元王者、ランス・アームストロングのドーピング疑惑の波紋で自転車競技はかなり荒れています。
マイナスイメージが先行し、オリンピック競技から排除される危険性も高まってきています。あまり嬉しくない動きです。
不思議な事に、近年のマスメディアの過剰な報道によってドーピングと自転車競技は強く結ばれているような気がします。まぁ、これだけ世界中で人気のあるスポーツですので、仕方ないと思います。
しかし、どのスポーツよりもクリーンであるはずです。こちらのデータを見ますと、自転車競技は他のスポーツと並ぶぐらいドーピングのケースは少ないです。
古代オリンピックが始まって以来、人間は体力を高めるために様々な知恵を絞りました。トレーニング方法をはじめ、食事療法、おまじない、神頼み、呪い、覚醒症状を起こす麻薬の使用等。。。
2012年ロンドンオリンピックでは小柄な中国人女子水泳選手は、大柄なアメリカ男性選手と比べて、クロールが早かったという不思議なこともありました。
人は勝つため手段を選ばない。国家のために、名誉のために、性別を捨て、人生も捨てる人もいます。でもその人たちは別の次元に生きていて、勝負、いや優勝そのものは生きる意義です。
残念な事にドーピング、八百長、妨害行為など、スポーツ業界だけでなく、経済界、政界、PTA、学校、部活。。。社会の隅々まで浸透しています。その不法行為をただし、クリーンな世界を作り上げるのも人間、私たちです。
これからの自転車の進化は気になります。下記の古いCMのようにどのように成長するか、楽しみです。
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