2010年2月28日日曜日

テレビ観戦

今朝は霙まじりの冷たい雨でしたので、自転車の練習をやめました。雨が嫌いな訳ではないですが、風邪をひいたら仕事に支障が出るという事を避けたいものです。基本的に寒い時はワーミングジェルを体に塗れば簡単に寒さから体を守る事ができます。
結局、今日は愛車のマジェスティを修理に出したり、自転車を手入れしたり、テレビを見たり。。。
そう。天気が悪い時はテレビをよく見ます。特に、ロードレース。
実はロードレースはとてもつまらないものです。自転車に乗って黙々とがんばる選手たちを見る事が決して楽しくないし、マラソン観戦に似ています。コメンテーターがなければ、退屈そのものです。
イタリアの場合はスポーツコメンテーターは面白い。選手たちやコースを紹介したり、レース展開を分析したり、批判したりします。勉強になります。
個人的にレースのもう一つの楽しみはイタリアの景色を見る事です。ジロ・ディタリアなどと言った大型ロードレースは色々な場所を走ります。美しい町が多くて毎回行きたくなってきます。昨日終わったジロ・ディ・サルデーニャの主催地はまだ行った事がありません。本当に険しくて美しい島です。自転車を持って、走って行きたい場所の一つですね。


ジロ・ディ・サルデーニャ最終ステージの結果
1. Alberto Loddo (Androni-Diquigiovanni)
2. Alessandro Petacchi (Lampre-Farnese)
3. Oscar Gatto (Isd-Neri)

総合優勝
1. Roman Kreuziger (Liquigas-Doimo)
2. Horner (RadioShack)
3. Voeckler
4. Brajkovic
5. D. Caruso
6. Niemiec
7. Scarponi
8. Pozzovivo
9. Salerno
10. Visconti

2010年2月27日土曜日

危ない!!!

やはりレースには魔物が住んでいます。
ゴール直前に何があるか本当にわからないものです。チャンピオンも事故に遭います!
昨日行われたジーロ・ディ・サルデーニャの第3ステージに観客の一人が腕を出しすぎて、全速で走っていたペタッキのハンドルとぶっつかってしまいました。結局、4人の選手が落車して見ている人もドキッとしました。
私もレース中に何回も事故に遭いそうです。市民レースに参加する時は初心者が多くて、レースの基本の「き」さえ知らないで、急ブレーキ、急ハンドル操作ばかり繰り替えして、レースというレースは生き地獄のようなものです。
昨年、富士チャレンジ200に挑んだ時に目の前で人たちが接触して倒れてしまいました。危うく私も転倒しそうでした。
みなさん、レスに出たら先頭を走れ!(笑)
(事故の瞬間は下記のビデオで!)

L'incidente, accaduto a Petacchi nella terza tappa del Giro di Sardegna del 26 febbraio, e' stato causato da un disattento spettatore che si era sporto troppo dalle transenne che separano la pista dal pubblico.
E' un episodio spiacevole che si ripete troppo di frequente, ma anche qui in Giappone gli incidenti di ripetono, spesso durante le gare di circuito. Il Giappone e' un paese che ha scoperto da poco le gare in bici da corsa, per cui nelle granfondo o nelle gare a circuito sono i troppi principianti che vi partecipano. E' difficile rimanere in sella senza essere buttato a terra da un ciclista disattento e spesso mi tocca insegnare come usae i freni durante la gara.
Certo che per un giapponese deve essere strano sentirsi guidato da uno straniero.
Ad ogni modo fare attenzione in bici, non fa mai male.

2010年2月26日金曜日

ジーロ・ディ・サルデーニャ第三ステージ

チクリスタ・イン・ジャッポーネまだ一度も見ることができない「ジーロ・ディ・サルデーニャ」。。。チクリスタ・イン・ジャッポーネとして悔しい!
やはりイタリアのテレビ番組表は当てにならないのです。ジャンボ宝くじに当たることのほうが簡単に感じます(笑)
さて、第二ステージは圧倒的な強さでリクィガスのクロイツィゲルがトップに上りましたが、昨日開催された第三ステージは風邪気味のペタッキが優勝しました(クロイツィゲルはトップのままです)。インタビューによれば、腸の調子は優れずまだ力を発揮することができないそうです。

