2012年5月30日水曜日

ジロが終わりましたが。。。

その感動は再び!
このサイトで↓
http://www.cyclowired.jp/?q=node%2F84741

やはり日本のイラストレーターは面白い!!!

今年のジロのコースは思った以上に面白かった。確かにびっくりマークの付くほどのステージはありませんでしたが、全体的にバランスのいいステージが続きました。イタリアがいいなと思いました!!!
唯一残念なことは、レース展開。
昨年のツール・ド・フランス並みしょぼんとしていました。。。自転車競技でも草食男子が増えたか(笑)
さらに、予測は完全に外れ、イタリア勢の完敗に終わりました。
これがレースのいいところですね。
さて、次のレースがあるので、どんな面白いハプニングがあるか、わくわくします。

2012年5月22日火曜日

中休みの次。。。

昨日 はチクリスタたちは最後の休みを楽しみ、今日からレース再開。
明日から地獄の4日間が始まる。山、山、山。。。
優勝候補たちはみんな明日を待っている。標高差1万5000m。個人的にこれだけの標高差は経験がないので一度やってみたい。その後、救急車の手配をお願いします(笑)

昨日は休みかといって、選手たちは完全に体を休むわけではない。常に足を回さないと乳酸は分散できないので、自転車で走ったり、ローラー台に乗ったり、体を温めたり、マッサージをしたり。。。じっとはしません。
今日のコースは割とフラットで、難関は2か所だけ。ロドリゲズのようなアタックに強い選手に有利かな?
トレンティーノ州はとても美しい州で今日のコースはブドウ畑、古いお城とかわいいらしい教会の間で疾走してゆく。
やはりジロはレースだけでなくバーチャル観光も楽しめますね。

みんな、ジロを見ていますか

2012年5月19日土曜日

チェルヴィにアにて、4度

明日からツール・ド・ジャポンがスタートする。
今日はジロ第4ステージはピエモンテ州を出て、ヴァルダオスタ州チェルヴィニア村に到着する。現地情報によれば摂氏4度。曇り/雨。。。残念。
ピエモンテ州でも最高気温13度。厳しい。
チェルヴィニアとはチェルヴィーノ山の麓にある村で、とても美しい。アスペンスポーツが盛んでゲレンデだけで350km。。。

さてとチェルヴィーノ山は日本人にはなじみの薄い名前です。実はある有名な山のイタリア語名です。ドイツ語で発音しますと、マッターホルン


 さて、山岳コースで雨になりますとヒルクライムより、ダウンヒルのほうがとても厳しい。アスファルトは滑りやすいからだけでなく、気温が低いので体が低体温になる可能性が高いです。寒さに弱い選手にとっては厳しいコースです。
唯一の対策はウィンドーブレーカーと食事。寒さは余計なエネルギーを奪うのでとにかく食べなくちゃ!たくさん食べなくちゃ!
晴れたら素晴らしい山々が見られたはずです。でも山には悪魔が住んでいますので好き勝手放題します。
さて、もうすぐ放送が始まりますのでチクリスタたちを応援しましょう。
堺市に住んでいる方は明日は家を出てジロ・デル・ジャッポーネを応援してください。

2012年5月18日金曜日

忘れていました!!!

日曜日からツール・オブ・ジャパンがスタートします!!!
2年ぶりの開催でとても嬉しい。
プログラムは以下の通りです。
第1ステージ:境ステージ
第2ステージ:美濃ステージ
第3ステージ:南信州ステージ
第4ステージ:富士山ステージ(ヒルクライム)
第5ステージ:伊豆ステージ
第6ステージ:東京ステージ

沿線に住んでいる方、ぜひ応援してください!そしてステージを見に来て下さい。イタリアみたいにキャラバン隊はありませんが選手たちと至近距離で会えるのでとても楽しいイベントです。
イタリアからチームニッポとアモーレ・エ・ヴィータが来ます。そのほか、日本国内の強豪チームも参戦します。
詳細は公式サイトまたはcyclowiredまで


2012年5月17日木曜日

後半突入!!!

