2012年12月20日木曜日

カチューシャショック、ホントウノリユウハ?

WORLD TOURライセンスを得なかった世界最強2位のチーム、カチューシャの騒動は収まることはありません。昨日ブレーシャで行われた記者会見にてチームマネージャーのヴィアチェスラフ・エキモフ氏は降格の理由についてこう述べています。
「Esclusi per ragioni etiche」。。。


どんな意味を持つか!
WORLD TOURに昇格または居続けるために、様々な基準が必要です。経済的な安定、ポイント獲得のほか、チームモラール。Ragioni etiche (ラジョーニ・エティケ)とは、モラールを理由にという意味です。
結局、UCIからしますとカチューシャはドーピング対策を十分に取らなかった責任として、降格させました。
実際、2009年と2012年にもドーピングによる失格がありましたし、ザーベルもドーピングを告白。
カチューシャとして黙ってられるか、来月はシーズンがスタートします。
カチューシャはWORLD TOURでもなくPRO CONTINENTALチームでもない!
どうなるか!!!気になります。



大胆でクリエティブな時代。。。

70年代。
公害問題、オイルショック、ヒッピー、テロ事件、など。。。
暗いイメージの多いこの時代ですが、実は創世の時代でもありました。
ウォークマン、VHS、ビデオゲームが誕生したのは70年代。
ピンクレーディーも70年代。
機動戦士ガンダム、宇宙戦艦ヤマトも70年代。
なんでもあり、意外と無茶でクリエティブな時代でした。

ジロもとてもクリエティブな時代に入っていました。
1978年にジロ・ディタリアはなんと!ヴェネツゥアに行きました。
ヴェネツィアは知っての通り、水の都。本土とヴェネツィアを繋ぐ「自由の橋」と呼ばれる場所とローマ広場意外は、車も自転車も市内に立ち入る事ができません。歩道天国です。
ところで、ジロはヴェネツィアまで出向き、しかもサンマルコ広場にゴールが設けられました。
いや、すごい事です。ジロだけのために特設のコースが造られ、今では考えれません!
1978年と言えば、さほどの観光客もいなくきっとコースが作りやすかったでしょうね。
さて、自転車競技が嫌い人でも景色を楽しんでください。

2012年12月19日水曜日

トスカーナ。。。

トスカーナ地方と言えば、ルネッサンス発祥の地、世界遺産、フィレンツェ、シエーナ、ピサ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、キャンティ、フィオレンティーナステーキなどなど。。。
自転車で言えば、チポッリーニ、ベッティーニ、ペタッキなどの古郷。。。
トスカーナは本当に美しい地方でどの人の心を満たす事ができる。

トスカーナ地方はやはり気候がよくて海岸線の近くの地域では真冬でも雪がほとんど降らないので、アウトドアスポーツをする人たちにとっては暮らしやすい地域です。World Tourだけでなく、多くのロードレーサーはトスカーナに住んでいます。



さて、来年3月にクラシックバイクしか参加できないエロイカとクラシックのストラデ・ビアンケも行われます。さらに9月にトスカーナで自転車競技世界選手権が行われます。
自転車が熱い1年になりそう。
ヴェネツィアを愛する人としては悔しいですが、トスカーナへ行きたい!!!笑

2012年12月17日月曜日

フェッラーリ!

今日は友達のすすめでアラブ料理を食べにいきました。アラブの中でも、フランス文化の色が強く残っているモロッコ料理でした。うん、思った以上に上品でウエイターとすべてフランス語でやりとりをしました。プチ海外旅行を楽しんだ気分でした。

アラブの世界となんらかの縁で、2日前にAl Jazeeraというアラブ系の国際テレビ局からまた話題となるインタビューが配信されました。


ドーピングマイスター、悪の医師と称されたミケーレ・フェッラーリがドーピングを全部否定し、アームストロングとは違反行為をしていないと名言。しかも、UCIのドーピング検査を大批判。
アラブのテレビはすごい!
フェラーリ医師の英語は子供でもわかるので、ぜひインタビューを見てください。
明日はまたコメントします!

2012年12月15日土曜日

贅沢なおもちゃですが。。。

スポーツに欠かせない小型ビデオカメラ。二つのモデルは非常に気になっています。
SonyのアクションカムHDR-AS15と最新型GoPro HD Hero3。
ドきつい色が好きで、GoProが候補ですが、ソニーも非常に捨てがたい。。。
迷える羊に愛のご意見をください!!!