第3ステージ
 1.Alessandro PETACCHI (Lampre-Farnese)
 2.E. Rossi (Flaminia);
 3.Guarnieri (Liquigas-Doimo),


平均時速38km/hでした。アップダウンの激しいコースですと、猛スピードですよ。
私の練習は主に都内の道路で行いますので平均時速30km/h。うまくいけば31km/h。車とトラック、タクシー、赤信号。200m走れば、停止!ずっとその繰り返しです。
昨日購入した新型Xactiで通勤の様子を撮影してみました。いやいや、危ないものですね。下記の動画で楽しんでください。私も登場します(花粉症による鼻水に注目、笑)↓


撮影にはこれ↓を使いました。自転車撮影ならXactiはベストです!
SANYO デジタルムービーカメラ Xacti SH11

2010年2月24日水曜日

相変わらず、イタリア!

ジロ・ディ・サルデーニャ昨日ジロ・ディ・サルデーニャが始りました。
昨日予約していた放送を見ようと思ってPCをつけたらバンクーバー冬季オリンピックの映像が流れます。。。

え?おかしいよ!!!

早送りしても、ずっとバンクーバー五輪!
国営テレビのテレビ番組表を確認したら予約は間違っていないはずです。やられたぁ!実はイタリアの場合はこのようなケースが多いです。番組表と実際に流れる番組は全然違います。前の番組の延長放送で後の番組の放送時間が伸びて、朝からスケジュールが狂ってしまいます。
残念です。ジロ・ディ・サルデーニャは短いレースですが、ジロ・ディタリアを占う面ではとても大事なレースです。イタリアのチームは本格的に動き始めるからです。
第一ステージの結果は以下の通りです。

1.Francesco Gavazzi (Lampre)
2.Oscar Gatto (ISD)
3.Giovanni Visconti (ISD)

嬉しいことにISD Neriのヴィスコンティはがんばっています。
当てにならない番組表を信じて、もう一度予約を入れておきます。

さて、イタリア通でない方のためにサルデーニャ島を紹介します。
地中海に浮かぶ大きな島で、イタリアの領土。経済はほとんど発展していないために主な産業は観光と農産物です。サルデーニャ近海で捕れるマグロも日本で輸出されます。
沖縄によく似ています。独自の文化を持ち、独自の言葉を持ち、独自の食べ物もたくさんあります。一番ユニークな食べ物は「蛆虫チーズ」です。そう!あの小さくて可愛い蛆虫ですよ!生きたハエの幼虫とチーズを丸めて口へ直接ぱくりと。名前もまずそう:「casu marzu」。サルデーニャ語で「腐ったチーズ」。ぐえ~!

聞いた話ですが虫に食べられたペコリーノチーズはゴルゴンゾラチーズに似ていてクリーミーで実においしい。癖になる逸品です。レースは前は禁物です(笑)
詳しくはこちら:http://www.youtube.com/watch?v=vZ_-JzM-YQg
(英語のみ)

レーサーにとってはこの島はとても魅力的です。起伏が激しくてきついコースが多いです。一度私も行ってみたい島です。
みんなと一緒にイタリアで練習したいですね。

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Mettero' l'italiano on-line tra poco...
(...scriveva Ciclista in Giappone due giorni fa). Beh, meglio tardi che mai.

E' finalmente cominciato il Giro di Sardegna. E' una gara che ci tengo a vedere perche' e' possibile pronosticare la preparazione fisica degli atleti in vista del Giro d'Italia.
Dato che abito a otto ore di fuso orario dall'Italia, per vedere le gare devo registrarle e per poi gustarmele a casa il giorno dopo quando torno dal lavoro.
Ebbene, poter vedere le gare e' come azzeccare i numeri del lotto: qualcuno lo indovini, la maggior parte no. Mi spiego meglio. La maggior parte delle volte non riesco a vedere neanche una gara a causa delle informazioni errate dei palinsenti televisivi presenti su Internet.
Insomma, il disservizio delle TV italiane si fa sentire anche qui dall'altra parte del mondo.
Per fortuna c'e' Internet per informarsi.

Notte e giorno faticar...

