2011年7月30日土曜日

温度差

東日本と東北地方は例にない激しい雨が降っていて、死者も出ています。
西日本と九州地方は天気が落ち着いているようです。
東京は窓の外から雷の音が聞こえてきます。

ツールが終わったばかりのイタリア勢にも温度差があります。
リクィガスのキャプテン、バッソはずいぶん落ち込んでいるようです。ジロを断念し、ツールに集中しただけに失望感は大きいようです。
逆にランプレのキャプテン、クネゴは元気のようです。今年の成績がよくて、ツール・ド・スイスは2位、ツール・ド・おフランスでは7位に終わり、8位のバッソより90秒差も開きました。ツールを制覇することより大きな名誉はないですが、10位以内につけることは偉業です。

さて、たった今、スペイン、バスク地方でClasica de San Sebastianという237kmのワンデーレース行われています。なんと!バッソもクネゴも出ています。他に、サンチェズ(ジール)、シュレック(兄)、ジルベール!かなりの強豪選手が戦っています。
実はこのレースで2003年にクネゴが2位につけたことがあります。1位は、イタリアチャンピオンのジャージを着ていた、闘志に燃えていたベッティーニでした。イタリア人同士の直接対決でしたのでかなり燃えました。
残念ながら日本勢は誰も出ていません。ですので、思い切ってイタリア勢を応援します!(笑)

2011年7月29日金曜日

アルコールについて

すごいタイムリーなニュースは二つ。

--1--
カザフスタン出身のヴァレンティン・イグリンスキー選手(アスターナ)はおフランスで飲酒運転とスピード違反で逮捕されたそうです。時速100km制限の道路を2倍の時速200kmで走っていたそうです(もちろん、自転車ではないですね)。罰則金は1900ユーロ。
先日はUCIのドーピング検査を受けたのでご機嫌ななめだったからかな?

そして今日のニュース。
--2--
「ロシアで事実上、清涼飲料水だったビールをアルコール規制へ」
やふ〜ニュースから(link
笑えるニュースですが、元ロシア連邦だったカザフスタン共和国も同様で、ビールは水と一緒にされてきました。アルコール度数が15%以上の飲み物だけが「酒」とされてきました。人は寒い冬を超すためにとにかく飲む、飲む、飲む!

私は帰宅時間が遅いので家でお酒はあまり飲みませんが、レストランではやはりおいしく飲みたいです。
イタリアでは多くのワインメーカーは自転車チームのスポンサーを勤めています。イタリアチャンピオンのヴィスコンティが所属するチームはFarnese Vini、日本・イタリア混合チームのNIPPO/D'Angelo & Antonucciはプリア州にあるFeudi di San Marzano、キャンティ・クラッシコのチームもあります。
実は多くのチクリスタたちはワインを楽しんでいます。今は食の友、娯楽としてしか見られないワインですが、かつてイタリアでは「食材」として位置され食事に欠かせないものでした。ワインには適度なアルコール度数、ミネラル、カロリー、ポリフェノールがあり、弱った胃袋を刺激する力もあります。気分もハッピーになります(笑)。

みなさん、適度に飲みましょう♪

面白かった!!!

久しぶりに面白い漫画を読みました!
ミヤザキまりの「テルメ・ロメ」!!!
彼女を知ったのが、2年前。職場で彼女の作品が紹介され、ハマりました。
イタリア人と結婚し、漫画を通してイタリア人(しかもド地元)の生活をヒュモアーたっぷりに語っています。テルメ・ロメは古代ローマ帝国に生きた設計士の不思議なタイムスリップをテーマにし、現在の日本の面白さを語っています。もう、楽しい!!!

自転車も楽しいですが、文化や芸術を忘れずに。








2011年7月28日木曜日

ツールは終わりましたが

ツールもBrixiaも終わりましたが、秋まで毎日のようにレースが続いています。アスリートは冬まで休むことはありません(私はこのブログを少しサボりましたが。。。汗)。
これからの大きなイベントは、ヴエルタ・あ・エスパーニャ、ジロ・ディ・ロンバルディア、新設のジロ・ディ・パダニアとツール・ド・チャイナ。そして市民が参加できるグランフォンドもほぼ毎日開催されています。
自転車で忘れてならないのは、自転車ショーです。日本国内ではCYCLEMODEは東京と大阪で行われ、イタリアではミラノのEICAが人気あります。
来年ラインアップされている新モデルが展示され、見た感じでは大人しいカラーが多いように受け止めています。白が復活しているようです。
さて、今週末はまた長い距離を走ります!来月は10時間耐久レースが待っています!