フィレンツェの夢が消えた!

来年9月、自転車競技世界選手権が行われる花の都、フィレンツェ。3月に第1回フィレンツェ・グランフォンドとストラデ・ビアンケ開催等。。。節約、エコ、健康の影響もあって、トスカナ中、いやイタリア中は過去に例にない自転車大大大ブームとなっています。
しかし、少し残念なニュースがあります。
2014年ツール・ド・おフランスはフィレンツェではなく、イギリス、ヨークシャーからスタートする事が正式に決まりました。
実は、バルセロナ、エディンバラもフィレンツェと同様にツールの出発地点になる事を申し込んでいました。いい競合相手ばかりでした。

ツールは最後に海を渡ったのが1998年でした。この年にある有名なイタリア人が世界を驚かせてツールを制覇しました。その人は、マルコ・パンターニ。つまり2014年に優勝するのがイタリア人かも!
フィレンツェに申し訳ないですが、なんだか楽しくなってきました。

2012年12月13日木曜日

タイムリー!!!

昨日、TEAM モヴィスターのジャージを紹介したら、今日は来期の新しいジャージが発表されました。ブルー調は暗くなって、大人の雰囲気を引きだしています。うん、悪くはない。
それから元TEAM RABOBANKの公式名は決定されました。昨日紹介した「Blanco-Giant」ではなく、Blanco Pro Cyclingになりました。

自転車のチームは本当に不思議なものです。サッカーチームとは違って、主スポンサーがチーム名を決める事が多く、毎年のようにチーム名が変わることがあります。
実は、TEAM RABOBANKも過去に何回も名前を変えました。

(1984–1986) Kwantum Hallen-Decosol-Yoko
(1987–1989) Superconfex-Yoko
(1990–1992) Buckler-Colnago-Decca
(1993–1994) Wordperfect-Colnago-Decca
(1995) Novell Software-Decca
(1996–2012) Rabobank


Yokoって誰???
気になります。




2012年12月12日水曜日

大好きなオレンジが消える?

最近の自転車ニュースをみて驚くばかりです。カチューシャのWORLD TOUR降格に続き、今度はラボバンク。
メインスポンサーが降りたチーム・ラボバンクの名前も18年以上親しまれたカラーも消えることになります。
公式ではないですが、新しい名前はBlanco-Giant(ブランコ・ジャイアント)になる可能性が高い。
チームカラーは白、黒にブルー。好きなオレンジがきれいさっぱり消えます。
こんな時代の情報漏えいは恐ろしいものですね。

うん。。。オリジナリティーに乏しいデザインです。Caisse d'EpargneがMovistarに変わった時ぐらいよくないカラーリングです。

文句はさておいて、チームが存続しつづけるだけで嬉しいことです。
Cannondaleの新ジャージも気になります。どのものになるでしょう。楽しみです。

2012年12月11日火曜日

カチューシャ、ショック!

イタリア語ではこんなことわざがある。
「Tra i due litiganti, il terzo gode」
日本ではうまく説明できるかどうかわかりませんが、だいたいこんな意味です。
「2人が喧嘩していたら、3人目が得する」
まぁ、日本と中国が喧嘩したら、得するのがアメリカ。日本と韓国が喧嘩したら、もちろん得するのがまたアメリカ。世界がうまく動いています。
しかし、自転車の世界では大変なことが起きています。
強豪チームの一つ、ローシアのカチューシャがトップカテゴリーのWorld Tourから追い出された形になりました。寝耳に水。キャプテーンのホアキン・ロドリゲズは世界ランキング1位だけでなく、チームは2012年世界ランキング2位だったにも関わらず、チームはB級とされたのです。イタリアでも大騒ぎです。
問題はどこにあったのだろう。
World Tourに入る、そして残るには、様々な審査基準があります。経済力、獲得したポイント、スポーツマンシップなど。そして入れるには審査を経た18チームという狭き門。
15位以内なら自動的に更新できるはずです。どこかでトラブルがあったとしか言おうがない。
カチューシャとしては再審査を裁判に訴えるか、UCIプロコンチネンタルチームとして登録という選択が残されています。これの動きはとても気になっています。
カチューシャには日本人スタッフもいるのに!
ところで、18チーム中、3チームは日本の企業がメインスポンサーです。シャープ、日産とシマノ!
Ale', ale', Japon!