とドン・ジョヴァンニに出てくるLeporelloが歌っています。
「夜も昼もあくせく働く」。。。

このオペラは大好き!!!私の生活を見事に反映しています。昼は一生懸命に働き,夜はトレーニング。。。睡眠を削って体を休むことはないですね(笑)。
今日もトレーニングでした。今月の走行距離1000kmを超えましたし、帰ったらランです。明日の仕事を考えて8km程度。

妙な事に気づきました。

ランをしてからのサイクリングは実は楽です。普段と使っていない筋肉を動かしているからかな?トライアスロンのためにやっているランですが、気持ちいいものです。明日の夜は水泳!

さて、Leporelloはこう続きます(笑)

Piova e vento sopportar(雨や風も我慢して)
Mangiar male e mal dormir.(粗食に粗眠。。。)

人生そのものですね(笑)

2010年2月22日月曜日

ビザ更新♪

チクリスタ・イン・ジャッポーネのビザ更新明日はビザ更新です。
そうそう。私は外国人(extracomunitario)ですので、3年毎にビザを更新しなくていけません。
ご存知ない方が多いと思いますが、東京の場合は入国管理局はかなり不便な場所にあります。品川駅からだいぶ離れた場所。品川埠頭です。行ったことないでしょ?

場所はここ!

自宅から自転車で飛ばしても1時間以上かかります。公共交通手段を使いますと、2時間以上?
というわけで、今から書類作りを開始しますので今日のブログはここまでです。
すみません。
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E' arrivato il momento di rinnovare il visto di residenza in Giappone. Ho qui davanti a me la pila di carte da compilare.
Qui da noi si fa una volta ogni tre anni (questo periodo cambia a seconda dello status di residenza e dell'income annuale).
Purtroppo l'ufficio per il rinnovo si trova parecchio lontano dal centro e anche arrivarci con i mezzi pubblici e' un supplizio. Il luogo si chiama Shinagawa-futo.
Per questo motivo oggi il mio blog si chiude qua.
Perdonatemi.

2010年2月21日日曜日

大井埠頭は空いていました!

今日はチクリスタ・イン・ジャッポーネのマルコは大井埠頭で練習に行きました。
人は少ないと思ったら、東京で第4回明治神宮外苑学生クリテリウムが行われていました。

しまったぁ!知らなかった!!!

これから成長してゆく選手の卵たちを見る事も好きなんです。でも実際は昼から仕事でしたので、どっちみち見る事ができませんでした。

さて、クリトリウムと言う言葉自体は日本に来る前までは知りませんでした。一応、おフランス語です(Criterium)。市内で行われる周回5km未満のロードレースのようです。
盛んな国とそうでない国があるようです。ベルギー、オランダとアメリカ(?)では人気があり、イタリアでは聞いた事も見た事もない。ネットで探してみたら、やっとイタリアにも一見を見つけました。Bresciaで行われたレースで、Circuito dei Criterium(チルクイト・デイ・クリテリウム)といいます。
優勝したのがAlessandro Ballan、第二位リクィガスのIvan Basso、第三位は今年絶好調のAlessandro Petacchi。
つまりイタリアでCriteriumが始まったのが、昨年?知らないわけですね(笑)
知らない事は多いと思いました。

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Spesso vado ad allenarmi in una zona di Tokyo che si chiama Oi-futo. Si trova tra Shinagawa e l'aeroporto di Haneda. Siccome e' una zona industriale, la domenica non ci sono macchine, quindi si trasforma in una specie di circuito urbano di 10 km con pochissimi chilometri e centinaia di ciclisti che si allenano.
Oggi c'erano pochissime persone. Di seguito ne ho scoperto il motivo. Oggi a Tokyo si e' svolta la Criterium dei Circuiti studentesca. La criterium e' un tipo di gara che non conoscevo. Anche in Italia e' cominciata da poco.
Peccato, ho perso una buona occasione per vedere i futuri atleti del Giappone.

こちらはイタリア↓


こちらジャパン↓

2010年2月20日土曜日

ドクターチェック!

サイクリングテスト、ciclista in giappone一般ライダーでは中々遠い世界ですが、やはり一度ぐらい自分のアスリートしてのパワーを測ってみたいです。
イタリアではサイクリストに対する環境整備は充実しています。ドクターチェックやマッサージ、あらゆるサービスを受けることができます。多くの日本人もマッサージ師としてイタリアで活躍しています。日本人はけっこう人気があるようです。器用ですから(笑)。
下記のビデオはマペイスポーツセンターで耐久テストを受けている様子が映し出されています。こうやって一般市民もプロライダーの準備が見られるのも嬉しいことです!

