2013年12月27日金曜日

クリスマスが過ぎて。。。


日本でクリスマスがきれいさっぱり終わりました。
キリスト教徒の多いヨーロッパでは1月6日までクリスマスの祝いムードが続き、この日までクリスマスツリーが飾られます。
ヨーロッパの冬は寒く、天気が悪いのでウィンタースポーツを除けば、外でスポーツできる機会は非常に少ない。しかし、日本は比較的に気候が温かく、特に太平洋側に住んでいる人ならランニング、サイクリング、様々な野外活動がまだまだできます。羨ましい限りです。

先週、サイクリストサンスポの企画で大変面白い自転車を試走しました。ブリヂストンサイクルとnarifuri(サイクルウエアーのナリフリ)が共同開発した新しいバイク「ヘルムズ SSSD SR1」です。

基本的にロードバイクしか乗らない僕ですが、非常に興味深い経験でした。シングルギアでベルトドライブ仕様の自転車は初めてだったからです(友だちのママチャリ以来!)。
率直な印象:乗りやすい走りやすい おしゃれ!その上、手がまったく汚らない
やはり自転車は人間のようです。たくさん出会わないと、それぞれの癖、そして良さがわかりません。 さ~、年末年始は旅に出よう!!!

リポートは公開されましたので、ぜひ読んでください↓
http://cyclist.sanspo.com/111869


2013年12月20日金曜日

これだからクリスマスが嫌い!!!食べ物が。。。食べ物がぁ。。。

もうすぐクリスマスです。
日本では年末調整、忘年会、大掃除、デートなどでみんなは忙しくしていますが、イタリアでは逆に時間がゆっくり流れます。
自宅でクリスマスツリーとプレゼピオを作ったら、プレゼントを買うだけです。大掃除も忘年会もありません。家族と一緒にゆっくり過ごすのが、イタリア人のクリスマススタイルです。

実は、クリスマスを祝うためにイタリア人は普段食べない御馳走をたくさん口にします。 パスタ、肉、ワイン、そしてスィーツ、スィーツ、スィーツ!!!
天気が悪いことも手伝って、食べて寝て、食べて寝て。。。の繰り返しです。 口の筋肉だけはよく動きます。
今回の「つれづれイタリアーノ」では、スポーツ選手を悩ませるスィーツたちについて書いてみました。ダイエット中の方、 食事制限中の方は読まないでください(笑)


http://cyclist.sanspo.com/111402


2013年12月16日月曜日

超楽しいじゃないか!!!

昔からフランス人はアニメに力を入れています。 これは最高です!!!
嫉妬していますが、ブラヴォ!
 

2013年12月12日木曜日

年末の匂い。。。

そろそろこの時期が近づいてきましたね。




みなさん、2014年を準備していますか。

2013年12月5日木曜日

イタリア、自転車フレンドリー王国になれるか!

明日、サイクリストサンスポにて「つれづれイタリアーノ」が掲載されます。今回もテーマは真面目です。イタリアの労働環境について書きます。失業者の多いイタリアですが、失業保険と自転車競技者などについて説明します。
前回のテーマは「イタリアの交通法律事情 週末1400万人がサイクリストになる自転車フレンドリーな国はどんな風?」でした。
まだ読んでいない方は下記のリンクまで!!!


http://cyclist.sanspo.com/107550


2013年12月3日火曜日

残念ながら、また盗難の話。。。

リーマンショック後、経済不況に苦しんでいるイタリアですが、最近増えているのが自転車関連会社を狙った組織的な空き巣事件。
先週、強豪チームのランプレ・メリダの倉庫が被害に遭ったばかりで、さきほどの最新ニュースによれば、サードル大手メーカー、セッレ・サンマルコも被害に遭っていた。
なんと、6000本のサードルが盗まれ、被害額は30万ユーロ(4200万円)。しかし市場価格で換算すると、100万ユーロになります(1億4000万円)。
6000本のサードルというと300箱。大型トラック1台。
正規のルートで販売できないように識別番号が付いてあるが、 裏ルートはたくさんあると思うので残念。
ニュースはこちら↓
http://www.sellesanmarco.it/en/news/628/FURTO+DA+UN+MILIONE+DI+EURO+IN+SELLE+SAN+MARCO.html

2013年12月1日日曜日

12月の誤解!!!

少し恥ずかしい話をします。言葉です!
12月、dicembreは昔のことばで「師走」と言うらしい。
 「シワス」。。。
初めて聞いた時になぜか「シワ(増や)す」の略語だと思いこみ、今も間違ってしまいます。
さらに誤解をより深くしたのが、友達の説明。「日本では12月はとても忙しい時期ですよ。忘年会、大掃除、宝くじ、年賀状の準備があるよ。」と言われました。これを聞いて「こんな忙しさで確かにシワが増えるね」と勝手に思ってしまった。
言葉は恐ろしい(笑)。

さて12月は自転車競技者にとっても休めない時期です。
来シーズンは1月からスタートするし、イタリアやスペインで各チームの合宿が始まっています。 結局、国が違っても忙しさは同じですね。
明日から僕も忙しくしましょう。

2013年11月27日水曜日

ladri di biciclette, 自転車泥棒!自転車はどこへ?

