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2010年11月13日土曜日

掃除♪

イタリアでマルコ・パンターニが1998年に勝ち取ったMaglia gialla(黄色ジャージ)は、ミラノで盗まれたらしい。うん。。。ひどい盗難ですが、マルコ・パンターニの人気は未だに劣らないものですね。
元々このジャージはパンターニ家がギザッロ博物館に寄付したもので、ミラノメッセで行われているチクロサロンで展示中でした。心当たりのある方は、Museo Ciclismo Madonna del Ghisalloまで返品してください、とのことです。

さて、イタリアで盗難騒ぎ、横浜でAPEC騒ぎ、自分の家でも騒ぎ。。。
ほぼ毎日使うきゃもんで〜るを2ヶ月ぶりに本格的に掃除しました。いやいや、汚れはひどかったのです。フレーム、ホイル、スポロケット、ペダルも外し、ゴシゴシと洗う。
出るわ、黒い油。。。
手が真っ暗、床に引いた新聞紙も真っ暗、服に黒い点が。。。
でも今は自転車はピカピカ!油を注油し、完了。
時間がかかりました、掃除は大事ですね。
みんなマメにやっていますか。

2010年9月6日月曜日

じてつ〜、じてつ〜


テレビを付けたら、自転車の話題♪
自転車通勤の特集でした。可愛い番組でノホホンとしていました。
「じてつ〜」は自転車通勤の略だそうです。日本人って、省略された言葉は好きですね(笑)
番組によれば、自転車通勤の定義があります。

時間:一時間以内
距離:15km以内

東京で言えば、丸の内を中心としたところで、23区をほぼカバーできます。
そして、Aisanの別府匠選手が登場し、ペーダリングのテクニック、サードルの高さ、事故対策などについて解説しました。

15km。。。自宅と会社までの最短距離です!見事に的中。しかし、この距離は短すぎるので時間が許す限り、朝の通勤はいつも20〜40kmにしています。夜は同じぐらいか、それ以上です。つまり、一日は最低でも40kmを走りたい訳ですね。
実は、東京の場合、ナイトサイクリングはお進めします。街灯が明るいということと、車の数は少なく、東京はとても走りやすい場所です。そして癒しの場所は多くあります。
私には3つあります。
1)羽田空港近辺の赤い鳥居、そこから飛行機の離着陸を眺めることで、色々な悪い考えは飛行機とともに去ってゆきます。
2)晴海埠頭から眺める夜のレンボーブリッジ。真夏でも、真冬でも息が詰まるほど美しい。
3)夏限定で南風が強い日には、大井埠頭南川にある橋から眺める東京湾と旋回して迫ってくる飛行機。。。なんとも言えません(場所は説明しづらくてごめんなさい)。

皆さん、じてつ〜を楽しんでいますか。

2010年8月19日木曜日

自転車泥棒



イタリアではこんなく暗~い映画がありました。戦後イタリアで生まれた「ヴェリズモ」という芸術技法(社会の現実を痛感に描写すること)は、イタリアの貧しい労働者の現実を訴えるために、息子のために自転車を盗むお父さんという悲しい話を映画にしました。
見る度に心が痛みますが、名作です。

さて、今は2010年。日本にもイタリアにも飢死する人はほとんどいません。SEX & THE CITYのような贅沢さえしなければ、普通に生活できます。
しかし、今日のやぷ~ニュースを見てびっくりしました。ロードバイク盗難の話でした。

最近、大都会を中心にロードバイクを狙った窃盗は相次いでいるようです。
確かにロードバイクは軽くて、分解しやすくて、捕らえやすいものです。私も一度、六本木でやられました(ボロボロでしたので、盗まれても大した利益にならなかったと思うが)。しかし、ここは大都会。変な人、苦労せずに働かずにお金を簡単に儲かりたがる人は少なくありません。窃盗は一番早い手段です。高級そうな自転車を狙えば、儲けは簡単です。トッポより、ベンツ狙うことと一緒ですね。
ヤフーオクなどで売買されているパーツの一部は盗難品だと友達に言われました。そうかもしれない。製造番号を消せば、誰のものかわかりません。

でも一番悲しかったことは、犯行を行った人は元レーサーだったり、自転車と縁のある人だったりします。本当に悲しいことです。
全記事はこちらです↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000657-yom-soci

2010年5月16日日曜日

富士山、再び!

