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2010年7月1日木曜日

7月になりましたので、

ラッキーカラーはピンクから黄色に変わりました。
そうそう、ツール・ド・おフランスの季節になってきました。しかし、フランスから帰ってきた友人から変な知らせがありました。
ミラノは30度を超える暖かさのに対し、おフランスはかなり寒いのようです。パリは10度しかなかった、だそうです。
日本は梅雨の真っ最中で毎日湿気との戦いが続いている中で、夏の真っ最中であるはずのヨーロッパでも天気は少し不安定のようです。選手たちはかわいそうです。
暑すぎると、確かに走りにくいです。夏で行われる自転車競技の場合、選手は1時間で1lの水を失うわけで、アシストは大忙し!Vueltaも非常に暑いので、このレースを嫌う選手も少なくはありません。
寒いときは700ccぐらいの水は飲みますが、別の敵があります。体温調整です。風邪が引きやすくなりますし、レースをリタイヤーする選手も多くなります。

私からみれば、ツール・ド・おフランスは、ジロ・ディタリアと性格は少し異なるようです。
おフランスでは道が広いために、逃げ集団はほとんど作れません。レース全体はスピーディーです。ですからスプリンター有利のレース展開が多いです。バッソはスプリンターではないので、ジロとツアーのバブル優勝は少し厳しいかな?
Contadorもスプリンターとして弱いですが、クロノマンとしても、ヒルクライマーとしても、
すごく強い選手です。ですから、TTと山間部でがんばれば時間を稼いで優勝を狙う事ができます。もちろん、昔のチームメートArmstrongとの直接対決は楽しみです。

さて、土曜日からまた不眠が始まります!
フォルツァ・イタリア(勢)!!!

2010年5月9日日曜日

始まった、始まった!ジロ・ディタリア!!!

イタリア最大の自転車競技イベント、ジロ・ディタリアが始まりました。嬉しい!!!
今年のスタートはオランダで、ゴールはロメオとジュリエッタのヴェローナ市。
ジロ・ディタリアは文字通り「イタリア周遊ツアー」なのに、オランダスタート!
実は、ヨーロッパでのグランツアーは隣国からスタートすることが多いです。その土地でロードレースを知るための大事な機会ですので、いい事だと思います。いつも驚くのが、道を埋め尽くす人びとです。オランダでも町中が仕事をやめ、選手たちを応援しています。日本でもこうなればいいですね。
昨日のタイムトライアルに続き、今日はAmsterdaam-Utrechtです(210 km)。
Pellizzottiは出場停止になったことで、イタリア勢にとってはかなりの痛手です。優勝有力の一人だっただけに、悲しいことです。
意外と調子がいいのが、同じLiquigasのIvan Basso選手です。
Bassoは変わった弱点があります。コーナリングはきらい。濡れたアスファルトもきらい。つまり雨の多いオランダの気候は彼向きではないですね(笑)。しかし、昨日のタイムトライアルはとてもよかったです。トップから10秒差。その上、余裕のコメント「Sono contento, non tanto per il tempo ma per le sensazioni. Il giro e' partito bene sono molto soddisfatto.(とても嬉しいです。タイムの結果ではなく、感覚的に。ジロは良いスタートを切りました。本当に満足しています)」と!
さて、今日の優勝者は誰でしょうか!Volataで終わるので、 Graepel, Farrar, Petacchiかな?
楽しみにしています。

追伸
今日は和田峠へ行ってきました。やはりきつかったです!