面白いビデオを見つけました。世界チャンピオンのエヴァンスはイタリア語を話しています!上手!!!嬉しい限りです。

ビデオはこちらです


Mi piacere almeno una volta nella vita fare il test di resistenza (endurance) per capire in che stato sta il mio corpo. In Giappone ci sono molti centri che lo fanno, ma i prezzi sono abbastanza proibitivi, anche se non mancano i massaggiatori. Devo dire che i giapponesi sono veramente bravi a massaggiare.
Appena tornero' in Italia cerchero' comunque un buon centro di analisi.

2010年2月19日金曜日

優勝の意味は?

先を逃げて、逃げて、逃げまくって、最後の100メーターで追い抜かれて負ける!
けっこう凹みますね。
チクリズモでの世界では日常茶飯事です。私は試合の時だけではなく、ロングライドに出る時はよく味わう気持ちです。長い距離に渡って先頭を引いて、スピードを上げて、グループをばら撒いて、最後の最後はエネルギー不足でダウン。
ポルトガルで行われているVolta ao Algarveで、逃げまくっていたヴィトリア選手は最後の100mで捕られ、第2ステージの優勝を逃しました。どれだけ悔しかったでしょうね。

チクリズモは本当に面白いスポーツです。人生感そのものをうまく表しています。
先頭を走っている者はつらくてつらくて、後方の選手までの距離を意識しながら全力でゴールに向って走ります。
後者は確かに楽です。前の選手の風の恩赦を受けながらその動きを観察し、その戦術を見抜いて、最後の最後まで我慢して、ゴール直前に一気に前に出ればいい。はい、優勝。

結果のみを重んずるプロスポーツの世界では試合は一つの心理ゲームですね。前に出たら負け!つまり我慢することに意味があります。後者は大体有利です。
しかし人生の場合はゴールがないので、最後まで先頭を引かなければなりません。親は子どもの先頭を引いて、子どもが親となったら今度引く番となります。
私の性格上は後ろで我慢するよりも前に出たい気持ちが強いです。怪我をしながらも色々な可能性を探りたいからです。走り方にもこの考え方は反映されています。
やはり、チクリズモは興味深い。

------------------------イタリア語-------------------------
Ieri in Portogallo si e' effettuata una tappa interessante del Volta ao Algarve. Il corridore Vitoria, dopo essere stato in fuga per diversi kilometri, e' stato ripreso dal gruppo e ha visto sfumare la vittoria proprio a una manciata di metri dal traguardo. Chissa' quanto avra' pianto.
Il ciclismo assomiglia alla vita.
Il ciclista che tira il gruppo e' colui che fatica di piu', inoltre corre con lo stress psicologico di essere sorpassato e conta spasmodicamente la distanza che lo separa dall'arrivo.
Chi sta dietro, invece, se la passa meglio. Ha un punto di riferimento, puo' studiare l'avversario, capire se e' stanco o no e in prossimita' del traguardo, sorpassarlo in volata.
Nel mondo agonistico di sport duri come il ciclismo, l'avere pazienza e' un aspetto fondamentale per vincere.
Questo succede anche nella vita. E' facile studiare e copiare cosa fa il pioniere, sicuramente si possono fare cose anche migliori. Ma non e' questo il mio stile di vita. Io preferisco farmi avanti, sbagliare, ferirmi, provare vie mai percorse prima. Forse sbaglio, ma almeno ci ho provato.
Questo pensiero viene riflesso anche dal mio modo di correre. Anche se non vinco, mi ritengo soddisfatto perche' ce l'ho messa tutta.
Il ciclismo e' proprio interessante.

チャンピオンの動き!

コンタドールやはりイタリアでもあの男の動きが注目されています。走っただけで、コンタドールが!コンタドールが!
さすが、ツアー・ド・おフランスの王者!
アルベルト・コンタドールはTeam Astanaに留まりましたが、スポンサー不在でチーム自体が消えるのではないかと疑われ、有力選手のほとんどがTeam Radioshackに流れ、チームの新構成が非常に心配されました。

しかし!!