さて、ジロがスタートしすでに11ステージが修了。これからペロトンに隠れていた優勝候補は前に出ると思われます。
昨日までジロはトスカーナ、ウンブリア、世界遺産に登録されている街や村たちを通過し、今日から後半に突入。刻々、山、アルプスが近づいてきています。
今日のステージはリグリア地方。ゴールは観光地のセストリ・レヴァンテ。

土・日、所属しているチームの合宿で東京⇔下田間を走りました。片道200㎞のロングライドで歯ごたえがありました。
伊豆半島は細かいアップダウンが続き、足に乳酸がたまりやすいコースが多く、東京近場の練習場としてお勧めです。箱根峠、だいかん山、天城峠、いい峠がたくさんあります。
難点は車の数。道路が狭いので、どうしても自転車は車から煙たがれます。10人のレーサーの列にドライバーはきっとイライラしていたでしょうね。

今夜のジロ12ステージは伊豆半島の地形に似ています。細かいアップダウンが続き、その上道路が狭い。テクニカルなコースでアタックしにくいです。短い登りを苦手とするバッソよりもヴィスコンティやホアキン・ロドリゲズに有利なコースかな?
とにかくジロから目が離せません。
みなさん、JSportsで感動を覚えてください。

2012年5月14日月曜日

世界チャンピオンとしては。。。




世界チャンピオンのカヴェンディッシュ。。。少し太りすぎ?
今回も色々と物議をかもしています。

2012年5月10日木曜日

ダイエット中の方、今日のステージを。。。

見ないでください!本当につらくなります。
昨日のTTが終わり、カチューシャやアスターナの好成績とマリアローザの交代が大きな話題でした。新しいリーダーはガーミンのナヴァルダウスカス、リトアニア人として初めてです。
今日はジロは大変な場所を走ります。
モデナ→ファーノ、古代ローマ人が作ったエミリア街道を爆走します。通常、グルメ街道。
エミリア・ロマーニャ地方はおいしいものがいっぱい!
生ハム、パメザーンチーズ、クラテッロ、バルサミコ酢、ニョッキ、ラザーニャ、ランブルスコ。。。などなど。ああ!食べたい!!!
厳しい健康管理や体重制限に苦しんでいる自転車競技者にとってはお気の毒の場所です。

今日のステージはずっとフラットですので美しい町々を通過していきます。しかしゴール手前にモンテ・ガビッチェという難解な山が待っています。下りはかなりテクニカルですので、グループはバラバラになる可能です。ヴェロチスタたちは少し苦しむかな?

見ないでくださいは本当は冗談です。美しいイタリアと面白い解説をぜひご堪能下さい!!!

2012年5月9日水曜日

ジロはイタリアに帰還!

ジロ・ディタリアという世界で一番わくわくする自転車競技の祭典が始まりました。
もちろん、すべてのレースにはドラマがあります。しかしジロは特別。
参加選手200人。スタッフは同じぐらい。その上、テレビクルー、報道陣、警備隊、各自転車連盟の関係者、キャラバン隊の美しいお姉さんたち、ボランティア。。。ステージが変わる度に何千人は移動します。変わらないのが、サポーターの熱気とドキドキ感。
今年もJスポーツをサポートし、地元の情報、グルメ情報を提供しています。
こうやってイタリアをもっと身近に感じてもらえれば一番うれしいことです。
さて、デンマークのステージを経て、今日はジロはイタリアに戻ります。ロメオとジュリエットの街、ヴェローナでチームのタイムトライアルレース。

チーム・タイム・トライアルとは、 一つのチームはSF映画に出そうな自転車に乗って(価格はん百万円)、一列に並び、ガンガンペダルをこぎ、スピードを争います。チームは間隔をあけて出発しますので面白い。固まった小さな集団が平均時速50㎞を超えるスピードでやってきますから一瞬で去っていきます。その後ろは監督を載せたサポートカー。前後に報道陣。物々しい雰囲気。