今日はまた富士山に登ってきました。
今回は全自走です。つまり、自宅→富士山五合目→自宅を全部自転車で走りました。262km、悪くない。標高差3000m以上。。。

長い距離を走りますと、体は様々な悲鳴をあげます。乳酸がたまるだけではなく、腎臓や肝臓はものすごい負担がかかります。
今日は何年ぶりに右足の太ももを痙攣しました(イタリア語でspasmo muscolare)。ちょうど三合目を超えたところでした。原因はおそらくミネラル不足からです。それでも自転車を降りずに、力加減を左足とお尻にかけて、瞬時に天然の塩をなめて、スポーツドリンクでカバーしました。3分が経たないうちに痙攣は奇麗に消えました。
体は本当に不思議な機械ですね。

もう一つ。

長い距離を一人で走りますと、様々なことを考えます。
今日は「なぜこんな無茶までして走るのか」。
今年で私は42歳になります。プロ選手でもないし、年齢的にレースに優勝することは不可能です。カテゴリー優勝出来るかもしれませんが、男子40代・50代のトップになってもね。微妙な気持ちです(笑)。

それじゃ、なぜ走るのか!
やはり自己開発のためですね。
人間って止まってしまうとだめになります。面白くない人間になります。元気なおじ〜ちゃんとそうでないおじ〜ちゃんの違いは、好奇心と向上心の程度にあります。元気なおじ〜ちゃん
はいつも勉強しています。憧れます。
自転車で走り続けることで、新しい場所へ行けるだけでなく、新しい出会いはたくさんあります。
だから自転車はやめません。というより、スポーツをやめられません。

さて、今もジーロを観戦しています(イタリア語放送で♪)
ゴールは山の中。今日と一緒じゃん(笑)

2010年5月13日木曜日

ITALIAからの嬉しいプレゼント

ジロ・ディタリアさきほど会社に小包が届きました。弟からです。
「あれ?珍しい。。。」
開けたら、びっくり!なんと、サンティーニ製のGiro d'Italia 2010ウエアー、一セット入っていました。
弟と私は身長も体重も一緒ですので、サイズはピッタシです。
イタリアからの素敵なプレゼントにうっとり(笑)
ジャコモ、ありがとう!グラッツィエ!!!

2010年4月18日日曜日

ヤビツ峠へ行ってきました!!!

ヤビツ峠、ヒルクライム久しぶりの晴天。
友達とヤビツ峠に登りました。

ビデオ編集ができました!!!
今日は第一部を公開します。



さてさて、友達のTTさんとヤビツ峠へ行ってきました。
東京近辺で割と有名な峠で、ヒルクライム(salita自転車による山登り)とダウンヒル(discesa自転車による山下り)を練習できる場所として人気があります。
私の課題はダウンヒルの恐怖を克服することです。高校生の時に派手に転んだ以後、下りは下手です。
でも、今日は違っていました。
アルミフレームのロードバイクとフールカーボンのロードバイクとは天国と地獄の違いです。カーボンだと、振動を吸収してくれるのでとても安全にカーブをアタックできます。
後は、体重移動ですね。
恐怖心が働きますと、体が固くなり、重心が高くなります。それで遠心力の影響でコーナリングはうまくできません。まだまだ練習が必要ですね。
今日は追い風の助けもあり、時速40〜50kmを普通に出しました。車を運転していた人から不思議な目で見られていました。壮快♪

ビデオを3回にわけてアップします。
それでも、Giro di Turchia, Moser, Contador, 話題が多いので、このブログでは書ききれまえん。どうしましょう。。。汗