ポルトガルで始まったばかりのヴォルタ・オ・アルガルヴェでいきなりアタック!スプリンターを混乱させ、グループをばらまけた。ステージに優勝を逃したものの、世界中のメディアを釘付けにしました。
彼の走りは粘り強く、まるでトレアド〜ルを見ているようです。やはり彼の走りは好きです!シブい!
実は、昨年の世界選手権でもそうでしたが、スペイン人の走りはあまり好きになれません。守りに入りすぎて、レース展開はつまらない。サッカーで言いますと、イタリアのカテナッチョ?
コンタドールは2008年のジロ・ディタリアを優勝しました。イタリア人として痛かったが、チャンピオンの動きは僕も気になります!
そのエネルギーはどこに隠しているか、教えてほしい!!!(笑)

2010年2月18日木曜日

外車症候群

カノンデール恥ずかしいことながら、イタリア人なのにイタ車に乗っていません。
Bianchi, Cinelli, Colnago, De Rosa, Gios, Kuota, Pinarello, Wilier...
格好いいイタ車が多い中で、私が選んだのがアメ車のCannondale CAAD9 (Diadoraカラー)、とフラ車のLook 585 (team color)...
実はイタリアンブランドのロードバイクを買う事に少し抵抗を感じます。格好いいし、値段もそこそこだし、性能もいいにも関わらず、Cannondale, Cervelo, Lookのようなブランドに目が行ってしまいます。
もしかして、これって「外車症候群」の一種?
日本人の中でも、外車に憧れる人が多いです。トヨタや日産を買うよりも、ベンツやアルファロメオ、フィアットを買いたがる気持ちに似ているかもしれません。
多分イタリアで見飽きれるほどイタ車を見たので、いつの間にか違う国のブランドを好むようになりました(笑)。
結局、イタリア製で使っているのが、ホイルぐらいです。そしてSidiのシューズ。

今日の内容はイタリア人が読んだら怒りそうですので、日本語のみにします(笑)

2010年2月17日水曜日

Tirreno Adriatico最新情報

Tirreno Adriaticoのポスターが発表されました!なんだか、かっこういい!旧聖書のワンシーンみたい。
ティッレーノ・アドリアーティコとはイタリア西海岸リヴォルノ市から東海岸のサン・ベネデット・デル・トロントを一週間でつなぐの人気レースです。今年で45回目を迎え全1247 km。僕は3〜4週間をかけて走る距離です。すごい!
故バッレリーニ監督に因んで、今年のチャンピオンのジャージ色はブルーに決まりました(今朝の記者会見で)。
そして今年のもう一つの特徴はタイムトライアルはないということです。その代わり割とハードなレース展開になりそう(特に第4と第5ステージに注目:山岳コースで距離も長い)。
個人的にタイムトライアルよりも山岳コースのほうがずっと面白い。やはり山を乗り越える時の達成感はものすごいものです。

全ステージ紹介
3月10日:Livorno-Rosignano Solvay (148 km)
3月11日: Montecatini Terme-Montecatini Terme (165 km)
3月12日: San Miniato-Monsummano Terme (159 km)
3月13日: Sangemini-Chieti (243 km)
3月14日: Chieti-Colmurano (234 km)
3月15日: Montecosaro-Macerata (134 km)
3月16日: Civitanova Marche-San Benedetto del Tronto (164 km)

☆公式サイトはこちらへ(イタリア語のみ)

気づきました?
Termeという言葉は2回ほど出てきます。イタリア語で「温泉」の意味です。実はイタリアは温泉と死火山日本に負けないぐらい多いです。地震もしばしばあります(ラクイラ大地震は記憶に新しい)。選手たちもきっと温泉に入って体を癒しているかもしれませんねw

E' stata presentata la Tirreno-Adriatico di quest'anno. Mi fa piacere che non ci siano tappe a cronometro, che non trovo particolarmente interessanti (per chi le guarda alla TV naturalmente, ha ha). Ad ogni modo questa gara mi fa notare una cosa interessante, cioe' che molti paesi italiani hanno il nome composto con Terme.
Anche il Giappone e' il paese delle terme, quindi dopo delle gare particolarmente dure, e' normale andare alle terme per rilassarsi e ripristinare le forze.
Vi consiglio le terme di Hokkaido e del Kyushu. Sono immerse nella natura e sono di una bellezza incredibile.

2010年2月16日火曜日

ビデオだけアップ!


明日は新着情報をアップします。
Per oggi solo un video.
Domani mettero' nuove informazioni.