2011年7月24日日曜日

BRAVO CADEL EVANS


ツール・ド・おフランスは今日で終わります。ちょうど最終ステージを見ています。
ツールの最終ステージは必ずパリで行われ、ほとんどの場合はパレード形式で行われます。総合優勝を争うより、最後のポイントを争うスプリンターぐらいはがんばります。
コンタドールは沈没しました。
アンディ・シュレックも沈没しました。
バッソも練習中に負った怪我の影響で沈没。
ヴィノクロフ、イギンスなどは落車でリタイヤ。。。

勝ったのがオーストラリア出身の蚊出る・エヴァンスです(レースはまだ進行中ですが)。オーストラリア人として初の優勝ですので国内で大盛り上がりでしょうね。ちょうど今年の始めに「ペガサス」という初のオーストラリアプロチームは幻に終ったばかりで、これをきっかけに豪州のチクリズモは一気に力が付きそう。

コンタドールはエヴァンスについて面白いことを言いました。
E' un degno vincitore. Il suo modo di correre non è spettacolare, ma ha dimostrato di essere fortissimo, ha corso delle belle tappe...
(エヴァンスは相応しい優勝者です。彼の走りはあまり派手ではないですが、圧倒的な力を見せました。いいレース展開でした)
確かに蚊出る・エヴァンスの走りはチポッリーニやマルコ・パンターニのような派手さと大胆さはありませんが、どちらかと言いますとバッソに似ています。でも彼が闘志に燃え、今年のアンディ・シュレックと比べてとてもよかったです。彼が総合優勝できて嬉しいです。

ブラヴォ・エヴァンス!

2011年7月22日金曜日

BRAVO CONTADOR!


コンタドールのツールが終わりました。
昨日、ガリビエにて優勝候補の集団から大幅に遅れ、アンディ・シュレックから4分以上の差がついてしまいました。
しかし、今年のコンタドールと昨年のコンタドールは全然違う人に見えました。昨年までは計算高く、魂のないロボットのように見えて、今年は人間味に満ちています。特にジロの第19ステージは彼の行動は紳士的で感動的なものでした。昨年までコンタドールのアシストとして働いていたアスターナのティラロンゴ選手をゴールまでエスコートし、優勝させました。もちろん、余裕があったのでできた行動ですが、ポイントは高かったのです。
昨日まで積極的にアタックし、レースを動かしていました。コンタドールがアタックすれば、みんな動きます。つまり、コンタドール以外のチャンピオンたちはひたすら守りの姿勢。ショー的につまらない展開です。今年のツールは本当に平凡でつまらなかった。

明日はアルプスの最終ステージです。その次はパリ!
アンディ・シュレックか、蚊出るエヴァンスは総合優勝のために戦います。もちろん、ヴぉクレールはチャンピオンの証である黄色ジャージを脱いでいません。ヴぉクレールが優勝したら、フランス人としての総合優勝は26年ぶりです(1985年にイノーは最後でした)。

誰が勝つにせよ、今年の僕のヒーローは、コンタドールです!
bravo, Contador!

2011年7月21日木曜日

当たり前なのに、なぜ今さら?


朝日新聞から
http://www.asahi.com/national/update/0721/TKY201107210230.html

自転車に一方通行規制へ 警察庁が省令案、罰則も適用

自転車に一方通行の規制が新たに設けられることになりそうだ。
警察庁は21日、道路交通法の関係法令である総理府・建設省令「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」の一部を改め、縁石などで区切られた自転車道と、歩道上に設けられた自転車用の通行帯に、一方通行の規制を設けられるようにする案を公表した。

自転車道や自転車用の通行帯は、互いに行き交うことができる専用レーンで、自転車がスムーズに走れるようにすることと、歩行者とぶつからないようにすることを目的に整備された。だが、十分な幅のないレーンでは自転車同士の接触や衝突が懸念されてきた。

このため、交通量が多く道幅が狭い道路の両側に専用レーンを設ける場合には、標識を掲げ、それぞれを一方通行にすることを計画している。違反には道交法の罰則が適用され、3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金が科される。

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当たり前ですね。
イタリアはどうなっているかと言いますと、自転車は軽自動車とされますので、警察はかなり厳しい。フロント・バックライトは義務で、左通行と歩道通行は禁止です。
通行止めになっている広場、道路の一部は自転車も通行禁止です。その都度、看板がありますので注意してください。

2011年7月19日火曜日

どうやって???