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Dopo la nevicata di due giorni fa, finalmente l'inverno ha deciso di lasciare lo spazio alla primavera! Evviva!
Approfittando del bel tempo, sono andato al passo di Yabitsu, a circa 70 km da Tokyo con un mio amico. Yabitsu e' un passo con alcuni strappi interessanti, ma come tutte le montagne vicino a Tokyo, niente di impegnativo.
La cosa piu' bella e' che in cima c'erano ancora i ciliegi in fiore, un vero spettacolo della natura (a dire il vero, quasi tutti gli alberi di ciliegio che si vedono in Giappone sono stati creati negli ultimi 200 anni).
Questa volta e' stato un bell'allenamento di 150 km. Domenica prossima ho la gara di triathlon all'isola di Ishigaki, Okinawa. Almeno la bici andra' bene (ha ha ha).

2010年4月16日金曜日

物の値段。。。


今日スーパーへ行って春キャベツの値段を見ました。びっくりしました!
298円!高っ!




先日、自転車ショップでPinarelloのPrince (Dura Ace Di2仕様)を見ました。びっくりしました!
990,000円!安っ!

物によって価値観は本当に変わりますね。怖い。

2010年3月28日日曜日

リッカルド・リッコの復帰を考える

リッカルド・リッコは復活しました!!!
2008年ツール・ド・おフランス中にアンチドーピング検査に引っかかり、2年間出場停止処分を受けていました。そのために所属チームも消滅(フランスのSaunier Duval-Prodir)!
彼が使用していた物質の名前はCERAという。「Continuous Erythropoietin Receptor Activator」の頭文字を取ったこの薬は、もともといい薬です。貧血治験薬で赤血球の骨髄での産生を刺激し、赤血球数が増えます。巨人な持久力を必要する自転車競技の世界では魔法のような薬です。赤血球の数が増えれば持続的に酸素が筋肉に運ばれ、疲れ知らず!
僕も使いたい!と言いたいところですが、これは立派な違反です。自分の本当の疲れを誤摩化すまで勝ちたいと思わない。
ドーピング汚染は自転車のみならず、スポーツの世界全体に広がっています。

2008年で違反が見つかった選手は以下の通りです。
Emanuele Sella
Riccardo Ricco'
Leonardo Piepoli
Bernhard Kohl
Davide Rebellin
Stefan Schumacher
2009年はDanilo Di LucaとVania Rossi (Riccardo Ricco'の妻)などなど

さてと、トライアスロンまで4週間!もっとランを鍛えないと。。。

下記は新しく購入したヘルメットカメラの威力映像!
期待以上の効果!
サイクリング映像撮影はますます楽しくなります。

2010年3月24日水曜日

VELOCISTA

ロードレースは面白いスポーツです。
チーム戦なのか、個人戦なのか、よくわからない時があります。早い人もみんなの力を借りないと勝てません。どのチームも無線を使っていますので、昔のようなレース展開は不可能になりました。
レースによって、チーム構成によって勝てる人は決まっています。
さて。平坦な道の場合、誰が一番強いですか。もちろん、ヴェロチスタです!

VELOCISTA
ヴェロチスタ、イタリア語の形容詞veloceから来ています。意味は「速い」です。あの有名なコーヒーショップチェーンがありますよね?Cafe Veloce。「速いコーヒー」の意味です。
フランス語でvelocistaを言いますとSPRINTEUR(スプリンター)となります。
スプリンターは決して万能の選手ではありません。ヒルクライマーより体重が重く山は苦手です。だいたいの体重は80kg。私の体重は70kg前後ですので、ヴェロチスタとして不向きです。肉の付け方もだめです。
ヴェロチスタの特技はvolataです。ヴォラータとは、ゴール直前の200−300mを一気に全力で走ります。一気にエネルギーを爆発させます。究極の無酸素運動。その時は最高時速65-70 km/hという驚異的なスピードに達します。
ヴェロチスタは割と弱い存在です。チームのTRENO(列車)がないと、勝てません。一人の力じゃ、どうしようもないです。
人生その物ですね。人はどんなに強がりでも他人の手助けなしでは生きられません。
ですから、チクリスモは好きです。

さてさて、チームの中での自分の役割はなんですかね。

2010年3月20日土曜日

いよいよミラノ・サンレーモ

でも私は東京・熱海です!
日曜日の夜また更新します!