2010年2月14日日曜日

列車のやり方をを考える。。。

今日は練習でチームのメンバーと3人で小田原まで行ってきました。往復210kmのコースで、行きも帰りも追い風。ラッキー!実は熱海まで行く予定でしたが、メンバーの一人が体の不調を訴えたため小田原で折り返ししました。

ロードバイクの練習は色々あります。
1)長い距離を走ること(筋力強化)。
2)数人で走ったら、一列になって交代をしながら高いスピードを維持すること(レースの基本)

実は列車を組むことはとても危険な行為です。スピードは40〜50km/h。前の人と数センチしか離れてないため、視界はゼロ。つまり先頭の人しか前方を見る事が出来ない。責任は大きい。練習は一般道でやっているために信号あり、もちろん歩行者あり、路肩で駐車している車あり、逆走ママチャリあり、ガラスの破片あり。。。ブレーキのタイミングとかけ声を間違えたら、確実に大きな事故につながります。

関東ならでの問題もあります。道が非常に狭くて、交通量が多い
列車は30秒〜1分の感覚で先頭交代をしながらやるものですので、交代するための物理学的なスペースがない。道にはみ出だしてしまえば車とぶつかるし、交通のじゃまにもなる。
イタリアと全然違う。
色々考え、こういう結果にたどり着きました!「信号待ちしたら交代するタイミングだ!」と。
今日は始めて試してみました。感触は悪くない。もう少しこの路線で練習を行ってみます。

首都圏は便利ですけど、アウトドアースポーツに向かないですね(笑)

2010年2月13日土曜日

マルコ・パンターニを考える

2月14日はヴァレンタインデー。
世界中の恋人たちは甘い言葉を交わしながら、素敵なプレゼントを交換する日です。
しかし、明日は別の記念日があります。天才ロードレーサー、マルコ・パンターニが亡くなった日でもあります。鬱と麻薬中毒による自殺でした。34歳でした。若い。
彼がイタリアのヒーローです。誰もが彼の活躍を見てから、チクリズモのファンになりました。今も熱狂的なファンが多い。ACミラン代表のガットゥーゾも彼の活躍を賛美するぐらいです。
1999年からドーピングしているのではないかと疑われ、激しいバッシングが始まった。レース停止と復帰の繰り返し。これがストレスになって自殺の引き金になったのでは?と。正真正銘の悲劇のヒーローです。

大胆なレース展開!
ヒルクライムの王者!
厳つい顔付き(パイレッツの名称はぴったり)
1998年、ジロ・ディタリアとツアー・ド・フランスを制覇!
でも穏やかな性格


これが彼の一番好きなところです。
パンターニはチェゼナーティコというイタリア北部アドリア海に面する小さな街の出身です。日本で言えば、茅ヶ崎かな?この街はエミリア・ロマニア州にあり、イタリアの中で一番好きな場所です。なぜかというと、この地方の人たちは働き上手で遊び上手。実際、私のほとんどの友達はこの地方の出身者です。性格は穏やかだけど、よく考え、よく働き、よく遊ぶ。
フェッリーニ監督もこの地方の出身です。
お茶目なパンターニは1996年にジロ・ディタリアのオープニングテーマを歌っていました。
タイトルは「E adesso pedala!(今はペダルを回せ)」。でもイタリア語で別の意味があります。それが「やりたい事があったでしょ?最後まで諦めないでやりとげ!」という意味です。好きな言葉です。

Sei anni fa ci ha lasciato Marco Pantani. Io lo conoscevo solo tramite le poche videocasette che arrivavano dall'Italia perche' in quel periodo ero gia' residente in Giappone, ma sapevo che era venerato come un dio per il suo fantastico modo di salire in bicicletta.
Anche in Giappone ha molti fan che lo stimano. Pero' io lo apprezzo per un altro motivo: per il suo carattere schivo e riservato, ma allo stesso tempo gioviale.
Pantani viene da Cesenatico, dalla Romagna, il luogo che io apprezzo piu' di ogni altro luogo in Italia. Non so perche' ma in Romagna, e anche in Emilia, mi sento a mio agio. Questa e' una delle poche regioni in Italia dove la gente ha ancora la passione per il lavoro e anche per la bella vita. Di fatto le macchine piu' belle d'Italia sono nate qui, come qui e' nato Federico Fellini.
Caro Marco, grazie per averci fatto sognare.

