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2010年10月4日月曜日

Peccato...

残念。。。
アッズッレはがんばりましたが、アッズッリはだめでした。今年もイタリア人は世界チャンピオンになれなかったのです。ノルウエーのウショフ(Thor Ushovd)は勝ちました。優勝候補だったカンチェッラ〜ラ、ジルベール、ファッラー、フレイレもだめでした。ポッツァートはがんばりましたが、4位でしたがBRAVO!
皮肉な事に来年ウショフのチームはなくなります。セルヴェロはガルミンのスポンサーになるからです。

今年の世界選手権は面白かったです。Radioline(無線)による情報伝達が禁止されたので、各国のチクリスタたちは大変だったそうです。
イタリア勢の場合、こう打って出た。ベッティーニ代表監督はスピードが出ない場所でレースに出られなかった選手を配置し、選手たちに情報を与える作戦に出ました。ま、メリケン勢以外はみんなイタリア語が話せるので、情報漏れは確実ですが。。。笑
勝てなかったものの、チームとしてベルギー、イタリアはよく働きました。

さて、今週末は富士チャレンジ200!
実は体は万全ではありません。先週は重い物を運んだら、左膝を痛めてしまいました。痛みはほとんど消えましたが、膝の内部にまだ違和感を感じますので、明日は病院へ行きます。
ま、ベスト記録は出ないと思いますが、完走を目指します♪

2010年10月3日日曜日

うしさんの変化♪


明日はいよいよ世界選手権!今日は仕事中でしたので、生中継が見られなかったが、明日は見ます!絶対見ます!なぜかと言いますと、今日はイタリア勢が勝ちましたから!アズーリではなく、アズーレのほうです。そう!女子が勝ちました!女性パワーはすごいですね。
さて、話しが変わりますが「うし」は自転車競技のルールを変えたようです。うしとは、UCIのことです(「うし」とは、UCI、国際自転車競技連合のことです。たまたま日本語モードでこの文字を打てば「うし」に変換されてしまう。嬉しいハプニングです)

チクリスモのルールは意外とわかりにくいので、ここで簡単に説明してみます。
そもそも多くのレースは存在している中で、2005年にうしは新しいルールを決めました。各チームの競技レベルを上げるためにPROTOURというカテゴリーを作りました。このカテゴリーに参戦できるチームは全世界で20だけです。成績や財政運営、ドーピングに対する取り組みなどの評価によって決定されます。一度入ったら、4年間居座れるシステムです。いわゆるエリートチームの誕生です。

UCI自身も運営にお金が必要という事で、テレビ放映権やスポンサーなどから多額のお金が入る仕組みを作りました。一括運営です。確かに合理的な方法です。
しかし、問題点はここにありました。A軍に入ったチームはパラダイス、B軍に落ちてしまったチームはかなり厳しい現状が待っています。そして、昔から存在しているレースも(クラシック、ミラノ・サンレーモ)の運営母体は猛反発しました(スポンサーを渡さんぞ!的な?)

さて、分裂を避けるために、うしさんは次のように決めました。
来年からPROTOURが廃止され、World Tourという新しいカテゴリーが生まれます。つまり、ProTourとしてスタートしたレースと昔からあるレースのカレンダーを統一させました。そんなメリットがある?
正直言って、よくわかりません。。。汗

2010年9月30日木曜日

Cancellaraはエンジン展開、Contadorは・・・


急ブレーキ!
カンガルーの地でカンチェッラ~ラがまたやってしまいました!やはり強い!
春の「エンジン疑惑」と関係なく、またTTに勝ちました。イタリアのDNAを持ちながら、スイスの心!微妙な感じがします(笑)
しかし、スペインからとんでもないニュースが飛び込んできました!あの無敵の勇者、コンタドールにドーピング疑惑が浮上!スペインのチクリスタたちはまた激震か?