いや、いや!今日のツール・ド・おフランスを見て拳をずっと握りました。
雨の中で猛スピードでダウンヒール。一番嫌いなパターンです!!!
どうやって自転車の上で安定できるのでしょうか。誰か教えてください(笑)
やはり恐怖心を抱きますと体が固くなり体重移動がうまくできません。アンディ・シュレックと伊蛮バッソの気持ちは痛いほどわかります。とにかく下りに強いチクリスタたちは非常に安定しています。羨ましい。

今日のステージは世界チャンピオン、フショフの華々しいステージ優勝、コンタドールのアタックと蚊出るエヴァンスの猛アタックが印象的でした。
パリ、最終ステージまで後少しです!!!

2011年7月18日月曜日

日本女子、ばんざい!


サッカーなでしこ・ジャポン、おめでとうございます。世界一はすごい偉業です!
今朝は起きれなかったのですが、今録画した番組を見ています。
最近よく実感しますが、日本の女子はすごい!力強いし、頭もいいし、粘り強い!女子パワーに非常に期待しています。
イタリアも日本も首相も女性なら本当にいいことが起こりそう。

さて、今日はツールがお休みしています。
大好きなキャベンディッシュは4度優勝しました。世界チャンピオンのフーショフもステージ優勝しました。総合優勝候補のコンタドールは調子が悪く、シュレック兄弟は何をしたいのかわからず、蚊出るエヴァンスとバッソは様子見で、ほぼ無名でしたヴォクレールはなんと!黄色ジャージをしっかりキープして話さない。もしかして彼が優勝するのでは?とランス・アームストロングは言うぐらいです。

しかし、ここで一つの残念なニュースを聞きました。世紀のスプリンター、暴れん坊のキャヴェンディッシュは不正行為を行っているのではないかという疑惑です。
フィリップ・ジルベールとホアキン・ロハスによれば、上り坂になりますと上りの苦手なキャヴェンディッシュはサポートカーの後ろに周り、空気抵抗を減らし、苦労せずに登るそうです。実はジロ・ディタリアの最中にもこのような行動が問題化され、またかと思いました。
本当なら大問題ですが、UCIの対応を待ちます。
クリーンなスポーツは難しいですね。

2011年7月15日金曜日

告知です


7月30日(土)は会社ではピンク色をテーマにしたイタリアンなパーティーを企画しています。怪しいパーティーではなく、夏の到来を祝うためにイタリア全国で行われている楽しいイベントです。
マルコに会いたい方、自転車の熱〜い話をしたい方、またはただ単においしいイタリアワインとイタリア料理を食べたい方は、ぜひご参加下さい。
場所は青山一丁目のカフェ・ピアディーナ(リンク)。
参加費:4000円(食べ放題、飲み放題♪)要予約
予約は:イルチェントロDA (03-5459-3222)
(予約時に「マルコのブログを見ました」とおっしゃって下さい)

あ!ドレスコードあります!何かピンク色の洋服か何かを身につけて下さい。ピンク色の自転車で参加してもかまいません。お店の前で自慢できます(笑)