2010年3月14日日曜日

TOKYO --> UENOHARA --> TOKYO

上野原からののヒルクライム今日はチームのメンバーと3人で山に挑みました。自宅→八王子→上野原→甲武トンネル→立川→自宅。
140kmのコースでした。残念ながら一人が膝の調子が悪く、タイムを気にせずゆっくりとしたスピードで走りました。
でもこれも新しい発見でした。スピードダウンをすることで、案外とエネルギーを使いますね。ヒルクライムはささっとやって、ささっと終わる事はベストですね。
今日は晴天で雪の影響はほとんどなく、自転車を汚さずに走れました(笑)

山って、サイクリストにとっては避けるなら避けたいコースです。登ると苦しい。下るとスピードが出て危ないものです。でも私にとっては楽しい。下りへの恐怖心だけを克服すれば、もっと強くなれます。
この時期の山間部コースの一つの問題点はやはり花粉です。
風でマスクが飛ばされ、花粉をいっぱい吸い込んだ結果、予想通り、呼吸が苦しい。今夜はきっと寝られませんね。。。汗
ああ、この時期に限って日本を脱出したいです(笑)

Tirreno-Adriaticoもすごいことになっています!明日は報告します!!!


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Finalmente sono riuscito a fare un bel giro in montagna con alcuni amici. Ho affrontato un corso che parte da Tokyo passando per Hachioji, Uenohara (strada statale 20), il tunnel di Kobu per arrivare a Tachikawa e a casa. In tutto un bel percorso di 140 km, uno dei pochi in cui non si deve lottare contro il traffico.
Purtroppo uno dei miei amici aveva male a un ginocchio, quindi per aspettarlo non abbiamo fatto degli esercizi come avevo previsto. In compenso, ho imparato una cosa. Quando si sale in montagna, piu' ci si mette tempo, piu' vengono a mancare le energie. Un corso montagnoso e' meglio finirlo il piu' presto possibile per non rimanere a corto di zuccheri.
Il tempo era meraviglioso senza una nube in cielo e poca neve per terra, ma le montagne giapponesi in questo periodo sono tabu' per me. C'e' troppo polline di cipresso giapponese che vola, quindi ogni volta che mi ci avvicino gli occhi si infiammano, mi si tappa il naso e non riesco piu' a respirare. Ahime', mi ci vorranno due giorni per riprendermi (ha ha ha)

2010年3月5日金曜日

イタリアでのサイクリング♪

このビデオはイタリアで撮影しました。ずっと天気が悪かったので動画はほとんど撮らなかったのですが、元旦に地元実業団チームのメンバーと一緒にヒルクライムに行きました。
寒かったです!!!
でもやはりイタリアで走ることは楽しい。車はほとんどありませんから!(笑)


撮影にはこれ↓を使いました。スポーツシーン撮影ならXactiはベストです!
SANYO デジタルムービーカメラ Xacti SH11

2010年3月2日火曜日

MONTEPASCHI STRADE BIANCHE

モンテパスキ3月のトスカーナ地方はまだ寒い。日本で言いますと、福島県や宮城県のような寒さです。
ちょうどこの寒〜い3月にキャンティ地方を自転車が走ります!

MONTEPASCHI STRADE BIANCHE(モンテパスキの白い道)とは、シエナ・トスカーナ地方で行われるUCI Europe Tourの公式レースです。歴史は浅く、3年前に誕生したばかりです。
このレースはとても面白いです。コースの60kmは舗装されていない砂利道だからです。つまり、一種のParis-Roubaix(パリ・ルーベ)のようなレースですね。さらにトスカーナ地方の独特な地形を特徴とする「muro(ムーロ:急な上り坂)」が多いということです。マウンテンバイクならたまらないコースですね。
新しいレースなのに、多くの有力選手が出場します。EVANS, CAVENDISH, CANCELLARA, POZZATO, BALLAN、LOFKVIST(昨年の優勝者)。本当にハラハラドキドキします!
さて、土曜日は美しきトスカーナのレースを見ながらキャンティでも飲みますか。
本当は私も挑んでみたいコースの一つです(笑)

■ ■ ステージ詳細はこちら ■ ■





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Sabato si terra' la quarta edizione della Montepaschi Strade Bianche, una nuova "classica" italiana, anzi Toscana. Come avevo gia' scritto in un altro articolo, guardare le gare che si svolgono in Italia e' un piacere, il paesaggio e' veramente bello. Se avessi tempo prenderei anch'io la mia bicicletta per farmi una bella scampagnata sulle colline del Chianti.