ルールとして最初の選手がゴールラインを切ってから5人目がゴールを切るまでタイムが止まりません。自転車にも重さやジオメトリーに関する細かいルールがありますので、解説に聞くだけで面白い。
予想ではスカイ(英国)、ガーミン(メリケン)がステージ優勝候補。でもイタリアのリクィガスも黙っていられない。バッソは今年は特別にTTに磨きを入れたらしい。

一秒を争うステージだけに手に汗が染み出るほどドキドキします。
心拍数もアンドレナリンも上がります。

ところで告知!
自転車ファンやロードレーサーのためのイタリア語入門会話コースは人気があるようで、いよいよクラスを増設。金曜日の20時スタートのほか、月曜日18時に追加。
入門コースですので、かなり楽しい!
ぜひお問い合わせください。クラスは無理ならプライベートレッスンも受講可能。
アクセスはここから!http://www.il-centro.net/01/page2/inbici/index.html

2012年5月5日土曜日

ジロはFESTAです!

本日、2012年第95回ジロ・ディタリアがスタート!!!


レースもイベントを楽しめないとジロではない!!!レース前、レース中、レース後は多くのイベントやダンスパフォーマンスが開催され、ファンを関係者も楽しめます。その名前はcaravana (キャラバン隊)。この雰囲気は懐かしい。
さて、J SPORTSにつないで選手たちを応援しよう!
イタリア語で楽しみたい方はGazzetta.itまで!

2012年5月4日金曜日

明日からジロ!


明日から睡眠不足!明日から世界一のグランツール、ジロ・ディタリアがスタートするからです。
そう。ジロ・ディタリア、ジロ・・イタリアではありません。昔は日本語名を決めた人たちはイタリア語がうまく読めなかったのかな?
このレースは自転車でイタリアをほぼ一周するレースです。3週間で3000km以上を走る華のレースです。総合優勝のほか、ベストクライマー、ベストスプリンター、ベストヤング、様々なカテゴリーのトップ賞があります。かつてワーストライダー賞もありましたが残念ながら消えました(笑)

今年のスタート地点のデンマークのHerning市。町中はピンク色に染まり、イタリアだけでなく地元のメディアによるチクリズモ特集は絶えません。さらにドイツのメディアも大きく取り上げています。NetAppというチームは参加しているからです(かつてMilramとGerolsteinerがありましたね)。
今日は前夜祭。各チームが紹介され大きな賑わいとなります。198人が戦います。優勝候補、イヴァン・バッソ (Liquigas-Cannondale)、スカルポーニ(Lampre-ISD)、クロイツィゲル(Astana)、フランク・シュレック(兄、Radioshack-Nissan)。でもこの場合はイタリア語で「Vinca il migliore!」と言います。一番強い者は最後に勝つ!つまり、みなさん、がんばれ!
ジロの見所と言いますと、レース展開。各チームやチクリスタたちのアタックや作戦は面白い。そして美しい景色。イタリアを旅行した気分になります。

先ほどフランク・シュレックのインタビューを聞きました。実にイタリア語がうまい!!!イタリアで(しかも実家からほぼ近いところで)チクリスタとして育ち、ほぼ独学でうまく話せるようになりました。脱帽です。カヴェンディッシュの汚い言葉遣いとはぜんぜん違います。
ここで告知!
イタリア語を素敵に勉強したい方はこのコースがあります。
指定の時間以外も受講できますので、ご相談ください。
http://www.il-centro.net/01/page2/inbici/index.html

FORZA GIRO, FORZA ITALIA!!!