おととい、イタリアの強豪チーム、ランプレメリダは空き巣被害に遭いました。倉庫に泥棒が入り、相当な数の自転車とパーツが盗まれただけでなく、サポートカーとトラックも盗まれました。選手たちが練習できなくなっただけでなく、1月のレースも危ないかもしれない。日本でもファンの多いランプレだけあって、ショックを受けたファンは少なくないはずです。

残念ながら自転車の盗難はどこの国もあります。日本の芸能人も自転車を盗んでいます。イタリアでもあの有名な映画「自転車泥棒」があるぐらいです。
しかし、最近になって、組織的な盗難が増えているような気がします。
私が住んでいるヴェネト州のショップでは空き巣が後経たない。専門的な知識のある人ばかりで、真夜中にショップに侵入し、高級フレームとパーツばかり選んで盗んでいます。
窃盗団の構成は:7〜8名東ヨーロッパ出身の疑い

チームも被害を受け始めました。
9月フィレンツェでロシア代表チームとデンマーク代表チームが盗難被害
10月にベルギーで新城選手所属のEuropecarも被害を受ける
各チームは対策を攻められています。
ショップも独自で武装を考えています。

やはり自転車は高性能になるにつれて、価格も上がり、それに目を付けた人たちが増えています。そして売る人もいれば、買う人もいるということですね。最悪な循環です。
日本でも自転車の盗難や空き巣が増えているという報告(こちら)がありますので、残念ながら盗難対策を無視できない時代になりました。
みんなお金持ちになったつけかな?

ランプレの情報についてこちらへ↓
http://cyclist.sanspo.com/108217


2013年11月26日火曜日

パンツからおしゃれに!

Mutande(ムタンデ), パンツ。。。
イタリア人は男女を問わず、パンツが大好きです。イタリアを訪れた人なら、下着屋さんの数に驚いたに違いはありません。
自転車に乗る時、もちろん履かないが、さすがに仕事中に履きます。
というわけで自転車乗りにとって面白いおしゃれパンツが出ました!
ツールどおフランス気分になれるパンツが発売され、毎日山岳賞、スプリント賞、総合優勝気分が楽しめます。
やはりおしゃれは見えないところからやらないと!日本の「粋」ですよね。

http://cyclist.sanspo.com/107906

販売元:look mum no hands!社

2013年11月24日日曜日

Tour de Okinawa 2013!!! 感動再び!

みなさん、はいさ~い!
「ツールどおきなわ2013」開催からすでに3週間が経ちました。
参加したにもかかわらず、今までこのブログに何も書かなかった理由を明かしましょう。記事にしたかったからです。
さて、その記事は公開されましたのでここで感動を分かち合いましょう。まだ出たことない人のためにも参考になればと思います。
http://cyclist.sanspo.com/107745

沖縄は最高に気持ちよかったです!
来年また会場で会いましょう!!!

2013年11月23日土曜日

これだから冬がきらい!

冬がきらい!大嫌い!とてつもないきらい。

雪が嫌いわけではありません。
寒さが嫌いわけでもありません。

天敵が多すぎるから、大きらいです!
イタリア最大の薬物、ヌテッラ!

悪魔のささやき、フェッレーロ・ロシェ!

 脇に貯まる、パネットーネ!

歯にくっつく、トッローネ!


!!!誰か、助けて!!! 
(笑)


2013年11月22日金曜日

イタリア人はいつから真面目になった?

8月にイタリアに帰った時に驚いたことがたくさんありました。
電車はほとんど遅刻しません。駅の自動販売機もきちんと動いています。 路線バスが廃止され、その変わりに時間に正確な路面電車が導入されています。若者がお年寄りに席を譲ります。道がきれいに整備され、ひどかった交通渋滞もスムーズに。スーパーのレジや駅の窓口の前でもきれいに列を作っています。。。
イタリアの不真面目さはどこに消えたのだろう。嬉しい驚きです※。
 原因はどこにあるか。
やはり警察が厳しくなった要因があります。イタリアは財政事情が厳しく、切符でなんとか財政を立て直そうとしています。ひどいやり方ですが、その影響でイタリア人もルールを守るようになりました。
しかし、警察の働きが緩い地域では、依然として無法状態が続いています(日本の離島に似ています)笑。

さて、イタリアで急増する自転車に対し、法律が整備されそれを記事にしました。自転車に対して少し厳しくなったが、なかなかいい法律整備です↓
http://cyclist.sanspo.com/107550
日本の取り組みとずいぶん違うので警察の参考になればと思います!
がんばろう!平行運転!!!