2010年2月28日日曜日

テレビ観戦

今朝は霙まじりの冷たい雨でしたので、自転車の練習をやめました。雨が嫌いな訳ではないですが、風邪をひいたら仕事に支障が出るという事を避けたいものです。基本的に寒い時はワーミングジェルを体に塗れば簡単に寒さから体を守る事ができます。
結局、今日は愛車のマジェスティを修理に出したり、自転車を手入れしたり、テレビを見たり。。。
そう。天気が悪い時はテレビをよく見ます。特に、ロードレース。
実はロードレースはとてもつまらないものです。自転車に乗って黙々とがんばる選手たちを見る事が決して楽しくないし、マラソン観戦に似ています。コメンテーターがなければ、退屈そのものです。
イタリアの場合はスポーツコメンテーターは面白い。選手たちやコースを紹介したり、レース展開を分析したり、批判したりします。勉強になります。
個人的にレースのもう一つの楽しみはイタリアの景色を見る事です。ジロ・ディタリアなどと言った大型ロードレースは色々な場所を走ります。美しい町が多くて毎回行きたくなってきます。昨日終わったジロ・ディ・サルデーニャの主催地はまだ行った事がありません。本当に険しくて美しい島です。自転車を持って、走って行きたい場所の一つですね。


ジロ・ディ・サルデーニャ最終ステージの結果
1. Alberto Loddo (Androni-Diquigiovanni)
2. Alessandro Petacchi (Lampre-Farnese)
3. Oscar Gatto (Isd-Neri)

総合優勝
1. Roman Kreuziger (Liquigas-Doimo)
2. Horner (RadioShack)
3. Voeckler
4. Brajkovic
5. D. Caruso
6. Niemiec
7. Scarponi
8. Pozzovivo
9. Salerno
10. Visconti

2010年2月24日水曜日

相変わらず、イタリア!

ジロ・ディ・サルデーニャ昨日ジロ・ディ・サルデーニャが始りました。
昨日予約していた放送を見ようと思ってPCをつけたらバンクーバー冬季オリンピックの映像が流れます。。。

え?おかしいよ!!!

早送りしても、ずっとバンクーバー五輪!
国営テレビのテレビ番組表を確認したら予約は間違っていないはずです。やられたぁ!実はイタリアの場合はこのようなケースが多いです。番組表と実際に流れる番組は全然違います。前の番組の延長放送で後の番組の放送時間が伸びて、朝からスケジュールが狂ってしまいます。
残念です。ジロ・ディ・サルデーニャは短いレースですが、ジロ・ディタリアを占う面ではとても大事なレースです。イタリアのチームは本格的に動き始めるからです。
第一ステージの結果は以下の通りです。

1.Francesco Gavazzi (Lampre)
2.Oscar Gatto (ISD)
3.Giovanni Visconti (ISD)

嬉しいことにISD Neriのヴィスコンティはがんばっています。
当てにならない番組表を信じて、もう一度予約を入れておきます。

さて、イタリア通でない方のためにサルデーニャ島を紹介します。
地中海に浮かぶ大きな島で、イタリアの領土。経済はほとんど発展していないために主な産業は観光と農産物です。サルデーニャ近海で捕れるマグロも日本で輸出されます。
沖縄によく似ています。独自の文化を持ち、独自の言葉を持ち、独自の食べ物もたくさんあります。一番ユニークな食べ物は「蛆虫チーズ」です。そう!あの小さくて可愛い蛆虫ですよ!生きたハエの幼虫とチーズを丸めて口へ直接ぱくりと。名前もまずそう:「casu marzu」。サルデーニャ語で「腐ったチーズ」。ぐえ~!