2010年2月12日金曜日

3月のレースカレンダー

3月でイタリアで開催されるレースのカレンダーが発表されました!!!
レースシーズンはいよいよ本格的にスタートします。
さて、注目のレースは以下の通りです。

3月6日(土)
Montepaschi Strade Bianche Toscana(トスカーナ州)
15チーム
Acqua&Sapone-Mokambo (イタリア)
Ag2r La Mondiale (おフランス)
Androni-Diquigiovanni (イタリア)
Astana (カザフスタン)
BMC (メリケン)
Cervelo Test Team (スイス)
Garmin-Transition (メリケン)
Isd-Neri (イタリア)
Lampre-Farnese Vini (イタリア)
Liquigas-Doimo (イタリア)
Omega Pharma-Lotto (ベルギー)
SKY Professional (英国)
Team HTC-Columbia (メリケン)
Team Katusha (ロシア)
Team Saxo Bank (人魚姫の国)

3月10〜16日
Tirreno-Adriatico (45回目のレース)
22 チーム
Acqua&Sapone-Mokambo (イタリア);
Ag2r La Mondiale (おフランス);
Androni-Diquigiovanni (イタリア);
Astana (カザフスタン);
BMC (メリケン);
Caisse d'Epargne (スペイン);
Cervelo Test Team (スイス);
Colnago-Csf Inox (アイルランド);
Euskaltel-Euskadi (スペイン);
Francaise des Jeux (おフランス);
Garmin-Transition (メリケン);
Isd-Neri (イタリア);
Lampre-Farnese Vini (イタリア);
Liquigas-Doimo (イタリア);
Omega Pharma-Lotto (ベルギー);
Quick Step (ベルギー);
Rabobank (風車の国);
SKY Professional (英国);
Team HTC-Columbia (メリケン);
Team Katusha (ロシア);
Team Milram (ドイツ);
Team Saxo Bank (デンマーク).


3月20日(土)
Milano-Sanremo(歴史あるクラシック!!!)
25 チーム
Acqua&Sapone-Mokambo (イタリア);
Ag2R La Mondiale (おフランス);
Androni-Diquigiovanni (イタリア);
Astana (カザフスタン);
Bbox Bouygues Telecom (おフランス);新城幸也選手の出番よ!!!
BMC (メリケン);
Caisse d'Epargne (スペイン);
Carmiooro-Ngc (英国);
Cervelo Test Team (スイス);
Colnago-Csf Inox (アイルランド);
Euskaltel-Euskadi (スペイン);
Francaise des Jeux (おフランス);
Garmin-Transition (メリケン);
Isd-Neri (イタリア);
Lampre-Farnese Vini (イタリア);
Liquigas-Doimo (イタリア);
Omega Pharma-Lotto (ベルギー);
Quick Step (ベルギー); ボーネンが強い
Rabobank (オランダ);
SKY Professional Ct (メリケン);
Team Htc-Columbia (メリケン);
Team Katusha (ロシア);
Team Milram (ソーセージの国);
Team Radioshack (メリケン);
Team Saxo Bank (デンマーク)シュレック兄弟に注目

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当然ながらイタリア勢を応援しますが、個人的にボーネンとシュレック兄弟の活躍は非常に気になります。ボーネンは所属しているチームクィックステップはベルギーです。この国は面白い!いつでも分裂しそうで、スポーツを通して統一を保とうとしています。あ!ゴディーヴァもベルギーですよ!イタリアのチョコは負けるな。
昨年発足したばかりのISD Neriも気になるチームの一つです。
ヴィスコンティくんの走りはどうなるかな?

Il calendario delle gare di quest'anno e' stato pubblicato ieri sulla Gazzetta dello Sport. Abitando all'estero oltre a fare il tifo per le squadre italiane, si hanno molte possibilita' di avere informazioni su altre squadre e atleti.
Personalmente mi interessano i fratelli Schleck e Boonen. Sono degli atleti che meritano di essere seguiti.

2010年2月11日木曜日

自転車の敵は雨?! Piove su Tokyo.