2013年のUCI WORLD TOUR TEAM
  1. AG2R La Mondiale
  2. Astana Pro Team
  3. BMC Racing Team
  4. Cannondale
  5. Euskaltel Euskadi
  6. 元Rabobank
  7. FDJ
  8. Garmin Sharp
  9. Lampre-Merida
  10. Lotto Belisol
  11. Movistar
  12. Omega Pharma-Quick Step
  13. ORICA GreenEDGE
  14. RadioShack Nissan
  15. Sky Procycling
  16. Team Argos Shimano
  17. Team Saxo Tinkoff
  18. Vacansoleil-DCM 

◎告知◎
インビーチ(自転車競技者やファンのためのイタリア語会話)の説明会及び無料トライアルレッスンは12月16日(日)16時に開催!
http://www.il-centro.net/01/page2/italiano_inbici/index.html
みなさん、ご参加下さい!

2012年12月9日日曜日

病気とスポーツ

自転車競技の世界では、面白いチームは続々と誕生しています。
かつては、ベジタリアンだけのチームはかなり話題になりましたが、今度は糖尿病を発症したチクリスタたちだけで構成された新しいチームが誕生しました。
アメリカを拠点とするTeam Novo Nordiskというコンチネンタルチームです。
スポンサーはデンマークの製薬会社。機材はColnagoShimano
もともと2008年アメリカで誕生したTeam Type 1 – Sanofiというチームでしたが、スポンサーの交代とレーサー選抜規定の変更で、チームが一新しました。自転車だけでなく、ほかのスポーツの選手も所属しています(約100名)。
レースの世界からみますと、多少の問題点があります。
一番大きいのはバッソ、コンタドール等と言ったレベルのチャンピオンたちは、糖尿病にならない限り、このチームに入れません。結果として、グランツールにまだ招待されていません。

病気になってもきちんとハイレベルでスポーツをし続けることができるし、枠組みがきちんど存在しているので素晴らしい事だと思います。

 もちろん、できるなら私もこのチームに入りたくありません。。。笑

2012年12月8日土曜日

FIRENZE 2013!

自転車競技レース世界選手権2013!
開催地は花の都フィレンツェと周辺の美しい都市!

みんな行きたくないですか。

2012年12月6日木曜日

爆弾ニュース!EPOに効果なし?

またまた爆弾のようなニュースが飛び交ってきました。
ドーピング物質の一つとされているホルモンEPOは実は効果が確かでないという研究結果が出ました。
本当なら全世界の反ドーピング組織が吹っ飛ぶほどのニュースです!!!

私が見たのがオーストラリアのABCネットワークです。このネットワークによれば、 アダム・コーエン教授を率いるオランダの研究チームはEPOの身体への影響を調べてきました。結果はBritish Journal of Clinical Pharmacologyという専門誌に公開されました。
コーヘン教授によれば、EPOの効果が認められなく、プラセボ効果による安心感でパーフォマンスが向上するそうです!!!
結局、1990年代初期から魔女狩りの対象となったEPOは嘘だったのか!!!

私は能天気な人なので、プラセボ効果の塊ですが、人間の秘められた能力に脱帽するばかりです!

さて、全世界のスポーツ組織はどう動くのか、注目したい大ニュースです。
なぜかと言いますと、ドーピング疑惑で大変なに目にあったレーサーが多数いるから。

やはりスポーツがいい!

自転車、サッカー、ゴルフ、水泳、ランニング、バドミントン、ラグビー、剣道、ボディボード、スキー。。。
スポーツはたくさんあります。みんな楽しくて素晴らしい。
なぜ素晴らしいかと言いますと、頭がスイッチオフできるから。

2年前にサシャ・ゴルベールジェーという面白いおフランス人写真家が、わざとらしくスポーツをする前と終えたばかりの人の写真を撮りました。彼が社会を皮肉するような作品が多く好きですが、今回スポーツをバカにするようなものでしたので、頭にきました。
普段、スポーツをやっていない人たちに無理矢理ジョッギングをさせ、その様子を撮り、荒れ果てた姿を作品にした。卑怯だと思いました。
実は、スポーツは様々な効果があります。
体力維持やダイエットのほか、頭のスイッチオフという機能です。今日はまさにそう感じました。
 一日中をコンピュターの前で過ごしましたので、体が重く、頭も痛かったです。ところで、帰り道は自転車に乗ったので少しずつ頭が晴れ、帰ってきたらもう気分が晴れました。
有酸素運動を10分以上やりますと、頭の中で不思議なことが起こります。考えを整理できるようになり、やがて無になります。運動をしながらの座禅のようなものです。
さて!みなさんもっとスポーツを楽しもう!!!

