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2010年3月31日水曜日

Bonjour...その2

またまたおフランスの話し。
Giro d'Italiaは始まっていないにも関わらず、Tour deおFrance(link)はすでにイタリアでも話題となっています。言うまでもなく、ContadorとArmstrongの直接対決は目白押し。
Tourのシステムは面白い。自動的に参加できるチームと招待がないと参加できないチームがあります。
自動的に参加できるチームのカテゴリーはProfessional(またはPro Tour)と言います。前年度の活動や成績を考慮しUCIが決定します。新規のチームもいきなりProfessionalになれます。スポンサーの資金力とメンツで決まります。招待されるチーム(つまり「あんたら来てもよろしくてよ」的なニュアンス)はContinentalと言います。昨年インタビューしたGiovanni Viscontiのチーム(ISD Neri)はまさにこのカテゴリーです。
さて、2010年Tour de Franceで走ることができるのが、以下のチームです。

AG2R-La Mondiale (おフランス)
Astana (カザフスタン)
BBox Bouygues Telecom (おフランス)
Caisse d'Epargne (スペイン)
Cofidis (おフランス)
Columbia (メリケン)
Euskaltel (スペイン)
Française des Jeux (おフランス)
Footon-Servetto (スペイン)
Lampre (イタリア)
Liquigas (イタリア)
Milram (ドイツ)
Omega Pharma-Lotto (ベルギー)
Quick Step (ベルギー)
Rabobank (風車の国)
Saxo Bank (風車の国)

招待チームは以下の通りです
Radioshack (メリケン)
Sky (UK)
Katusha (ロシア)
Garmin (メリケン)
Cervelo (スイス)
BMC (メリケン)

もちろん、Tour deおFranceも見ますが、イタリアの景色の美しさに勝てませんね(笑)
Giro d'Italiaが走った道、山、街をもう一度走ってみたい。

2010年3月30日火曜日

Bonjour...

いいえ、Bonsoir.
はい、今日はおフランス語です。
実は、昨日終わったCritérium International 2010のおフランス語放送を見ています。今回、フランス領のコルシカ島で開催されました。
コルシカ島は地中海の4番目の大きな島であのお騒がせ皇帝ナポレオンがここで生まれました。自然が豊かで実に美しい島です。しかし平地がほとんどなく、サイクリストにとっては優しくない島です。
今回のレースの見所はいうまでもなくArmstrongとContadorの直接対決です。
しばしばこの二人このブログに登場しています。二人ともすごい選手で、昨年までは同じチームに所属してました。チャンピオン二人のあるチーム。。。問題は起こらない訳はないですね。
どのチームも普段はエースは一人いて、gregario(アシスト)と呼ばれる選手たちはエースのために全力を尽くします。チームのため、賞金のため、スポンサーのため(?)
結局、ContadorもArmstrongも優勝できなかったのです。優勝したのがDavid Millar というUK人。でも試合を盛り上げるには十分話題のある二人です。
やはり、敵視し合っている選手が出ますと、レースは楽しいものですね。
私も敵を見つけましょう(笑)

2010年3月7日日曜日

Toscanaの美しい景色♪

今日も雨ですのでインドアースポーツを楽しんでいます。
昨日早く寝てしまったので今朝はローラー台に乗って、自転車を漕ぎながら「モンテパスキ・ストラーデ・ビアンケ」を見ました。
ローラー台に乗りながらレースを見ることは危ないです!興奮しすぎて、バランスを何回崩しそうになりました(笑)
このレースは本当に美しくてつらいです。まずは199kmの内、ほとんど平坦な道はありません。トスカーナ地方の特徴でもある丘は、急な上り坂と下り坂の連続です。標高差はなんと!3000mです!ほぼ富士山と一緒でスプリンター殺しのレースです!さらに57kmに渡って舗装されていない砂利道(strade bianche:白い道)があります。
雰囲気はパリ・ルーベに似ていますが、大変さは3倍。

そうそう。レースを見ながらいつも思う事があります。イタリアの景色は美しいです
実況でもこの地方の美しさに触れ、この「白い道」をアスファルトから守る動きは活発になってきています。この地域を管轄しているシエナ市は景色保全法に基づき、アスファルト使用を規制するそうです。イタリアの諺でもありますように(chi bella vuole apparire, un po' deve soffrire)「美しさを保つために、ある程度の不便さを我慢しなくてはいけない」。
日本でも景色保全をもう少しやってほしいですね。物を壊し過ぎです(汗)


[レース情報]
距離:全199km(舗装されていない道路は57km)
標高差:3000m
参加チーム: 15チーム (115人)
優勝者: Maxim Iglinskiy (Astana)(またしてもイタリア人優勝ならず)

[テクニカル情報]
ホイール素材:ほとんどアルミニウム
スプロケット: 39-27(激坂対応)
チューブの太さ:24-25mm(6.5〜7気圧)
最大傾斜:18%


さて、この美しい景色との再開は5月のジロ・ディタリアと10月のエロイカです。
楽しみ、楽しみ。

2010年2月19日金曜日

チャンピオンの動き!

コンタドールやはりイタリアでもあの男の動きが注目されています。走っただけで、コンタドールが!コンタドールが!
さすが、ツアー・ド・おフランスの王者!
アルベルト・コンタドールはTeam Astanaに留まりましたが、スポンサー不在でチーム自体が消えるのではないかと疑われ、有力選手のほとんどがTeam Radioshackに流れ、チームの新構成が非常に心配されました。

しかし!!

ポルトガルで始まったばかりのヴォルタ・オ・アルガルヴェでいきなりアタック!スプリンターを混乱させ、グループをばらまけた。ステージに優勝を逃したものの、世界中のメディアを釘付けにしました。
彼の走りは粘り強く、まるでトレアド〜ルを見ているようです。やはり彼の走りは好きです!シブい!
実は、昨年の世界選手権でもそうでしたが、スペイン人の走りはあまり好きになれません。守りに入りすぎて、レース展開はつまらない。サッカーで言いますと、イタリアのカテナッチョ?
コンタドールは2008年のジロ・ディタリアを優勝しました。イタリア人として痛かったが、チャンピオンの動きは僕も気になります!
そのエネルギーはどこに隠しているか、教えてほしい!!!(笑)