※うそではありません。地元で目撃したシーンがかりです、笑

2013年11月21日木曜日

自転車式結婚!

月に2回ほどサイクリストサンスポ.comにて「つれづれイタリアーノ」というユニークなコラムを連載しています。イタリアと自転車の話題を載せています。
自由に書けますので、私にとっても楽しい企画です。
明日は新しい話題が出ます。その前に、前回に書いた内容を紹介します。

テーマは「結婚式」!
イタリア人は割と保守的な人が多く「変わった結婚式」は好みません。
しまし、最近イタリア人も変わりつつありますので 、面白い式を挙げたい人は増えています。
今回のテーマは「自転車で結婚式」です。

http://cyclist.sanspo.com/105147

明日はどんなテーマが出るでしょう。楽しみです。


2013年11月20日水曜日

12月は年に一番忙しい時期のはずですが。。。

11月が狂うほど忙しかったです。
ジャパンカップサイクルモードツール・ど・沖縄イタリアを感じる秋のサイクリング。。。
毎週のようにイベントのため時間に追われ、いつの間にか11月下旬になりました。

でも自転車と楽しい仲間と素敵な時間を過ごすことができたので、文句はありません。
さて、このブログの再開しなくちゃ!
みなさん、サボってしまってすみません。

2013年10月29日火曜日

告知です!イタリアを感じる秋のサイクリング♪

東京国体ジャパンカップさいたまクリテリウムbyツール・ど・おフランス。。。
10月は本当に自転車にとって例にない黄金期間でした。毎週のように世界的なイベントが行われ、毎週のようにドキドキしていました。
11月もサイクルモードインターナショナルツール・ど・沖縄など
11月もなかなか面白い。さらに私も小さなサイクリングイベントを企画しています。
「イタリアを感じる秋のサイクリング」
全世界で行われる「世界イタリア語週間」公式イベントでイタリア大使館とイタリア共和国大統領から後援を受けています。
簡単に言うと、東京をサイクリングしながら秋を楽しむイベント。都内のビアンキショップがエイドステーションで、ゴールは渋谷のシチリア料理レストランで簡単な食事をしながら懇談会を行います。
イタリアを感じるイベントですので、イタリアンなバイクでの参加になります。もしくはイタリアンなジャージ(日本製のジャージもOK)。
参加したい方はぜひ、ここからアクセスを下さい。



2013年10月26日土曜日

雨、風、寒さのジャパンカップ2013!

「さいたまクリテリウムbyツール・ど・おフランス」に行けなかったので、先週宇都宮で開催されたジャパンカップのビデオを編集しました。 改めて見てみると、過酷なレースででした。
ワインを飲みながらぜひビデオをご覧ください。



ああ、この雰囲気はたまらない!

文化交流の大切さ。。。

やはりいいですね。
互いの違いを尊重しあうことで、平和が生まれますね。 みんなが違うので「いい!」。


今日はクリテリウムを見ることができませんが、心はさいたま新都心にいます。

2013年10月16日水曜日

ジャパンカップ2013

台風が深い爪痕を残し、去ってしまいました。伊豆大島で起きた大惨事は心が痛むことです。

話は変わりますが、いよいよあさってから餃子の街、宇都宮でジャパンカップサイクルレース2013年が幕を開けます。
今年は多くのプロ選手が来日し、会場は非常に盛り上がることでしょう。
時間のある方はぜひ見に行ってください。
そしてこのイベントを支えるスポンサーたちも応援してください。売店はたくさんありますので、100円でも貢献してください。 自転車業界を支えるのが、われわれですから。

アクセスやスケジュールは下記のリンクまで。
http://www.japancup.gr.jp/2013/


唯一の苦言
そろそろコースを見直したほうがいいのではないかと思います。毎年同じですので。。。

2013年10月8日火曜日

スバルサイクリングクラブ・伊東ラン2013


5・6日はスバルサイクリングクラブ主催のサイクリングイベントにでました。
富士重工東京事業所をスタートし175km先の伊東の温泉旅館までのロングライドクラシックイベントです。ビデオにまとめてみました。ちなみに、
5日(土)は大雨!
6日(日)は大晴!
本当に楽しかったです。明日にでもまた出たい!

2013年10月6日日曜日

Giro di Lombardia 2013!

今年、伝統的に最後のUCI World Tourレース!
現地で天気があまりよくないでの、雨と落ち葉で落車続出。昨年も土砂降りでした。本当に天気が悪いです。
これから2時間のドパミン時間が始まります!
JSportsで放送中です!
http://www.jsports.co.jp/cycle/classic/#lombardia

2013年10月4日金曜日

曇りの朝ですが。。。

超ハッピーで行きましょう!
第3回まえばし赤城山ヒルクライム大会ビデオリポート!
音楽の力はすごいですね。

たくさんのレースに出たい!!!