2012年5月3日木曜日

UCIとジーロ

もうすぐジロがスタート。5月に入りますと心が躍ります。そして不眠の一ヶ月が始まります。この時期に限って時差はきらい(笑)
イタリア人からしますと世界一のグランツールはジロ・ディタリア。私もそう思います。毎毎年ツール・ド・おフランスを見て正直言って眠くなる。日本の司会者も苦労しています。しかし、UCI(自転車国際競技連盟)からはジロはどんな位置を占めているか。

実はUCI ランキングではツールのナンバー1は、まさにツール・ド・おフランス。ポイントにも現れます。
ツールの総合優勝した者には200ポイントが与えられ、各ステージ優勝には20ポイント。
ジロとヴエンルタはそのすぐ下にあるカテゴリー。総合優勝には170ポイント。ステージ優勝は16ポイント。驚きと不満!
このポイント制ランキングは大事で、各チームはWORLD TOURというトップカテゴリーに居座り続けるには高い得点数が必要。各チームのランキングは所属選手のトップ5名が獲得したポイントによってランキングが決まります。
現在、チクリスタのランキングこうなっています。

1 (366p) BOONEN Tom (OMEGA PHARMA-QUICKSTEP)
2 (272p) NIBALI Vincenzo (LIQUIGAS-CANNONDALE)
3 (252p) SANCHEZ GONZALEZ (EUSKALTEL - EUSKADI)
4 (229p) SAGAN Peter (LIQUIGAS-CANNONDALE)
5 (224p) WIGGINS Bradley (SKY PROCYCLING)

チームランキングはこれ↓
1 OMEGA PHARMA-QUICKSTEP
2 LIQUIGAS-CANNONDALE
3 SKY PROCYCLING
4 KATUSHA TEAM
5 ASTANA PRO TEAM

さて、土曜日からジロ。世界一のグランツールが始まります。
 みなさん、J SPORTSを申し込みましたか。
FORZA ITALIA.

2012年5月2日水曜日

二股騒動?

ワイドショーがどうでもいい若手芸能人がどうでもいい二股している問題で騒いでいる中、新しい日本チャンピオンとロンドン・オリンピック&パラリンピック日本代表候補選手が決まりました。
2012年の新しいチャンピオンはオランダのアルゴス・シマノに所属する土井雪広選手です。次のレースからジャージの色は変わるはずです(大会の模様はJ SPORTSが5月13日20時から放送する予定)。
ロンドンオリンピックに選ばれた選手たちは以下の通りです。
トラック男子では、渡邉一成選手、新田祐大選手と中川誠一郎選手。
トラック女子は前田佳代乃選手。
ロードでは男子のみの参加になりました。別府史之選手と新城幸也選手。

日本は自転車文化はスタートしたばかりですが、成長する様子を見てみますと素晴らしい未来が待っていると思います。

でも一番の関心ごとは今週末からスタートするジロ・ディタリアです。スタートはデンマーク、SAXOBANKチームマネジャー、リースの故郷Herning市です。
コンタドールはドーピング陽性反応でレース出場停止になる前に決められたもので、 エースを失ったSAXOBANKにとっては少し痛い話です。
さて、ジロ・ディタリアはイタリアのローカルレースなのになぜこんな遠い国からスタートをするか。
まぁ、グローバル化の影響かな?
イタリア国内でも嫌がる人がいますが、個人的にいい事だと思います。イタリアはヨーロッパの一員であるし、こうやってジロ・ディタリアブランドを海外に売り込む ことは決して悪い事ではありません。その上、デンマーク人はイタリアに対する強い憧れがあり、イタリアに住みたがるデンマーク人は少なくないです。
唯一残念な事はグリーンジャージのカラー変更です。今年は水色になりました。グリーンをベーストするチームが増えすぎたから(Liquigas, Green Edge, NetApp)?でもブルーも多いような。。。
Giro del Giappone(ツール・ド・ジャパン)もこうやって盛り上がってほしいね。



上のビデオからコンタドールは削除されていません。
やはりUCIのやり方に納得しない人は多いね。