ツール・ド・おフランス中で行われたドーピング検査に、コンタドールの尿から違反物質のclenbuterolo(クレンブテロール、充血除去剤や気管支拡張剤として処方される薬物らしい)が検出されました(微々たる量ですが)!本人によれば、スペインから来た牛フィレを食べた際に、牛からもらったもの。
チクリスタたちはめってに牛肉を食べません。脂肪分が多く、体重が増えるからです。肉といえば、脂肪分の少ない鶏肉か魚です。日本の場合は、豆腐や納豆でもいい。
しかし、その日はシュレックとコンタドールの差はわずか8秒でおそらくスタミナをつけるために食べたと思います。
結局、UCIから活動中止命令を受けてしまいました。本人は潔白を訴えています。
世界選手権も気になりますが、コンタドールの行方はもっと気になります!

2010年9月28日火曜日

LE COSE FACILI NON CI PIACCIONO


「我々は楽する事が好きでない」と、オーストラリア・バッララトで優勝したポッツァートは、今回のイタリア代表チームの意識について語りました。
言うまでもなく同感です。
私も楽な仕事、楽なコース、楽する事があまり好きではありません。すぐ飽きてしまうからです。
イタリア語で難しい仕事を避け、同じ事の繰り返しを好む人は「abitudinario」と言います。私はその反対です。新しいことに挑戦したくて、仕方がありません。失敗も覚悟しています。でもやってみないとわからない事が多すぎて、試したい事がまだまだ山ほどあります。日曜日の430kmもその一つでした。
明日、オーストラリア南のリゾート地でチクリスタたちの世界選手権がスタートします。全世界のワンレースのスペシャリストは集結しています。
コースはアップダウンが少ないものの、カーブが多くかなり危険です。まるでLiège-Bastogne-Liègeのオーストラリア版を見ているようです。
さて、現地はまだ冬です。最低気温6度、最高気温20度になればいいぐらい。さらに天気は急に変わる地域でもありますので、ホイル選択、服装、何もかも大変です。でもこれがチクリスモの世界。ツーリングと違って、楽して楽しめない。

アッズッリ、何を見せてくれるか!

2010年9月23日木曜日

35.1 → 16.0

昨日の朝、通勤で荒川を走りました。「ちょいと暑いなぁ」と思ったら、東京は35度でした(おまけに日焼けもしてしまいました)。今日は打って変わって、最高気温16度。。。
もちろん、大雨で自転車通勤を諦めました。
日本の天気は本当に大胆ですね。チクリスタたちにとってはなかなか強敵です。

さて、ヴゥエルタも華々しく終わり、チクリズモのニュースは世界選手権一色になりました。イタリアの場合は、あの独特で爽やかなブルーです。大好きな色です。なぜブルーがナショナルカラーになったかというと、150年前にイタリアを統一したサルデーニャ王国はの国旗の色でしたから。歴史って、面白いものですね。アズーリのサッカーユニフォームも同じ理由で青です。もちろん、両方持っています!
フォルツァ・イタリア!Forza azzurri del ciclismo!!!



下:昨年のナショナルジャージ

2010年9月22日水曜日

チームワーク


後10日でオーストラリアで世界選手権が始まります。
チームの枠を超えて、一つの国家を代表する強者が戦いに出ます。戦争は全部こうだったらいいのにね。武器は自転車かボールですから。
イタリア代表チーム監督のベティーニが言っています。

「Quando ero un atleta, trovavo tutto pronto, invece vedere cosa c'e' da fare per mettere nelle condizioni migliori gli atleti, e' un gran lavoro」

(訳:選手だった頃、何もかも用意されていた。しかし、今向こう側にいるので、選手たちはベストのパーフォマンスを出すために、ものすごく働かなければならない)
その通りですね。
スターたちばかり注目されていますが、彼らを支えるスタッフにはあまりスポットライトを当てません。私は色々な仕事をしている中で、裏舞台で働いている方とよく接します。その話しは実に面白い。冷静な目でトップスターを見つめて、助言したり、チーム全体の統一を保ったりします。選手たちはレースで精一杯ですからね(笑)
さて、ベッティーニ代表監督は選手として申し分のない人でした。頭の回転が早く、粘り強く、とても攻撃的なレース展開を好みます。
今年のイタリアはバランスよく、期待できるチームに仕上がっている(ように見えますw)。しかし、スペインもオーストラリアも手ごわい相手です!アウェーというハンディもありますが、面白いことにオーストラリアはイタリアからの移民が多く、応援団はきっと素晴らしいだろう。
今年は時差がほとんどないので、J Sportsでじっくり見てます!!!