聞いた話ですが虫に食べられたペコリーノチーズはゴルゴンゾラチーズに似ていてクリーミーで実においしい。癖になる逸品です。レースは前は禁物です(笑)
詳しくはこちら:http://www.youtube.com/watch?v=vZ_-JzM-YQg
(英語のみ)

レーサーにとってはこの島はとても魅力的です。起伏が激しくてきついコースが多いです。一度私も行ってみたい島です。
みんなと一緒にイタリアで練習したいですね。

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Mettero' l'italiano on-line tra poco...
(...scriveva Ciclista in Giappone due giorni fa). Beh, meglio tardi che mai.

E' finalmente cominciato il Giro di Sardegna. E' una gara che ci tengo a vedere perche' e' possibile pronosticare la preparazione fisica degli atleti in vista del Giro d'Italia.
Dato che abito a otto ore di fuso orario dall'Italia, per vedere le gare devo registrarle e per poi gustarmele a casa il giorno dopo quando torno dal lavoro.
Ebbene, poter vedere le gare e' come azzeccare i numeri del lotto: qualcuno lo indovini, la maggior parte no. Mi spiego meglio. La maggior parte delle volte non riesco a vedere neanche una gara a causa delle informazioni errate dei palinsenti televisivi presenti su Internet.
Insomma, il disservizio delle TV italiane si fa sentire anche qui dall'altra parte del mondo.
Per fortuna c'e' Internet per informarsi.

2010年2月19日金曜日

優勝の意味は?

先を逃げて、逃げて、逃げまくって、最後の100メーターで追い抜かれて負ける!
けっこう凹みますね。
チクリズモでの世界では日常茶飯事です。私は試合の時だけではなく、ロングライドに出る時はよく味わう気持ちです。長い距離に渡って先頭を引いて、スピードを上げて、グループをばら撒いて、最後の最後はエネルギー不足でダウン。
ポルトガルで行われているVolta ao Algarveで、逃げまくっていたヴィトリア選手は最後の100mで捕られ、第2ステージの優勝を逃しました。どれだけ悔しかったでしょうね。

チクリズモは本当に面白いスポーツです。人生感そのものをうまく表しています。
先頭を走っている者はつらくてつらくて、後方の選手までの距離を意識しながら全力でゴールに向って走ります。
後者は確かに楽です。前の選手の風の恩赦を受けながらその動きを観察し、その戦術を見抜いて、最後の最後まで我慢して、ゴール直前に一気に前に出ればいい。はい、優勝。

結果のみを重んずるプロスポーツの世界では試合は一つの心理ゲームですね。前に出たら負け!つまり我慢することに意味があります。後者は大体有利です。
しかし人生の場合はゴールがないので、最後まで先頭を引かなければなりません。親は子どもの先頭を引いて、子どもが親となったら今度引く番となります。
私の性格上は後ろで我慢するよりも前に出たい気持ちが強いです。怪我をしながらも色々な可能性を探りたいからです。走り方にもこの考え方は反映されています。
やはり、チクリズモは興味深い。

------------------------イタリア語-------------------------
Ieri in Portogallo si e' effettuata una tappa interessante del Volta ao Algarve. Il corridore Vitoria, dopo essere stato in fuga per diversi kilometri, e' stato ripreso dal gruppo e ha visto sfumare la vittoria proprio a una manciata di metri dal traguardo. Chissa' quanto avra' pianto.
Il ciclismo assomiglia alla vita.
Il ciclista che tira il gruppo e' colui che fatica di piu', inoltre corre con lo stress psicologico di essere sorpassato e conta spasmodicamente la distanza che lo separa dall'arrivo.
Chi sta dietro, invece, se la passa meglio. Ha un punto di riferimento, puo' studiare l'avversario, capire se e' stanco o no e in prossimita' del traguardo, sorpassarlo in volata.
Nel mondo agonistico di sport duri come il ciclismo, l'avere pazienza e' un aspetto fondamentale per vincere.
Questo succede anche nella vita. E' facile studiare e copiare cosa fa il pioniere, sicuramente si possono fare cose anche migliori. Ma non e' questo il mio stile di vita. Io preferisco farmi avanti, sbagliare, ferirmi, provare vie mai percorse prima. Forse sbaglio, ma almeno ci ho provato.
Questo pensiero viene riflesso anche dal mio modo di correre. Anche se non vinco, mi ritengo soddisfatto perche' ce l'ho messa tutta.
Il ciclismo e' proprio interessante.