2012年12月5日水曜日

ミスさくらんぼ、ミスメロン、ミスいちごに

ミス・チクリズモ!!!

イタリアのレースに欠かせないものが、やはり美しいミスたちです。
ジロディタリアに登場するミスたちが一般公募で選ばれ、国籍は問わないようです。理論上では審査を通れば、日本人女性も参加できるはずです。バッソにチュー、ヴィスコンティにちゅ〜ッ、カヴェンディッシュにちゅ〜〜〜。チャンピオンたちにキスし放題です。

イタリア美人と言いますと、若い頃のソフィア・ローレンやジーナ・ロッロブリジダ。最近ではモニカ・ベルッチと言ったグラマーな女性が多いですが、実はイタリア人男性が好む女性はこんなタイプが多い。
:金髪!
:白か薄い日焼け!
:黒!
:豹のような黒!

16世紀から変わりません。
  
ルネッサンスの巨匠Tiziano Vecellioの「ウルビーノのヴェネレ」(↑)はまさに代表的なイタリア美人です。

先週、イタリアで第8回ミスチクリズモが選ばれ、チクリスタたちの目の保養になりました。ゲストとしてニバリ、ヴィノ、
今年は日焼けしたピアチェンツァ出身のアレッスィア・フランキさん(22歳)。小麦色の肌の明るそうな女性です。
規定では、ミス・チクリズモになるには、まず自転車選手であるか、心から自転車を愛するか、年齢は18〜35歳まで。選抜を経て、毎年11月末にコンテストが行われます。
しかし、ここがイタリア!サービスを忘れない。
ミスコンテストの最後に上半身裸の若い男のダンサーたちが、女性のために激しいダンスを披露するコーナーもあり。
やはり女性にも目の保養が必要な時代になってきました(笑)。

2012年12月4日火曜日

変な名前は以外と面白い。。。

お隣の国、アメリカでは「アップル」や音声認識ソフト「尻」に因んだ名前の新生児が増えているそうです↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121203-35025164-cnn-int

人の名前は人生の中で最も大事なもので、変な名前がつけられたら困るのが本人です。
あっぷる。。。
「リンゴ」変な名前だと思います。でもよく考えてみればイタリアでもmela(リンゴ)に因んだ名前が昔からあります。「Melania (メラニア)」「Melinda (メリンダ)」「Melissa(メリッサ)」「Ermelinda(エルメリンダ)」等。。。
まぁ、「バナナ」という名前はないと思いますが、変わった名前も意外といいかも。逆にバラエティに飛んだ名前は、その国の文化の豊かさを物語っています。日本も名前を楽しんでいる国の一つだと思います。

イタリア人プロサイクリストの名前も変わったものが多い。個人名よりも名字かな?
少し見てみよう。
Ivan Basso (ちびのイヴァン)
Michele Scarponi(デカ靴のミケーレ)
Sasha Modolo(モジュールのサシャ)

なんだか面白い名前が多い。
続きます。

Marco Pantani(泥だらけのマルコ)
Daniel Oss(骨ッ子のダニエル)
Daniele Ratto(ネズミのダニエレ)
Daniele Pietropolli(チキン石のダニエレ)
Oscar Gatto(ネコちゃんのオスカル)
Oscar Favilli(炎のオスカル)
Adriano Malori(気分が悪いアドリアーノ)
Alessandro Petacchi(コインのアレッサンドロ)
Matteo Bono (イケメンのマッテオ)
。。。
名前は文化であり、誇りである。だから大事にしましょう。
「尻」はいやだなぁ。。。

2012年12月2日日曜日

プロも学校へ行く!