追伸:5年前にメールボルンへ行ってきました。とてもいい街です。現地へ行きたいなぁ!!!

2010年9月16日木曜日

珍しく風邪をひきました

東京は真夏からいきなり秋になりました。
はい、珍しい事に鼻風邪をひきました。だるい。
それでも、チクリズモに情熱が燃え続けています。
さて、ヴゥエルタではNibali (Liquigas-Doimo)はがんばっています。もしかして、優勝???
ヴゥエルタで優勝した最後のイタリア人がMarco Giovannettiでした。それがちょうど20年前。そろそろ勝ってもらわないとね(笑)。

さて、スペインはしぶとい敵です。ツール・ド・おフランスで何回も優勝したコンタドールだけでなく、優秀なチクリスタが多い国です。今年も世界選手権にFreireが参加します。勝ったら、4度目の優勝です。Samuel Sanchezも参加します。最初は行きたくなかったそうですが、調子がいいらしく、自ら名乗りに出ました。
ということで、スペインナショナルチームは以下のようになるかな?
Oscar Freire (Rabobank)
Juan Manuel Gárate (Rabobank)
Imanol Erviti (Caisse d'Epargne)
Luis León Sánchez (Caisse d'Epargne)
Francisco José Ventoso (Carmioro NGC)
Samuel Sánchez (Euskaltel-Euskadi)
Carlos Barredo (Quick Step)
Joaquim Rodríguez (Katusha)
Haimar Zubeldia (Radioshack)

VentosoもJoaquim Rodríguezも調子がいい。やはり今年もスペインが手ごわい相手です。
スペインナショナルチームの伝統?と言える作戦があります。イタリアの倍ぐらい守りに入るチームです。最後の最後まで前に出ない。チクリスタとしてはいただけない態度ですが、勝つためならいい作戦です。相手を最後の最後まで働かせて、そして「いただき〜」と、前にスプリントします。
今年はベッティーニとの消耗戦がますます楽しみになってきました。

2010年9月8日水曜日

戦略的な追放?


サクソバンクのアンディ・シュレックはヴゥエルタから追放されました。びっくり!
彼もドーピングの疑いか?
いいえ、チーム規定違反による追放によるものです。
サッカーもそうですが、レース期間中に選手はルールを破ったらある程度の罰則が科せられます。違反は深夜帰宅と飲酒だそうです。厳しい処分です。
実は、戦略的な追放の可能性は高いです。
ジロ・ディタリアもそうですが、次のレースに備えるために、辞退するチクリスタが多いです。ジロ・ディタリアの次はツール・ド・おフランス。ヴゥエルタの次は、世界選手権!今年はオーストラリア・メルボルンで行われます。
すでに、多くの選手は辞退し、今月末に始まる世界選手権のために様々な準備を始めています。ベッティーニが率いるイタリアナショナルチームはリベンジとなるか?

2010年2月19日金曜日

チャンピオンの動き!

コンタドールやはりイタリアでもあの男の動きが注目されています。走っただけで、コンタドールが!コンタドールが!
さすが、ツアー・ド・おフランスの王者!
アルベルト・コンタドールはTeam Astanaに留まりましたが、スポンサー不在でチーム自体が消えるのではないかと疑われ、有力選手のほとんどがTeam Radioshackに流れ、チームの新構成が非常に心配されました。

しかし!!

ポルトガルで始まったばかりのヴォルタ・オ・アルガルヴェでいきなりアタック!スプリンターを混乱させ、グループをばらまけた。ステージに優勝を逃したものの、世界中のメディアを釘付けにしました。
彼の走りは粘り強く、まるでトレアド〜ルを見ているようです。やはり彼の走りは好きです!シブい!
実は、昨年の世界選手権でもそうでしたが、スペイン人の走りはあまり好きになれません。守りに入りすぎて、レース展開はつまらない。サッカーで言いますと、イタリアのカテナッチョ?
コンタドールは2008年のジロ・ディタリアを優勝しました。イタリア人として痛かったが、チャンピオンの動きは僕も気になります!
そのエネルギーはどこに隠しているか、教えてほしい!!!(笑)