2013年9月18日水曜日

最高に楽しかったTOUR DE NIKKO 2013

太陽の国、スペインでアメリカ人のホーナー選手(41歳)が個人総合優勝している間、44歳のイタリア人チクリスタは日光で走っていました。
9月15日は世界遺産の町、日光であるサイクリングイベントが行われました。
TOUR DE NIKKO 2013! 
名前は偉そうですが、実はレースではなく普通のサイクリングイベントです。 エイドステーションの多さと美しい景色で、リフレッシュするためのとてもいいイベントです。
しかし、みなさんが知っているの通り、台風18号の接近に伴って、全国的に天気は不安定で日光の例外ではありませんでした。 朝からレース終了までバケツをひっくり返したような雨でした。 コースも変更され、ずっと平坦な場所を走りました(元々山岳チャレンジにエントリーしていました)。
参加せずに、参加賞だけもらって帰ってゆく参加者は多かったですが、やはり悪天候でも「Bisogna onorare la corsa」と多くのイタリア人は言います。つまり「レースをリスペクトしなくてはいけません」。参加を表明した以上、走らなくちゃ、ということです。
この点では、日本人とイタリア人は似ていると思います。
というわけで、イベントの一部始終を公開します。
どうぞ楽しんでください(雨の音と音楽は最高ですよ)。

 

2013年9月17日火曜日

イタリアへの応援歌

Buonanotte all'Italia... イタリア、お休み。
疲れたので休みなさい。




マルコ・パンターニも登場。

2013年9月14日土曜日

チャンピオンジャージの重圧!

「だいきらい!だいきらい!だいきらい!大好き!♪」
これがこの2年のヴエルタ・ア・エスパーニャの個人的な感想です!
本当に面白いうレースで、今年も期待通りにやってくれました。

マリア・ロッサ(総合リーダージャージ)はとうとうメリケンのホーナー選手の手に渡りました。
昨日まで優勝候補だったイタリア人のニバリ(アスターナ)はリーダージャージを着ていたのに、 元気な42歳のメリケン選手に奪われました。その差はなんと!3秒!!!
本当にMAKE DRAMAです!

昨年のコンタドールの逃げとはだいぶ異なりますが、それでも感動は同じです。バルベルデとロドリゲスも優勝候補圏内に戻りました。結局、4人が優勝を争うことになりました。残りのステージは2つ!
スポーツは平和的にアドレナリンを高めてくれるからいいですね。
よっぽどのことがない限り、ホーナーが優勝します。ニバリは少しかわいそう。実は誤算があったと思います。リーダージャージは以外に重いからです。

リーダージャージには様々な重みがあります。
1)リーダーの責任
リーダージャージを持っているチームはレースをコントロールしなければばりません。最初から最後まで緊張し続けます。リーダージャージを独占すればするほど、選手はエネルギーを消耗します。精神的にも肉体的にも重圧です。
ほかのチームはエネルギーが温存でき、ツールの終盤になりますと有利に働きます。
2)インタビューという試練
レースの規定上ではリーダーが表彰台とインタビューに出なければなりません。他の選手と比べて休む時間は少なくなり、禁止となった栄養剤の注射も打てず、疲労の自然回復も難しくなります。
だからイタリア語で「La maglia di campione e' pesante(チャンピオンジャージは重い)」とよく言います。
ニバリはよく頑張ったとはいえ、やはり疲れたかな?
ただ、今日は守りから解放されたので、エネルギーが残っているのであれば、アタックできるはず。
Forza Vincenzo!!!

(昨日のレースレポートはこちらへ

今年のグランツールの満足度(個人的な評価)
1位、ヴエルタ・ア・エスパーニア(100点満点)
2位、ジロ・ディタリア       (90点満点)
3位、ツール・ド・おフランス   (50点満点)

やはりツール・ド・おフランスはつまらない!!!!!!!
だからフランスはメディア戦略をがんばります。

2013年9月7日土曜日

カヴェンディッシュのバナナ、販売中!

イタリアで驚きのバナナを売っています!
イギリスの最強のスプリンター、カヴェンディッシュのバナナ!※
価格は至って安い:1kg/1.98ユーロ(税込み)
たくさん食べれば速くなれるのかな?
イタリア国内のCoop(生協)で売っています。

 ※もちろん冗談です。お許しください(笑)

2013年9月6日金曜日

そろそろ最終回が近づいてきます

大事なお知らせがあります。
1月からcyclist.sanspo.comにて連載されている人気のイタリア語会話シリーズ「きょうの自転車イタリア語」(link)は後3回をもって終了いたします↓
http://cyclist.sanspo.com/92388

