2011年6月28日火曜日

チャンピオンの季節


やっと夏が近づいてきています。一年で一番好きな季節です。
そしてツール・ド・おフランスまで4日間!またまた睡眠不足の季節がやってきました。7月いっぱいは灼熱のおフランスから目が離せません。
ところで、先週末世界各地でまた別の戦いが行われました。ナショナルチャンピオンを決めるレースです。
自転車の世界の人気イベントの一つとして「ナショナルチャンピオン」があります。同じ国籍のチクリスタたちを戦わせ、numero uno (ナンバーワン)となった人は一年間ナショナルジャージを着る権利があります。イタリアの場合は緑、白、赤のトリコローレ。普通のジャージと比べてひとまず目立ちます。ワンデーレースですので、スプリンターやクラシックに強い選手は絶対的に有利です。さらに男子プロだけでなく、女子、アンダー23、タイムトライアルなど、様々な種目があります。
このレースはイタリアでは1885年にスタートし、現在、世界各地で行われています。男子プロの場合、今年は2年連続ジョヴァンニ・ヴィスコンティが優勝(通算3回)。過去にチポッリーニ、ベッティーニ、ポッツァートも優勝経験。
10月はまた国家同士で争う世界選手権がありますので、今度は世界ナンバーワンの証であるアルカンシエール(伊語:maglia iridata)のために戦います。
さてさて、今年のチャンピオンたちは誰でしょう。
一部を紹介します。
【ヨーロッパ編】
ベルギー: Philippe Gilbert
デンマーク: Nicki Sorensen
おフランス: Sylvain Chavanel
ドイツ: Robert Wagner
イタリア: Giovanni Visconti
ルッセンブルグ: Frank Schleck
ノルウエー: Alexander Kristoff
ロシア:Pavel Brutt
スロヴァキア: Peter Sagan
スペイン: Jose Joaquin Rojas
スイス:Fabian Cancellara

【アジア編】
イラン: Abbas Saeidi Tanha
ウズベキスタン: Sergey Lagutin
ジャパン:Fumiyuki Beppu
シンガポール: Tim Wilkins
タイ: Seree Ruangsiri

さて、ツール・ド・おフランスに備え、早く寝よう(笑)

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