2011年12月4日日曜日

12月はプレゼントの季節



日本では街の夜はクリスマスのイルミネーションで美しくなってきています。東日本大震災後の電力供給がなんとか落ち着き、昨年と比べてそんなに派手ではありませんが、美しい夜景を作ってくれています。もちろん、震災地ではまだそんな余裕がない場所がいっぱい。
イタリアでは12月8日よりイルミネーションが一斉に点灯され、クリスマスが近づいているよ、と教えてくれます。
そこでプレゼント合戦が始まります。今年はどんなプレゼントをしようかとイタリア人がみんなそわそわします。日本人もお歳暮ギフトで同じようにわくわくしているかな?

私もクリスマスプレゼントを買います。最近、よく本を贈ります。デジタル時代ですが、やはり紙の持っている力は比較にならないほど大きい。
自転車も一緒だと思います。電気をエネルギー源とする自動車、スイッチ一つで玄関まで出迎えてくれる自動車、衝突事故を避けてくれる自動車。ドラえもんのポケットから出てくるような魔法の自動車は現在、東京モーターショーで見られます。
一方、自転車は人間自身がエンジンで、ブレーキのタイミング、エネルギー供給は全部本人次第です。とても原始的でわかりやすい構造。そしてすべての責任は自分にあります。言い訳は聞かないのが自転車という乗り物です。とてもアナログです。
だからアナログ的なものを好みます。贈り物にします。
まずはこれ↓


以前にも紹介しましたし、自分のためにも買いました。会社にもおいてあります。
ジロ・デ・イタリア薔薇色の輪舞」(砂田 弓弦)
イタリアでも知られているスポーツ写真家、砂田さんの写真集です。イタリア国営テレビRAIのジロの生中継でも彼の名前が挙げられました。
報道戦略が成功し、現在ツール・ド・おフランスの認知度は高いですが、レース中身としても景色としてもジロ・ディタリアが一番!その美しい風景と汗と涙を見せてくれるのがこの本。
自転車を愛する人なら誰でも納得する本です。
また本を紹介します!楽しみにしていてください。

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