イベントの詳細はこちらへ!
www.il-centro.net/page1/estate/index.html#notterosa

2011年7月13日水曜日

爽快なステージ

昨日はやっと爽快なステージになりました。今年はツールはまったりしすぎて感動を与えてくれていないものです。山岳に入ったら変わるかな?と期待しています。
しかし、昨日は最後の最後までドキドキハラハラの展開でした。
テーマは「tutti contro Cavendish(打倒、カヴェンディッシュ)」でしたから。
カヴェンディッシュはUK、マン島出身の最強のスプリンターです。チポッリーニでさえ、彼の才能を称えています。そして彼を支える最強のチーム、HTCが存在しています。HTCのトレインはいい時のランプレを思い出します。
昨日は、彼を勝たせないためにアタックにアタックの連続でした。
グリーンジャージのジルベール、黄色ジャージのヴォクレルも必至にアタック!見たことがありません。
結局、数ミリの差でグライペル(オメガ・ファルマ・ロット)がステージ優勝。しかも、このグライペルはかつてあのHTCコロンビアにいました!カヴェンディッシュの元同僚!カヴェンディッシュとの首位争いでHTCを離れた経歴があります。昨日の優勝はどれだけ気持ちよかったでしょうね。

今日もヴェロチスタ(スプリンター)が活躍できるステージです。アップダウンがあるものの、それほど気になることはないと思います。
今日も打倒!カヴェンディッシュ?

2011年7月11日月曜日

ツールが怖い!


東京ヒルクライム奥多摩ステージが無事に終わりました。
結果は3年連続41位。すごい。金賞ですね(笑)ヒルクライムは得意ではない種目ですが、今年は昨年と違っていて体は軽く感じます。ヒルクライムにはヒルクライム向けの練習が必要です。座り方の微調整、ダンシングとペダリングのリズム、平地と異なります。その上、コースの下見も必要です。アタックできる場所を把握しておかないと、余計なエネルギーを消費します。
今年はヒルクライムらしい練習はGW中にしかできませんでした。とても残念。

ヒルクライムには怖いところがあります。下りです。スピードは高くなりますと一気に悪くなります。そしてアスファルトにヒビが入ったり、ぬれたり、砂利があったり、落車する可能性が高くなります。

昨日のツールで恐ろしい落車がたくさん起こりました。アスターナのヴィノクロフは右大腿骨骨折でリタイア。オメガファルマ・ロットのヴァンデンブロックは肩甲骨骨折・胸郭打撲・肋骨骨折!!!総合表彰台候補だった二人はリタイア。
さらに、悲劇が続きます!
メディアカーが無理な追い越しをし、逃げ集団に入っていたフレチャに接触し、彼が地面に叩き落されました。巻き添えとなったフーガーランドは鉄条網に引っかかり、33針を縫う怪我を負いました。
なんというツールだ。恐ろしい。
みなさん、レースではない限り、一般道路と下りは気をつけてください。

2011年7月9日土曜日

明日はまたレースです

2週間連続レースです。忙しいけれども充実した人生を送っているような気がします。
しかし、午前2時起きですので今夜のツール・ド・おフランスが見られません。残念。
昨日のシナリオ通りのつまらないレース展開から今日から熱くなるはずです。
そろそろ今日まで沈黙を保っていたチャンピオンたちは顔を出さないとね。
楽しみ、楽しみ。

2011年7月8日金曜日

Ciclismoは「C」

Cadel Evans
Campagnolo
Cancellara
Cavendish
Cipollini
Contador
Coppi
Cunego



今日ふと気づきましたが、チクリズモ関係で「C」で始まる名前やメーカーが多い。偶然かな?

ツール・ド・おフランスを見て気になることがあります。ジロもそうだったのですが、今年のツールは例年になく地味のような気がします。気のせいかな?
派手な選手に派手なジャージ!どこへ消えているのでしょうか。

2011年7月7日木曜日

雨の日!


またまた寝不足が激しくなりました。
ジロ・ディタリア
ジロ・ディ・スヴィッツェラ
ドフィネ・リベレ。。。
の次はツール・ド・おフランス!!!

今日はおフランスで雨です。いや、土砂降りです。雨の日は車と同様に自転車のパフォマンスはだいぶ落ちます。水滴は自転車を重くしますし、水を含んだジャージも重くなりますし、タイヤも滑りにくいです。結果として筋肉に負担がかかり、余計なエネルギーが消費されます。さらにパンクや転倒しやすくなりますので、雨の日はいいことはありません。
しかし、雨が降りますと私はかなり燃えます。条件が厳しくなればなるほど多くの人はナーバズになったり、落ち込んだりするからであって、勝つ可能性が高くなるからです。
やはり悪天候に強くないと勝負に挑めないですね。

今日は誰が優勝するか、楽しみです。

2011年7月5日火曜日

さすが、イタリア人!


