」という新たな箱が作られ、人を押し込めて、子供たちをその中で遊ばせる企画のようです。
そもそも観光客を呼びたいのであれば、歴史を重視しないとだめだと思います。歴史は長年をかけて街の個性を作り出すからです。

そもそも観光とは、本物の街の中を歩き、街が歩んできた歴史を見て、地元の方とふれあい、郷土料理を楽しみ、美しい場所で写真を撮ってネットで拡散し、現地の商品を買って持ち帰ることだと思います。そしてまた行きたい!と思わせることをしないとだめ。京都、奈良、尾道、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、パリ、ロンドンなどを連想すればわかりやすい。
この点では、名古屋の観光課などがセンスがないと思います。

このレゴランドという箱モノは何年生き続けるのでしょうか。3~5年は限界かな?ここで働きに来る人はかわいそう。
名古屋よ!またお恥ずかしい話の提供を感謝します。
結局、喜ぶのが建設業者だけです。

2017年3月9日木曜日

パニーノにまつわる話

春が進み、花粉症がピークに達しています。「カフンシャー」にとって最高につらい時期ですが、やはり家でじっとできないので外に行きたくなります。
ロングライドに出ると、ジャージの後ろポケットに最低限のエネルギーバーを入れて、その後コンビニで済ますことが多い。しかし、菓子パンコーナーに手にするのが食パンまたはクルミパンのみ。その次はお惣菜コーナーの卵かハムやチーズを選び自分でパニーノを作ります。
パニーノ(複数形:パニーニ)はイタリア人ならだれでも口にするものです。学校の休憩タイム、遠足、午後4時のおやつ、電車の中など、イタリア人として生まれる運命のある人ならパニーニは共にする生活が待ち構えています。パンに何かの具を挟み、食べるだけのシンプルで飽きない食べ物だから(上の写真)。一般的に、水分の少ないハムやチーズ。ペーパーホイルに包み鞄の中へ。日本のおにぎりに相当する。
ヨーロッパで自転車競技を経験した人なら、レース中にパニーノを食べつづける生活が続きます。
土曜日に公開された人気コラム「つれづれイタリア~ノ」ではパニーノの作り方の話をします。
自転車を愛する人ならおいしく読んでください。



2017年3月8日水曜日

La giornata della donna, 国際女性デー

本日はLa giornata della donna(国際女性デー)です。
日本ではあまりなじみのない記念日ですが、イタリアではとても重要な日です。
長年(何百、何千年?)、男性優位社会が続き、男女平等の権利を訴えるために100年前に制定された記念日です。
イタリアの男性たちミモザの花を女性たちにプレゼントをする習慣があり、街のあちらこちらに黄色い花を持つ男性たちが見られます。
高校生の頃、クラスの男子たちがお金を集め、同級生だけでなく女性教師にも花をプレゼントしていました。この日に限って宿題が少なかった記憶があります。
ちなみにミモザの花言葉の中に「豊かな感受性、友情、、堅実、エレガンス」のほかはドキドキさせる内容もあります。
秘密な恋
気まぐれな恋」
ミモザの花は意外と好きかも。。。笑