2010年2月18日木曜日

外車症候群

カノンデール恥ずかしいことながら、イタリア人なのにイタ車に乗っていません。
Bianchi, Cinelli, Colnago, De Rosa, Gios, Kuota, Pinarello, Wilier...
格好いいイタ車が多い中で、私が選んだのがアメ車のCannondale CAAD9 (Diadoraカラー)、とフラ車のLook 585 (team color)...
実はイタリアンブランドのロードバイクを買う事に少し抵抗を感じます。格好いいし、値段もそこそこだし、性能もいいにも関わらず、Cannondale, Cervelo, Lookのようなブランドに目が行ってしまいます。
もしかして、これって「外車症候群」の一種?
日本人の中でも、外車に憧れる人が多いです。トヨタや日産を買うよりも、ベンツやアルファロメオ、フィアットを買いたがる気持ちに似ているかもしれません。
多分イタリアで見飽きれるほどイタ車を見たので、いつの間にか違う国のブランドを好むようになりました(笑)。
結局、イタリア製で使っているのが、ホイルぐらいです。そしてSidiのシューズ。

今日の内容はイタリア人が読んだら怒りそうですので、日本語のみにします(笑)

2010年2月14日日曜日

列車のやり方をを考える。。。

今日は練習でチームのメンバーと3人で小田原まで行ってきました。往復210kmのコースで、行きも帰りも追い風。ラッキー!実は熱海まで行く予定でしたが、メンバーの一人が体の不調を訴えたため小田原で折り返ししました。

ロードバイクの練習は色々あります。
1)長い距離を走ること(筋力強化)。
2)数人で走ったら、一列になって交代をしながら高いスピードを維持すること(レースの基本)

実は列車を組むことはとても危険な行為です。スピードは40〜50km/h。前の人と数センチしか離れてないため、視界はゼロ。つまり先頭の人しか前方を見る事が出来ない。責任は大きい。練習は一般道でやっているために信号あり、もちろん歩行者あり、路肩で駐車している車あり、逆走ママチャリあり、ガラスの破片あり。。。ブレーキのタイミングとかけ声を間違えたら、確実に大きな事故につながります。

関東ならでの問題もあります。道が非常に狭くて、交通量が多い
列車は30秒〜1分の感覚で先頭交代をしながらやるものですので、交代するための物理学的なスペースがない。道にはみ出だしてしまえば車とぶつかるし、交通のじゃまにもなる。
イタリアと全然違う。
色々考え、こういう結果にたどり着きました!「信号待ちしたら交代するタイミングだ!」と。
今日は始めて試してみました。感触は悪くない。もう少しこの路線で練習を行ってみます。

首都圏は便利ですけど、アウトドアースポーツに向かないですね(笑)

2010年2月12日金曜日

3月のレースカレンダー

3月でイタリアで開催されるレースのカレンダーが発表されました!!!
レースシーズンはいよいよ本格的にスタートします。
さて、注目のレースは以下の通りです。

3月6日(土)
Montepaschi Strade Bianche Toscana(トスカーナ州)
15チーム
Acqua&Sapone-Mokambo (イタリア)
Ag2r La Mondiale (おフランス)
Androni-Diquigiovanni (イタリア)
Astana (カザフスタン)
BMC (メリケン)
Cervelo Test Team (スイス)
Garmin-Transition (メリケン)
Isd-Neri (イタリア)
Lampre-Farnese Vini (イタリア)
Liquigas-Doimo (イタリア)
Omega Pharma-Lotto (ベルギー)
SKY Professional (英国)
Team HTC-Columbia (メリケン)
Team Katusha (ロシア)
Team Saxo Bank (人魚姫の国)