3か月のつもりで始まったこのコーナーですが、みなさんのおかげで9か月の長い連載になりました。編集スタッフや私を支え続けた皆様に感謝感激です。

スマートフォンが発達しても、やはり自分の言葉、自分声ので相手に気持ちを伝えることはとても大事なことです。
いや、現代の人間に必要なものは互いに目をしっかり見つめながら「会話をする」ことです。

スポーツにおいても会話が必要です。
サッカー、バレーボール、水球、F1、トライアスロン、自転車競技、最近では野球。。。
イタリアはスポーツがとても盛んで、同じ趣味の人同志と楽しい会話ができると、これ以上の喜びがありません。

さて、最終回まで後3回!ラストスパートだ!
引き続き「つれづれイタリアーノ」が続きますので、よろしくお願いします。
http://cyclist.sanspo.com/91969


2013年9月5日木曜日

APE O NON APE...

中央アジア人に見えるこの方は、なんと!イタリア人チャンピオン、アスタナ所属のヴィンチェンツォ・ニバリです。
レース中にミツバチに刺され、顔がパンパンに腫れました。目が細くなったので、なんとなく東洋人に見えます。
これが自転車競技をする者たちのリスクの一つです。虫に刺されることです。これから秋が深まりますので、活発になるスズメバチに気をつけなければ。。。
実は虫との接触はほとんど避けられません。対策も限られています。目に入らないために、グラスを着用し、できるだけジャージのファスナーを閉めます。
口に入ったら、吐き出すのみです(飲み込んでだめです!窒息する危険性も!)
しかし、ニバリがミツバチに刺されまだラッキーだと思います。スズメバチとは違って、ミツバチの毒には免疫を高める効果があるようです。イタリアで定期的に刺される治療法もあるぐらいです。私もかつて少し興味がありました。

ここで少し脱線します。
イタリア語でミツバチ、働き蜂は「ape(アーペ)]」と言います。
ヴェスパを作るピアッジョ社はアーペという面白い乗物を作っています。インドやタイにあるTukTukに似ていません?実は、ほとんどピアッジオ社です。
イタリア国内で軽トラックの一種です。野菜や農具、街の清掃道具の運搬に使われ、働き蜂(アーペ)という名前が付けられました。かつて免許書がなくても運転できていました。
その反面、遊ぶためのスクーター、ベスパと言います。イタリア語で「スズメバチ」を意味します。音もうるさいし、煙いし、でも遊ぶための最高の道具です。
現在、小奇麗になりましたが、日本製のスクーターに負けず現在も若者の憧れです。私が乗るとこうなります↓

少しバカですね。(イタリアで雨除けは必須アイテムみたいです)。
さて、9月に入ったので、ブログパワー全開にします!
みなさん、台風に負けないでください。

2013年8月19日月曜日

イタリア・日本 9−0

これはサッカーの試合の結果ではなく、来月末イタリア・フィレンツェで開催される自転車競技世界選手権の世界選出場枠の結果です。昨年、日本のナショナルチーム・エリート男子から6名も出ていたのに、今年はゼロ?
http://cyclist.sanspo.com/15851
イタリア人として、もちろんイタリア選手の活躍を多いに期待していますが、日本人はゼロは少しおかしい。

9名
スペイン、コロンビア、オランダ、オーストラリア、フランス、ポーランド、スイス、そしてイタリア
8名
UK
7名
チェコ、ベルギー、米国
6名
スロヴァキア、ウクライナ、ドイツ、スロヴェニア、オーストリア、モロッコ、ヴェネズエラ、イラン
4名
アイルランド
3名
ロシア、アルジェリア、エリトレア、ブラジル、メキシコ、カナダ、香港、マレーシア、クロアチア、コスタリカ、スエーデン、トルコ等。。。
2名
南アフリカ
1名
フィンランド、チュニジア、ブルガリア、ハンガリー、セルビア、ギリシャ、ルクセンブルク等。。。
0名
日本、中国、韓国等

今年のランキングの仕組みはもう一度勉強したい。

2013年8月17日土曜日

夏の怖〜い話。。。

夏はイタリアにも特別な季節で、遅く訪れる夜の前に子どもたちが怖い話を聞くのが好きのようです。
小さい頃はラジオでも怖い話が放送され、怖くて寝られない夜もありました。小学校高学年になったら、今度、村の子どもたちが夜のお墓に入り込んで肝試しをして遊んでいた。
日本の夏に似ていますよね。
さて、サイクリストサンスポにて、自転車という観点からイタリアの怖い話を少し紹介します。
http://cyclist.sanspo.com/89190

迷信が多いので、決して過信しないください、笑

ちなみに、不幸だとされる黒ネコ。。。この世の中で一番好きな動物です(笑)

2013年8月8日木曜日

さ、フィレンツェへ行こう!