イタリアはBalleriniの葬儀で持ち切りですので、個人的な話をします。
東京の中で一番好きな場所は新宿です。コンパクトで歩きやすいし、好きな店が多い。ヨドバシカメラ、高島屋、イル・バカロなど。。。
晴れの新宿もいいが、雨の降る新宿も好き。特に東口の高層ビル(東京ガス、東京都庁)のシルエットはとても神秘的で実に美しい。まるでSF映画のワンシーンを見ているような錯覚に落ちる。

昨日もやふ~の天気予報に騙されました(泣)。曇り予報が見事に外れ、帰宅時は雨に濡れてしまいました。厄介なことです。
雨が降りますと、色々な障害があります。
まずは、ブレーキ!全然効かない!
そして、ライト!外灯の光は濡れたアスファルトに反射して自転車の小さな点滅ライトは見えづらくなります!
障害物多し!
傘を差しながら携帯を弄っている人。赤信号無視の歩行者。全然終わらない首都高の工事。。。帰宅はいつも大変!(笑)

やはり雨の時はスクーター通勤に限りますね。

[Per gli italiani]
Se venite a Tokyo, visitate Shinjuku e la zona est della stazione. Vi consiglio di salire sulla torre sud del comune di Tokyo (Tokyo-tocho South tower), oltre ad essere gratuita, la vista che si gode sulla citta' e' eccezionale.
Ecco un esempio:

2010年2月10日水曜日

チクリズモはイタリアの国技!

バッレリーニ昨日、亡くなったバッレリーニ選手の葬儀がイタリアで行われました。
ジモンディ、モゼル、サッロンニ、チポッリーニ、ベッティーニ、クネゴ、歴代のチャンピョンの他に、リッピ(イタリアサッカー代表監督)、バリラ(あの有名なパスタの会長)を含め5000人以上のファンは参列し、最後の挨拶をしました。
これを見ますと、チクリズモ(サイクリングスポーツ)の凄さを感じます。イタリア人の血脈の中でサッカーだけでなく、汚い、危険でつらいチクリズモへの憧れが流れています。国技ですから。

もうひとつ。
2年前この作品に出会えました。「茄子 スーツケースの渡り鳥」
アニメですが本当にうまくできた作品です。
みんな是非とも見てください!!!

日本人も!がんばれ!!!

2010年2月9日火曜日

無免許運転?!

今日の東京は雨の予想だったので、自転車ではなくスクーターで通勤しました。
僕は雨の日しかスクーターに乗らない主義です。帰りはいつも真夜中になるので、雨の中での自転車はライトを付けても車から見えないに等しい。夜の明るい東京でもとても危険です。

で、今日は慌てて家を出ましたので、財布を部屋の中で忘れてしまいました。
今日は無免許運転です。もし捕まったら減点19点になります!!!ひえ〜!!!
その上、天気予報にまた外れ、見事に騙されました。結局、雨が降らなかった。。。
さて、明日の朝は早く起きてランニングでもやろうか。

2010年2月8日月曜日

ヒーローはまた一人消えた。


昨日、80年代に活躍した名選手、Franco Ballerini(マペイ)は交通事故で亡くなった。ラリーレースの最中の出来事でした。
1986年世界チャンピオンにもなった選手で、ベッティーニの親友でもありました。とにかくイタリアでは彼の死はどの新聞のトップページを飾りました。

1986年は私は17歳でした。完全に自転車に嵌っていました。どこへ行っても自転車と一緒でした。ジロ・ディタリアが始まると、毎日テレビに釘付けでした。
さて、道路には魔物が住んでいます。うまく共存できないかな?

全文はGazzetta dello Sportまで

久しぶりの自転車の手入れ

一日中、東京は風が強かったせいでサイクリングできず、思い切って部屋と自転車を掃除します(新潟方面は記録的な大雪らしい)。
ホーイルを外して、スポロケットなどをジャバジャバ!
自転車はピカピカ!
気持ちいい!

話しが変わりますが、ネットでテレビを見れるようになってからイタリアのすべてのロードレースが視聴できます。実に嬉しいことです。自国の言葉でレースを聞くと血が騒ぎますね。その上、生中継ならでの面白い情報が多い。
今日は昨日行われたCosta degli Etruschi(トスカナ地方)を見ています。天気が悪くて寒そう。
PetacchiViscontiはレースの持ち方について口げんかしているみたい。ISD Neriを導いてるViscontiはアタックを繰り返す事に対しPetacchiは嫌がっているみたい。。。
レース展開は難しいが、アタックがなければレース自体はつまらない。
勝者はPetacchi!(6年連続)
強い。

2010年2月3日水曜日

Ciao, allora cominciamo?

新しいブログ、新しい人生。
さて、楽しく始めよう!