12月6日(木)は、イタリアで面白い企画があります。
合宿先のボアリオ・テルメ市にて、ランプレ・メリダの選手たちが地元の中学校に出向いて、地元の学生を相手にチクリズモ(自転車競技)の魅力を教えてゆく。参加する選手はクネゴウリッスィボノの予定。テレビで言えば「ようこそ先輩」のような内容かな?
テレビがらみで日本ではおそらく多くのスポーツ選手が出身校を訪れると思いますが、イタリアでも同じです。
しかし、近年の自転車競技の再人気の影響もあって、イタリアプロチームのトップ選手が積極的に地域イベントに参加したり、学校を訪れたりします。
 クネゴやウリッスィ等を前にして生徒たちはきっと興奮しているでしょうね。イタリアでは自転車競技選手は本当にスターです。
 私も自転車競技を強く意識をし始めたのが、ちょうど小学校5年生でした。学校から帰ったら国営テレビをつけて、雲上の人たちが疾走している映像を見たら、なんとも言えない不思議な魅力を感じ始めました。当時は、もし学校にジロ・ディタリアのチャンピオンは目の前にいたら、緊張してきっと何も言えなかったでしょうね。

学校訪問や社会活動は大切な取り組みで未来の選手を育つために重要ななことだと思います。日本では、宇都宮ブリッツェン等が行う地域密着型チームの取り組みが素晴らしいと思います。

さて、数年前の記事ですが、イタリアの子供たちがクネゴ選手に当てた質問がまだ読めます(全部イタリア語ですが)。
http://www.gazzetta.it/Ciclismo/Primo_Piano/2008/10/20/cunego.shtml
内容はかなり面白く、ドーピングの 質問も平気で出します
恐るべし、イタリアの子どもたち!

2012年12月1日土曜日

ALBERTO CONTADOR! 引退宣言???

イタリアの多くのメディアによれば、Team Saxobank-Tinkoff所属のエース、アルベルト・コンタドール(ジロ・ディタリア、ヴエルタ、ツールの王者)が引退時期について言及したそうです。本当かどうか調べましたが、情報源を見つけることができませんでした。
Saxobank-Tinkoffには宮澤崇史選手も所属しています!

イタリアの複数のサイトによれば、彼が30歳になっていないのに、2015年に引退すると言ったそうじゃ。Team Saxobank-Tinkoffの契約が切れる時期でもあるし、33歳での引退になります。
彼が名誉ある大きなレースに勝つ事しか考えていないので、やはり33歳は体力の大きな壁でしょうね。
自転車競技では、33歳になってもレースに十分に勝てる年齢です。ワンデーレース、クラシックレースなら40歳、41歳になっても勝てます。つまり、自転車競技はかなり息の長いスポーツです。アマチュアとして80歳になっても楽しめます。
しかし、彼が目指すのがジロ、ツールとヴエルタ! やはりコンタドールはただものでないですね。
さて、情報が本当ならこれからの3年間を存分に楽しみましょう。なぜかというと、彼がいつもDa' dello spettacolo!!! (イタリア語で「レースを面白くする」)からです。

◎告知◎
インビーチ(自転車競技者やファンのためのイタリア語会話)の説明会及び無料トライアルレッスンは12月16日(日)16時に開催!
http://www.il-centro.net/01/page2/italiano_inbici/index.html
みなさん、ご参加下さい!

やめないでよかった

「やめないでよかった」。。。
2012年ツール・ド・おフランスを総合優勝したBradley Wigginsがこう書いています。

実は先月に発売されたばかりの彼の自伝「Bradley Wiggins: My Time」では、チームメートのフルームに対して不満が爆発し、ツール・ド・おフランスを辞退する事を考えたそうです。
その日はツールの第11ステージ。ニバリが2度目のアタックを仕掛け、クリス・フルームが猛烈な反撃に出る。キャプテンであるウィギンスもペースもペースに付いていけず、フルームが「おい!速くしろ、こののろま目!」という態度でキャプテンに振り向く。
やはりテレビの向こうで感じた感覚は正しかった。いつも冷静に見える巨人のウィギンスもこの日に限って怒っているように見えました。

人間関係は難しいものです。常に変化します。空気を読むよりも、人間関係をいかにプラスに持っていくことは大事です。忍耐だけではどうにもならない場合があります。やはり、信念をつらぬくことは大事ですね。
レースはほとんど休みになった今、様々な事に手が回れるようになりました。
さて、有意義な2013年に向けて、土台作りをします!



ところで、12月16日(日)はみなさんをここで待っていますよ。
http://www.il-centro.net/01/page2/italiano_inbici/index.html