9月末、イタリアで自転車競技最大の祭典が行われます。
世界選手権自転車競技大会 2013 in Firenze

舞台は花の都、ルネッサンス文化発祥の地、世界遺産のフィレンツェ市です。
コースはアップダウンの続く厳しいものです。昨年と打って変わって、きっとドラマチックなものとなります。
ホテルにお困りの方は、ぜひ下記のサービスを使って下さい!!

世界選手権観戦宿泊プラン   




2013年8月5日月曜日

体の言葉!

困った、困った!
体のあちらことらが痛くても、相手にうまく伝わらない。
Cyclist.sanpo.com上で連載中の「きょうの自転車イタリア語」にて、体のパーツを取り上げました。
今週から3回にかけて、怪我した時の必要な単語について書きますので、 イタリアへ行く前にぜひ目を通してください。
備えあれば憂いなし!
さて、夏を楽しんでいますか。


http://cyclist.sanspo.com/86544

2013年8月3日土曜日

夏だ!日焼けだ!!!


夏になると、ほとんどのイタリア人の心がこう叫んでいます。
「日焼けがしたい!!!」

そう。イタリア人にとっては夏が日焼けの季節です。男女・年齢を問わず、ビーチは人で埋めつくされています。
日焼けがしたい気持ちはあまりにも強すぎて、まるで精神病に近いものです。
多くの紫外線を浴びる自転車の人も例外ではありません。暇を見つけたら、全身を日焼けします。

この独特な夏の現象について書いてみました。ぜひ読んでみてください。
http://cyclist.sanspo.com/86481


追伸:やはり私も日焼けしたい!!!(笑)

2013年7月28日日曜日

報道機関にびっくり!

政治、歴史、事件、健康、汚職。。。
そしてスポーツスキャンダル
更正な情報を伝えることは、マスコミの一番重要な仕事です。
先週、フランス上院のアンチドーピング委員会がフランス国内におけるドーピングに関する報告書ドーピングと戦うための7つの指針を発表しました。
しかし、日本国内のニュースを見て驚きました。まるで自転車を暴くさらなるスキャンダルとして大きく報道されました。
実は、発表会を見ていたので、内容が全然違うものでした。あまりにも公正に欠けていたため、下記の記事を書きました。

つれづれイタリアーノ番外編!
1998年のツール・ド・フランスが裁かれたのか? 
マスメディアが作り上げた過激なドーピングスキャンダル
http://cyclist.sanspo.com/85686

ちなみに、オリンピック競技の中でドーピングワースト3は下記の種目です(2009-2011 USADA調べ)。
1)カーリング
2)重量挙げ
3)ボクシング

自転車はなんと6位!バスケットボールより下!

2013年7月21日日曜日

ロビー活動。。。

最近となって「ロビー活動」という言葉が流行っているようです。
オリンピック誘致やユネスコ世界遺産登録実現には、この「ロビー活動」が必要不可欠のようです。
 定義:
ロビー活動(lobbying)とは、特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動である。議会の議員、政府の構成員、公務員などが対象となる。
つまり、正式に討論を行うことなく、非公式の場で物事を決める方法のようです。おそらく少しのマネーも動くし、不利なこともスムーズに済むでしょう。ま、イタリアが得意とする分野ですけどね(笑)。
さて、時々自転車業界にも「ロビー活動」が行われています。
おとといツーロ・ド・おフランス第19ステージの前日、ロビー活動が行われようとしていました。Col de Sarenne(コル・ド・サレンヌ)のダウンヒールが危なすぎて、選手たちの安全を考慮するために、カットが望ましいと強く願っていたSkyの監督に対し、Saxobankの監督Riisは反対しました。
コースは普通に行われ、結果としてロビー活動は失敗に終わりました。

しかし、そんな遠くない過去にRiis自身はロビー活動を成功させた例があります。
2011年のジロ、第14ステージ。
激坂ゾンコラン山の前に、クロスティス山とそのダウンヒールの予定がありました。その時はコンタドールはマリアローザ。負うニバリ。
Riis監督は「クロスティスのダウンヒールは危なすぎる!」と猛批判し、結果としてUCIがコースのカットが命じました。ジロを管轄するRCSにとっては例にないショッキング出来事でした。
ニバリは天才的なダウンヒーラーで、コンタドールのマリローザを奪還する唯一の方法でしたから。Liquigasも大パニック!
結局、やってみるもんですね。

さて、今夜はツールが終わります。
フルームは怖いほど強かったです。アームストロングよりも強かったです。だから怖いかも。。。
ぜひ、ツールのグランフィナーレを見てください。

2013年7月19日金曜日

やはりイタリア人はパスタが好き!

サイクリストサンスポにて「新つれづれイタリア~ノ」第6弾が公開されました。
今回のテーマは「食」です!
食事はスポーツ選手の大きな悩みです。体重を増やしたいお相撲さんはたくさん食べなくちゃ!一方、体重を減らしたいサイクリストは徹底的に減量をしなくちゃ!かなり苦しいスポーツです。

この記事では、自転車競技者の食生活について書いてみました。かなり楽しかったです。
レース前のパスタの山とレース中のパニーニを思い出すからです。
ぜひ読んでください。
http://cyclist.sanspo.com/83739

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自転車競技レース世界選手権観戦ツアー2013 in Firenze
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2013年7月18日木曜日

Oggi, la tappa regina del Tour!!!