3月10〜16日
Tirreno-Adriatico (45回目のレース)
22 チーム
Acqua&Sapone-Mokambo (イタリア);
Ag2r La Mondiale (おフランス);
Androni-Diquigiovanni (イタリア);
Astana (カザフスタン);
BMC (メリケン);
Caisse d'Epargne (スペイン);
Cervelo Test Team (スイス);
Colnago-Csf Inox (アイルランド);
Euskaltel-Euskadi (スペイン);
Francaise des Jeux (おフランス);
Garmin-Transition (メリケン);
Isd-Neri (イタリア);
Lampre-Farnese Vini (イタリア);
Liquigas-Doimo (イタリア);
Omega Pharma-Lotto (ベルギー);
Quick Step (ベルギー);
Rabobank (風車の国);
SKY Professional (英国);
Team HTC-Columbia (メリケン);
Team Katusha (ロシア);
Team Milram (ドイツ);
Team Saxo Bank (デンマーク).


3月20日(土)
Milano-Sanremo(歴史あるクラシック!!!)
25 チーム
Acqua&Sapone-Mokambo (イタリア);
Ag2R La Mondiale (おフランス);
Androni-Diquigiovanni (イタリア);
Astana (カザフスタン);
Bbox Bouygues Telecom (おフランス);新城幸也選手の出番よ!!!
BMC (メリケン);
Caisse d'Epargne (スペイン);
Carmiooro-Ngc (英国);
Cervelo Test Team (スイス);
Colnago-Csf Inox (アイルランド);
Euskaltel-Euskadi (スペイン);
Francaise des Jeux (おフランス);
Garmin-Transition (メリケン);
Isd-Neri (イタリア);
Lampre-Farnese Vini (イタリア);
Liquigas-Doimo (イタリア);
Omega Pharma-Lotto (ベルギー);
Quick Step (ベルギー); ボーネンが強い
Rabobank (オランダ);
SKY Professional Ct (メリケン);
Team Htc-Columbia (メリケン);
Team Katusha (ロシア);
Team Milram (ソーセージの国);
Team Radioshack (メリケン);
Team Saxo Bank (デンマーク)シュレック兄弟に注目

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当然ながらイタリア勢を応援しますが、個人的にボーネンとシュレック兄弟の活躍は非常に気になります。ボーネンは所属しているチームクィックステップはベルギーです。この国は面白い!いつでも分裂しそうで、スポーツを通して統一を保とうとしています。あ!ゴディーヴァもベルギーですよ!イタリアのチョコは負けるな。
昨年発足したばかりのISD Neriも気になるチームの一つです。
ヴィスコンティくんの走りはどうなるかな?

Il calendario delle gare di quest'anno e' stato pubblicato ieri sulla Gazzetta dello Sport. Abitando all'estero oltre a fare il tifo per le squadre italiane, si hanno molte possibilita' di avere informazioni su altre squadre e atleti.
Personalmente mi interessano i fratelli Schleck e Boonen. Sono degli atleti che meritano di essere seguiti.

2010年2月10日水曜日

チクリズモはイタリアの国技!

バッレリーニ昨日、亡くなったバッレリーニ選手の葬儀がイタリアで行われました。
ジモンディ、モゼル、サッロンニ、チポッリーニ、ベッティーニ、クネゴ、歴代のチャンピョンの他に、リッピ(イタリアサッカー代表監督)、バリラ(あの有名なパスタの会長)を含め5000人以上のファンは参列し、最後の挨拶をしました。
これを見ますと、チクリズモ(サイクリングスポーツ)の凄さを感じます。イタリア人の血脈の中でサッカーだけでなく、汚い、危険でつらいチクリズモへの憧れが流れています。国技ですから。

もうひとつ。
2年前この作品に出会えました。「茄子 スーツケースの渡り鳥」
アニメですが本当にうまくできた作品です。
みんな是非とも見てください!!!

日本人も!がんばれ!!!