2010年6月22日火曜日

面白かったけど、現実は厳しい!

Giro di Svizzera(ツール・ど・スイス)もGiro Bio(Under 27プロの卵)も終わりました。やっと普通の生活に戻ります。
と言いたいところですが、サッカーワールドカップはまだ残っているのではありませんか。7月いっぱい寝不足が続きそうです(笑)
さて、今年は同時に開催された両レースを見ることができてとても面白かったです。
年齢と経験はまったく異なるレースだっただけに、どっちを見ても飽きないものでした。片方はベテランの安定さ、一方、ジロ・ビオは若さにあふれる走りでした。スプリントにスプリントにスプリントのオンパレード。

Giro di Svizzeraは事故が多発し、Cavendishのゴール手前の転倒シーンは一番印象に残りました。
Giro Bioはチーム出場停止で始まりました。まずはロシアのチームの書類不備による参加資格停止処分、そしてBruno Leali(元イタリアチャンピオン)が率いるLucchini Unideltaチームによる薬物隠し疑惑による出場停止。
どのスポーツにもいわゆる「スペシャルドリンク」は認められます。しかし、多くのドーピング疑惑のあったプロサイクリストの世界では、申告義務があり、自転車連盟から認められたら問題なく使用できます。
「隠した」ことが問題視され、出場停止処分を受けました。選手たちはお気の毒ですが、しょうがないですね。
ジロ・ビオでは、以下のルールは定められている。(一例)
■ 使用させる薬の申告の義務化
■ 医者同行の義務化(サンプリング形式で選手を指定)
■ 選手たちの集団行動の義務化
■ レース後のアスリートとスタッフの接触は密室では禁止

以上のルールはアマチュアーの世界。
プロの世界はもっと厳しいものです。

さて、来週末はツール・ど・おフランス!!!
不眠、不眠♪

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