今日はツール・ど・おフランスの一番厳しいステージ:    ギャップ~ラルプ・デュエズ
アルプ・デゅエズを2回登るコースです。
イタリア語で、一番感動し、一番難しいステージは「Tappa regina(タッパ・レジーナ)」 と言います。つまり、「ステージの女王」。
そう、王様ではなく「女王です」。やはりイタリアにも男より女性が強いですね。



 さて、雨が降ると、ステージが変更されますので、雨が降らないように祈りましょう。
個人的にContadorに勝ってほしいです!!!
Forza SaxobankTinkoff, Forza Contador!!!


2013年7月17日水曜日

fermarsi e' un disonore

fermarsi e' un disonore(足を止まることは不名誉な行為だ
この考え方は、自転車競技と他のスポーツの違いです。ツールを見ながら思いました。
サッカーの試合を見ていると、選手たちが転んだだけで、大げさに痛みを訴え、まるで銃で打たれたような痛々しい顔をしている。レッカーに乗せられてすぐに退場します。
自転車競技において、選手たちはクラッシュしたり、骨折をしたり、大きな怪我をしてもまた自転車に乗ろうとしてレースを続けようとしています。
私もかつてレース中にクラッシュをした時に、左ひざは血だらけになっても休もうと思わなかった。あまりよくない結果でレースを完走できたが、それでもよかったです。
やはり、痛みに対する適応性が違うかな?

今日のツールはかなり危ないステージです。ダウンヒルは非常にテクニカルだけでなく、現在雨が降っていて、アスファルトも悪い。映像を見るだけで、拳を握ります。
みなさん、怪我しないように祈ります。
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自転車競技レース世界選手権観戦ツアー2013 in Firenze
お申込みは7月31日まで!!!
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2013年7月12日金曜日

スポーツ選手は世界一の不安定労働者

自転車の世界から悪いニュースがあります。
Vacansoleilというフランスのトップチームは、プロコンチネンタルチームに下がるか、完全に消滅するかもしれません。所属の選手たちに自由にほかのチームを選ぶように言われているようです。
メインスポンサーが2014年に下りて、自転車を提供しているBianchi(link)はがんばっていますが、新しいスポンサーはまだ見つからない。
でもこれは自転車競技に限った問題だけではありません。
スポーツの世界の中で生きることは、とても厳しい。職業としては非常に不安定で、怪我をしたらアウト。そして、一握りのトップ選手以外は、ぎりぎりの生活を送っている選手はほとんどです。

かつてスポーツは一部のお金持ちの娯楽にしかすぎなかった。
それで、なぜ多くの人はスポーツに没頭し、この不安定で厳しい坂道を上りたがるのか。
答えは二つ。
1.人間はバカな生き物だから
2.人間は真剣に生きがいのようなものを探し求めているから

あなたはどっち?

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お申込みは7月31日まで!!!
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2013年7月10日水曜日

民衆の怒り!


高級自転車を盗んだ芸能人に対し、同じ事務所に所属している団長安田さんも逮捕の兼島に怒りを表しているようです。
しかし、フランスでもっと怒りを表している人たちがいます。
昨日、ツール・ど・おフランスゴール手前で急なコース変更をしたCavendishの影響で、他の選手が落車しました。奇跡的にほかの選手が事故を免れましたが、かなり危険な行為でした。
初めてのことではないので、時によってCavendishは危ない選手だなぁと感じます。

今日のステージで、激怒したファンが、Cavに罵声を飛ばしただけでなく、おしっこを投げかけたハプニングがあったと、チームメイトのジェロム・ピノーがTwitterで語りました(https://twitter.com/jejeroule44)。

おしっこをかけられることは、かなり屈辱な行為で、ファンたちがそうとう怒っているかもしれません。珍しいことですが、やはり自転車競技でも紳士的でフェアーな戦いが求められています。
ただ、危険な行為を見逃し、ペナルティーを科さなかったASOにも、原因があると思います。
やはりスター選手は厚く保護されすぎています。
Cavのパーフォマンスに大きな影響を与えているに違いはありません。
さて、レース観戦に戻ろう。


 上の写真:Cavendishの派手なクラッシュシーンの一つ。

2013年7月8日月曜日

無敵艦隊2つ沈没!