ツールには200人中、イタリア人は15人しか出ていません。少ない!ほとんどがランプレとリクィガスに集中し、後はまばらです。スポーツのグローバル化はここにも影響を与えているでしょうかね。ちなみに日本人の参加はゼロ!これもさびしい。

異なる国の選手は様々な食文化を持ち、食材、味付け、調理法は全部異なります。多国籍チームの食事の出し方ほど困ることはありません。
UCIプロチームの場合、栄養士、調理師が各チームに同乗し、宿泊先のホテルのキッチンを借りて、調理する場合もあります。しかし、昨年のコンタドールのドーピング疑惑の影響で(違反物質で汚染された肉を食べたことが原因らしいですが)多くのチームは敏感に「食事の安全性」に取り組んでいます。
リクィガスの場合は、宿泊先のホテルの横に食堂を作ってしまっているようです。フランスの料理はお口に合わないというより、胃袋がイタリア料理に慣れているので、油を変えるだけで体力回復が遅れてしまいます。特に今年から注射による栄養接収は全面的に禁止になり、胃袋が素早く吸収できる料理を食べないとレースに影響が出かねません。
リクィガスによれば、以下の食材をストックしておフランスに向かいました。

パスタ:500㎏
肉:100㎏
パーメザンチーズ:20㎏
さらに、生ハム(油の少ないサンダニエーレ)、モッツァレッラチーズ、トレンティーノ州のヨーグルトと蜂蜜、などなど。。。
いやいや、一度でもその食堂を訪れてみたいですね(笑)

ここだけの話ですが、アスターナとカチューシャのメニューもイタリア料理です。
なぜでしょうか(笑)

2011年7月4日月曜日

自転車渋滞!

7月はまさに自転車渋滞です。

おフランスでは、ツールがスタート。
イタリアでは、ジロ・ディタリア(女性プロ)がスタート。
オーストリアでは、オーステライヒ・ルンドファルトがスタート。

全レースを見るのに、最新の3チャンネル同時録画機能付きのBDプレイヤーを買わなくては行けません。
されに私も昨日、富士スピードウエイで行われたレースに初参加しました。富士55!
チーム戦(リレー)はなかなか参加しないですが、今回の距離、250kmがちょうどよくてチームの友達と2人で申し込みました。結果はよかったです。総合5位。練習のつもりで行ったのに、結果も着いてダブルに嬉しかったです。
レースの一つの楽しみは人ですね。今回、面白い方とたくさん知り合って、友情の輪が広がりつつあります。

川口さん、西野さん。グラッツィエ!!!最後の最後までお世話になりました。

2011年7月1日金曜日

大丈夫かな?


イタリアでは一人の選手が話題となっています。ガーミン・サーベロのダヴィド・ザブリンスキー選手です。なぜ話題になっているかと言いますと、ツール中は肉や魚、動物性蛋白質を一切口にしないと宣言したからです。
ステージに必要なカロリー(8000KCalぐらい)をどのように摂取できるかが課題です。
確かにかつて肉を食べないプロチームが存在しました。1998年にLinda MacCartny Racing Teamというイギリスのチームです。ポール・マッカートニーの奥さんが経営していたヴェジタリアン向けの食品会社がスポンサーで、選手たちはみなヴェジタリアンでした(2001年に破産)。

野菜と穀物だけで8000KCalを吸収するには難しく、胃と腸の処理能力限界があります。しかし本当のことを言いますと、私もほとんど肉を食べません。宗教上、思想上の問題ではなく、ただ単に野菜が好きからです。筋肉に必要なタンパク質を豆腐、納豆、卵、ヨーグルトからとっています。レースでは問題はありませんし、体は至って元気です。
しかし、32歳のこのザブリンスキー選手は卵も乳製品も食べないそうです。本人からすれば、食品アレルギーを持ち、その上、肉を食べなくなってからレスポンスがよくなったそうです。肉の代わりに、豆由来のスペシャルドリンクをたくさん飲むらしい。
本当かな?

痩せるにはチクリズモはいいスポーツですよ♪