ツール・ど・おフランス、第8ステージ!ピレネー山岳コースに突入!
最強だとされたチームのSkyは瞬く間にバラバラに!しかし、レースを有利に進んでいたMovistarも沈没!
まるで15世紀にスペイン王フェリペ2世がイギリス制圧のために派遣した艦隊の歴史的な衝突を思い出しました。
当時も、イギリスの勝利に終わったので、スペインの世界の覇権争いが始まりました。
本当に不思議なステージでした。

やはりスポーツと歴史の組み合わせは面白い。
本物の戦争より、スポーツによる対戦は10倍面白い。
さて、今日はツールは休みで、早く寝られます(笑)

ステージのレポートはことらまで↓
http://cyclist.sanspo.com/81840

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2013年7月6日土曜日

ツールが始まりました。

ツール・ド・おフランスが始まりました。記念となる100回目の開催です。
コルシカ島を出て、今日は初の山岳コース。
イタリア人はもちろん、ツールを見ています。しかし、やはりジロがいい。
なぜ?と聞かれますと「景色がいいし、山岳コースが多く、つらいから」。
しかし、ジロよりツールを選ぶトップ選手が多い。なぜか。
UCI(国際自転車競技連盟)がツールは自転車競技においてトップレースだと決めているから。 ポイントも違えば、懸賞金も違います。悔しい!!!

何を隠そう。イタリア人はツールに対し、非常に嫉妬心を抱いています(笑)。
こういった嫉妬心を記事にしてました。
テーマは「因縁のライバル! ツール・ド・フランスとジロ・ディタリアの終わりなき戦い
ぜひ読んでください。
http://cyclist.sanspo.com/81386

告知です!
9月に行われる自転車競技レース世界選手権観戦ツアーがあります!
私も参加しますので、ぜひ一緒に行きましょう!申込締め切りは7月30日までです!
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2013年7月1日月曜日

出会いは。。。


出あいは。。。スローモーション。。。ではなく、旅の味噌です。

誰もが旅する時に当地の方と接したり、仲良くなったりします。自転車競技やサイクリングをやっている人に対し、イタリア人はとても好意的ですので、よく話しをかけたりして、すぐに仲良くなれます。
せっかく仲良くなった人ともっと長い時間をいるために、積極的に誘いましょう。特に夏はイタリア人は暇にしていますので、案外とOKします。
さて、今回、サイクリストサンスポ連載中の「きょうの自転車イタリア語」のテーマははまさに「人の誘い方」です。
ぜひ迷わずにまっすぐに人を気持ちよく誘いましょう。

2013年6月26日水曜日

ワインが好きな方へ!

先週金曜日、cyclist.sanspo.comにて「新・つれづれイタリア〜ノ」は公開されました。
テーマは「スパークリングワイン」です。

毎日自転車で通勤していますので、ワインはほとんど飲めなくなりましたが、やはり週末ぐらい少し楽しみます。夏は、フレッシュな白ワイン、冬は心の温まる赤ワイン。そして、ハッピーな時に、イタリアのスパークリングワイン「スプマンテ」を飲みます。フルーツやチーズと一緒に飲むといっそうおいしい(イチゴの入ったスプマンテもなかなかおしゃれおいしい)。
さて、 今回のコーラムの内容は「スポーツとワイン」の不思議な関係について書いてみました。
なぜボトルを振るのか、かなり面白く書きました。
まだ読んでいない方は、ぜひ見てください。
リンクはこちらです:http://cyclist.sanspo.com/77521

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2013年6月18日火曜日

財政破綻すれば。。。

サイクリストサンスポで「きょうの自転車イタリア語」が公開されたら、こんな厳しい意見が出ました。


22時間
夏休みが3ヶ月……はやく財政破綻しちまえばいいのに(笑) 【自転車イタリア語】 ITALIA IN BICICLETTA ―

実は、まったく同感です。
かつてイタリアでの労働者の権利はゼロに等しいものでした。奴隷扱いと言っても過言ではありません。父や田舎のおじいさんの話を聞くと、不公平な世界でした。
学校は昔も3か月休みでした。田舎の労働力が足りず、子どもも働かざるを得なかったのです。

戦後になると、労働組合の奮闘や労働者の意識変化の影響で、やっと人間らしい労働環境が送れるようになりました。しかし、今度は働くことより休むことにイタリア人が執着し始めました。
労働者側は休みを求めすぎた結果、経済は悪くなる一方です。社会は「休むことの本当の意味」を忘れました。
高度経済成長を迎えた国に多く見られるジレンマですが、イタリアでは深刻な問題です。
一度、本当に国家が破たんしてもいいのかなと真剣に思います。

私の出身はヴェネト州です。
伝統的に働くことは美とされます。他の州のイタリア人から。。。

質問:「なぜそんなに働くの?」
答え:「何が悪いの?」

自転車が好きな理由はここにあると思います。つらいスポーツですが、得ることのほうが多い気がします。これはあくまで個人的な意見ですが。。。
さて、休みには何をしようか(笑)
もちろん、きょうの自転車イタリア語」最新号もよろしく!

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